ありふれてない最強の弟子になって世界最強   作:アップルプルプル

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ドーモミナサン、アップルさんだお。前に投稿した小説が1年くらい前ってマジ?時が流れるの早えって。
いつものことながらクソ不定期ですので気長に待っててください。

リメイク前と同じく、主人公くんは赤い霧を知らないし、そもそもLOR自体元の世界に無いです。

作者はアニメ勢です。前は1期しか見てなかったのですが、3期まで見ました。4期はまだです。

第一話は所々変えましたが、話の進行度的にはそんなに変更点は無いです。
強いて言えば主人公を下方修正して、収納本を無くしたくらいかな。リメイク前で出そうと思ってたLORのキャラとかを出さないようにしたり、ギフトと服のバフも加味したステータスにするためにね。それでも十分強いけど。


プロローグ

「あ~眠い…」

 

「シャキッとしろよハジメ。何回も言ってるだろ。夜ふかしは授業中に居眠りとかするかもだからやめろよって」

 

「わかってるんだけどねー…気づいたらゲームしてて」

 

「その気持ちは分からんでもないが…」

 

 俺の名前は赤霧戒(あかぎりかい)。筋トレが趣味で、剣道も習っているごく普通の高校生だ。因みにアニメも好きだ。

 隣にいるやつは南雲ハジメ。高校に入ってから出来た友達で、同じオタク仲間として仲良くしている。話が合うから会話がしやすいったらありゃしない。だが、よく授業中に居眠りをしていて、その度に怒られている。ハジメのことだから、夜中までゲームでもしているのだろう。

 俺も何度か注意しているが、改善の兆しが見えない。一発ガツンと言う必要があるな…。因みに俺は筋トレとかして体力を消耗してるから、世間的には健康的な時間に寝ている。

 

「んじゃ、俺はこっちだから。」

 

「お~じゃあまた昼休憩でー」

 

 生憎今年は別のクラスだったから、会えるのが昼時くらいしかない。まじで神を呪ったぜあのときは。

 

 …あ、因みに高校2年生になってからでも寝ていることは筋トレ仲間から聞いている。

 …ハジメのクラス行くついでにシメとくか。

 

・・・

 

 時間は経って昼休憩。ハジメと昼飯を食べるために教室に向かう。

 

「お~っすハジメ。飯食うぞ~」

 

 俺は教室の扉を開ける。一瞬皆がこちらを見るが、「ああ、あいつか」的な感じで会話に戻る。一応何人かの女子がこちらを見続けていたりするが、無視だ無視。

 俺が注目を浴びてる理由はもうわかってる。噂によると俺は結構なイケメンらしいから、女子の間で人気なんだそう。生憎俺は一人にしか興味がないから意味はないんだが。

 

「あ、カイリ」

 

「カイリくん。こんにちは」

 

「よう香織。またハジメと会話してんのか。相変わらずイチャイチャしてんなぁ?見せつけてんのか?」

 

「そ、そんなつもりは…!」

 

「…」

 

「ハハッ、冗談だよ。」

 

 こいつをイジると表情がコロコロ変わるから楽しいな。…嫌われてないといいが。てか香織が否定しないのはなんなん?やっぱ好意持ってんのかな…やめといた方がいい気がするが、他人が他人の恋に文句を言う資格はない。まあ…がんば。

 あっと、紹介が遅れた。こいつは白崎香織。ハジメによく構ってる女子だ。学校内で二大女神と呼ばれていて、見た目はかなり美形だ。だが俺の言っていた興味の相手ではない。

 

「お前は香織と飯食うのか?」

 

「う~ん…」

 

「カイリくんも一緒に食べたら?」

 

「いいのか?それじゃあ遠慮なく」

 

 俺は弁当を机に置く。因みに俺が作った。

 ん?ハジメはいつシメるのかって?香織がいる手前でそんなことは出来んよ。多分香織がキレてめんどい事になるだろうからね。しっかり後でシメるさ。

 

「…ねえカイリくん。本当にその姿勢で食べるの?」

 

「ん?ああ。」

 

 今の俺の姿勢は空気椅子だ。他人の椅子を使うのは気が引けるからな。食事の時の行儀の悪さと他人への失礼さだったら、俺は前者をとる。ここ限定の話だがな。

 だがこのせいで俺は残念なイケメンと影で言われてる。誰じゃそんなこと言ってるやつ。泣くぞ。(!?)

