「ディスカッション、始まりそうな時間だね」
翌日になってアリスちゃんとお茶を飲みながら待っているとアラームが鳴り響く。時間だと告げて
立ち上がりアリスちゃんと共に向かうと
「...」
「澪さんほんとに許してください。なんでもしますから」
「ん?今なんでもっていいました?」
「アリスちゃんは反応しなくていいの!」
軽く無視されていたのだが扉の取に手をかけてしばらくして
「まぁ、帰ったらでいいなら許してあげる」
もうこの試験がどうなろうといいやと思ってしまったが中に入ると綾小路を見て
ああ、そういやここアリスちゃんVS綾小路だったな
と思い出してしまった
「おや?」
アリスちゃんの視線が綾小路にしか向いていない。いや、最初の間だけだったが
「なんか坂柳の雰囲気変わってない?」
「あ、分かる?まぁライバルに出会った感じ」
ふーんと聞いたのに興味なさげに足組みをする伊吹
対して優弥はアリスちゃんを隣りに座らせると、伊吹の隣に座った。これは伊吹と真鍋の仲が悪いのを配慮してと
「みんな揃ったみたいだし自己紹介から始めよっか」
「そんなの必要ない」
「でも盗聴器とか、学校側から仕掛けられてるかもしれないし、ちゃんとするべき事は必要だと思うよ?」
一之瀬帆波、場を支配する力があるのが凄いと思っていた瞬間、アリスちゃんが口を開いた
「私もそれは思います。付け加えるならばこの試験に必要なのは並びだと私は考えてます」
アリスちゃん、核心に近づいてない?あー、綾小路の出方を見るつもりなのか
自己紹介し終わった後にAクラスが
「これ以上は喋らん。Aクラスは沈黙を貫く」
ふむ、まぁいいんだが...思った
「これ毎回やらなきゃいけないの暇だな」
「どのクラスがポイントを得るか...ではなく、これは...どのクラスに実力者がいるかを見られる言わば好機なのですよ?しっかりしてください」
「はーい」
「な、なんだか2人のイメージがいつもと違うね」
「いや、大体こんなもんだよ。で、アリスちゃん。どれを狙ってるつもり?」
この瞬間、ほとんどの人がやられたと思っただろう
「一番の落とし所は結果1が良いのですが...Aクラスが沈黙を貫き通すのであれば...はい。私のメールです。学校側からのものですから細工のしようもありません」
「...ああ、アリスちゃんが見せるなら、はい」
俺も続いて見せると澪も
「坂柳には色々と世話になってるからね。一応そっちにも」
俺は一応なんだ...真鍋も見せないのは空気が悪くなると思ったのか見せた。
誰一人として優待者メールは無い
「さぁ、皆さんはどうしますか?見せますか?見せませんか?お好きなようにしてもらって構いません。あと7回もディスカッションはあるのですから」
そう言ったアリスちゃんには誰も続かず、また誰も喋らずに1日目の最初のディスカッションは終わった
「アリスちゃん、どこまでが本気なの?」
「綾小路くんがどう動くかで私達は負けるでしょう。そのための布石です」
「そっか...小腹もすいたしなんか食べに行く?」
「はい!」
満面の笑みで応えたアリスちゃんを見て、アリスちゃんと綾小路、どっちが勝つのか楽しみにしている自分がいるのに、この時まだ気づいてなかった
アルベルトから見た優弥
「my friend」
この作品のみんなのお気に入りキャラ
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アリスちゃん
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伊吹澪
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椎名ひより
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神室真澄
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櫛田桔梗
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ヒロインは綾小路くんだろ!
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一之瀬帆波
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Dクラス側から誰か出そう