ジェンティルドンナのにぃに概念 作:おっき!!!
みんなは何があるかな?是非教えて欲しいです。
魔虚羅見てふと思いつきました。続くかどうかは分かりませんか、ヴィルシーナにものすんごい重い感情を抱いて貰いたくて書きました。
設定とか全然定まってないし、正直呪術廻戦は漫画読んでないしアニメも見てないにわかなので分からないことだらけですが、頭を空っぽにしてご覧下さい。
話は本編的な何かのやつと繋がってますが、あくまでもこちらは呪術師がいる世界線となっています。本編にはいません。
誤字脱字感想いつまありがとうございます。
そろそろゴールデンウィークに向けて仕事がクソ忙しくなるので更新停滞しますが、今少しお待ちください。
ドンナ「来なさい、魔虚羅」にぃに「!?!?」
その日は突然であった。衝撃的、という意味では多分今後の人生ではこれ以上のものは無いだろう激震が来た。
「━━━━━布瑠部由良由良」
両手を突き出して、中腰に構えるジェンティル。凛々しい顔立ちから玉のような汗が零れ落ちており、その必死さと集中力にこちらも身が引き締まる思いだ。
ジェンティルが見せたいものがあると言うので、ジェンティルの実家に休日にお邪魔し今に至る。中庭にお呼ばれした俺は、珍しくジェンティルらしくないラフな格好を見て思わず驚いてしまった。そんな芋っぽいジャージ、ジェンティルでも着るんだ……。
何かの呪文のような言葉を唱えた瞬間。空気が震えた。
ジェンティルの影がモゾりと波打ち、次第に円形に広がっていく。影が広がるにつれて、空気が重くなっていく。
張り詰めた雰囲気は、まさにレース前のパドックのウマ娘達を彷彿とさせる。しかし、この雰囲気は重賞、GIレース前よりももっと張り詰めた鉛のような重さを感じる。
一体何なのだ。既に超常現象の片鱗をジェンティルから見えるのに、これを超える何かが起こるのか。
瞬間、ジェンティルの影から白く太い巨大な腕が飛び出してきた。ジェンティルの背後に立つように影の中から現れた
頭の上にある巨大な方陣。背中に生える羽や、全身真っ白でとても人間とは思えない強靭な肉体美。腰に布を巻いただけの異様な
「━━━━━八握剣異戒神将魔虚羅」
俺は思わず口に出してしまった。
「━━━━━なんでやねん」
「━━━━━えっとね。まずね、いや。まずというかなんというか……」
何を最初に聞くのが正解なのだろうか?いや多分正解なんてないだろう。
俺はジェンティルから渡された眼鏡越しに、ジェンティルが召喚したであろう真っ白な怪物を見る。眼鏡を外してみると、怪物の姿は無い。本当に、
ジェンティルが出した
えっと、なんだろう。この真っ白な人、人?人なのかこれ?人型のなにかだろ。何処からその刃渡り長すぎブレード出したんだよ。触っただけで命取られるって分かる雰囲気してる。
俺はジェンティルにこんな能力?力?スキル?がある事を知らなかった。初耳初見初聞きである。
かなり動揺が隠せない。まず殺意マシマシに俺を睨んでくるソイツをどうにかして欲しいんだが。
「━━━━━魔虚羅、彼は敵ではありませんわ。楽にして」
ジェンティルの言葉に魔虚羅?は刃を仕舞い、後ろに控えるように棒立ちに立ち方を変える。……敵ってなんぞや。
「お兄様、驚いたでしょう?」
してやったりと言った表情。してやられました。初見じゃ驚くわこんなの。いや初見じゃなくても驚くよ多分。
「……えっと、まじ何から聞けば……。まず、その白い人?は何?」
「
「……
聞きたいことが増えてしまった。人差し指で後ろの白い奴を指さしたら指す指を増やさなければならなくなった。
「私の
「……調伏?もしかして戦ったりしたってこと?」
「その通りでしてよ」
この筋骨隆々な化け物相手に?ステゴロ?正気?
