けど焦った
「えーっと龍園、なんのようだ?」
この人を舐め回すような視線をどうにかしたい。俺は男だが
アリスちゃんには...その視線送らないのね
どっちかって言うと睨んでるようで
「なに、質問の内容が気になってな。どうせ3人で話し合うんだろ?ツラ貸せよ」
俺はいいのだがアリスちゃんを放っておけない、それに何より椎名さんも了解を取ってないし
そう思ってると
「私は構いませんよ。椎名さんはどうですか?意見交換という点では悪くないと思うのですが」
話し合おうとしてたため、確かにここで無視して行くのは話して仲良くなった間柄で放っていくのはいただけない
それに椎名さんは
「そうですね。私もお邪魔しても?」
こちら3人は一致したようで龍園が先頭で廊下に出る。俺達は遅れてだが着いて行く
「龍園、あんまりアリスちゃんは早く移動できないんだ」
そう言うとめんどくさい。という顔はしたが舌打ちやこちらに危害を加える事はなく
歩幅を合わせてくれた
椎名さんもゆっくりと歩いて中々にシュールな構図である
「さて、一応、お前ら2人の名前を聞いておくか」
「椎名ひよりです」
「坂柳有栖です。見ての通り文字通り足を引っ張る存在なのでどうぞ気になる事があれば私の優弥くんに聞いてください」
それを聞いて鼻で笑う龍園。まるで分かっているかのよう...いや、分かるのか。それくらい実力があるからこそこの高校に受かっている、ということ
「てめぇは口と"ココ"で戦うのが好きなタイプだろ。それも口で行う支配、暴力をだ」
頭をトントンと指で叩きながら話す龍園
それに同じく笑って誤魔化すアリスちゃん
「まぁいい。俺が言ったポイント=実力、ってのか...普通に考えて怖いだろ?100000を毎月全クラスに配るってのは。いくら国が運営するとはいえ」
「つまり夢原くんは何かしらの要因でその数値が変動すると?」
頷く。それに対してシンキングポーズの龍園、そして俺に身を預けてくれているアリスちゃんは...寝てないよね?2人とも
「坂柳、お前はどう考える?」
「そうですね、概ね2人が導き出した答えと変わらないですが...付け加えるならば減る要因はクラス内の問題点。例えば授業中の態度。テストでの評価。校内での事も恐らく。今も尚監視されてますからね」
アリスちゃんの視線は俺達ではなく天井に付けられた監視カメラに向いている
アレはあからさますぎる。教室のもあるがどっちかと言うと教室のは見えにくくカモフラージュされているため分からない
「確かに一理あるか...悪くない」
そういう話をしているとセットしていたアラームが鳴り響く
「そろそろ移動しないと入学式に間に合わなくなる...」
「お前ら連絡先教えろ。それと坂柳。お前はクラスを統治するのか?」
操作しているとそのような質問があったが俺では無いため操作を続ける。こういうのにアリスちゃんは長けてるから
「いえ、私は既に満足しています。楽しめる環境があるなら私達2人は何も文句は...あぁ、かと言って誰かの下で働くのは嫌ですよ?」
そう言ったアリスちゃんは足を動かして歩き始めた。椎名さんと共に体育館へと向かう
「報酬...か。ハッ」
何か聞こえた気がしたが無視した
入学式を受けて、聞き、この学校の入学時の緩さに...いや学生たちが如何にして高校を舐めているのかが分かった
自分も実際はそうだったけどさ
「あの、一緒に帰りませんか?」
一緒に。つまりは学生寮に向かわないかと聞かれてると。しかし
「すまん。先に職員室に俺達呼ばれてて」
「何かあるのですか?」
「ああ、俺達の部屋割りの説明なんだけど、事前に受けてるのと注意喚起を」
首を傾げる動作をしてるのだが直ぐに分かったようで
「なるほど、同棲という事ですね」
口されて聞くとふむ。これは羞恥心というのか。アリスちゃんを見るのには問題なかったのだが
「はい。日常生活に支障をきたすため優弥くんが見てくれているのですよ」
その声に龍園やクール系以外が驚きの声を上げる
もちろん恋バナや恋愛したいって思ってる男子生徒が食いついて来るのだが
「質問があるなら明日な」
そう言って俺達はクラスメイト達から逃げるように去っていく
「失礼します。1のC、夢原優弥です。坂柳有栖との部屋の件で来ました」
そう言って入ると坂上先生だけではない。他の先生から件の先生かと言われたぞ。問題児ではないんだが
「これが君たち2人のIDカードだ」
部屋のIDカードを2枚受け取る
そしてルール表のような物も受けると軽く目を通す
「部屋は女子寮だが基本時間外に他の女子生徒の部屋に夢原くんが入ることは禁ずる。これを破れば罰則が下る」
「はい。罰則と言えばやはり退学でしょうか?」
「---状況にもよりますが夢原くんが女子寮から出入りするのは問題ないですが全てを特別にする訳にはいきませんからね。無いとは思いますがこれも規則です」
「分かりました」
そう頷き職員室を出る
「終わったよ」
俺の代わりに椎名さんに軽い支えになってもらってたが、アリスちゃんが俺が手の握り返すとやっぱりと言う呟きが聞こえた
やはりアリスちゃんにとって長年付き添い続けたからこそ慣れもあるのかな
椎名さんはその呟きに小首を傾げているが
しばらく歩いて話し続けてると
「あっ、そう言えば今日、欲しい本の発売日...」
「...とはいえ生活必需品は揃えておいた方がよくないか?」
しかし今必要な物を提案する。本好きというのも大変な事だな
「そうですね...また後日にします」
シュンと気を下げてしまったようだ。可愛らしい
「さて、着いたか」
食べ物も必要だが最初に必要になるのは女の子だと生理用品、化粧品など男とは違ってお金に関しては多く使う事になる。ここではポイントだが
色々と見ていく中、石鹸など見てると
「夢原くんを見てると坂柳さんの主夫みたいですね」
「まぁ、強ち間違いではないかな。でも俺が届かない範囲はアリスちゃんに頼んでるよ」
そう言って買うものを決めるとカートに入れて押していく
「まるで熟年夫婦みたいでいいですね」
「かれこれ10年の付き合いですから」
付き合いの年数で胸を張る所なのだろうかと考えつつも品を購入する...のだが
「支払いは私がします。優弥くんがポイントを使うのでしたら食材などお願いします」
「分かった」
了承して端末をしまう
「椎名さんは買うもの選んだ?」
「あ、はい」
そう言って俺達と交代する。荷物片手に、アリスちゃん片手にしっかりと握って外で待つ。ドライヤーとかヘアアイロンを買ってなかった
いや、ドライヤーは部屋に備え付けられてるのか?
そこは見てみないと分からないか
ヘアピンとか色々買わないといけない
また後日その辺買いに漁るか
「今優弥くんの考えてることを当ててみましょうか?」
黙っている。あ、当てられるものなら
「美容用品一式揃えないと...違いますか?」
「...お見事」
「そこまでしなくていいのですよ?」
「してあげたいの。例え自己満足と言われようと、大切な人だから、アリスちゃんは」
なぜか返答に
「...はい」
少し遅れて返すアリスちゃんだった。あれ、選択肢間違えたかな
「食材買ったら帰ろっか、2人とも」
「「はい」」
学校入学して1日目で友達が出来たのは幸先がいい事だ。え?龍園?知らん
椎名ひよりから見たオリ主
「物語で登場する騎士」
サブヒロイン増やすか
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増やそう
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School〇ays√?
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増やさない
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どうせならハーレムで