呪具:一族列伝   作:何処にでもある

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 じゅじゅさんぽ 一方その頃編
羂索「軍師として働くの楽しいなぁ! たはー!」
宿儺「最近の調子か。6本目の指が封印されたぞ」
天元「日々の鍛錬により呪霊の発生抑制効率がこれまでの1.2倍、範囲の方は海をより多く含められるようになった。離島の多くを結界内に治められたのが僥倖だな」




1215年 気息奄々・封鎖

 

 

(骸刃は残り102本。呪力は4割。

 戦場は加茂花子の生得領域の再現。血がくるぶしまで浸り紅霧が広がる沼地。

 相手は六つ腕の人型。胸に変な球体(紫色の木星)。推定呪核。

 はぁ…ただ持病を治すだけの話がどうしてここまで大きくなるんだよマジで…!)

 

(けど、嘆いててもしゃあない。状況が最悪一歩前やもん。そんで考えるのやめたらそれこそ最悪やね。

 呪霊零、呪力カラカラ、そも今のウチの身体は誰のや。染めてた地毛がマジの金ピカに……や、今は後。

 幸い回復分の呪力で領域の維持は出来とる。解除したらどうせ病形態(モード)で逃亡。解除は出来んね。

 今のウチに肉弾戦は無理筋。補助に結界を展開しながら条件替え……無茶でもやらな死ぬ!)

 

 

『……ナンヤ、静カナ場所ヤネェ』

 

 

相方(ペア)はうずまき使って領域の維持しか出来ない嬢ちゃん一人。

 実質俺だけで戦う必要あり。相手は特級、それもかなり上側。

 正直無理って逃げ出したい。だが‭─‬‭─臆して逃げれば死ぬ相手)

 

旦那(ペア)はそこそこ戦える刃使い。手札は列伝の閲覧でバレバレ。

 結界の条件を弄って援護に回る以外は……術式(呪霊操術)はさっきから手応えがない。奴に奪われたか? それ以外の持ち味を探さな。

 ……分かっとる。絶望的な相手と条件なんは。けど‭─‬‭─立ち向かう以外に待つは死の一文字)

 

 

『マ、ヨイ、マ、ヨイ‭─‬‭─ウチノ残リ滓を見ルト気分ガエェネ。優越感言ウノ? 余裕ッテエエ響キヤト思ワンカ?』

 

 

(死んでも…妻の方は何とかする。契約もあるがそれ以上に……コイツはまだ幸せを噛み締めてねぇ)

(必ず生きて帰る。旦那も連れて帰る。両取りする覚悟は……無いけど、決めたって事で)

 

 二つの意思は統一された。

 キッカケこそ勘違いからの成り行きの契約。

 感情も列伝が齎す伴侶に対する愛情の生成による造られた物。

 しかし数百万の呪霊を贄にした特級呪霊を前に命を預けられる相手が居るのは、例え造られた信頼であろうと優位に立つ手札となる。

 

『ホナ‭─‬‭─』

 

「"傀式×赤血領域"」

 

 初手、少女の式神術と再現した領域の併せ技。

 閲覧した傀塚家の簡易式神をアレンジした血を媒介とした式神の作成。

 領域を構成している呪力の一部を組み直し生成された"血犬"による攻撃。

 

『邪魔スンナヤ』

 

 呪霊の腕の一つが宙を斬ればそれと連動して血の犬が切り裂かれる。

 それと同時に死角から三振りの骸刃の攻撃も呪力の爆発に巻き込まれて叩き落とされた。

 お返しとばかりに4つの人差し指が二人を指し‭─‬‭─反射的に飛び退いた場所が爆発する。

 

(……呪力操作と放出!! 産まれたばっかの癖に既に俺らと技術の領域が違う! ヤマ勘で避けなきゃ終わってた!)