思わずジェンティルを穴が開くぐらい見つめてしまった。ウマ娘なら走って白黒つけろよ。
「…えっと、じゃあ。さっき言ってた術式ってのは?」
「生まれながらにして持つ能力みたいなものですわ。持って生まれるもの、持たずに生まれるもの。だいたい後天的に発現はしないので、この2パターンに分けられますわ。呪力を使って術式は発動させますの」
「じゃあその呪力ってのは?」
「大雑把にいえば負の感情をエネルギーに媒介したものですわ。怒り、悲しみ、そういった負の感情を抱けば抱く程、呪力というものは増えていきます」
「……で、そのジェンティルの
「そうですわ。詳しい事を話すと、日が落ちて次の日になってしまいますもの。お兄様との大切な時間をそんな話だけで終わらせたくありませんわ」
俺としてはものすっごいその話が大切になりつつあるんですけど。
なるほど。だいたい分かったけど、だいたいわからん。
非現実的過ぎて頭が追い付かない。そんな漫画とか小説みたいな設定を言われても、それを現実として捉えることはなかなか難しい。現に今俺の頭の中はしっちゃかめっちゃかになっている。
そんな俺の姿を見て、ジェンティルはクスリと笑みを零した。
「状況を整理するだけでもかなり頭を悩ませていますわね。あまり深く考えなくても宜しくてよ?」
「……しかしだね。ジェンティルからそう聞いてしまったら、ジェンティルに関する事だからしっかり把握しておかなきゃならないだろ?」
そもそもなんなのだろうか。ジェンティルは何故俺にそれを見せたのか。その理由が気になる。
ジェンティルと過ごして既に10年以上は経つ。しかしジェンティルがこんな力を有しているなんて見たことも無いし聞いたこともなかった。ご両親からも聞いてないし、この力は言ってしまえば秘匿すべきものなのではないだろうか。それを何故今更俺に見せたのか。
「で、俺にソイツを見せた理由は?把握したいとはいえ、ジェンティルにそんな力があるなんて知らなかったわけで、今更見せたってことは何か目的があるんでしょ?」
「……ええ。流石お兄様。全てお察しですわね」
「全てでは無いけどね」
「謙遜なさらないで。お兄様と私は一心同体。故に、これから起こることもお兄様にとっては
「……急に穏やかじゃなくなったね」
いやソイツ見た時から穏やかでは無かったが。優雅な微笑みが、いつの間にか真剣な眼差しに変わっている。ジェンティルがそこまで表情を引き締めるほど重要な何かがあるのだろう。
「昨年からです。
「……は?」
今、ジェンティルはなんと言った?聞き慣れない単語の中に、穏やか所か心の底から燻る異様な言葉を聞いた気がする。
殺害依頼。誰の。ジェンティルの。誰が。呪詛師。
頭を殴られたような衝撃だ。何を言っているんだこの子は。現実的に考えて、重要な人物でも無い限り、そんな小説じみた話なんて出てこないだろう。
いや、ちょっと待って欲しい。
「……実際、誰かが命を狙ってきたってこと?」
「ええ。既に何度か返り討ちにしましたが」
「何故命を狙われる?ジェンティルのご実家は確かに影響力は強いだろうけど、命を狙われるほどの事なの?」
「実家も家系的には
「その呪術師とか呪詛師って何?」
「この国には呪術師を束ねる組織があります。その組織に所属している呪力を操る事が出来る人を呪術師。反対に、呪力を扱えながらも、組織に加入していない人を呪詛師と大まかに分けていますわ」
「ジェンティルもその組織に入ってるってこと?」
「ええ。私の術式が術式だけに、術式が発現した瞬間から呪術師として名を連ねております」
「じゃあジェンティルが狙われる理由は呪術師だから、って訳じゃないんだよね?呪術師が何人いるか知らないけど、全員が全員そうやって誰かから命を狙われるようなことにはならないでしょ?」
ジェンティルが呪術師だから命を狙われているとは考えにくい。命が狙われるということは、ジェンティルが脅威であると認識されているから。ジェンティルにはその何かがある。それは何か。
「……という事は、ジェンティルの術式って奴が原因?」
「流石お兄様。その通りでしてよ」
心底嬉しそうに微笑むジェンティル。今日は初めてこの表情を見た。それだけ緊迫しているからか、単に衝撃が強すぎてジェンティルの表情を忘れていただけか。
どちらにしろ、ジェンティルの狙われている要因はわかった。
「……まあ、そんな強そうな奴がいたら誰だって脅威に感じる……のか?」
「私の術式は少々厄介でして。この術式は
「……呪術師の世界ってそういうお家柄を立てるってことに執着してるんだ」
「ええ。お陰で、何度外部から縁談話が入ってきた事か」
「え、縁談っ!?ちょっと待ってどういう事!?」
その言葉は俺の心を更に乱すぞ!!ジェンティルが知らない誰かのお嫁さんにっ!?認めないっ、俺は断じて認めないぞ!!
