敵艦襲来から1年後、西部は大淀と書類の処理に追われていた。あれからは基本に大きな来襲はなかった。
大淀「提督、こちらにハンコを」
西部「あいあい〜。まじで書類多すぎだろ、、」
大淀「まぁ、たくさんサボってましたからね。」
西部「ぐへぇ」
この鎮守府の課題は艦娘の少なさである。いても指で数えられるほどであり、火力は申し分ない程度である。艦娘の獲得する方法は、上からの配備・移籍・選択志望の3つである。
西部「とりあえず、今のままだとまともに艦隊運営がむずいなぁ〜艦娘の疲労も溜まりまくりだよ。」
大淀「はい、ですが島で中々人が来ないのと五大鎮守府や重要鎮守府への優先配備なので我々のような鎮守府は後回しでしょう。」
西部「まぁ、確かになぁ。けど自然も豊かだし他の部署よりホワイトな自信もあるし、もっと人が来ても良いような気がするけどなぁ〜。ったく上は何考えてんだよ!チクショー!!」
大淀「提督、黙ってください。」
西部「あ、スイマセン...」
村上「提督、執務中失礼します。」
西部「大丈夫だよぉ〜。で、ご用事は何でいらしてぇ〜?」
村上「上からこんなものが...」
そこには募集要項か書かれていた
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擬人艦候補生募集!!
ー対象は十八歳もしくは提督候補生ー
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村上「条件を満たしている他の提督にも来ているそうです。」
大淀「提督、どうするんですか?」
すこし沈黙した後、紙を両手に握りしめて目をキラキラしていた。まるで欲しいものが手に入ったような顔である。
西部「うぁぁ!へぇっへぇっへぇっ!?ちょ!?これ...まじぃ!?
村上「はい、ホントです....が」
西部「よっっっっっっしゃあぁぁあ!!きえぇぇぇぇ!??!!↗↗qざwsぇdcrfvtbgyんふじも、kpl.@;・「:¥」
つかさず大淀が提督の頭を右手でチョップさせて気絶させた。
大淀「全くこの人は、村上さん。提督を部屋まで抱えてやってくれませんか?この人、三日連続徹夜なんです。」
村上「この人何週間分ためてんですか.....てか、絶対サボってましたね。」
大淀「御名答、後で手伝ってもらえませんか?」
村上はため息を付いて提督の尻を思いっきり叩き泣く泣く了承した。
〜次の日〜
提督は部隊全員を体育館に集め、朝会を始めた。
西部「えぇ~、この度、私西部提督は、一時提督業をお休みし、擬人艦候補生を受けることにしました。」
一同「・・・・・......えぇぇぇぇ!!??」
大淀「これにより、提督は6ヶ月の訓練及び学習を行い、修了式後は提督兼擬人艦として活躍します。」
高雄「でも、提督の代わりは誰が務めるのです?」
西部「そらぁ〜ここにいるじゃん。立派な代わりが!」
そう言って村上の方を見つめる。思わずえっ...俺?と言いながら二度見した。
西部「そう....君だ」
村上「えっ、でも俺まだ、来て3年ですよ!?自信ないし...他の提督を立てた方が良いのでは?....」
西部「なぁ〜に言ってんだぁ。3年間何の為副司令やってきたんだよ。それに、、ここには皆いるんだしお前もある程度能力を知っているはずだ。だから安心して指揮を執れ!」
村上は少し肩の重圧がほぐれ、少し勇気を持ち了承した。
西部「後他の奴に積み重ねてきた環境を破壊されたくないしな........てことで少しの間いないけど、いつものようにやってくれてたらいいから。少しの間よろしく!」
一同はやれやれな感じだったがなんだかんだで了承し、そこで朝会をを終了した。
春風が吹く頃、提督は港で内火艇を待っていた。
金剛「テートくぅ...」
西部「金剛...すまんな。紙をもらった時に相談しておけばよかった。すまん。」
金剛「.........」
西部「帰ったら美味しいご飯を待ってるよ。」
金剛は胸が今にも引き裂かれそうだった。この気持ちを今にでもぶつけたいので一杯だった。すると突然西部が提督が来いと言わんばかりに両手を広げていた。金剛はようやく自分の気持ちを解放し抱きついた。
金剛「絶体......戻ってきてクダサイ.....待って....マス」
西部「あぁ、すぐ戻ってくるよ。だからいい子にしてみんなを助けてやってくれ。」
西部は皆に見送られながら内火艇に乗り、沖の船に向かった。提督は伯方島を出港し、擬人艦教育隊がある呉へと向かった。
第一章 END