(術式やない……こんな術式を持っている呪霊は居ないし引き継ぎは無し? 爆発は目視不可なまで圧縮した呪力を放った‭─‬‭─呪力操作の化け物やねぇ。領域内だから感知出来たけど、外なら無理や)

 

 同時に理解する。

 これは術式ではない。"単純な呪力操作と放出による斬撃と打撃"だと。

 放出する呪力の入り口を狭めたことにより、ウォーターカッターの要領で発射された斬撃。

 圧縮した呪力を結界で包み、結界が崩れる時間差で遠隔の爆発を引き起こす……極小の時限爆弾。

 理屈の上では理解出来る。

 しかし……それを行うには並外れた技術を必要とする。

 それこそ五条家の六眼持ちが生涯弛まぬ努力をして出来るかどうか……呪霊の一見すると術式と見間違う領域は、その程度の品物だった。

 

『オ前トウチハ生キテル世界カラ違ウンヤ。分カッタナラ‭─‬‭─ハヨ死ンドキ』

 

 乱雑に六つ腕が振るわれ、極小の爆弾がばら撒かれる。

 先程の爆発する時間を予め決めたものでは無い。結界に接触をトリガーとして解除する条件を組み込んだ"宙を漂う地雷"。

 

 触れれば最後、内部の呪力が放出され爆発に至る。

 

(……どうする、突破法は思い付いてる。曲がりなりにも領域内で結界を維持してるんだ、呪力の消費は半端じゃねぇ。その上"爆発"って現象を術式も無しに呪力操作で再現してんだ。そんな繊細なバランスで成り立ってる品物、ちょっとばかし結界の呪力配分を弄れば終わる……いや、そんな事しなくてもそれ以前に……)

 

(問題はその後。やっぱり産まれたばかりやね。自分がどれだけスゴいか誇示したくてしゃあないんや。だから肉弾戦じゃなくこんな迂回な事をする。問題は、"その弱点をどう最大限にして突くか")

 

(奴の元は妻の肉体の7割だが、其処に脳みそは無かったな……オツムの弱ぇ奴で助かったぜ。お陰で"殺すまでの道筋が見えた"。後は"どうやってこの情報を共有するか"‭─‬‭─)

 

 冷静に爆発する呪力がない場所で両者が思考を回す。

 加茂花子の領域は赤血操術と相性を良くする造りな為、再現主は領域内部ならば空気の湿度と流れを操作出来る。

 元は血が渇かないようにする為の機能だ。

 

「"骸刃"」

 

 少女はそれを使い爆弾を本人に接触する様に動かしてみたが……反応はない。

 構成されている呪力が同一であるのを利用した造りである為だ。

 この時点で敵の攻撃を逆手に取る方法は無しとなった。

 

「"骸刃"」

 

 日下部が刃を束ね大剣とし、盾にしながら呪霊の懐に潜り込む。

 呪霊が侮り嘲笑う声を出すも、地雷を的確に避け迫る様を見て臨戦体勢に入った。

 

「ほっ」

『子供騙シ‭─‬‭─‬ッ!』

 

 懐に入る直前に大剣を投げた目眩し。

 日下部が手放した途端地雷が起動し、紅霧が乱れるより濃くなる。

 想定以上の視界不良。闇雲に全方向に斬撃の呪力放出を行うも……反応はない。

 

「呪霊、お前元は一人だったの忘れてんだろ」

『ッ‭─‬‭─ソコ!』

「外れ」

 

 少女と呪霊は元々同一人物であり、これは呪力からみれば一卵性の双子以上に同一人物である。

 ならば"列伝の「再現」で少女の呪力を再現して全身を覆えば地雷は意味を成さなくなる"。

 

 呪力と一族列伝の性質を利用した防護膜。

 呪霊が考えた敵の領域内で結界術を利用した攻撃が出来たカラクリ、それと同様の手口。

 

