ラインハットのヘンリー王子に憑依転生してパパスを救う 作:拓拓
城内が静寂に包まれる頃、俺は自室の窓枠に足をかけていた。
眼下には暗い中庭。高さは二階程度だが、落ちればただでは済まない。
俺はシーツを固く結んで作ったロープを柱に巻き付け、恐る恐る体を外へと投げ出した。
夜風が冷たい。昼間の熱気を帯びた石壁とは対照的に、夜の空気は肺の奥まで凍りつきそうだ。
そろり、そろりとロープを伝い、地面に降り立つ。
土の感触。湿った草の匂い。
城の警備兵の巡回ルートは、日中の「我儘な視察」で把握済みだ。奴らは規則正しいが、その分、死角も多い。
俺は小さな影となって庭を駆け抜け、古い排水路の格子を潜り抜けた。
体が小さいというのは、こういう時には便利だ。錆びついた鉄格子の隙間をするりと抜け、城壁の外へと転がり出る。
そこには、広大な闇が広がっていた。
ゲーム画面のようなBGMはない。あるのは虫の声と、風が草原を撫でる音だけ。
そして、その静寂を破るように、ぬちゃり、という湿った音が聞こえた。
目の前の草むらが揺れる。
月明かりに照らされて浮かび上がったのは、水風船のようなシルエット。
ぷるぷると震える青い身体。つぶらな瞳と、笑っているような口元。
スライムだ。
テレビ画面の向こうでは愛嬌のあるマスコットだった存在が、今、俺の目の前で「敵」として息づいている。
でかい。バランスボールくらいの大きさがある。あんなのに体当たりされたら、7歳の骨なんて簡単に折れてしまうだろう。
「……ふぅーっ」
俺は深く息を吐き、腰に差していた「刃のブーメラン」を抜き放った。
ずしりと重い。切っ先が月光を反射して、ギラリと光る。
怖いか? いや、武者震いだ。
「悪いな。経験値になってもらう」
俺は大きく振りかぶり、全身のバネを使ってブーメランを投げ放った。
──ブンッ!!
風を切り裂く音。
狙いは適当だ。だが、この武器には「軌道を補正する」という魔力が込められているらしい。手から離れた凶器は美しい弧を描き、スライムの側面へと吸い込まれた。
──ザシュッ!
鈍い音と共に、青いゼリー状の身体が弾け飛ぶ。
悲鳴のような音を立てて、スライムが地面に崩れ落ちた。
ブーメランが弧を描いて戻ってくる。俺はそれを、痛む掌で必死に受け止めた。
衝撃が腕に走る。
だが、それ以上の高揚感が全身を駆け巡った。
倒した。
自分の力で、魔物を。
その瞬間、身体の奥底から、熱い何かが湧き上がってくるのを感じた。
力が馴染む感覚。筋肉が、神経が、一つ上の段階へと書き換えられていくような万能感。
ファンファーレは聞こえない。だが、確信がある。
レベルが上がったのだ。
「……これなら、いける」
俺は汗ばんだ手でブーメランを握り直す。
闇の向こうで、また何かが動く気配がした。一匹や二匹じゃない。
上等だ。
俺はニヤリと笑い、再び闇の中へと足を踏み入れた。
夜明けまで、まだ時間はある。
狩りの時間だ。
──ヒュンッ! ザシュッ!
