遊戯王GX 五聖獣に選ばれし者たち(更新停止中)   作:竜羽

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魔女の新たな力

「すっげえぜ!結のやつあんなモンスターを持っていたのかよ!!」

 

「あのカードはめったなことじゃ出さないものだ。相手が同じカードの使い手だったからこそ出したんだろうな」

 

リバイス・スケイル・ドラゴンを見て興奮している十代の言葉にそう返す。

残るは大将のみだが・・・

 

「ごめん。勝てなかった」

 

「気にするな。それよりいいデュエルだったぜ」

 

「ああ。あの更識くん相手にあれだけのデュエルをできるやつを俺はそんなに知らない」

 

「ふふ、そう言ってもらえるとうれしいよ。次はあんたの番だ。気を引き締めなよ」

 

「ああ、いって来るぜ」

 

マリアムが戻り、大将の男がステージに上がり、すでに構えていた結と対峙する。

 

『それでは交流戦もいよいよ大詰めデース。まずは先ほどのデュエルでノース校中堅、マリアム・L・水瀬と激しいデュエルを演じたアカデミア本校中堅更識結―!』

 

「うおおおお!!」

 

「会長!」

 

「頑張ってくださーい!!」

 

『そして、ノース校大将、その名は・・・』

 

大将がその身に纏ったロープを脱ぎ捨てる。するとそこから現れたのは。

 

「な?!」

 

「ええ!?」

 

「・・・ほう」

 

『ノース校大将金・健良(コン・ジェンリャ)デース』

 

クリスマスグランプリで準優勝したライトロード使い、ジェンリャだった。

まさかの人物に本校の生徒たちは騒然とする。

 

「あなたノース校の生徒だったの!?」

 

結がジェンリャに驚きながらもそう問いかけると

 

「いいや。俺はノース校の生徒じゃない」

 

と答えてきた。

 

「へ?じゃあなんでノース校の代表なんてやっているの?」

 

「ノース校にいるのはちょっと旅の途中でたまたまノース校にたどり着いてな。そこでしばらく厄介になっていたんだ。で、丁度アカデミア本校と交流デュエルがあるって聞いたからちょうどいいと送ってもらったんだが、その条件に交流デュエルに出てほしいと言われてな。俺達もアカデミアのデュエリストには興味があったから引き受けたんだ」

 

「へ~。ん?俺達?」

 

「ああ。マリアムも俺と同じでノース校の生徒じゃないぜ。一緒に旅をしている俺のパートナーってところかな」

 

「ジェン・・・。こんなとこで言うなんて~。私もあんたは最高のパートナーだよ~」

 

「・・・」

 

なんだあれは?さっきまで凛々しい感じだったマリアムが顔を赤くして体をくねらせ始めたぞ?

まさか、あの二人・・・。

 

「あ、あのさ、あなたとマリアムって付き合っているの?恋人として」

 

結がストレートにそう問いかけると

 

「おう。よくわかったな」

 

「「「「「えええええええ!!!!」」」」」

 

あっさりとそれに応え、会場のノース校以外のほとんどが驚愕の声をあげた。

しばらくはその混乱が続いた。

 

 

 

 

 

教師たちの尽力により何とか喧騒は納められた。

 

『それではデュエルスタートデース』

 

「「デュエル!」」

 

結:LP300

手札0

CNo.17 リバイス・スケイル・ドラゴン

海皇の竜騎隊

 

ジェンリャ:LP4000

 

「俺のターン。俺は《ソーラー・エクスチェンジ》を発動。手札の《ライトロード・ドラゴン グラゴニス》を捨てて、カードを二枚ドローし、デッキから二枚捨てる」

 

落ちたカード

ライトロード・マジシャン ライラ

ネクロ・ガードナー

 

「《ライトロード・サモナー ルミナス》を召喚!」

 

ライトロード・サモナー ルミナス

ATK:1000

 

やはり、ライトロードか。

 

「ルミナスの効果発動!手札のシャイヤを墓地に送り墓地のライラを蘇らせる」

 

ライトロード・マジシャン ライラ

ATK:1700

 

「《死者蘇生》を発動!墓地のグラゴニスを蘇生させる。墓地にはシャイヤがいるため攻撃力を300ポイントアップさせる」

 

ライトロード・ドラゴン グラゴニス

ATK:2000→2300

 

「カードを一枚伏せて、グラゴニスで竜騎隊に攻撃!」

 

グラゴニスが竜騎隊を踏み潰し、その衝撃が結を襲う。

 