 とか思ってると、横から3人が話しかけてきた。

 

「よお、カイリ。相変わらず変なことしてんな!」

 

「行儀が悪いぞ。」

 

「まあ、食べる時に空気椅子はとは思うけどね…」

 

「…許可もなしに勝手に椅子に座るのは失礼だろ?」

 

「許可を取ればいい話では…?」

 

 最初に話しかけたのは坂上龍太郎。俺に密告している筋トレ仲間がこいつだ。

 2番目が天之河光輝。俺の嫌いなタイプの人間だ。でもこいつが今言ったことはごもっともだから非常反論しづらい。大人しく聞き入れておくことにする。

 最後に苦笑いで話したのが八重樫雫。彼女も学校内で二大女神と呼ばれている。俺が興味を持っているのがこいつだ。

 

 あとハジメ、正論はやめてね。

 

「ふと気づいたんだが光輝」

 

「なんだ?」

 

「お前なんで足元光ってんだ?」

 

「え?」

 

 光輝は自分の足元を見る。すると光ってるやつが教室全体へと広がる。ナニコレ?魔法陣っぽいけど。

 

「うーん…終わったかなーこれ…」

 

 俺は直感でそう思った。

 


 

「で?どこだここ。ハジメ知ってるか?」

 

「知ってるわけ無いでしょ…」

 

 光に包まれた後、俺達は謎の場所へと送り出された。異世界転生ってやつ?いや、正確には死んでないから異世界転移のほうが正しいか。いやどっちでもいいんだけど。

 

 その後、色々なことを教えてもらった。話が長かったので要約すると、俺達はエヒトという神によってこの異世界ことトータスに召喚されたこと。魔神族を打倒し、人間族の滅亡を回避しなければならないこと。俺達にはこの世界の人間の数十、数百倍の力があることなどを言われた。

 

 今からステータスプレートとやらで自分のステータスを数値化するらしい。こういうのワクワクするよね。特に一番気になっているのが天職だ。できれば戦闘系がいいが…

 

=======================

 

赤霧戒 男 17歳 レベル:1

 

天職:赤い霧の弟子

 

筋力:220

 

体力:200

 

耐性:100

 

俊敏:200

 

魔力:10

 

魔耐:100

 

技能:特殊剣術・煙草耐性・剛力・最強の弟子・EGO発現[未完]・赤い部屋・気配感知・魔力感知・言語理解

 

=======================

 

「えなにこれは」

 

 赤い霧ってなんやねん…でもかなり強いな。天職が勇者だった光輝よりもずっと強い。耐性関係と魔力以外は。てか煙草耐性とかいるんか?

 

「赤い霧…?聞いたことが無いが、かなり強いな。魔力以外があの勇者様以上とはな。」

 

「自分でも驚きです」

 

 因みにこの人はメルドさん。強面の気の良いおっさん的な人だ。

 

「伸びしろがあるな!」

 

「ありがとうございます」

 

「不正でもしたんじゃないのか?」

 

「なんてことを言うんだお前。初めて来る世界でどう不正しろってんだ。そういうお前はどうだったんだ?」

 

 するとみるみるうちにハジメの顔が青くなっていく。

 

「あ~えっとぉ…そのぉ…」

 

「…もしかして弱かったのか?」

 

「ベベベ別に弱くないし!」

 

「じゃあ言えるよな?」

 

「わかったよ…笑うなよ?」

 

「当たり前だ」

 

 ハジメは恐る恐る俺にステータスプレートを渡す。結果は…

 

(うん。弱いな…)

 

 弱い。弱すぎる。魔力に関しては一緒だが、総合的に見て弱すぎる。全ステータス10って一般人じゃんか。まあそのまま言ったらハジメが悲しむことくらいわかってるから声に出すことは無いが。

 

「…あーうん。まあ錬成師も剣士にとっちゃあ重要だし、そう落ち込む必要はないんじゃないか?ほら、技能を見る限り俺も剣士っぽいやつだからさ。」

 