夜の静寂を、風切り音と肉を断つ音が支配する。
俺の放ったブーメランは、闇夜に潜むコウモリの魔物──ドラキーの翼を正確に切り裂き、そのまま弧を描いて背後のいっかくウサギの角をへし折った。
「……ッ、し!」
戻ってきたブーメランを、今度は革手袋(武器屋の親父にオマケさせた)でしっかりと受け止める。
掌への衝撃は、最初の一撃に比べれば随分と軽く感じられた。慣れだけじゃない。明らかに俺自身の肉体が変質している。
視界の端に、ファンファーレが鳴り響く幻聴が聞こえた。
テレレ・レッテッテッテー♪
レベルアップだ。これで今夜何度目だろうか。
最初は重く感じたブーメランが、今では指先の一部のように馴染んでいる。
身体の芯から無限に活力が湧いてくる感覚。息切れは激しいが、筋肉の悲鳴は心地よい熱へと変わっていた。
足元には、数え切れないほどの魔物の死骸……ではなく、光の粒子となって消えゆく痕跡だけが残っている。
ゲームと同じだ。死体処理の手間が省けるのは、隠密行動において最大の利点だな。
「……ふぅ」
大きく息を吐き、俺は空を見上げた。
濃紺だった空の端が、薄っすらと白み始めている。
冷ややかな朝の空気が、火照った頬を優しく撫でた。
「そろそろ、時間切れか」
今のレベルは……体感だが、5か6といったところか。
一晩の成果としては上出来だ。この辺りの魔物はもう相手にならない。ブーメランの一撃で沈む雑魚ばかりだ。
俺は腰のベルトにブーメランを差し込み、伸びをした。
全身がバキバキと音を立てるが、不思議と倦怠感はない。むしろ、もっと動ける、もっと戦えるという全能感が脳を支配している。これがレベルアップの魔力か。
だが、現実は非情だ。
日が昇れば、城の人々が動き出す。特にあの口うるさい教育係や、俺の動向を探る太后の手の者が起き出す前に、ベッドに戻っていなければならない。
7歳の王子が、泥だらけのうえ、魔物の返り血を纏って朝食の席に現れたら、大騒ぎになるだろう。
「帰るか」
俺は来た道を戻り、城壁の裏手へと走った。
行きは恐怖心もあったが、帰りは身体能力の向上も相まって、忍者のように軽やかに進むことができた。
俺の部屋の窓から垂らした、シーツのロープ。あれを登れば、温かいベッドが待っている。
……はずだった。
「…………は?」
城壁の下に辿り着いた俺は、間の抜けた声を漏らして立ち尽くした。
ない。
見上げても、見回しても。
俺が命綱として垂らしておいた、あの白いシーツのロープが、どこにもないのだ。
風で飛ばされた? いや、あれだけ固く結んだんだ、ありえない。
となると、考えられる可能性は一つ。
「……おい、見ろよこれ。上等なシーツだぞ」
「誰だ、こんな所に洗濯物を干したのは。ったく、メイドの管理はどうなってるんだ」
壁の向こう側、中庭の方から男たちの話し声が聞こえた。
ガチャガチャという鎧の音。見回りの兵士だ。
血の気が引いた。
奴らだ。奴らが「落とし物」あるいは「不始末」として、俺のロープを回収してしまったのだ。
「最悪だ……」
俺は頭を抱えた。
どうする? どうやって戻る?
壁の高さは5メートル以上。石積みの隙間に指をかければ登れなくもないが、7歳のリーチでは厳しい。それに、登っている最中に見つかったら「不審者が侵入しようとしている」と弓矢で射抜かれかねない。
正面突破?
「散歩をしていました」と笑顔で正門をくぐるか?
いや、門番は交代制だ。夜明け前に城外から戻ってくる王子なんて、怪しさの塊だ。即座に父王か太后に報告が行くだろう。特に太后に知られたら、「素行不良」を理由に何をされるか分からない。
詰んだか?