「きゃあああ!」

 

結:LP0

 

『勝者、金健良デース』

 

再び、ノース校の生徒たちから上がる歓声。

 

「ごめんね、カイ君・・・」

 

少し、落ち込みながら戻ってくる結。

 

「気にするな。リバイスだけでも残してくれただけで十分だ」

 

少し、結の頭に手を置き撫でてやる。

結は少し恥ずかしそうに、けれどうれしそうに目を細め、それを受け入れる。

 

しばらくそうした後、俺は結からリバイス・スケイル・ドラゴンを受け取りディスクにセット。

デュエル場に上がる。

 

「・・・」

 

「・・・」

 

『それでは長かった交流戦もいよいよ大詰めデース。ノース校大将、金健良!』

 

「うおおお!!」

 

「頼みます、大将!」

 

『そして、アカデミア本校大将、火渡カイ!』

 

「いっけえ!副会長!!」

 

「アカデミアの炎闇帝の力見せてくれー!」

 

『さあ、このデュエルで勝った方がこの交流戦の勝者デース。悔いの残さないいいデュエルを!』

 

「「デュエル!!」」

 

カイ:LP4000

手札5

CNo.17 リバイス・スケイル・ドラゴン(ORU2)

 

ジェンリャ:LP4000

手札2

ライトロード・サモナー ルミナス

ライトロード・マジシャン ライラ

ライトロード・ドラゴン グラゴニス

伏せ1

 

先のターン、強制的にジェンリャのターンがスキップされたのでエンドフェイズの処理を行わず俺のターンとなった。したがってライトロードたちの効果も処理されなかったのでデッキから墓地へは捨てられていない。

速めにデュエルの流れを掴まなければ。切り札の龍と猛虎を出される前に。

 

「俺のターン。俺は《炎王龍 ヴリトラ》を召喚」

 

炎王龍 ヴリトラ

ATK:1700

 

黒い炎を纏った龍、ヴリトラを少し小さくしたドラゴンが現れる。

炎王神龍のヴリトラを成熟した龍とするならばこいつは成長途中といったところだな。

 

「ヴリトラでルミナスを、リバイス・スケイル・ドラゴンでグラゴニスを攻撃!」

 

リバイス・スケイル・ドラゴンの効果はライフが1000以下にならないと使えないのでそのまま攻撃する。

ヴリトラの火炎球とリバイス・スケイル・ドラゴンのバイス・カオス・ストリームが二体のモンスターに迫るが、

 

「罠カード《攻撃の無力化》。攻撃を無効にしてバトルフェイズを終了させる」

 

発生した渦にかき消される。

 

「カードを二枚伏せてターンエンド。そして、この瞬間、ヴリトラは自身の効果で破壊される」

 

ヴリトラが体を覆っていた黒い炎に飲み込まれて爆発する。

 

「だが、その時相手に800ポイントのダメージを与える」

 

黒い炎に包まれながらもヴリトラはジェンリャに突撃する。

 

「うわ!?」

 

ジェンリャ:LP3200

 

「さらに、「炎王」名のついたモンスターがカードの効果によって破壊された場合、このカードを手札から特殊召喚できる。《炎王龍 アグニ》!」

 

炎王龍 アグニ

ATK:1300

 

カイ:LP4000

手札:2

CNo.17 リバイス・スケイル・ドラゴン(ORU2)

炎王龍 アグニ

伏せ2

 

 

「俺のターン、ドロー!ライラの効果を発動!表示形式を守備表示にして右の伏せカードを破壊する!」

 

ライトロード・マジシャン ライラ

DEF:200

 

「その効果にチェーンして罠カード発動《ソニック・ロード・フュージョン》!

自分の手札・フィールド上から、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地に送り、機械族・闇属性の融合モンスター1体を融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。

俺は手札の《ドラゴン・ウィッチ―ドラゴンの守護者》と《サイバー・ダーク・キール》を融合。《サイバー・ダーク・ウィッチ―闇黒機の導き手―》を融合召喚」

 

サイバー・ダーク・ウィッチ―闇黒機の導き手-

DEF:2500

 

黒い機械でできたシールドを二枚宙に浮かせながら、アーマーを所々身に纏ったフェニスが現れる。

 

『これで、わたしも活躍できますよ』

 

最近、使っていなかったからか張り切っているようだ。

 

「まさか、罠で融合してくるとは。クリスマスグランプリの時も思ったがやっぱり強いな」

 