「そんで……どんな物であれ、"領域は敵の陣地"という心得がなってない」

『ッ!!』

「外れ‭─‬‭─そもそも、"喋ってるのはウチや"」

『ハッ!?』

 

 "血沼に沈んでいた日下部が大剣で斬り込んだ"。

 アッサリと無骨な刃が呪霊の片脚を斬り飛ばし、日下部が霧の中に隠れ潜む。

 

「あーあー…腕は6本も有るのに足は一本になってもうたねぇ‭─‬‭─より蟲らしくなって男前やないの」

『……小癪ナ!』

 

 領域の条件変え‭─‬‭─ではなく、骸刃を筒状に変形させた事による移動。

 位置の偽装、日下部の言葉を真似たのは"列伝による再現"。

 

 "だけではない"。

 

「"骸刃は死体を刃にするが、それは死体を操れないって訳じゃない"」

 

 "骸刃は式神術に分類される生得術式である"。

 "呪核を受信機として操作出来、死体を刃のある呪具に変換出来る"。

 

「"簡単な命令なら‭─‬‭─脳みそ腐ってなきゃ喋らせるくらいは出来る"」

 

 一族列伝を使わせたのは"死体に戻った骸刃"。

 呪具は呪力切れの概念がない。そして一族列伝は"呪具であり、所有者の術式と絡めての使用が可能"。

 それを利用した、死体の喉を日下部と少女の物に変えた声真似。

 

《─‬‭─ツマリ、"今喋ッテイタノハ全テ死体"!!》

 

 何処までも子供騙しでしかなく……"日下部が少女と喋る為に用意した真っ赤な嘘"。

 

「……っての、行けるか?」

「‭─‬‭─了解。"イケるわソレ"」

 

 "勝ち筋を話す為の、時間稼ぎでしかない"。

 そして作戦会議は終了した。ここから先に齟齬はない。

 

『‭─‬‭─"極ノ番 ウズマキ"』

 

 呪霊が胴体から露出している自身の核……其の物となった呪霊の一部を切り取り、砲撃を放つ。

 一族列伝の閲覧した知識で現状を命の危機と理解したが故の全力。

 呪霊が術式の所有者となったが故に身を削る仕様になった術式の行使。

 呪力の総量を減らす奥の手の行使であり、加茂花子の領域なぞ簡単に破壊出来る一撃は。

 

「"結界の管理権は既に俺に譲渡された"」

 

 しかし、地面から生えた筒の刃の内側に呑まれて消え去った。

 先程不意打ちを撃つために、うずまきに対処する前提で形を作った刃。

 それはうずまきの威力に耐え切れず壊れ‭─‬‭─幾つもの刃を利用して作った道だった為に、その破壊力を外に出さずに封じてみせた。

 

「だが生憎と俺の呪力じゃあ1分の維持が精々だ。それまでお前に耐え抜かれたら結界は崩壊する」

 

 現状を纏めよう。

 呪霊は既に斬られた脚を生やし直し、うずまきを一発分防がれ弱体化した。

 日下部はここまでに呪力を3割まで減らし、結界の維持を考えればこれ以上動けない。

 結界が壊れれば、其処からは呪霊側は拡散して仕舞えば勝利となる。

 

 つまり、この領域の境界に火力をぶつけるか、耐え抜けば勝ちとなる。

 

 トントン……コキ。

 

「代わりに‭─‬‭─ウチは1分間だけ自由になった訳やねぇ」

 

 "それら全て、少女を倒すのが前提であるが"。

 

『ソ‭─‬‭─』

 

 ボッ!!