「そ、そうだな!気に病む事はないぞ!うん!」

 

「そういう慰めが一番効きます…」

 

「「ごめん…」」

 

 これこのことを今後一切話題に出さないほうがいいな。流石に可愛そうだ。メルド団長も気遣ってるし…

 そこに、檜山大介がやってきた。

 

「ギャハハ!錬成師ってまさに鍛冶職じゃねえか!絶対すぐ死ぬわハハハ!」

 

 おっとここでトドメを刺した檜山!人の心とか無いのか!無かったわこいつ。てか俺も人のこと言えねえ。

 一応紹介しておこう。こいつは檜山大介。以前ハジメからいじめているって言われて俺がシメたんだが、まだ足りないらしい。

 

「おい、そのへんに「こら!」!?」

 

 俺が注意しようと思ったところに、畑山先生がやってきた。命拾いしたな檜山。

 紹介すると、畑山愛子先生は社会科担当の女性教師だ。皆からは愛ちゃんという愛称で呼ばれている。教師の威厳?そんなものはない。

 だが、しっかり教師としてのことは真っ当にしている。今止めたのもそうだろうしな。

 

「クラスメイトを笑うなんて先生は絶対に許しませんよ!先生も非戦闘系?の天職ですっ!気にすることありませんよ!」

 

 えっと畑山先生?俺の目がおかしくなければ、貴方魔力が勇者と同じでは?

 

「おっ、作濃師とは珍しい!魔力も勇者並みとは…」

 

 俺の目は正常らしい。ああほら見ろよハジメが遠い目をしてるぞどうすんだこれ。

 

「はっ…はは…」

 

 かける言葉が見つからないってこういうことを言うんだな…

 

 その後なんやかんやあって、就寝時間になり、俺はベッドにダイブした。色々なことがあって気づかずに疲れていたのか、俺は直ぐに眠りに着いた…

 

・・・

 

「…?あれ…ここは?」

 

「目が覚めたか。」

 

「ッ!!!」

 

 目が覚めたら、辺りは真っ白な部屋だった。困惑していたところ、突然後ろから声がしたから振り返ってみると、そこには赤長髪で長身の女性がいた。

 

「あなたは…」

 

「私はカーリーだ。ここは赤い部屋といって、私がお前を鍛えるために用意された部屋だ。」

 

「赤い部屋…ああ!技能のやつであった気がする。」

 

「そうだ。あれだ。」

 

 するとカーリーさんは剣を抜いた。…え?

 

「では早速訓練を「まってまって!」…なんだ?」

 

「たくさん聞きたいことがあるんだ…ですけど、良いですか?」

 

「…構わない。それと、タメ口で構わない。さん付けもいらない」

 

「あっはい」

 

 取り敢えずカーリーは剣をしまった。良かった…

 

「ほっ…じゃあまずは1つ目。カーリーは何者なんだ?詳しいことを聞きたいんだが…」

 

「…わかった。私は都市と呼ばれる場所で育って特色フィクサーになり、最強と呼ばれていた…らしい。フィクサーというのは、何でも屋のことだ。猫探しや殺人、戦争まで金を積まれればやる仕事だ。フィクサーには階級があって、9~1級までがあり、数字が小さいほど強い。そして1級フィクサーの中でも優秀な人物を特色と言われるのだ。大体わかったか?」

 

「大体は。次に、今の自分はどういう状態なんだ?」

 

「今のお前は夢を見ている時と酷似している状態だ。」

 

「こっちで鍛えた分はあっちに加算されるのか?」

 

「ああそうだ。そのステータスプレートとやらに書いてある筋力とかが加算されるはずだ。以上か?」

 

「そうだな…ああもうない。感謝する。」

 

「よし、ならば訓練を開始するぞ。」

 

「了っ!」

 

 そして俺達は訓練を開始した。最初に模擬戦をしたんだが、結果で言うと惨敗。流石最強と呼ばれるだけあると思った。しかも本気の1割も出してないとか、どんだけバケモンなんだよ師匠は…あ、カーリーのことは今後師匠と呼ぶようにしました。

 その後は色々剣術とか教えてもらった。それらを教えてもらった後に、また模擬戦をした。お褒めの言葉をくれたんだが、それでもまだまだ程遠い。いつの間にか俺の目的は、師匠を超えることに変わっていた。