ジェンリャはかなり驚いたとでもいうふうにつぶやく。

観戦している生徒たちも罠カードでの融合という見たことのない戦術に驚いているようだ。

 

「だが、だからこそ倒し甲斐がある!ライラをリリースして《ライトロード・エンジェル ケルビム》をアドバンス召喚」

 

ライトロード・エンジェル ケルビム

ATK:2300

 

ライトロードの天使。こいつの効果はかなり厄介だ。

 

「ケルビムがライトロードをリリースしてアドバンス召喚に成功した時、自分のデッキからカードを4枚墓地に送り効果を発動する。相手のカードを二枚まで選択し破壊する。俺が破壊するのはサイバー・ダーク・ウィッチとアグニだ!」

 

落ちたカード

裁きの龍

ライトロード・ビースト ウォルフ

ライトロード・ウォリアー ガロス

サイクロン

 

ケルビムの両腕から光弾が放たれ、それがアグニとフェニスに迫る。

入試の時は俺がこいつの効果を使ったが、相手に使われると面倒だ。相手のカード破壊とデッキ圧縮、墓地肥やしができるのだから。

 

「サイバー・ダーク・ウィッチを対象に永続罠カード《安全地帯》を発動。このカードが存在する限り、選択したモンスターは相手の効果の対象には選択されず、戦闘及び効果では破壊されない。ただし、相手への直接攻撃は出来ないがな」

 

アグニは破壊されるがフェニスは無事だ。

 

『ありがとうございます!久しぶりに召喚、しかもパワーアップした姿で出てきたのにすぐに退場かと思いましたが助かりました』

 

はいはい。

 

「流石にそう簡単にはいかないか。さっき墓地へ送られたウォルフを特殊召喚。カードを一枚伏せてターンエンドだ。場にいるルミナスたちの効果で俺は合計9枚を墓地へ送る」

 

デッキからカードを9枚墓地へ送るジェンリャ。もうデッキは半分を切ったな。

 

「お!ついてるぜ。《ライトロード・レイピア》はデッキから墓地へ送られた時自分フィールド上の「ライトロード」に装備できる。俺はウォルフに装備。そして、墓地のライトロードの種類が今の効果で6種類になった。グラゴニスの攻撃力もアップだ」

 

ライトロード・ドラゴン グラゴニス

ATK:3800

 

ライトロード・ビースト ウォルフ

ATK:2800

 

ジェンリャ:LP3200

手札0

ライトロード・ビースト ウォルフ(ライトロード・レイピア装備)

ライトロード・エンジェル ケルビム

ライトロード・マジシャン ライラ(DEF)

ライトロード・ドラゴン グラゴニス

ライトロード・サモナー ルミナス

伏せ1

 

状況的には俺の圧倒的不利だ。

ライトロードはデッキから墓地へカードが送られる特性上、速攻で決めなければならない。故に展開力が高い。

対する俺のサイバー・ダークは墓地にドラゴン族モンスターがいないとその真価は発揮されず、展開力が高いとは言えない。

 

「だが、それを言い訳には出来んな。俺のターン、《サイバー・ダーク・リサイクル》を発動。墓地のキールをデッキに戻し二枚ドロー」

 

カイ:手札2

 

「手札の《炎王神龍 ヴリトラ》を捨ててサイバー・ダーク・ウィッチの効果発動!デッキから「サイバー・ダーク」と名のつくモンスターのカードを1枚選び、手札に加える。俺は《サイバー・ダーク・ホーン》を手札に加え召喚!」

 

サイバー・ダーク・ホーン

ATK:800

 

「ホーンの効果で墓地のレベル3以下のドラゴン、炎王龍 ヴリトラを装備。その攻撃力分攻撃力を上昇させる」

 

サイバー・ダーク・ホーン

ATK:2500

 

「ホーンでライラを攻撃!ホーンは貫通効果を持つ。ダーク・スピア!」

 

ホーンの攻撃にライラは抵抗らしい抵抗をできずに破壊され、衝撃の余波がジェンリャを襲う。

 

「くっ」

 

ジェンリャ:LP900

 

「やるな」

 

「ふん。カードを一枚伏せてターンエンドだ」

 

カイ:LP4000

手札0

サイバー・ダーク・ウィッチ―闇黒機の導き手―(安全地帯対象)

サイバー・ダーク・ホーン(炎王龍 ヴリトラ装備)

伏せ1

 

「俺のターン。魔法カード《壺の中の魔導書》を発動。お互いにデッキからカードを3枚ドローする」

 