 

 呪霊が何か言い切るまえに、強い衝撃が呪霊を襲い掛かった。

 一度で終わらない。顎に、胸に、関節に、頭に……何度も地面に叩きつけられ、視界が血と泥に塗れて前後が分からなくなる。

 

『ガッグッギッゴボ!?』

「ずっと一緒やったもんなぁ」

 

 殴られている。呪霊がそう理解して反撃に移ろうとするも‭─‬‭─攻撃は終わらない。

 確かに殴っているし当たっている。"だがそれ以上の猛攻が呪霊を襲っている"。

 

『カハッ!!』

「ウチが術式を使った事は一度もないのも、"代わりに殴り合いで色んなもん勝ち取ったのも知っとるやろ"?」

 

 武術の類いはない。野生味溢れるステゴロの殴り合い。

 呪力を練り、拳と脚の打撃と共に放つ。

 術師の戦いの基礎であり……"術式を使う気の無かった彼女が唯一使えた呪力の活用法"。

 相手が死ぬまで殴れば死ぬという理論を突き詰めた‭─‬‭─"狂犬の論理"。

 近くの骸刃を持ち、呪霊の全身を突き刺し穴だらけにする。

 

「ウチがお前に勝つなら、やっぱりこっちの方がええと思ってな? 旦那は"相手に領域展開使わして傀塚の結界術で焼き切って殺せ"って言うてたけど‭─‬‭─それはあまりにご無体やと思ってねぇ?」

『ヒュー…ヒュー…』

「だから殴り殺させて貰うわぁ。間に合うかどうかについても大丈夫。一分あるなら─‬‭─」

 

 バチ‭─‬‭─ッ

 

「‭─‬‭─黒閃の一つ二つ、死ぬ気で出せばええ」

 

 黒い火花が無慈悲に振り下ろされた。

 一切止まる事ない乱撃の中の、ほんの一瞬、二度の連鎖。

 齎された奇跡はたったそれだけ。しかし弱体化した呪霊を祓うには十分であり……。

 

「"術式順転"‭─‬‭─"重責呪法 重撃"」

 

 黒閃を撃ったならば、新しい肉体に宿っていた術式を自覚する事くらい訳ない話。

 術式を発動して殴られた呪霊はトマトのように潰れ‭─‬‭─そのまま痛みに悶える中で絶命してみせた。

 生涯決して全力を出す事なく、全くもって不完全なままに……かつての平安京、その残穢である呪霊は、少女を蝕んでいた病は、消え去った。

 

 

 

 1215年。

 平安京の呪霊の姫が消息不明に。

 各地から調査員が送られ……暫くして、平安京にて呪具「霊籠」を発見。

 「中に入れた呪霊を強制的に従える」呪具の発見により姫君の遺物と認定。

 死亡したとして、空白地帯を巡って呪術師の争いが発生する。

 

 

 

 同年、ある村に日下部と名乗る夫婦の姿があったと言う。

 一風変わっては居たが村人らは彼らを受け入れたそうな。

 今では村の一員として日々を穏やかに過ごして居るという。

 

 

 

 ▲▽

 

 

 

「や、ウチまだやりたい事があるんよ」

「急にどうした」

 

 1220年。

 さて、仮に昔話の類いであればめでたしめでたしで終わる結末を迎えた日下部夫婦の妻がある日、そんなことを言い始めた。

 

「確かにウチを蝕んだ病は倒したし、あれから身の丈以上の生活も手に入れた。金もある、子供も二姫一太郎産んだし、其処に文句はない」

「なら何が不満なんだ」

 

 すっかり一家の大黒柱となった旦那が、すうすうと寝息を立て眠る赤子を抱えた妻に尋ねる。

 特級呪霊を倒して五年、あれから住み心地の良い村を見つけ、すっかり幸せな生活が板についた夫婦の姿が其処に有った。

 

「列伝の処遇について。正直な話、ウチはこれ無くした方がええと思う」

「何でだ、俺達が婚約した理由其の物だろ」

「それはウチらだからやろ。こんなの子供に渡すのは呪いやよ」

「そこも何でだ。このご時世力はいくら有っても良いだろ」

 

 一族列伝。

 夫婦の関係となるキッカケであり、これが無ければ妻は死んでいたに違いない品物。

 感謝こそすれ、無くすのは余りにも恩知らずだと旦那が言う。

 

