提督と北上の告白シーンを妄想して書いてみました。
初めての二次創作なので、至らないことがたくさんあると思いますが、よろしければ見てください。
「なぁ、北上」
この鎮守府の提督は秘書艦の北上に声をかけた
「んー、どうかした提督」
執務室のソファーに寝転んで漫画を読んでいた北上がやる気がなさそうに返事を返した。
「あー、なんだ、俺が提督に着任して、たくさんの艦娘と一緒に深海棲艦と戦って鎮守府を大きくしてきた」
提督は帽子で顔を少し隠しながら北上に話しかけた。
とある鎮守府の提督の部屋にて
「なぁ、北上」
この鎮守府の提督は秘書艦の北上に声をかけた
「んー、どうかした提督」
執務室のソファーに寝転んで漫画を読んでいた北上がやる気がなさそうに返事を返した。
「あー、なんだ、俺が提督に着任して、たくさんの艦娘と一緒に深海棲艦と戦って鎮守府を大きくしてきた」
提督は帽子で顔を少し隠しながら北上に話しかけた。
「うん、そだねー、昔の提督ったら連戦連敗で毎日執務室でこっそり泣いてたしねー。いやー提督も大きくなったねぇ」
そう、ちゃかしながら北上も言葉を返す。
「おま、なんで知ってんだよ、ばれないようにいつも執務室までいつも耐えてたのに」
提督は顔を赤く、声を荒げて返す。
「んー、あ、そういえば提督にとってはばれてないつもりだったんだっけ、ごめーん」
何も気にしていない風に、謝りの言葉を返す北上。
「俺にとってとか、どんだけの奴がこのこと知ってるんだ?」
提督は若干上ずったような声で尋ねる。
「提督が弱かったころの艦娘なら全員知ってるよー、青葉も知ってたからもぉみんな知ってるんじゃない?」
どこか笑いを含みながら北上は返す。
「終わった、俺の提督としての威厳が…、新しい艦娘にはまだ大丈夫だと思ってたのに…」
提督は両手と膝を床につき、絶望と羞恥心が混ざった顔をしている。
わかりやすく言うとOrzである。
「あっはっは、いいじゃん提督、みんなそんな提督がすきだよぉー、大井っちもこの話聞いたとき大笑いしてたし」
北上はけらけら笑いながら、提督を追い詰めながら励ます。
「新規の艦娘がうちに慣れ始めたときにいつも俺と顔を合わせないようにする時期があるんだが、そのせいか…、どうすんだこれ…」
提督は椅子に座りなおして頭を抱えている。
「まぁ、うちの通過儀礼だねぇ、いいんじゃない親しみがわくってことでさー」
にやにや笑いながら北上は提督の方に歩いて行く。
「俺としてはこぅ、漢みたいな、そんな女々しいやつだとは思われたくないんだよ」
顔をしかめながら提督は言葉を返す。
「まぁまぁ、あたしはそんなかた苦しい鎮守府よりも、うちみたいな提督のいる鎮守府
のほうが楽だしねー」
笑いながら北上は言葉を返す。
「俺の威厳はもうないのかよ…」
提督はどこか悲しげな表情でつぶやく。
「そういえばどしたの提督?いきなり昔語りはじめてたけどさー」
北上は提督の居るデスクの前に立つ。
「いや、なんでもない、また改めて話すよ、うん」
提督はさっきまで落ち込んでいた顔を少し赤くして言葉を返す。
「えー、なんで、なんかあやしいじゃん」
提督のことを疑うような目で、提督の目を見て言う。
「そんなことはない、ただちょっと早かったと考えなおしただけだ」
提督は帽子のつばで目を隠しながら答えた。
「提督、そんな態度とったら何か隠してるってバレバレだよー、いいからちゃっちゃと言っちゃいなよー」
提督の目を下から覗き込み、北上はにやにやしながら提督を問いただす。
「っつーー」
提督はさらに耳まで顔を赤くして、引出しから書類と小さな装飾された箱を取り出した。
「北上、俺と結婚してくれ」
提督は箱を開けて、中身を北上に見せながら、真っ赤な顔で声を振り絞るように北上に伝える。
「俺はっ、お前とずっと一緒にいたいから、俺と結婚してください」
羞恥心に悶えるように、どこか上ずった声で思いを告げ、北上を見る。
「いいねぇ」
北上は提督の頭をつかみ。
提督の唇を奪った。
「ぬぁぁ……」
提督は力を込めて抜け出そうとするが、相手は艦娘、提督は逃げられなかった。
4秒ほど北上から奪われた後、静かに北上が提督から離れ、提督は椅子に崩れ落ちた。
「ちがくね…、逆じゃね…」