カイ:手札3

ジェンリャ:手札3

 

「速攻魔法《非常食》発動。俺の伏せカードを墓地へ送りライフを1000ポイント回復する!」

 

ジェンリャ:LP1900

 

「魔法カード《死者転生》を発動!手札を1枚捨てて墓地のモンスターカード1枚を手札に加える。俺が加えるのは《裁きの龍》。そして、俺の墓地には4種類以上のライトロードがいる。裁きの龍を特殊召喚!」

 

裁きの龍(ジャッジメント・ドラグーン)

ATK:3000

 

「ライフを1000払い、裁きの龍の効果発動!このカード以外のカードをすべて破壊する!」

 

「その効果にチェーンして罠カード発動!《針虫の巣窟》デッキからカードを5枚墓地へ送る」

 

送られたカード

サイバー・ダーク・フェネクス

サイバー・ダーク・キール

サイバー・ダーク・レボリューション!

スキルサクセサー

炎王炎環

 

フィールドが光に包まれ、裁きの龍以外に残ったのは何もない。

 

「裁きの龍でダイレクトアタック!」

 

カイ:LP1000

 

「ターンエンドだ」

 

ジェンリャ:LP900

手札0

裁きの龍

 

俺の3枚の手札の中にモンスターはいない。もしここでモンスターを引かなかったら負けが確定する。

 

「俺のターン、ドロー」

 

モンスターじゃない。だが、

 

「《手札抹殺》を発動!すべての手札を捨て同じ枚数ドローする。・・・《埋葬呪文の宝札》を発動。墓地の三枚の魔法カード、手札抹殺、サイバー・ダーク・レボリューション!、サイバー・ダーク・リサイクルを除外」

 

カイ:手札4

 

この手札なら。

 

「《死者蘇生》を発動!墓地より《サイバー・ダーク・ウィッチ―闇黒機の導き手》を蘇生する」

 

サイバー・ダーク・ウィッチ―闇黒機の導き手

ATK:1500

 

「そして、手札を一枚捨てて効果発動!デッキから《サイバー・ダーク・エッジ》を手札に加え、召喚!」

 

サイバー・ダーク・エッジ

ATK:800

 

「効果によりエッジに墓地のヴリトラを装備。その攻撃力分、攻撃力をアップさせる」

 

サイバー・ダーク・エッジ

ATK:2500

 

「サイバー・ダーク・エッジはプレイヤーにダイレクトアタックができる。ただし、その時攻撃力が半分になるがな」

 

「だが、さっきお前もディスクで確認しただろ?今俺の墓地には除外することで攻撃を無効にする《ネクロ・ガードナー》がある。無駄撃ちになるぜ」

 

「わかっている。速攻魔法《バック・トゥ・ザ・フュージョン》!自分フィールド上の融合モンスター1体をエクストラデッキに戻し、同じ融合素材で召喚できる融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚使いで特殊召喚する。俺は導き手をエクストラデッキに戻し、融合召喚!《サイバー・ダーク・ウィッチ―闇黒機の統べ手―》」

 

導き手と同じく黒い機械アーマーをその身に纏ったフェニスが現れる。

導き手と違うのはその手に持つ機械でできた漆黒の杖だ。

 

『もう一つの私の力、見せてあげます』

 

サイバー・ダーク・ウィッチ―闇黒機の統べ手―

ATK:1800

 

「このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分フィールド上の「サイバー・ダーク」と名のついたモンスターはカードの効果により破壊されず、攻撃力・守備力が500ポイントアップする」

 

サイバー・ダーク・エッジ

ATK:3300

 

サイバー・ダーク・ウィッチ―闇黒機の統べ手―

ATK:2300

 

「そして、最後の手札《オーバーロード・フュージョン》発動!墓地のドラゴン・ウィッチとサイバー・ダーク・ホーンを除外融合!《サイバー・ダーク・ウィッチ―闇黒機の駆り手―》!」

 

先に召喚した二体と同じく機械のアーマーを纏ったフェニス。

ただ、先の二体と違いその手に持つのは攻撃的なランスだ。

 

サイバー・ダーク・ウィッチ―闇黒機の駆り手―

ATK:2000→2500

 

『不思議な感じですね。自分が二人いるというのは』

 

『そうですね』

 

駆り手と統べ手の二人がそう言いあう。

 

