転生オリ主と元棒人間による透き通る青春(?)物語   作:クロネコ@ホシノ推し

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投稿が遅れてしまい申し訳ありません…。リアルの事情が色々重なってしまったもので…。


34話 ミレニアムプライス

「いよいよ始まったね…」

 

「これで受賞すればいいけど…もし、入らなかったら…」

 

「く、暗いこと考えても仕方ないよ!もしそうなったら先生が何とかしてくれるから!」

 

"うん、もしそうなったとしても私がどうにかするよ!".

 

あれからモモイ達はヘンリーとアリスからの言葉に感化され、『テイルズ・オブ・クロニクル2』の制作に入り、ミレニアムプライスへの参加受付の数秒前に転送することができた。

 

その3日後にミレニアムプライスが始まり、ユメと先生、ゲーム開発部のメンバーはその中継をテレビで見ていた。

 

『それではさっそく7位から受賞作品を発表します!…受賞作品は…エンジニア部、ウタハさんの光学迷彩下着セットです!』

 

「それって意味あるのかなぁ…」

 

"戦闘には使えなさそうだね…"

 

「…あれ?そういえばヘンリーさんとレイさんがいないけど、先生たち知ってる?」

 

「さっきゲイブさんに呼ばれてたけど…それから戻ってきてないね」

 

「中継は見てると思うから大丈夫だよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから受賞作品が発表されていったがTSC2の名前が上がってこなかった…。

 

「…受賞されないね」

 

「もう…終わりなのかな」

 

「ま、待ってよ!まだ発表される作品は残ってるんだから!」

 

葬式ムードになっているミドリとユズ。今にもディスプレイを撃ちそうなモモイを抑えるユメ。現状をあまり理解できていないアリス。可能性があるとはいえ限りなく低い事の為、こうなるのは仕方ないだろう…。

 

『続いて3位の発表です!3位は…ゲーム開発部の『テイルズ・オブ・クロニクル2』です!

 

「…」

 

 

「え?」

 

 

「えっと…聞き間違いじゃなければ今、名前出たよね?」

 

「…うん。ネットの方も見たけどちゃんと3位にランクインしてるよ」

 

「コメントもすごい…!前よりも好評なコメントが多いよ!」

 

「じゃあ…本当に!」

 

 

「「「「やったぁぁぁぁぁ!!!」」」」

 

 

「…??…えっと…?」

 

「アリスちゃん!私達ミレニアムプライスで受賞したんだよ!この場所も私達の部室のままだよ!」

 

「えっと…つ、つまり…アリスはこれからも…みんなと一緒にいて、いいのですか…?」

 

「うんっ!」

 

「これからも、宜しくね…!」

 

「…私も…私も、嬉しいです…!」

 

「アリスちゃんっ!」

 

「私達…!」

 

「これからもずっと、一緒だよ!」

 

「…はい!これからも、宜しくお願いします!」

 

ゲーム開発部の4人は涙を流し、笑いながら抱きしめあっていた…。

 

"受賞できてよかったね…"

 

「そうですね…。うぅ…私も泣けてきちゃった…」

 

『いよいよ1位の発表です!待望の1位は…エンジニア部顧問の…スラスター付き防弾ベストです!

 

「…これが1位?」

 

「普通の防弾ベストっぽいけど…」

 

ミレニアムプライスの中継はまだ続いており、1位の受賞作品が発表されていた…。

 

『この作品については別の中継から説明があるようです!それではこちらをどうぞ!』

 

コトリがそう言うと映像が切り替わる…。映し出された場所は廃墟であり、そこには先生達が見た事のある人影が映っていた。

 

「あれって…レイ君…?それにヘンリーさん達もいる…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【廃墟】

 

「俺達はなんで呼ばれたんだ…?」

 

「分かんないです…」

 

「ゲイブ、どういう理由であたし達を呼んだんだ?」

 

廃墟にはヘンリー、レイ、美甘ネルが集まっており、3人の目の前には恐らく呼んだ本人であろう、ゲイブがカメラを持って立っていた。

 

「私がミレニアムプライスに出品した『スラスター付き防弾ベスト』の効果を証明するために実戦でやろうと思ってね」

 

「実戦?誰と誰がやるんだ?」

 

「それはもちろんレイ君とネルちゃんだよ!」

 

「はぁ!?」

 

「その呼び方はやめろ!!第一なんでこいつなんだ?」

 

「レイ君がこの防弾ベストのテストをした子だからね。それにね、ネル…白い悪魔と戦ったなら今度はアビドスの英雄さんとも戦ってみたいだろう?」

 

「…そういうことかよ。ならあんたの提案に乗ってやるよ!」

 

「ちょっと待てぇ!!俺の選択肢は!?」

 

「ネルが了承したから君に選ぶ権利はもうないよ?さぁ早く戦ってくれたまえ!はやく実戦で見てみたいのさ!」

 

「なんでだよぉぉ!!!」

 

「…俺はなんで呼ばれたんだ?」

 

「うーん…なんとなく…かな?」

 

「なんとなくで呼ばれたのか俺は…?」

 

「そんなことはどうだっていい!早くやるぞ!あたしは今めっちゃワクワクしてるからな!手加減はできねぇと思いな!」

 

 

「あんたら一体、なんなんだぁぁぁぁ!!!」

 

 

レイの叫びと同時に戦闘が始まる…。なおヘンリーとゲイブは少し離れた所で見ており、ベストの効果を確かめている。

 

ネルは思う存分暴れることができるせいかその顔には笑みを浮かべているが、逆にレイに至っては「ふざけるなよ!?」と言いたそうな顔をしていた…。

 

 




さて…レイ君の明日は何処へ…。

次回でパヴァーヌ1章は終了する予定です!頑張って描ききらないと…!
その次に描く幕間についてでアンケートを取っているのでよかったら回答していただけるとありがたいです…!

それではまた次回!

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