なんなら気分爽快
「ん」
気がつくと隣りに座っているアリスちゃんが俺の顔を覗き込んでいる
性格上はないと分かっていても、心配しているような...うーん?微笑んでるので心配してる顔なのだろうかと不安になってきたがここで俺がいなくなったらアリスちゃんも困るだろう。なのでここは周りから見ると(主語入れろ)一緒に乗った男の子を心配する女の子という構図...これが分かりやすいか
そして、ここまで適当な考えをしていてかける言葉を思い浮かべる
「おはよ。アリスちゃん」
「はい。おはようございます」
挨拶をすると挨拶し返してくれる。礼儀正しい挨拶でいつも通りだなと、寝そうになっていた頭を起こして再度座る
ふと気づくと周りからの視線が痛い。アリスちゃんとは中学までは基本常に一緒だったからもう慣れたものかと思ってたがやはりこういう公共機関系統を利用していると見知らぬ人達が俺たちを見て距離感がバグってると思われるんだろう
「ですがあまりこういった状況で睡眠を摂るのはいただけませんよ」
「ごめん...」
そう言うと握られてるアリスちゃんの手の力が強くなった。
あー、やっぱりこういう時は違う言葉を投げかけるべきか
「ううん。ありがとう」
「はい」
今度の笑顔は坂柳有栖のいつもとる営業スマイルでもなければ人を陥れる笑顔でもない、優しさを投げかける笑顔
俺こと夢原優弥は転生者、それもこの世界を知っている
特典?そんなものはない。強いて言うなら原作知識や他よりも成長が早かった少し…いや明らかに異常な子供と言うのが特典か
他に特殊能力等の類はない
そんなものはこの世界...【ようこそ実力至上主義の教室へ】という作品には必要ないから
人として最低限知能と運動能力。これが求められる
あとは人とのコミュニケーションかな
その点では俺は採点のジャンルで贔屓目を減らすとあまり他の人との会話を求めない協調性のない性格となった事もあり問題点だらけなのではないのだろうか
アリスちゃんとも一悶着あったことがある。今思えばあの日が境に変わったのかもと考えてるとバスが着いた
「着いたようですね」
アリスちゃんが立つ前に俺が先に立って手を出して支えになる
「いつもありがとうございます」
「ん。ここがアリスちゃんのお父さんが運営してる...楽しめるかな?」
「そうでなければ来た意味がありません」
どことなく楽しそうで俺も嬉しい、楽しみにしてるなら良かった思いアリスちゃんが歩き出すのを待ってるとコチラの意図が分かったようで
「行きましょう」
「ん、気を付けてね」
手を引いて進む。周りからの視線は学校に入ってからはこんなものかと無視して期待のクラス分けを見に行く
一応俺とアリスちゃんは同じクラスになるはずなのだが...と原作と同じ...え...C?
見たのはCのクラスのとこに俺とアリスちゃんの名前があることに疑問を覚えたがよくよく考えたら俺がいなかったらアリスちゃんは大きな揉め事を起こさず、社会貢献できる存在としていたのか。海も行かなかったのがこんなとこで響いてるとは
面倒事は当然俺との出来事、それについては申し訳ないです...
アリスちゃんはこのクラス分けに不満を...あれ?抱いてないっぽいな
確認したのを伝えるように身を寄せてきたのでそれに応えるべく進みたい方へと進む
目的のCクラスに入って俺達の席を探す。確か男女で1列ずつだっけ
見るとアリスちゃんは椎名さんの前になってるようで俺はそのアリスちゃんの隣り
原作強キャラ固まり過ぎちゃうか?と思った。それにCって事は龍園クラスって事になるから過剰戦力って事になる
現に龍園も面白いものを見つけたかのように俺とアリスちゃんを見ている
「アリスちゃん。疲れたら直ぐに言ってね」
「はい」
そう言うと先生が来るまでお互い読書で時間をつぶ...そうとしていたのだが
「はい、心理描写が私としても勉強になりました」
なぜか既に仲良くなってるアリスちゃんと椎名さん
ここで仲良くはなるとは思ってたのだが
まぁ既に壊れ始めてる原作に関わるのはめんどくさいので壊せるなら全て破壊してやろうと考えもしている
「最初このクラスに入った時は不安でしたが坂柳さんや夢原くんを見て安心しました」
そうだよね、椎名さんの前で読書するってのは獰猛なる野獣の中に自ら入って餌だと主張しながら食いつかれるようなものだからね。仕方ない
アリスちゃんはこの事を知らなかったからしっかりと相手をしている
天才を自称するアリスちゃんだが全てできるとは思っていないのが原作とは違う所
体育系はそうとしてしっかりと誰かを思いやって行動するなどの事もまた難しくなっている
人心掌握とか得意なはずなのにアリスちゃんは分かっていても、言葉にしてもその重みを理解しないと始まらないといつも言っていた(俺の家で)
チャイムが鳴り響く、みんな先生が来ると思い静かに...は、一定の層ならなかったが来たら静かになった
担任の坂上先生が来て、学生証端末などが渡される
皆に行き渡ると端末を確認する。すると100000ppと表示されていた
「既に100000ppが配られているはずだ。1ポイント1円という事になる。これらは毎月1日に配られる」
どのクラスでも同じ説明なのか
「配られた額に驚いたか?君たちにはそれほどの価値があると配られている。それにこの学校は完全実力主義だ。さて、ここまでで質問はあるか?」
アリスちゃん...は俺をニヤニヤと見ている。仕方ない。一応質問しておこう。手を挙げているともう1人質問をしようとしている人物がいたらしい...
「ふむ、ではまず龍園くん」
龍園だァ...
「毎月1日にポイントは配られるってのはいいが、何ポイント配られるんだ?」
「---その質問には答えられない。次に夢原くん」
「実力主義と言ってましたが実力=ポイントと見ていいんですか?」
俺は前もって聞かされてる部分はそこまで無いがちゃんと向上心があるとアピールしないといけないので
「それにも答えられない...他には?...ないようですね。では移動もあるため皆さん、時間には気をつけるように」
そう言った坂上先生は教室から出て行ってしまう
「あの、夢原くん。今の質問は?」
「や、えっと...」
さて、どう返したらいいものかと悩んでいると
「よう、楽しそうに話してるじゃねぇか。俺も混ぜてくれよ」
このクラスの王様(予定)がやって来た
あれ?このクラス、王と女王ができるって事?...アリスちゃんと龍園...いやないわ〜
そう思いながら俺は現実に意識を戻すのであった
坂柳有栖から見たオリ主
有栖「大切な存在です」
サブヒロイン増やすか
-
増やそう
-
School〇ays√?
-
増やさない
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どうせならハーレムで