編成は次のとおりである
旗艦・金剛
随伴艦・電・高波・長良・高雄・漣 である。それぞれ「個性」を有しており、そのつど適材適所で対処をしている。
電「司令官さん、目標海域に到着しました。」
「了解、総員戦闘配備!」
この一声で鎮守府内の空気が一斉に緊張が高まりCIC[戦闘指揮所]に警戒アラートが響き渡り、明かりが赤灯に切り替わった。
「村上さん、瀬戸内海の拡大図を」
「はっ!」
すると近くの棚から海図とコマと艦隊編成シートを取り出し説明しだした。
「現在、我が艦隊は見近島を抜け、大下島沖を通過中、残り50分で敵艦隊と鉢合わせです」
「敵の位置は?」
大淀「E-2Cの情報によると、中島沖に軽巡2隻、駆逐艦2隻を確認。針路・速度変わらず北に航行中。」
そこに村上が西部に素朴な疑問を問いかける。
「司令、敵の狙いは、呉でしょうか?」
「おそらく、敵の目的は工場とドッグ内の船を破壊し、混乱させる目的だろな。村上、09と敵との距離は?」
村上はコマとシートを動かし説明した。
「現在、09がいるのはだいたいこの位置。敵艦隊がこのまま北上するとして、約5000、約46分で鉢合わせです。」
それを聞いた西部がわかったと言わんばかりの顔をし、無線を持ち命令を下した。
「達する。敵は現在呉基地に向かっているものと思われる。艦隊は、速力を最大にし、これを撃滅せよ。一匹も逃がすな!」
一同「了!!」
この時、艦隊一同が一息のみ空気がガラッと変わった。普段の彼女らから想像もできない鋭い顔になった。するとその直後金剛が、
「最大戦速!艦隊単縦陣!対水上戦闘ヨーイ!」と高らかに号令がかかった。
作戦はこうである。北上している敵艦隊よりも早く先回りし、正面から待ち構え叩く作戦である。だが悪魔で表向きの作戦であり裏目では2隻を別に単独行動させ、ある程度叩く作戦である。なので逃しても奥で待ち構えてる本部隊が倒してくれる[2段階攻撃]である
村上「司令、大丈夫なのでしょうか?」
「なぁに。うちの娘たちは精鋭中の精鋭の集まりだ。普段はあんなに可愛くて優しい娘たちが、いざ何かあれば風のように現れ鬼のように暴れ回る。だから安心しろ!必ず帰ってくるさ。」
一方艦隊は敵との距離2600まで近づいていた。ここで09艦隊は二手に別れた。金剛率いる本部隊と長良・漣の奇襲部隊である。2隻が選ばれた理由として、ステルス性に優れている点と機動性に優れている点で選ばれた。奇襲部隊の任は一つである。「見つけ次第撃沈せよ」要するに、本部隊の所まで敵を近づえるな。殺れ。と言う意味である。
金剛「サザミン!ナガラ!そっちはマかせマース☆」
長良「OK!任せといて!」
漣「相変わらず軽いですなぁ〜」
「漣!いっくよー!」
「アイ・アイ・サー!!」
10分後、奇襲部隊は戦闘海域に到着。敵との距離は肉眼で見えるところまで接近していた。ステルスのお陰で敵のレーダーには写っていないため、どんどん距離が近くなっていく。すると長良が漣に対しハンドサインをし、それに対し頷いて、スピードを徐々に上げていく。
次の瞬間、漣が敵軽巡の口を塞ぎ耳元に銃口を突きつけ低い声で、
「ざんねーん。」と囁いた。