「……ふふっ、心配しなくとも、縁談は全て断っております。それに私は、添い遂げるとしたら、お兄様だけど心に決めておりますから」
「……うっ、あ、ありがとう。真正面からそんな小っ恥ずかしいこと言われると照れるな……」
俺を窘めるように肩を寄せて垂れかかってくるジェンティル。俺はジェンティルの体に触れて初めて気がついた。ジェンティルの体が震えている事に。
本人はあっけらかんとしているが、命を狙われているという事はかなりの恐怖なのだろう。毎日のように向けられる殺意の波動。気が気じゃないのは当然か。言葉だけでの誹謗中傷では無く、なんの躊躇いもなく相手はジェンティルの命を奪うつもりできているのだろう。女の子にとって、いや誰にでもこういう殺伐とした雰囲気を味わってこなかった一般人からすれば、恐怖して当然だろう。
「……ごめんな、ジェンティル。そんな大事になってるなんて、俺は知らなかった」
「気にしないでくださいまし。持って生まれてしまった性というものですわ。今は、お兄様に実害が無かったことが本当に何よりの救いです。もしお兄様に何かあったらと思うと、私………その者に何をするか分かりませんわ……」
「ありがとうジェンティル。その気持ちだけで十分だよ。俺も今日から色々なことに気をつけていくから、心配しないで」
昨年からと言っていたが、ジェンティルが未だ無事なのは後ろに控えてるソイツがかなり貢献しているのだろう。という事は、考えうる事とすれば接触のアプローチを変えてくる可能性があるということか。
ドラマでも映画でも、狙う対象の牙城を崩すのならばまずは外堀から。ジェンティル本人には手も足も出ない。ならば、俺のような周りにいる誰かを人質として利用すればジェンティルは為す術も無くなってしまう。ジェンティルは情に熱い。特に俺や家族にはその傾向が強い。
そうなってしまえば最後、ジェンティルは相手の要求に答えるしか選択肢を取れない。俺も、こんな話を聞かされては他人事では完全に居られなくなった。
「しかし、お兄様に力がないのも事実。故に、私の
「え、それって貸出OKなの!?」
ジェンティルの強さは分かっているが、流石に貸出可能な事に驚いてしまう。人質として利用されないためとはいえ、ジェンティルの身に何かあったらと思うと気が気じゃない。
「ふふっ。安心なさってください。私の術式は式神を操る事。十種影法術と言うだけあって、式神は10種。私は
「
「契約みたいなものですわ。それを破った場合、命の保証は無いとても重い契り。私は私自身を縛る事で、より強力な魔虚羅に仕立て上げましたわ」
縛り━━━━━。
1.ジェンティルドンナ(甲)は今後一切十種影法術に含まれる魔虚羅(乙)以外の式神の使用を禁止し、乙の召喚を一日一度とする。
代わりに甲は乙に対し、式神の全能力を付与する。乙が式神としての能力または破壊によって自己の再生能力では補えないダメージを負い再起不能になった場合、何れかの式神に付随する能力の消失を持って再度復活を可能とする。
また、能力によって乙が増殖した場合、他の能力の使用は禁止し、本体の適応力が分身体に反映されることとする。
2.甲の呪力回復量を著しく制限する。
代わりに、乙の単独顕現を可能とする。召喚時の呪力消費量は甲と乙で折半する。
3.甲の生命機能が停止した瞬間から、乙を呪霊として式神としての権能を破棄する。
代わりに、乙は殺傷能力を持つ人間、式神、呪霊が甲に対し敵意を向けた瞬間、自動的に対処する事とする。
4.甲の反転術式の完全封印。