「駆り手となったサイバー・ダーク・ウィッチは導き手と統べ手にはない攻撃的な力を持つ。駆り手の効果発動!1ターンに一度、自分フィールド上の闇属性・機械族またはドラゴン族モンスターを1体選択。エンドフェイズ時まで選択したモンスターの攻撃力を0にし、このカードの攻撃力を、エンドフェイズ時までそのモンスターの攻撃力分アップさせる。統べ手の攻撃力を0にし、その攻撃力を自身の攻撃力に加算する!」

 

『受け取ってください。私の力!』

 

『はい!』

 

統べ手のフェニスから力を受け取り、駆り手のフェニスはランスを高く掲げる。

 

サイバー・ダーク・ウィッチ―闇黒機の統べ手―

ATK:2300→500(自身の永続効果で0になった後500ポイントアップ)

 

サイバー・ダーク・ウィッチ―闇黒機の駆り手―

ATK:2500→4800

 

「まさか、融合をここまで使いこなすとは」

 

「エッジでダイレクトアタック!カウンター・バーン!」

 

エッジの翼が巻き起こす風が襲い掛かる。

 

「墓地のネクロ・ガードナーを除外してその攻撃を無効にする」

 

しかし、その攻撃は半透明の戦士に防がれる。

 

「これで、お前を守る術はない。駆り手で裁きの龍に攻撃、スパイラル・ダーク!」

 

フェニスがランスを構え裁きの龍に突撃する。

裁きの龍は光のブレスで迎撃しようとするが、それをものともせず、その中をフェニスは突き進む。

 

そして、そのランスは裁きの龍を貫いた。

 

ジェンリャ:LP0

 

『決着デース。勝者はアカデミア大将カイ!よってこの交流戦の勝者はアカデミア本校代表チームの勝利デース。ジェンリャボーイの怒涛の攻めに対し、カイの華麗な融合の技。二人とも見事デシタ。みなサーン、二人のデュエリストに盛大な拍手を!』

 

本校、ノース校問わず、このデュエルを見ていたすべての人の拍手が響き渡った。

 

「やられたよ。どうやら詰めが甘かったらしい」

 

ジェンリャが俺のところに来てそう言う。

 

「ふん。まだまだ、力を隠しておいてよくいう」

 

「・・・それはお前も同じだろ?」

 

「・・・さあな」

 

 

 

 

 

その後、俺達代表は本校の生徒にもみくちゃにされたりした。十代に至っては胴上げされていたな。

ノース校の三人も生徒たちに「負けてしまいましたが素晴らしいデュエルでした」と言われていた。

そうして、お互いの健闘をたたえ合い、両校の生徒たちが交流を深めるためにフリーデュエルをしたり、歓迎の食事会(バイキング形式)をしたりして、この日を過ごした。

 

そうして、交流戦すべての日程を終えた俺達はノース校の生徒たちを見送るために港に集まった。

しかし、そこで万丈目が本校に残ることを希望。大転寺校長はそれを快く承諾し、市ノ瀬校長も認めた。

ただし、出席日数の関係から、オシリスレッドに所属することになったがな。

 

「あ、市ノ瀬校長俺たちもここに残るから」

 

「ふむ。やはりそうでしたか。まあ、もともとそう言う約束でしたからね。二人とも頑張ってください」

 

なぜかジェンリャとマリアムも残ることになった。

 

「どういうことなの?」

 

結が二人に聞くと、二人ではなく大転寺校長が応えた。

 

「もともと二人はここに新学期と共に編入してくる予定でした。ですが、二人が乗った船が事故に遭い、行方不明になっていたのですよ。私も二人を心配していたのですが、交流戦の打ち合わせで市ノ瀬校長と連絡を取り合った際に二人ともノース校で保護されていたことを知りました。それで交流戦に合わせてきてもらうことになったのです」

 

それに続くように市ノ瀬校長も

 

「二人を送り届けるのは簡単でしたが、二人はノース校の生徒にいろいろ教えてくれたので、すぐに返すのは少し惜しいと思いまして無理を言って残ってもらったのです。世界を修行しながら回っていた二人のデュエルから生徒たちも多くのことを学ぶことが出来ました」

 

と語った。

 

「でも、世界を回って修行していたんでしょ?なんでまたアカデミアに編入しようと思ったの?」

 

「きっかけはあのクリスマスグランプリだな。アカデミアの生徒があんなにすごいデュエルをするんだ。そこに入ってみようと思うのは当然だろ?」

 

「それに私としてはあんた()にリベンジしたかったし、ここにいればいつでもデュエルできるでしょ?」

 