いや、諦めるな。俺はこれから世界を救う男だぞ。こんな玄関先でゲームオーバーになってたまるか。
必死に思考を巡らせる。城の構造。人の出入り。
その時、ゴロゴロ……という重い車輪の音が近づいてくるのが聞こえた。
朝霧の向こうから現れたのは、野菜や肉を山積みにした荷車だった。
早朝の食材搬入だ。
「……これだ」
俺は瞬時に判断し、草むらに身を潜めた。
荷車を引いているのは年老いた農夫。護衛の兵士は眠そうにあくびをしている。
チャンスは一瞬。
荷車が城の通用門を通るチェックの際、兵士が農夫に話しかけ、視線が逸れたその時。
俺は地面を蹴った。
音もなく荷車の背後に忍び寄り、積み上げられた麻袋──キャベツだろうか──の隙間に身体を滑り込ませる。
狭い。そして野菜の青臭い匂いが充満している。
だが、今はそれが香水よりも有り難い。
「よし、通れ」
兵士の許可が下り、荷車が再び動き出す。
ゴトン、ゴトンと揺れる振動に合わせて、俺の心臓も早鐘を打った。
通用門をくぐる。石畳の感触が変わる。城内に入った。
だが、まだ安心はできない。
食材は厨房に運ばれる。そこで荷解きされたら一巻の終わりだ。
俺は荷車の隙間から外を覗う。
中庭だ。俺の部屋の真下付近を通るルート……今しかない!
荷車がカーブを曲がり、減速した瞬間。
俺は麻袋の山から転がり落ち、受け身を取って植え込みの影に飛び込んだ。
農夫も兵士も、荷物が一つ減ったことには気づいていない。
「……セーフ」
心臓が口から飛び出そうだった。
魔物との戦いよりもよっぽどスリリングだ。
俺は震える足に力を込め、植え込み伝いに城館の裏口──使用人用の勝手口へと向かった。
鍵はかかっていない。早朝の掃除婦たちが活動を始めているからだ。
誰もいない廊下を、忍び足で駆け抜ける。
階段を駆け上がり、自室の前へ。
幸い、廊下にはまだ誰もいない。
俺は自室の扉をそっと開き、滑り込んだ。
静寂。
主のいないベッドが、俺を待っていた。
全身の力が抜け、その場にへたり込みそうになる。
だが、まだだ。
俺は泥だらけの服を脱ぎ捨て、タンスの奥に隠した。ブーメランも同様だ。
そして新しいパジャマに着替え、ベッドにダイブする。
シーツの冷たさが心地いい。
その直後。
──コンコン。
「ヘンリー王子、お目覚めのお時間でございます」
昨日と同じ、メイドの声。
ギリギリだった。あと1分遅れていたら、俺の部屋がもぬけの殻であることが発覚していた。
俺は荒い呼吸を整え、わざと眠そうな声を作って答える。
「……んあ? うるさいなぁ……あと5分……」
扉が開き、メイドが苦笑しながら入ってくる。
完璧だ。俺はただの、朝に弱い我儘な王子。
誰も、この少年が夜通し魔物を殺戮し、野菜と一緒に密入国してきたなんて思いもしないだろう。
布団の中で、俺は拳を強く握りしめた。
第一夜、クリア。
この調子でいくぞ。
パタン、と重厚な扉が閉まる音がした。
メイドの足音が遠ざかるのを待ち、俺は勢いよく布団を跳ね除けた。
「……さて」
心臓の鼓動はまだ早いが、それは恐怖からではない。興奮だ。
俺はベッドの上であぐらをかき、自分の掌を見つめた。
昨晩、ブーメランを受け止めるたびに刻まれた無数の擦り傷。ジンジンと熱を持っていたはずの痛みが、今は心地よい痺れに変わっている。
レベルが上がった。それは間違いない。
だが、今の俺には「つよさ」を表示するウィンドウもなければ、「じゅもん」を確認するコマンドもない。
あるのは、身体の内側で渦巻く、新しい「何か」の感覚だけだ。
血管の中を血とは違う熱い奔流が駆け巡っている。これが
「試してみるか」
俺は指先を立て、精神を集中させた。
イメージするのは、小さな火種。
ドラクエ5のヘンリーは、魔法使いタイプではないが、いくつかの呪文を覚える。その代表格がこれだ。
「……メラ」
ボッ!