代わりに、乙の呪力量を増やし、呪力を自己で回復出来るようにする。
5.術式の拡大解釈の禁止。
代わりに乙に自我を持たせる。
縛りとはリスクとリターンを持って結ばれる契約だそうだ。他者間での縛りは更に重くなるらしい。
ジェンティルは自分を縛る事で魔虚羅の能力を底上げし、
俺に護衛をつける魔虚羅も、その縛りの結果出来た魔虚羅の様で、なんでも無限に分裂できる式神の能力によって魔虚羅を増やす事が出来るのだとか。
「魔虚羅、
瞬間、魔虚羅の体がぐにゃりと波打ち、右腕から全く同じの巨体が生え始めた。現れたソイツは、本体にある方陣はないものの、見た目は完全に同じの白いソイツである。
「当分、この子をお兄様につけます。この事態が解決するまでは、四六時中ご一緒になるでしょうが、ご了承くださいまし」
「……それはいいんだけどさ、大丈夫?非力な俺がとやかく言うのはあれだけど、俺は君の事が心配だ」
「100%大丈夫、とは言いきれませんが、学園内でも常に魔虚羅を顕現させて警護させております。外部からの侵入が無い限りは大丈夫ですわ」
「でもコイツを出してるだけでもしんどいだろ?呪力ってのを使うみたいだし」
「縛りによって回復力は著しく低下していますが、ウマ娘は元々呪力量が多い傾向にあります。私も生まれながらにしてかなりの量を有しておりましたので、これくらいの事造作もありませんわ」
そういうジェンティルだが、俺の内心はとてつもなく荒れている。正直歯痒い。ジェンティルのために何もしてやれない俺がとてつもなく哀れだ。これでは彼女のお荷物になってしまう。
「何か俺に出来ることならなんでも言ってくれ。ジェンティルのお荷物である自覚はあるが、呪力ってものが俺には認識できない以上、何かしらで君のために尽くしたい」
「大丈夫ですわ。お兄様には私の隣にいてくださるだけで、それだけで十分ですのよ?」
「……んん、しかし……」
分かってはいるが、いつも通りということなのだろう。それが、ジェンティルにとっての何よりの平穏なのだ。
分かっているが、しかし歯痒い。彼女に何かしてあげたい。そう思ってしまう。エゴだとわかっていても、俺はジェンティルの事が大切だ。そんな子のために、何かしてあげたいと思う事は傲慢だろうか。
「まあ、呪力を認識出来るようになるという方法は無きにしも非ずですわ。私もなんとも言えませんが、お兄様は
「そんな方法があるのか?」
「ですが絶対にしては行けませんわ。禁忌、とまでは呼ばれませんが、
「その方法っていうのは?」
「呪物、と呼ばれるものがあります。例えば妖怪の体の一部とか昔大罪人の所持していた武器だったり、逸話のある神にまつわる代物だったり。そういった曰く付きの呪力を帯びたものを呪物と呼びます」
「オカルトマニア的な人達が持ってる?」
「そう。それです。それを身につけていたりすると後天的に呪力を得るとなれば、方法はこれしか思いつきませんが、普段生活していて呪物が目の前に現れるなんて現象起きないでしょうし、気にするだけ無駄ですわ」
「そうか……」
せっかくジェンティルの力になれると思ったんだけどな。俺は肩を落とす。
まあ無いものは仕方ないか。今まで通りジェンティルの事を支えてやればいい話だ。
「一先ず話は終わりました。長話も終わったことですし、気晴らしにお部屋に入りませんこと?」
「……いいけど、それって
「
「いいよ。そうしようか。こいつらはこのまま?」
「うん。召喚制限があるからね。維持する呪力はこの子達も自分で賄えるから私はそんなに苦労してないんだ」
