敵は必死に塞いできた手を身体全体で振り払い攻撃しようしたが、漣に先制砲撃で撃ち抜かれていた。
「1キルゥ〜」と余裕そうに口にした。
それに負けじと長良も敵駆逐艦を2隻瞬殺していた。
「さっすがは長良さん。かっこいいですなぁ〜」
「ありがと。さぁて、さっさと片付けるよ。」
一方その頃、本部隊では対空・対潜を厳として速力三分の一に落として奇襲部隊の報告を待っていた。
高波「ちょっと報告が遅いかもです.....」
高雄「確かに、少し遅いわね。苦戦してるのかしら?」
電 「少し心配なのです。」
金剛「.............」
その予想は的中していた。奇襲部隊は赤いオーラが他の敵よりも多くまとっている敵軽巡一隻に手こずっており、二人はすでに小破・中破していた。戦っているうちに敵に敬意を示したいほどの練度に思わずびっくりした。お互い体も限界を迎えていて、息も荒くなっている。
長良「中々やるねぇ。久しぶりだよ.....こんなの........漣、まだいける?」
漣「まだまだいけ.....mすぞ.....っくっ...!」
漣に関しては先程も言った通り中破していて動くのもやっとだが、引くに引けないのである。そして応援を呼ぼうにも二人とも通信機器が破壊されており連絡手段がなくなっていた。
漣「.....ネェ.....長良さん、どっちが先にヤれるか......ショーブしない?」
長良は少し考え沈黙し
「.........、品は?」
漣はニヤリと笑い人差し指を一にして
「間宮さんの特大パフェ。」
「それあんたが食べたいだけでしょ」
「いいよ。それのった。引き分けのときは?」
その答えを言おうとしたした瞬間敵が主砲を放ってきた。二人は瞬間的に回避行動を取った。
漣「ちょっと、話している時に撃つなんてないわぁ〜。........いいよ、じゃぁラストマッチと行きましょうか!」
長良・漣が先に動き出し左右に別れ、円を書くように敵に勢いよく向かっていった。この時二人の体に異変が起きていた。大量のアドレナリンが出ており、半分覚醒状態になっていた。人間の構造上、楽しい時や何かを必死に物事をする時(スポーツや何かを守る時など)などに全う感や身が軽くなったことはあるだろうか?その「生物の能力」が今まさに獣のように吠えているのだ。
最初に攻撃を仕掛けたのは漣が主砲を2発放った。だが全て外れてしまった。だがその避けた隙を無駄にせず、背後から長良が肉薄戦を挑み殴り込んだ。だが殴っても蹴っても敵の笑顔は消えずむしろ楽しんでいるかのように見えた。敵軽巡は長良の胸辺りに蹴りを入れ蹴り飛ばした。こうなったらと言わんばかりに二人は最大戦速で進み、真っすぐ進んだ後、一列になり反航戦に望んだ。同時に魚雷を放ち、見事4本命中した。敵はバタッと倒れゆっくり沈んていく。
18:50
敵艦隊撃破。呉が焼け野原になることはなかった。
「E-2Cより09水上艦隊へ、敵艦隊の撃破を確認。直ちに奇襲部隊と合流せよ。」
「金剛よりE-2Cへ、先程から奇襲部隊との連絡が取れまセン、位置の特定をお願いしマス。」
「E-2Cより金剛へ、了解。09水上艦隊は引き続き警戒を厳とせよ。」
「了解デス!」
その頃長良・漣は海に寝そべっていた。息は荒くなっており、体もまともに機能していなかった。当然である、中破や小破状態で全体に大きな負荷をあたえてしまっているので代償は負ってしまう。
漣「...............................やっと............おわったぁぁっぁ〜」
長良「.........................つかれたぁー..............]
漣「流石に無理しすぎたかも.................」
長良「それなぁ.......通信機も使い物にならないし、見つけてもらうしかないね。」
漣「えぇ~だるぅー」
長良「もぉ、わがままいわないの。」
漣「ま、空がキレイだし、少し休むかぁ。」
長良「そうねぇ。」