 

・・・

 

「時間だ」

 

「ありがとうございました。」

 

 つ、疲れた…

 

「そうだ、これを渡しておきたかった。」

 

 すると師匠は、師匠の剣に似た剣と服を取り出した。

 

「これは…」

 

「この剣はミミクリー。完成形だが、私のものより弱い。常人でも振るえるように調節したのがそれだからな。服は特殊な素材で出来ていて、そう簡単には破れないし、吸収性も高い。ぜひ愛用してくれ。それと、」

 

 師匠は剣と服を手渡した後、俺の頭に手を置く。

 

「!?一体何を…」

 

「あっちに戻ったらステータスプレートを確認しろ。技能を増やしておいた。」

 

「!そんなことが…」

 

「ああ。あと、早く戻ったほうが良い。じゃあな。またすぐに会えるさ。」

 

「はい!また後で」

 


 

「…ハッ!」

 

 ここは…ああ、部屋か。ステータスプレートを確認するか

 

=======================

 

赤霧戒(カーリー) 男(女) 17歳(不明) レベル:1(レベル?)

 

天職:赤い霧の弟子(赤い霧)

 

筋力:450(?)

 

体力:450(?)

 

耐性:150(?)

 

俊敏:350(?)

 

魔力:10

 

魔耐:150(?)

 

技能:赤い霧の魂[+入れ替わり][+入れ替わり時、肉体を極限強化]・念話・特殊剣術[+威力上昇][+攻撃速度上昇]・煙草耐性・剛力・最強の弟子・EGO発現[未完]・赤い部屋・気配感知[+範囲増加]・魔力感知・言語理解

 

=======================

 

 隣の()はなんだ?てかステータス上がりすぎで草。チートやチーターやんこんなん!

 一旦落ち着こか…ふぅ…よし、落ち着いた。赤い霧の魂…?念話はなんとなくわかるが…どういうことだ?

 

『それは私が説明しよう。』

 

「うわあ!」

 

 こいつ直接脳内に…!

 

『悪い、脅かしたな。』

 

「心臓に悪い…」

 

『別にわざわざ口に出さなくても会話したい内容を想像するだけで会話できるぞ。これが念話の能力だな。』

 

『な、なるほど…とりあえず、今は赤い霧の魂について教えてくれ。』

 

『そうだな。まず、ステータスの隣に()があるだろ?それは私自身のステータスだ。見えない部分は、恐らく入れ替わったら見れるようになるんだろう。()が無いところは変わらずといったところか。』

 

『なるほど。でも、師匠に頼りっきりというのもだめなんですよね?』

 

『当たり前だ。私と入れ替わると、次の日はずっと全身筋肉痛になる。更に10分伸びるごとに筋肉痛の時間が1時間増える。これらが赤い霧の魂の効果だ。』

 

 地味に嫌だ…

 

『ってか、すぐに会えるってもしかしてこのことだったんですか?』

 

『そうだ。さて、話を変えるが今日から他の連中も訓練なんだろ?ついでに見ていくか。』

 

 見てく?するじゃなくて?

 

『俺は参加しないでいいんですか?』

 

『私がいるだろ?まあ、今回の訓練内容で考えんこともない。』

 

『交渉は…?』

 

『自分でなんとかしろ。』

 

『んな無茶な…まあ早速行きますか。』

 

 俺は師匠から貰った剣を持ち、服を着て訓練場に向かった。服と剣を持った時、多少の違和感はあったがどこかしっくり来た気がした。

 

 あと流石にこの剣の見た目で外は出歩けないので包帯でぐるぐる巻きにした。

 

・・・

 

 朝食を食べた後(服とか剣とかについて色々聞かれたが、その件はまたいつか)、訓練場に来てみた。来てみたのだが…

 

『なんというか…微妙だな。』

 

『お前もそう思うか。』

 

 あの一晩で完全に麻痺したなこれ…一応今回は参加しておくが。

 さて、次からは訓練に参加しなくてもいい許可を得ないとな…




別作品である「キヴォトスの復讐者」は活動報告にて詳しいことを書いてますので、そちらを見てください。

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