「だって考えてみぃ? コイツの所有者全員自滅しとるやないの。

 初代は自己蘇生失敗して人形化、二代目は自ら創り出した儀式の一部に、

 三代目は子供の為の自己犠牲、四代目は自らの思想に押し潰されて、

 ほらな? ぜーんいん自滅しとる」

 

「列伝関係ないだろ。どっちかと言えば呪いなんて扱ってるからだ」

 

「後なぁ…名前がアカンわ。言いづらいねん「一族列伝」って。伝承花とか相伝花とか、もっとイケてて言いやすい名前だったら良かったのにな」

 

「二代目に言え。アレがそう名付けたのが始まりだから」

 

「でも今はウチらしか使わんやん? なら改名しても良くない? やってくれ 必要やろ?」

 

 平和なのもあるのだろう。

 これまで誰もが余裕が無くてそのまま使っていた不満点を挙げては、もっと良くしたいと妻が頬を膨らませて言う。

 特級呪霊から五年経てど日下部妻は未だ19歳。若々しい不満の意思表示だった。

 

「まあ無くすのを無しにしても、此処は譲れへんねぇ。列伝は良くなる余地がある。逆を言えば今は大分ダメダメ。なんなら式神内包させてソイツを管理人にしたら大分良くなると思うんや」

 

「ほう、その心は」

 

「子供に継がせない場合は旦那と同じ感じやろ? ソイツが悪人だったら碌でもないやん」

 

「あー…確かに倫理観と善性の歯止め(ストッパー)は欲しいな」

 

「後これ、"所有者候補に呪霊含まれとる"やん。流石に此処は絶対人に限定したい。余裕のあるウチらがやらねば誰がやる」

 

 アレが足りない、コレが欲しい。

 溢れる不満点が重みとなって肩にのし掛かる。

 日下部妻が目覚めた新たな術式。三代目が得た天元の肉体に由来する物、その影響だ。

 

 単に肩が重くなるだけに留まるはずの術式。

 それが彼女の呪力量によって「対象に重さを付与する」術式にまで底上げされた。

 日下部妻の呪力量と回復量は眼を見張る物がある。

 それによって術式として成立しているかも些か怪しいものであっても、十分以上の出力を保証されるのだ。

 

「……とまぁ色々言ったけど、結局の所ウチはもっと世間に爪痕を残したいだけやね。死にたくはないけど、ここまでの力を持って何もしないのは気持ち悪いわ」

 

「ふむ……なら余裕がある時にやればいいだろう。自分達が最優先、手を加えるのはそれが終わってからだ」

 

 そうして話がぼちぼち纏まり始めた頃に、眠っていた赤子の一人がグズりと泣き始めた。

 日下部妻がゆったりと揺らして猫撫で声であやしながらおしめを取りに向かった。

 それを見送った日下部の旦那が、頭に咲いた小さな白い彼岸花を指先に移し、空に翳す。

 

「ありがとな。思ったより波乱に満ちていたが、中々悪くない人生になった」

 

 夏の終わり頃。

 ススキ穂が揺れる夕焼け空。

 寒風が服の隙間を通り抜ける中、白い彼岸花が風に流されるままに散った。

 

 秋が終わり、冬が訪れようとしていた。

 

 






 呪具「一族列伝/葬花」(1220年〜)
 時間に余裕のある所有者によって改良が行われた姿。
 「善行/悪行」のシステムが追加され、この数値によって能力が順次解放されるようになった。
 そろそろ記録の容量も上限に近付いて来たので1〜4代目を「傀塚列伝」として式神にして分割、呪具に付随する物へ変更。
 所有者の剪定項目に性格が追加される。
 その他、口頭命令が必要な動作のもっさり感が改善され思考入力に。
 戦闘への利用がし易くなり、他にも様々な点が洗練された。

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