Fate/stay night―Innocent   作:Saika

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すいません予定していたとこまで行きませんでいした…
では、( ^ω^)_凵 どうぞ~



◆〈第二話〉

◆〈第二話〉

 

私は自分のサーヴァントを連れて夜の冬木市を協会に向けて歩いていた。

「…私あんまり好きじゃ無いのよねあの協会と神父は…」

「なぜ?」

なぜってそりゃ――

「あそこの協会変なルーンが張られてるし、神父は何考えてるか分かんないやつだ」

そう、協会――聖なる場所にしては空気が淀んでるし協会の地下にはルーンの魔術師である自分にもまったくわかららないルーン(?)が刻まれているのだ。

「へーそれはまた胡散臭いな」

私のサーヴァント―アビスと名乗ったその男は無表情につぶやいている。

「じゃあなんでそんな場所に行くんだ?」

「そこが今回の聖杯戦争脱落者の保護所で、そこに住んでるいけ好かない神父がこれもまた今回の聖杯戦争の監督者だからよ」

「なるほどでその神父をいけ好かないというマスターのその心は?」

その心ね~とは言ってもなぁー

「自分でもよく分かんないけどなんか私の嫌いな人種と似たような雰囲気を感じるのよその神父からは」

「ま、一応警戒してはおこう」

あの、神父からは私の母と似たような感じがした…自暴自棄になり自分の幸せがかなわないということを悟って他人の不幸に依存しそれに他人を巻き込もうとしてる…そんな雰囲気を私は感じていた。

「――スター、…マスター?」

「…あ、何?」

「いや、急に黙り込んだからなにかあったのかとな」

…物思いにふけるのもここまでにしておこうサーヴァントに言われてはもともこもない。

「なんでもな少し昔のことを思い出してただけよ」

「そうかそれで協会に着きそうなんだが…」

「あ、ホンとだ」

見れば協会の白い屋根が見えるところまで歩いて着ていた。

「じゃあ行くわよ――」

「まてマスター」

歩き出そうとした私の進路をアビスが手で遮っていた。

「何?」

アビスは坂の上を目を細めて睨んでいる。

「…坂のうえ、協会のめの前に何か膨大な力を持った奴がいる」

膨大な力?まさか――

「…サーヴァント?」

アビスは坂の上を見つめたまま『分からないと』一言つぶやいた。

「坂の上に一番デカイのがひとつ協会の建物の中にデカイのがひとつにおそらく人間が二人」

「多分そのでかい二つがサーヴァントね…でその人間の二人がマスター…」

「って言うかあんたドンだけ感知範囲が広いのよ…何で感知してるの?」

私のサーヴァントは一言――

「気配」

と、非現実的な回答を私に返してきた。

「気配って俗に氣(き)とか呼ばれるあれ?そんなの本当にあるの?」

「ある。が、漫画なんかほど便利で有効な物じゃない。一概に氣とは言ってもそれは鍛えた末にある鋭敏な感覚神経や慣性がもたらす物だからな」」

へ~そうだったんだ…

「でだ、マスターどうするんだマスター戦うのか?」

「…そうね、この状況で戦うのはあんまり好ましくないわね…」

「人数差か?なら問題はないと思うぞ?」

このサーヴァントはたやすくそんなことを言い返してきた。

これには私も絶句ものだ。

「それに…マスターにも俺の諸々の能力・戦闘力を知ってもらいたいしな」

「あんたがサーヴァント二人を抑えられるのはあんたの自信を信じるとして、どっちから仕掛ける?」

アビスはそれなら簡単だと言って『攻撃的な魔術を何かぶち込めば良い』とすごく刺激的(アクティブ)過ぎることをまた言った。

「…は!?」

コイツの発言に驚かされるのは今日何回目だろうかな…

「なに、言っただろ?簡単だよあちら側(サーヴァント)に、魔術で攻撃してこっち側(自分達)はそっちに敵意があると教えてやればいい」

アビスは付け加えて『魔術じゃないとダメだぞ』と言ってきた。

「なんでよ?敵対を示すだけなら魔術じゃなくてもいいじゃない?」

「聖杯戦争に参加できるのは魔術回路?を持った魔術師だけなんだろ?」

おお、意外と理解していたんだ…

「でもなぁ…私あんまり攻撃的な魔術得意じゃ無いんだけど」

「別に派手じゃなくても当たればなんでもいいぞ」

じゃあ初歩的な 炎 のルーンにしますか。

「位置は?私は気配とか感じられないんだけど」

「ここから真っ直ぐに向けて、こう。わかるか?」

アビスは私の後ろに回って身体を支えながら耳元で話しかけてくる。

「う、うん大丈夫。ここでいいのよね?」

男の人に身体を触られて少しドキッとしていた…だって男に触られたことなんて中学とかのフォークダンスくらいだし//

私は手を体の正面に向け少し斜めにして足を踏ん張った。

そして魔術の詠唱を開始する――

「〈=Fieor rwes risu suzyan ,kumarr(我が手に燃えよ情熱、燃え上がれ)―!」

私の手元に炎が凝縮していきバスケットボールを五倍したくらいの大きさの火炎球を形成した。

「Wents(成せ)――!!」

詠唱(スペル)の最後の一節とともに私の前にあった火炎球はしっかりと陽炎の軌跡を残し翔んでいった。

バシュ――ン!

何かが何かに当って消滅したような音――、そして私の耳に聞こえてくるのは何かが空気を切り裂きながらこちらへ来るような――

そこで――

「――さがれマスター。来るぞ」

それだけ言い残して、いつの間にか私の隣にいたアビスの姿が唐突に『消失』した。

直後に轟音、鋭い金属音が鳴り響いた。

「…え?」

そこにはどこからか取り出したのか深紅の刀身に緋色のオーラを纏った幅広の長刀を握り、恐らく私の魔術を無効化したであろうサーヴァントの突進を受け止めているアビスの姿があった。




本当は完全な戦闘シーンまで書くつもりでしたが
使っているソフトでは収まりきりませんでした。
なので三話で圧倒的対魔力を待ったあの人と激突します。
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