提督は全身を真っ赤にして、恥ずかしさと驚きと、衝撃で震えるようにうつむいている。
「しびれるねぇ、ありがとね」
北上は顔を赤くして微笑みながら、提督が差し出した指輪をはめた。
「提督、頼んだよ」
北上は提督のデスクに置いてある書類に自分の名前を書き込み。
ケッコンカッコカリ承認
………
「俺と北上は結婚したんだよなー」
提督は感慨深げに暁の地平線を眺めながらつぶやいた。
「そだよー、いやーあの時は驚いたよー、提督ったらあんな会話した後に結婚してくれって言うからさー」
北上はソファーで寝ころびながら答える。
「悪かったと思ったが、逃げたくなかったし、早く伝えたかったからな」
顔をわずかに照らす夕焼けで赤く染めて言葉を返す。
「好き…いや、愛してる、愛したいと思ったからさ…北上のことを」
日が全て落ちる直前の地平線を眺めて、北上を見ずに言う。
「もー、提督ったら、何いきなり恥ずかしいこと言いだしてるのさ―」
むくりと北上はソファーから起きて、提督のところに向かう。表情は暗くて見えない。
「もう少しで終わりだからさ、あの時言いきれなかった言葉を言いたくなってな。そうじゃないとカッコ悪いだろ?」
提督は北上に振り向いて、笑う、暗くてしっかり見れないけど、笑っているのがわかる。
「提督、そんな死亡フラグみたいなこと言わないでよー、明日すごい戦いがあるんだからさー」
明日は深海棲艦との大規模な作戦が始まる、各々鎮守府で好きなように過ごし、ほかの艦の気遣いで今この場には提督と北上だけしかいない。
「すまんな、だから帰ってきてくれ北上、俺は待ってるから」
日は沈み、暗くなった部屋で表情は見えないが、震えた声が提督から聞こえる。
「大丈夫だよ、もう負けないから、負けるたびに決めてたからさ、もう提督を泣かせないってみんなでね」
提督のデスクまで行き、提督を抱きしめる。
「だからさー、泣かないでよ提督―、あたしたちもう提督を泣かせたくないからねぇ」
提督の頭を胸に抱き寄せて、あやすように、安心させるように言う。
「そうか、そうだよな、もう負けないって、叫びながら、もがきながら、勝ち星を増やしてきたんだよな」
提督は顔を引き上げ、北上を抱きしめ返してこう叫んだ。
「お前たちは負けない、だから帰ってくる、そして愛している北上」
北上と正面を向きあい、提督から北上の唇を奪い、すぐに離れ。
「0500時、第一艦隊出撃だ」
目を軽くぬぐい、提督は執務室から退出した。
「提督ってば、初めて自分からキスしてくれたねー、うん、最後の顔はばっちりだったよ提督…」
北上は少し茫然をしていたが、すぐに気を取り戻して自分の唇に指を当てながら微笑んだ。
「0500時、第一艦隊旗艦、重雷装巡洋艦北上改二出撃します」
「暁の地平線に勝利を刻んでくるよ、提督」
そう誰もいない執務室に返答し、執務室を出た。
………
「艦隊が帰ってきましたねー」
そういってボロボロに大破した第一艦隊が帰還した。
「任務完了だ、ご苦労だった」
提督は震える声で任務完了の声をかけた。
第一艦隊の艦娘たちは雑談をしながら執務室を出たが、一人だけ残った艦娘がいた。
「提督」
北上は提督に近寄って声をかけた。
「提督泣かないでよー、私達ボロボロだけどちゃんと帰ってきたんだからさー」
提督の顔を見てあきれたような、ほほえましいような少し明るい声で。
「泣いていない、これは汗だ、もう泣かないと約束したんだ」
提督は北上のことをしっかりと見つめて、濡れた顔のまま見つめあった。
「そうかー、まぁいいや」
北上は提督のデスクの前に立ち
「第一艦隊旗艦、重雷装巡洋艦北上改二ただいま帰還しました」
敬礼をした
「ああ、ああ、よく戻ってきてくれた」
提督も敬礼で返し、北上を抱きしめた。
「うん、提督、出撃前に言ってた提督の言葉に私もいいたいことがあったんだー」
提督の正面を向くように姿勢をずらして、提督と向かいあい北上は言った。
「私も提督のことを愛してるよー」
軽い感じに言葉を言った後に北上は提督の唇を奪った。
「いいねぇ、しびれるねぇ、よろしくね、提督」
終わり
読んでいただき、ありがとうございました。
初めて書いたssなので、すごく不安はありましたがせっかく書いてみたssなので投稿させていただきました。