とのことだ。

 

なんにしても、この交流戦からアカデミアはまたにぎやかになった。

 

 

 




これにて交流戦終了。
最後のデュエルはなんかあっさりとしていましたがライトロードだとあんな感じに速攻になりますから、長引かせるのは無理なんですよね。
ジェンリャ専用のライトロードでも考えましょうかね。獣族とか。

次回は古代遺跡探検。
そこで遭遇する怪奇現象と一つの言い伝え。
それらが指し示すものは何なのか。


感想、オリカ待ってまーす。
最近はオリカにベイブレードの聖獣、グリフォリオンやサラマリオン、トライグルなんかを考えているのですがいい効果が浮かばないので、何かあればドシドシ送ってください。ちなみにシンクロやエクシーズではなく効果モンスターですよ。

オリカ紹介

《炎王龍 ヴリトラ》
☆3/炎属性/ドラゴン族/効果モンスター/攻1700/守200
自分フィールド上に表側表示で存在する「炎王」名のついたモンスターがカードの効果によって破壊された場合、このカードを手札から特殊召喚できる。このカードは召喚・特殊召喚されたターンのエンドフェイズに破壊され、相手に800ポイントのダメージを与える。

《炎王龍 アグニ》
☆3/炎属性/ドラゴン族/効果モンスター/攻1300/守200
自分フィールド上に表側表示で存在する「炎王」名のついたモンスターがカードの効果によって破壊された場合、このカードを手札から特殊召喚できる。また、このカードがカードの効果により破壊され墓地に送られた場合、墓地からレベル4以下の「炎王」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。


《ソニック・ロード・フュージョン》
通常罠
自分の手札・フィールド上から、融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地に送り、機械族・闇属性の融合モンスター1体を融合召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
このカードを発動したターン、自分は特殊召喚を行えず、このカードで召喚したモンスターは攻撃できない。


サイバー・ダーク・ウィッチ―闇黒機の導き手-
レベル6/闇属性/魔法使い族/攻撃力1500/守備力2500
融合・効果モンスター
「ドラゴン・ウィッチ―ドラゴンの守護者」+「サイバー・ダーク」と名のついたモンスター1体
このカードは機械族としても扱う。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分フィールド上の闇属性・機械族モンスターは戦闘によって破壊されない。
1ターンに1度、手札を1枚捨てることで、デッキから「サイバー・ダーク」と名のつくモンスターのカードを1枚選び、手札に加えることができる。

//機械のシールドを自分の周りに浮かべているドラゴン・ウィッチ。ぶちゃけISを装備している感じ

バック・トゥ・ザ・フュージョン
速攻魔法
自分フィールド上の融合モンスター1体をエクストラデッキに戻し、同じ融合素材で召喚できる融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚使いで特殊召喚する。


サイバー・ダーク・ウィッチ―闇黒機の統べ手―
レベル6/闇属性/魔法使い族/攻撃力1800/守備力2400
融合・効果モンスター
「ドラゴン・ウィッチ―ドラゴンの守護者」+「サイバー・ダーク」と名のついたモンスター1体
このカードは機械族としても扱う。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分フィールド上の「サイバー・ダーク」と名のついたモンスターはカードの効果により破壊されず、攻撃力・守備力が500ポイントアップする。
このカードがフィールド上を離れる場合、代わりに手札を1枚捨てる事ができる。

//機械でできた杖にアーマーを装備したウィッチ。ぶちゃけISを装備している感じ


サイバー・ダーク・ウィッチ―闇黒機の駆り手―
レベル6/闇属性/魔法使い族/攻撃力2000/守備力1600
融合・効果モンスター
「ドラゴン・ウィッチ―ドラゴンの守護者」+「サイバー・ダーク」と名のついたモンスター1体
このカードは機械族としても扱う。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、自分フィールド上の「サイバー・ダーク」と名のついたモンスターが破壊された時、デッキから破壊されたモンスター以下のレベルを持つ「サイバー・ダーク」と名のついたモンスター1体を手札に加える。
1ターンに一度、自分フィールド上の闇属性・機械族またはドラゴン族モンスターを1体選択する。エンドフェイズ時まで選択したモンスターの攻撃力を0にし、このカードの攻撃力を、エンドフェイズ時までそのモンスターの攻撃力分アップする。

//機械でできたアーマーに槍を携えたドラゴン・ウィッチ。ぶちゃけISを装備している感じ。攻撃名はスパイラル・ダーク


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