「そういうのも縛りで?」
「そうだよ。私の利点を消す代わりのリターン。それを全部この子に乗せたの。私本体がやられるとまずいけど、その為のこの子達だからとりあえずの保険はかけてるって感じかな」
「……はぁ。まあドンちゃんにまだ怪我とか起きてないだけマシか。俺も気をつけるけど、ドンちゃんも気を付けてね?文字通り命の危機だからさ」
「大丈夫!!魔虚羅が勝手に倒してくれるから、まだ
「……けちょんけちょんって、今日日聞かないね………」
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今日は一日色んなことがあった。なんだかよく分からないこの魔虚羅とかいう怪物を護衛として侍らせて、ジェンティルの実家から帰宅する。
休日なのにどっと疲れてしまった。度なしメガネをつけたり外したりしながら魔虚羅を見つめる。無表情ではあるが、俺が立ち止まると立ち止まり、俺が動き出すと動き出す。動きが連動しているかのようだ。なんだか少し面白い。
結局俺には何もしてられることが出来なかったが、ジェンティル的には身の危険を感じてもらうだけでも正解なのだろう。何も知らなかったら、きっと俺は理不尽に彼女のお荷物として一生の恥を抱えることになってしまうところだったのだから。
とりあえず、今日はそう言う状況であるという認識が出来だ。それだけでも、ジェンティルのために何か出来ることが増えたわけで。
俺としてはある意味収穫があった1日でもあったわけだ。明日からの日常も、それを考慮して過ごしていこう。
俺は、今この時まで自分の状況に気がついていなかった。既に、俺は誰かに狙われている事に。
「━━━━━ 闇より出でて闇より黒く その穢れを禊ぎ祓え」
誰かの声が聞こえた。その瞬間、魔虚羅が動き出す。
しかし魔虚羅は何か見えない壁に阻まれたかのように弾き返された。
何が起きた。ジェンティルの言っていた俺への影響がもうやって来たのか。
「━━━━━そういう事だよ。
ガっと口の中に何かが入り込んできた。誰かが俺を後ろから羽交い締めにして口の中に手を突っ込まれている。これでは声が出せない。
声からして男性。しかし、姿が見えない以上それよりも詳しいことが分からない。
俺の考えをさも分かっているような口ぶりの男は、俺の耳元で口を開く。
「━━━━━彼女はゆっくりと虐めぬくって決まってるんだ。きっとそれが、彼女にとっていい最後を迎えることが出来るだろうからね」
彼女とは、俺に対してそれを言うということはそれを誰のことを指すなんて分かりきっている。
ジェンティルにこいつは手を出そうとしている。
「まずは手始めに君からだ。大好きな君が
口の中に何かが入り込んだ。指の感覚ではない。喉奥にゆっくりと固形物が入れられている。眼鏡越しに見えた
吐き気がする。背筋が凍りそうな程寒気がする。無理やり押し込まれる行為に対して身体が吐き出そうと抵抗している。
しかしそんな抵抗も虚しく、そいつのしっぽらしき何かが完全に口の中に押し込まれた瞬間に、俺の意識はプツリと消えた。
意識の無くなる最中最後に見た光景は、五条袈裟を纏った長身の男が心底嬉しそうに笑っている姿であった。
縛りの解釈があまり定まってないけど、つまりリスク背負う代わりにリターンを貰うってことで良き?
多分ドンちゃんの縛りはなんか違うって言われそうだけど、あまり気にしないでください。続くかもわかんないので。
あぁ〜ヴィルシーナに絶望顔させてドロドロに依存して欲しいなぁ……。