転生オリ主と元棒人間による透き通る青春(?)物語 作:クロネコ@ホシノ推し
投稿ペース上げていくぞい!
36話 報連相は大事
「エデン条約というのは簡単に言えば「今まで仲悪かったけど仲良くしよう」という約束なんだ」
"…"
「トリニティとゲヘナは長年確執に近い敵対関係、犬猿の仲とも言えるね」
"…"
「いやぁ…どうして仲良くできないのか私には理解できないね…」
"…えっと"
「連邦生徒会長が失踪した瞬間、この条約は何の意味も持たなくなってしまったんだ。おかしい話だろう?」
"いや…あの…"
「…何か言いたいことがあるみたいだね先生?なんでも言ってみるといいよ」
"じゃあ遠慮なく…"
"ゲームしながら言われてもなんの説得力もないんだけど"
そう、セイアは一体誰から借りたのか、リ〇グフィットアドベンチャーをプレイしながら話していたのである。
「あぁこれかい?リバビリも兼ねてやっているのさ。アビドスの英雄…荒雲レイに貸してもらったものでね」
"レイかぁ…"
「まぁ私の事はいいだろう」
「これから先生達には似つかわしくない出来事があるかもしれない」
「だが…レイやヘンリー…先生達がいればそんな困難もきっと乗り越えられるだろう」
「私はその結末をここで見届けさせてもらおう」
◆
「行きたくねぇ…」
「なんでヘンリーさんはそんなにトリニティを毛嫌いしてるんですか…?」
「トリニティは腹黒い事で有名だからな。俺がトリニティについて説明したらこうなった」
"き…きっといい生徒だって!"
「どうだか。先生の事を道具のように使い潰すやつとかいるんじゃないか?」
"流石にないと思いたいなぁ…"
先生がトリニティからの要請を受け、俺達はヘンリーさんが準備してくれたジープでトリニティ総合学園に向かっていた。先生とユメは通常運転だが、トリカスについて説明されたヘンリーはかなり警戒していた…。*1
「(さて、エデン条約編だけど…とりあえずセイアが生きてる事は黙った方が良さそうだよな…)」
『…』
◆
「こんにちは、先生、ユメさん。こうしてお会いするのは初めまして、ですね」
「そして、『アビドスの英雄』と『ブラックマーケットの白い悪魔』とも会えるなんて光栄です」ニコッ
「私はティーパーティーのホスト、桐藤ナギサと申します。こちらは同じくティーパーティーのメンバー、聖園ミカさんです」
「へー!これが噂に聞いた先生達なんだね!あんまり私達と変わらない感じがするけど…。私は結構いいと思うよ!ナギちゃん的にはどう?」
ナギサが2人の自己紹介をした後、ミカが俺達を見て感想を言ってくる。
「…ミカさん、初対面でそういう話はあまり礼儀がなっていません。愛が溢れるのは結構ですが、時と場所は選びましょう」
「うぅ…まぁ確かに…。でもね?」
「!?」
「…へぇ」
ミカがそう言うと俺とヘンリーさんの方を向いて軽く殺気を飛ばしてくる。俺達何かしたか…?
「そこにいる2人のいるG.C社…だっけ?なんかゲヘナと仲良くしてるみたいじゃん。とてもじゃないけどあんなのと仲良くしてる人となんて話せないね」
「ミカさ…」
「ほぉ…?とても生徒会のメンバーとは思えないほど礼儀が悪いな?レイから聞いたがまじで性格が終わってるな」
「ちょ、ちょっとヘンリーさん!?」
「やっぱり白い悪魔って言われてる辺り口が悪いんだね?ちゃんと親から礼儀とか学んだのかな?」
「それを言うならお前もだろ?そういえばどこから聞いたが…その華奢な見た目からは想像もできない怪力持ってることから…」
「トリニティピンクゴリラって呼ばれてるみたいだな?」*2
「殺すじゃんね☆」
「ミカさん!気持ちは分かりますが落ち着いてください!」
「待て待て待て!?2人共ここで戦うなよ!?」
「ヘンリーさんストップです!ストップ!」
"と、とりあえず宥めよう!"
