いつか出すかも知れないですね。
あと誤字脱字はご愛嬌。
もう、何日目だろうか。
知人から『幻想郷』なる場所があると聞き研究を始めたはいいが結界が貼られている。
普通の結界なら5秒、長くても2〜3分もあれば結界なんて破れるが、8日経った今でも結界には綻び一つ見えない。
結界を破る方法はいくつかあるが、物理でブチ破る方が1番楽だしストレス発散にもなる。
しかし『結界をブチ破ることはするな。』とかお偉いさんはほざく。
「はぁ...こんな話乗るんじゃなかった、レポートに一文字も書けやしない。」
今日も進展ナシか。
寝よう、さすがに2日連続の徹夜は身体に応える。
第一幻想郷に到達できたとしても徹夜のせいで倒れて死んだら話にならないんだ。
...眠気が。
◯
『...が近g......iを破壊しようとしていr...』
...うるさい。
徹夜明けでこちとら眠いんだよ、つか眠気吹っ飛んできたじゃねぇかクソが。
「目が覚めたかしら?」
...誰?
いや、後ろにいる狐耳の子...は多分見たことある。気のせいだろうけど。
「唐突なお願いになるのだけど、貴女に幻想郷の研究をお願いしたいの。」
「紫様がそうおっしゃるのだ、断るなんて考えていないだろうな?」
金髪に大きなリボン付きの特徴的な帽子を被った少女は紫という名前なのか。
てか今『幻想郷』って言いましたよね?
「貴女には幻想郷の人物、特に人間以外を研究してほしいの。やってくれるかしら?」
やります。
この現実から離れられるなら喜んで。
「そう、なら気が変わらない内にすぐ送って差し上げないと♪」
◯
目が覚めた。
どうやら幻想郷に到達したようではある。
顔以外の視覚的に見える情報は何ら変わっちゃいない。
白衣、長い白髪、黒のインナーTシャツに濃紺のスカート、後は黒いストッキングとニーハイブーツ。あと貧ny
変わっていない。
外見に関しては幻想郷に入る前と後では変わらずと断定していいだろう。
そして幻想郷への到達方法。
恐らくはあの紫という少女から幻想郷へ行くことへの打診を了承することが条件。
これだけが分かったとしても十分。
「ようやくレポートが書けそうかな。」
そんなことを言いながら散策をしているが人の気配も何もない。
え?幻想郷の『人物』を研究して欲しいとか言って人いないってさては騙しました?
許すまじ。
「というか夜じゃないか。館みたいなのありません?ここ。あったら泊めte...」
これが言霊ってやつですか。
あったよ、館。西洋風の、いかにも吸血鬼が根城にしてそうなヤツが。
今晩はここに泊めさせていただこう。
主人公の研究者の名前は『稲魂 星月』(いなだま せづき)と言います。