ここからは、少し難しい話にはなるが、人類が初めて深海棲艦を確認し、なぜ艦娘が生まれたのかお話しよう。
そもそも、「深海棲艦」と呼ばれ始めたのはつい最近でありそれまでは「人型棲艦」と呼ばれてた。後にその様に呼ばれるようになった事もお話しよう。
先の大戦から八十余年ほどが経つが、各国では紛争や争いが絶えない。ほとんどの理由が上と上との醜い言い訳や領土問題制裁など様々である。そこに突如として海の上で巨大な積乱雲が現れ周りを覆い尽くした。すると深海からか雲の中からか、はたまたワープかして現れ各国の制海権を一気に赤い海に染めていった。最初の目撃は一九五七年であり自衛隊発足の三年後に空母を軸とした機動部隊がビスマルク海沖で現地の漁師によって発見された。そこから年に複数回目撃情報が出たがいずれも攻撃報告はなかった。そして人型棲艦が現れる時は毎回激しいあめが降ることが多かった。
そして奴らはついに本格的に動き出したのは一九八二年。米ソが核をチラつかせ、いつWW3が始まるかわからない冷戦の真っ只中である。そんな最悪の時代に奴らはオーストラリアのガーデン・アイランド沖から砲撃を開始した。街と司令部は混乱がしょうじ対応が遅れた。最初はソ連の攻撃かと思われたが、監視員の一言で現場と司令部は一層混乱した。「人型の兵器が港を攻撃している!」この時、全員が唖然とし凍りついた。いや、するほかなかったのである。この前例のない事例に司令部は直ちに動ける艦に攻撃命令を下した。その直後米ソ各国にコンタクトを取った。だがこの答えは全員【NO】であった。オーストラリア海軍は奮闘したが戦力は低下しており、呆気なく全艦やられてしまった。その後敵機動部隊はオーストラリア海軍の基地・軍港・艦艇を次々と見つけては破壊を繰り返し、制海権を剥奪した。これが人類初の人型兵器と戦いであり初めての敗北である。
その後、各国がワシントンD.Cに集まり、緊急会議を開いた。新たな脅威に備えるためと、本当に国が作った兵器であるか否かをしらべるため。互いに睨み合いと言い合いが続き、計6回の休憩が挟まれた。しかも寝る間を惜しみ計3日の話し合いが行われた。結果は各国同士の疑いが晴れ、もし同じ事案が起きた場合はその国の艦艇が対処する事となった。もちろん警戒もいつもの倍に増えた。
日本も現在の装備だけでは不十分と判断し軍備拡張を主張した。だが、戦後間もなかったため、中々合意に至らなかった。ようやく決定したのは1989年の平成元年のことである。この頃はようやく新型兵器が出ている頃であった。
〜時は経ち〜
2007年防衛庁から防衛省と昇格し、新たな航路に舵を切った。3年後内閣は防衛省の管轄の中に新たな部署を立ち上げた。「艦娘部」を立ち上げた。この部署は最近までは国家機密により存在を否定し隠し続けていた。ようやく公の場に登場したのは2018年である。実は日本近海にも何度も来ており海上自衛隊の艦艇が対処していた。っと表向きではそう語られているが、裏では国家機密の艦娘が対処していた。今までの平和は2つの組織が共同し日本の被害は少数で済んでいた。
だが問題が起きた。年々の少子高齢化が原因で人手不足になり、入隊する隊員が年々減っていたのだ。艦娘も人工知能であるが、整備も複雑で大変だったが、工作艦の開発に成功し修理の手間が半分解消された。
その後、各地に艦娘専用の鎮守府が立ち上げられ、深海棲艦に備えることができた。この時2019年に「人型棲艦」から「深海棲艦」に名前が変更された。理由は名前の通り深海からやってくるのを米原潜が捉えた。それにより深海棲艦は海底からやってくることがわかった。ならば潜水艦や対潜弾で先制すればいいと考えるがそれは間違えである。確かに深海からやってくるが、当てるのは至難の業である。捉えたのは音だけであり形は捉えられなかったのである。これを踏まえ、敵潜水艦以外は水上で迎え撃つしかなくなったのである。
更に時は流れ2024年に自衛隊から「擬人艦候補生」をが新たに設立された。それに伴い「艦娘」と呼ばれていたのを解体し、「擬人艦」に変更された。これは実験中に判明したことなのだが、一般人の中にも装備を扱えることが判明し、早速人事不足を解消するため設立した。性別関係なく自衛官でも入ることができた。対象は18歳から一般曹候補生と同じ試験を受ける。
それに伴い、「提督候補生」も設立した。こちらは23歳・三曹から入ることができる。
話を戻そう。西部提督こと自衛隊階級 西部海曹長は高校卒業後、すぐ暮れ教育隊に入隊し、護衛艦こんごうに乗艦後23歳に提督候補生に入隊。8ヶ月の訓練教育後2ヶ月の長期航海の末地元伯方鎮守府に配属された。
〜さて、軽く難しい話でしたが、いかがでしたでしか?少しでも理解していただければ幸いです。
次回はついに提督が化ける!?武装提督がついに登場する予定です!7話ぐらいか出る予定ではいますが、お楽しみに!