ミカとヘンリーの口論により1発即発になりかけ、俺達はどうにか宥めるために動く事にした…。
◆
どうにか2人を落ち着かせることができ、話の続きに戻すことができた。
「…失礼しました。トリニティの外の方が、このティーパーティーの場に招待されたのは先生達が初めてです」
「普段は、トリニティの一般の生徒たちも簡単には招待されない席でして…」
「回りくどい事はいいから本題行かないか?このまま話してもミカとヘンリーさんがまた騒ぎ起こす可能性あるし」
「流石に2回目はやらないよ!この人が喧嘩売らなきゃね!」
「ブーメラン刺さってんぞ?」
「チッ」
「(ひぃん!舌打ちしたよこの子!?)」
俺がナギサに本題に早く入るように言うと、またミカとヘンリーさんが口論になりかける…。なんだろう似た者同士な気がするなぁ…。
「確かに…そうなる前に話しましょうか。補習授業部の、顧問になっていただけませんか?」
"補習授業部…?"
「はい。つまり、落第の危機に陥っている生徒達を救っていただきたいのです。「部」という形ではありますが、今回は顧問というより「担任の先生」と言った方が良いかもしれないですね」
「トリニティって確か文武両道を心がけてる学校じゃなかったかな…?ホシノちゃんから聞いたけど…」
「ユメさんの言う通りです。タイミング悪くこの時期に4名もいらっしゃいまして…」
「つまりそのバカ共の面倒を先生に見てもらいたいってことか?」
"バカは流石に言い過ぎだと思うけどなぁ…"
「言い方は悪いけど、間違っていないね。今は「エデン条約」の件でバタバタしてるから手が回らなくて」
「そこでシャーレの先生やシャーレ所属の皆さんに頼みたいのです」
"いいよ!"
「私も手伝うよ〜!レイ君達もやるよね!」
「教えるのは無理だから護衛としてなら…かな」
「同じく、俺が人に教えるなんて柄じゃないしな」
ナギサ達の頼みを先生が二つ返事で答え、ユメも快く受ける。俺も手伝いたいけど、勉強は苦手だしなぁ…。ヘンリーさんは…論外。
「ありがとー!先生っ!」
"そういえば気になったけど、ティーパーティーのもう1人の生徒会長は?"
「…」
「それは…」
先生がティーパーティーのもう1人の生徒会長について聞くと、2人の空気が一気に変わる。
「セイアちゃんは今、トリニティにいないの。入院中で…」
「(セイアが全然元気なのは言わない方がいいよな…言ったらまずいことになるし…『…レイ様』…ん?」
俺がセイアの事を話そうか悩んでいると、デバイスからハクが話しかけてくる。どうしたんだ…?
「ハク…?なんかあったのか?」
『えっと…話す話さないについて考えるのは構わないのですが…』
「うん」
『ヘンリー様に勝手に話さないよう、お伝えしましたか…?』
「あっ」
「何でセイアが入院中なんだ?あいつ普通に遊んでたはずだろ?」
「…え?」
「いやいや…そんな嘘には騙されないよ?」
ヘンリーがセイアが生きている事を話すと、ナギサは戸惑い、ミカは疑っている…。2人とも信じてはいないみたいだな…。
「嘘じゃないぞ?この前セイアのセーフハウスに行ってきたし、そこにいるレイも知ってるぞ?」
「そうなの?レイ君?」
なんで追い討ちかけてるんですかぁ…!こうなるなら事前に情報共有しとくべきだった…。よりにもよって…。
あの人、最悪のタイミングでセイアが生きてるって言う重要なカミングアウトをしやがった…!
レイ君は苦労人ですねぇ…(他人事)
そしてミカとヘンリーは相性最悪…この先、どうなっちゃうんだぁ〜!?
それではまた次回!
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はよ本編描けぇ!
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