貴方だけしかいない   作:とらいあんぐるとらいあんぐる2

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おはようございます


13話

今日、テストの結果が発表される日。つまり赤点ラインを下回った生徒がいるかわかる日だ。言ってしまえば公開処刑にも取れる

そして俺たちアリスちゃんチームは採点を自分達で確認したところ問題はなかったので大丈夫だとは思うが一応クラスの事も問題がある

下回った奴がいれば龍園がうるさくなるだろうな

 

「アリスちゃん、お願いがあるんだけど」

 

「はい...分かりました」

 

とあるお願いをアリスちゃんにして今日はそれぞれ別々に登校した

特にAとDの3人とは

まぁ橋本は滅多に共に登校しないが

 

「石崎、なにそわそわしてるんだ?」

 

「い、いや。もし点数が低かったら龍園さんにドヤされるからよ...」

 

「それはお前がしっかり勉強してないのが悪い」

 

それだけ言って席に戻る。後ろから助けてくれよと聞こえたが無視した

 

「実はアンタ、女好きなんじゃないの?」

 

「すまん...伊吹の事は友達としか見れないんだ...よく見えるけど」

 

上手い具合に隠しながら蹴りを入れられたが体を仰け反って躱して後ろに跳ぶ

 

「チッ」

 

「アリスちゃんに当たったらどうすんだ」

 

「しっかりと当てないようにしてるわよ。一応恩人だし」

 

「恩人ですか...友達ではないのですか?」

 

そう言ったアリスちゃんはパンツの写真をチラチラと顔で隠しながら伊吹に言う

 

「そういう所は嫌い!というか消しなさいよ!」

 

「ふふ、冗談です。しっかりと消しますよ。私の大切な友達は私と優弥くんが守りますから」

 

俺もなのか。いや確かにアリスちゃんが友達になるとしたら女の子になるのか

 

「先程からすみません。椎名さん。忙しなくしてしまって」

 

「大丈夫ですよ。このクラスは基本このような雰囲気と思ってますので、それに坂柳さんも伊吹さんも私の大切な数少ない友達です。このような事で怒ったりしません」

 

俺が入ってないのが少し悲しいが女友達って意味と捉えておこう。っと

 

「伊吹、そろそろ予鈴の時間だ。席に戻っとけ」

 

「こういう所は気が利くからモテるってわからないの?」

 

モテるってアリスちゃんが一緒にいるからそういう話は聞かないんだが

伊吹は教卓の前の席なため俺たちと離れている。そのため話もするのが大変なんだが

 

「来たか」

 

俺は遅れてきた龍園の所へ行くと

 

「ちょっとした余興をするから楽しみに待ってな」

 

「ほぉ?ソイツは坂柳も絡んでるのか?」

 

「考えたのは俺だ。アリスちゃんは実行してもらう為に力貸してもらうだけ」

 

「なら楽しみに待っててやるよ」

 

予鈴が鳴り響いて坂上先生がやってくる。坂上先生は生徒一同を見てメガネを上げると口を開いた

 

「さすがに気を引き締めてますね。では結論からいいましょう...退学者はいません。安心してください」

 

安堵、喜びの声で溢れるが先生は続ける

 

「これが点数結果です」

 

「坂柳に夢原が満点って...」

 

「入るクラス間違えてるんじゃ」

 

「先生。少しよろしいでしょうか?」

 

手を挙げてアリスちゃんが坂上先生に質問....頼みをする

 

「いいでしょう。なにかね?坂柳さん」

 

「優弥くん。大丈夫です....ポイントで買いたいものがあります」

 

「ふむ、それは?」

 

「他クラスでの退学者が出たかどうかを我々が知る権利です」

 

クラスはざわつき始める。1人だけ違ったが

 

「クク、そういう事か。狙いが分かったぜ?夢原」

 

「....それはいずれ知ることですが?」

 

「いえ、私と優弥くんの予想が正しければ...退学は取り消されます。ですので、今後のクラス闘争の為に....後学のためにと思い」

 

「....個人情報になるため誰かは言えませんが、それでもよろしいですか?」

 

坂上先生の返答にアリスちゃんは笑顔で

 

「はい」

 

と、答えた。この時、椎名さん、伊吹、龍園と俺以外が怒らせてはならない相手だと改めて認知したと思う。だってこの時のアリスちゃん...物凄く楽しそうに、愉悦感丸出しで笑ってたから

 

「5万、このクラス全員が聞くためその額を払ってもらうが」

 

「どうぞ、坂上先生」

 

あっ、坂上先生怯えてるよ。まぁ国のトップとやり合った事もあったなぁ。アレは中三の頃....いや、今はいいか

 

「確認しました。Dクラスです」

 

こうして今日、朝のホームルームは終わり授業が一通り終わると

 

「坂柳、夢原。ツラ貸せ」

 

「おや、私もですか?珍しいですね」

 

「抜かせ...」

 

屋上まで来ると龍園が

 

「確かお前らDクラスにスパイを入れてたな?」

 

「ええ、私の大切なお友達です」

 

アリスちゃんの友達の基準、お、が着くと玩具みたいになってて友達だけだと仲のいい友達って感じだけど神室と櫛田はなれるのか?

 

「ソイツから聞いとけ。誰が退学者になってたのか。それを聞いて作戦を立てる」

 

「そこは大丈夫、そろそろ...来たか」

 

「あれ?龍園くんもいるの?」

 

件の櫛田がやってきた。メールで来るように連絡しておいた

 

「コイツは驚いた!まさかテメェがDクラスのスパイだったとはな!」

 

「と言うことは...」

 

「大丈夫、あの事は話してない。それよりDクラスの退学者って誰だったんだ?」

 

「須藤って赤髪のやつ。確かバスケ部だったかな」

 

「バスケ部か...なら小宮と近藤が使えるな...よし、決めた。そのバカを徹底的に潰す。退学や停学のペナルティが知りたいからな」

 

コイツは本当に暴力が好きなんだな。なにかあったらアリスちゃん守らなきゃ

それはそうとして

 

「有栖ちゃん!一緒にケーキ食べに行こ!」

 

「そうですね。優弥くんに奢ってもらいましょう」

 

「え、ちょ。それは」

 

「まさか5万も払わせておいて、更に払えと?」

 

「い、いや、アレはAとBの確認もあったし、退学者はこういう事になるって危機感をクラスの連中に教えるためであって」

 

「ククク、坂柳にいいようにされてるなぁ?夢原、素直に従っとけ。あぁ、折角だから伊吹達も呼んでおいてやるよ」

 

今すぐ殴りたい。コイツ面白がって....結局女子達のスイパラで俺のポイントだけが減るのであった。無料の食材しか買ってなかったのが救いか




坂上先生から見た坂柳有栖

「えっ、理事長の娘さん腹黒っ....」

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