指先に、ライターの火ほどの小さな炎が灯った。
熱い。けれど、火傷するような熱さではない。俺の意思に従って揺らめく、制御されたエネルギーの塊。
「おお……」
思わず声が漏れる。魔法だ。正真正銘、ファンタジーの世界の住人になった証だ。
原作通りなら、ヘンリーはレベルが上がれば「メラ」だけでなく「イオ」などの攻撃呪文を覚える。ここまでは予想通り。
だが、問題はここからだ。
昨晩の戦闘中、俺は奇妙な感覚を覚えていた。
傷ついた身体が癒しを求めるたびに、脳裏に浮かぶ「光のイメージ」。
そして、ブーメランを振るう瞬間に閃いた、剣に炎を纏わせる「技の軌道」。
あれはただの妄想か? それとも……。
俺は掌の擦り傷に視線を落とし、祈るように念じた。
傷を塞げ。痛みを消せ。癒しの光よ、ここに。
「……ホイミ」
言葉にした瞬間、掌が淡い緑色の光に包まれた。
温かい。陽だまりに手をかざしているような、優しい温もり。
光が収束すると同時に、赤く腫れていた擦り傷が、見る見るうちに薄いピンク色の皮膚へと変わっていく。
「……マジか」
俺は呆然と、すっかり綺麗になった掌を握り返した。
ホイミ。回復呪文の基本にして、冒険の生命線。
だが待て。原作のヘンリーは、絶対にホイミを覚えないはずだ。
彼は攻撃と補助がメインの魔法戦士タイプで、回復は主人公やスライムナイトの役目だった。
それが使える。
この事実は、俺の生存戦略を根本から覆す。
薬草の数に怯えることなく、MPが続く限り戦い続けられるということだ。単独での長期遠征が可能になる。サンタローズまでの強行軍も、夢物語ではなくなる。
さらに、だ。
俺はベッドから降り、部屋の隅に隠していたブーメランを手に取った。
素振りをするわけにはいかないが、構えを取るだけで「それ」は脳内で再生された。
刃にメラの熱量を乗せ、敵を焼き切る一撃。
──火炎斬り。
これも本来、ヘンリーの習得技リストにはない。
どういうことだ?
転生特典? それとも、この世界はゲームのデータ通りではなく、努力や才能次第で技を習得できるリアルな法則で動いているのか?
理由は分からない。だが、一つだけ確かなことがある。
今の俺は、原作のヘンリーよりも強い。
そして、もっと強くなれる可能性がある。
「……ふっ、ははっ」
自然と笑みがこぼれた。
絶望的な未来に対する、ささやかな希望の光。
回復手段と、物理攻撃への属性付与。
これがあれば、格上の魔物相手でも立ち回れる。メタルスライムだって、毒針に頼らずとも火炎斬りで削れるかもしれない。
「面白くなってきたじゃないか」
俺はブーメランを隠し場所に戻し、鏡の前の自分に向かってニヤリと笑いかけた。
生意気な王子の顔が、今は頼もしい相棒のように見える。
その時、廊下からバタバタという慌ただしい足音が近づいてきた。
使用人ではない。もっと軽やかで、遠慮のない足音。
「兄上ーっ! あーそーぼー!」
ドカン! と扉が開かれる。
ノックもしない無遠慮な侵入者。
そこに立っていたのは、少し小柄な少年だった。
デール。俺の異母弟。
そして将来、俺の代わりにラインハットの王となり、偽太后の傀儡として苦しむことになる少年。
無邪気な笑顔が、俺の胸に突き刺さる。
今の俺にとって、彼は守るべき家族であると同時に、最も警戒すべき「弱点」でもあった。
「兄上、これ! 厨房のおばちゃんにお願いして、焼いてもらったんだ!」
