式典終わり、休憩を挟んでいた。しかしそこには二人の新人らしき人物がいた。
西部「てことで、この度特別遊撃水上隊旗艦を務めることになりましたぁ〜」
?「てか、あんただったとはねぇ。正直おどろきだったわ。」
??「そうですよ。まさかあの場所にいた同期が提督だっただなんて」
?「そうよ!もっと早く言っておきなさいよ!」
西部「すまんすまん。まぁ気を使われたりすると色々面倒だったしねぇ〜大人の事情ってやつだよ。」
金剛「テートク、その子達は一体誰デスカ?」
西部「あぁ~ごめんごめん。改めて紹介するね」
叢雲「はじめまして、特型駆逐艦の叢雲よ。ここの司令官とは教育隊で同期よ。」
吹雪「同じく特型駆逐艦1番艦の吹雪です!よろしくお願いします!」
西部「てことで今日からこの鎮守府に新たに配属された吹雪と叢雲だ。二人は俺の部隊に編入される。みんな仲良くするように!」
一同が返事する。
電「でも、遊撃部隊にしては数が足りてないのです。」
高雄「確かに明らかに足りないわね。これでは護衛でも危ういわ。」
西部「あぁ~それに関しては問題ない。ここにはいないだけで、他の鎮守府にいるんだ。集まる時はここに来るから、いつか紹介するよ。」
この部隊は空母1戦艦1駆逐艦3潜水艦2の計7隻の部隊編成で構成されている。潜水艦は呉戦艦は横須賀空母は佐世保である。いざとなればすぐ太平洋に出ることができ、外の脅威に迎え撃つことができる。過去にも遊撃隊はあったのだが、艦艇の少なさや悲惨な事件があり一時的に解体されていた。だが脅威が強まりそれに対抗すべく精鋭七人が選ばれた。
西部「とりあえず、18:00から隊員クラブとわだに集合ね。今日は着任祝いと部隊創設祝いだ!みんなたくさん食べるんだよ!」
一同「はーい」
西部「電と高波は二人を部屋に案内してくれ。時間もあるから色々案内してもいいよ。」
二人は返事をして吹雪と叢雲をリードした。
電「ここが二人の部屋なのです。」
部屋は5畳半の部屋がカーテンで仕切られてた。広さも1人分にしては十分でありロッカーも水面台も既に配備済みであった。
高波「他にいるものがあれば各自で購入してください。困ったことがあればいつでも言ってください。」
吹雪「うん!ありがとう。」
叢雲「とりあえず、部屋決めしましょ、肩が重いわ。」
吹雪「確かに、先輩方、先に部屋決めだけしてもよろしいでしょか?」
電「はい、大丈夫なのです。」
部屋決めをした後、鎮守府内を大まかに説明をした。途中寄り道が起きたり、猫が飛び出して腰を抜かしたりなど事故はあったものの、無事すべて紹介ができた。
電「以上が、鎮守府内紹介ですが、何か質問はありますか?」
吹雪「いえ、大丈夫です。」
叢雲「私も特にはないわ。」
高波「では、また何かあれば...教えてほしい1....かもです。」
そうこうしてる間に18:00間近だった。
吹雪「あっ!もうすぐ時間だ!急がないと」
4人は無事会場についた。
高雄「あ、来たわよ提督〜」
西部「おっ、主役は遅れて登場ってかぁ?二人とも案内ご苦労さま」
二人の笑顔がふとこぼれる。
西部「じゃぁー、主役も揃ったと言うことで、早速食べようか!」
この宴は、気づけば深夜を回っていた。ほとんどは酔いつぶれたり、普段のことや色々な会話が飛んでいた。
漣「ちなみに二人はなんでこの職種を選んだんですか?」
吹雪は昔からの夢であり人の役に立つ仕事をしたい、叢雲は最初は別の仕事に行こうとしてたが、広報官に誘われて興味を持ち最終的に入ったとのことだった。理由は様々ではあるが、最終的には皆同じ考えに近い感じである。
漣「ほうほう、なるほどぉ〜。ちなみに二人は教育隊で御主人様にあったときの第一印象はどうでした?」
二人は頭に?が浮かんだ。恐らく御主人様に引っかかったのであろう。漣がわかりやすく説明してようやく理解が一致した。
吹雪「ウーン、体がデカくて、優しく面白い人...って感じかな。」
叢雲「私はうざったらしかったわね」
漣「どういう所が?」
叢雲「喋り方や馴れ馴れしい所よ。ったく、常識ないのかしら!」
漣は心のなかで図星だった。けど慣れているせいか自分では余りそうは思わなかった。
叢雲「けど、リーダーシップ姓には優れていたわ。薄々気づいていたけど、ここに来るまでは半信半疑だったわ。戦訓のときは日によって性能が変わってたわ。」
吹雪「そうそう!なんか、司令官よりもガタイがでかい人を投げ飛ばしてたよね。」
それを聞いて漣は思わず声が出た。なんせ普段優しくて泣き虫な提督からは想像できない事を聞いてしまったから当然である。
叢雲「あれは......完全に面を被っているわ。」
次の日、提督は二日酔いに襲われながら、昨日の事務作業を行っていた。顔は薄青く死んでおり、目が限界を超えていた。
村上「司令、後は俺がやっとくんでもう休んでください!あなた死にますよ!」
西部「だめだよ.....後輩に業務......ヤラセル.....わけには.....オェ....」
村上「あーもう。俺はもう作業終わらせてるんで...」
だが完全に今のことに必死になっていて聞く耳を持っていなかった。村上は大淀を呼び最終行動に出た。
村上「大淀さん、お願いします。」
大淀はメガネを上げ直し鋭い目つきで了承した。次の瞬間西部の首をチョップで気絶させ、金剛を呼び部屋まで運ぶように指示した。
村上「スイマセン金剛さん。沢山可愛がって上げてください。」
金剛「大丈夫デース!☆テートクが嫌がるまでたくさん可愛がってあげマース!」
村上はだいたい予想がつき心のなかで軽く謝った。
村上「とりあえず、窓開けよ、、酒クセェ。」
それが西部が戻った後初めての提督作業だった。