デールが小さな手で差し出してきたのは、銀の皿に盛られた焼き菓子だった。
不格好な形のクッキー。焦げ目もまばらだが、バターと蜂蜜の甘い香りが鼻腔をくすぐる。
デールの指先には、小さな絆創膏が貼られていた。おそらく、自分も手伝おうとして火傷でもしたのだろう。
「一緒に食べようよ。兄上、ずっとお部屋にこもってるって聞いたから……」
不安げに揺れる瞳。
昨晩の戦闘で空腹の極みにある胃袋が、情けなく鳴りそうになる。
そのクッキーを受け取り、頭を撫でて、「ありがとう」と言う。
たったそれだけのことが、今の俺には許されない。
俺が優しくすれば、デールは俺に依存する。
俺たち兄弟の仲が良ければ良いほど、太后はそれを危険視し、引き裂こうとするだろう。
最悪の場合、俺への人質としてデールが利用される未来すらあり得る。
遠ざけなければならない。
俺が「どうしようもないクズ兄貴」であればあるほど、デールは安全圏にいられるのだ。
「……臭いな」
俺は鼻をつまみ、わざとらしいほど嫌悪感を露わにした。
「え……?」
「甘ったるい匂いだ。吐き気がする。そんな餌、豚にでも食わせておけ」
「え、さ……?」
デールの顔から、さぁっと血の気が引いていく。
皿を持つ手が小刻みに震え始める。
心が痛む。叫び出したいほどの罪悪感が、胸を万力で締め付けるようだ。
ごめん、デール。
本当はお前が大好きだ。お前のその屈託のない笑顔に、前世の記憶も含めてどれだけ救われたか分からない。
でも、だからこそ。
今は傷ついてくれ。俺を憎んでくれ。
「聞こえないのか? 出ていけと言ったんだ!」
俺は手近にあった読みかけの厚い本を掴むと、デールの足元へ力任せに投げつけた。
──バシンッ!!
乾いた音が響き、本が床を滑る。
デールがビクリと肩を跳ね上げ、小さく悲鳴を上げた。
「う……うぅ……っ」
大きな瞳に涙が溜まり、決壊する。
「うわぁぁぁぁん! 兄上のバカぁぁ!!」
デールはクッキーの皿を取り落とし、泣きじゃくりながら廊下へと走り去っていった。
ガシャン、と銀の皿が床にぶつかり、不格好なクッキーが無惨に散らばる。
静寂が戻った部屋に、遠ざかる弟の泣き声だけが残響していた。
「……クソッ」
俺はその場に膝から崩れ落ちた。
奥歯を噛み締めすぎて、顎が痛い。
視線の先には、砕けたクッキーと、デールの涙の跡。
俺は震える手で、床に落ちたクッキーの欠片を一つ拾い上げた。
埃がついているかもしれない。だが、そんなことはどうでもよかった。
口に放り込む。
……甘い。
砂糖の甘さと、少しの焦げ臭さ。そして、隠し味に入れたのだろうか、わずかに塩気が混じっていた。
一生懸命作った味がした。
「美味いじゃねぇか……バカ野郎」
喉の奥が熱くなり、視界が滲む。
だが、俺は涙を流さなかった。
泣く資格なんてない。俺は自分で選んで、弟を傷つけたのだから。
口の中の甘さを噛み締めながら、俺は再び立ち上がった。
この痛みも、罪悪感も、すべて力に変える。
強くなるんだ。
誰にも何も奪わせないくらい、圧倒的に。
たとえ世界中の誰に嫌われようとも、デールとお前たちが笑って暮らせる未来を、俺がこの手で切り拓く。
俺はクッキーを飲み下すと、再び鏡の前に立った。
そこにはもう、甘えも迷いもない、修羅の目をした少年が立っていた。
修行再開だ。
まずはMPの最大値を把握する。そして、「ホイミ」と「火炎斬り」の発動速度を極限まで縮める。
孤独な部屋で、俺の戦いは続いていく。