呪詛師「鵺」
獣変呪法の術式を持つ呪詛師。
かつて呪霊病に罹患したのを、感染部位を獣に変え切り離す事で逃れた経験を持つ。
また、その際に自身の術式の本質を理解し、肉体を生存可能な形に保って変化する方法を身に付けた。
それこそが"他者を変化させて喰らう事"。この手法ならば肉体に負担をかける事なく、副産物として寿命を奪い取れる事も判明。
それ以来、彼女は縛りを用いてあらゆる生物を
術師を襲うのは月一のご馳走…頑張った自分へのご褒美である為。
……しかし生き物は長生きする程に記憶を蓄積する。
200年近く行きた彼女に待っていたのは、暴走する食欲に囚われる末路。
脳だけは如何なる手段を使っても化けられないが故に、訪れた終わりだった。
ガン!ガン!ガン!
「…は?」
気付けば、彼女は廃屋の囲炉裏の前に座っていた。
ぐつぐつと鍋は何かの獣を煮込んでいて、芳ばしい匂いが鼻を擽る。
「何が起きた? 私は確か……がっ!」
思い返そうとして……彼女はぶり返した苦痛に声を漏らした。
ガン!ガン!ガン!
「そうか……そうか……私は死んだか」
七つの領域、七分の地獄、七回の死。
本物の蹂躙とは正にアレのことを言うのだろう。
抵抗する間もなく、一瞬が永遠に思える長く短い苦痛。
死者に貪られ、大自然のあらゆる災禍を味わい、黄金に潰され、全身の血を揮発させられ、切り刻まれ、古今東西の凡ゆる怨霊呪霊に襲われ、何もない寒い荒野を彷徨い眠った。
「死に際の夢か……ふん、最後の最後まで喰らう事しか頭に無いとは。我ながらとんと呆れるね」
懐かしいと思う。
この廃屋は彼女が産まれ育った場所だった。
隙間風に身体を震わせ、空腹に悶えながら鍋が出来上がるまで待つ。
辛くとも、1番幸せだと感じる時間だった事を覚えている。
「いつからかね……食べる事に関心が持てなくなったのは。長く生きる為の手段としか思えなくなったのは」
鍋の蓋を開け、ひび割れた茶碗に注いで掻き込む。
暖かく、貧素で淡白な味が舌を通り過ぎた。
「はぁ……美味しいね。今まで食べた何よりも美味い」
生きる為に食べる事は決して悪ではない。
しかし、美味いものを食べなければ何れこの世に飽きてしまう。
久しく忘れていた事実で、死に際で漸く思い出した。
食べる為に長く生きようとしたのに、いつの間にか長く生きるのが目的になっていたと。
ガン!ガン!ガン!!!
米一粒残らず空になった鍋を前に、茶碗と箸を置く。
「ご馳走様……さて、もう行こうか。散々食べてきたんだ、この老いた肉が美味いとは思えないが、食べられる番になったからには……今更、抵抗する気はないさ」
強く、強く叩かれ続けていた扉を前にする。
死の気配が今か今かと、大口を開いて待っていた。
「待たせて悪いね、目の前の食事を残したくは無かったんだ。今、開けるさ」
食べる為に狩った相手からの恨みなど知った事では無い。
途中から目的と手段が逆になったとはいえ、彼女はその全てを糧にして来た。
逆の立場になったからといって抵抗する気はなく、葬花もまた生き物だ。自然の摂理の一部になるなら寧ろ本望ですらあった。
呪詛師が扉を開けた。
「……は?」
………。
「おい…おいおい、それは違うだろう?」
黒い手が伸び、呪詛師の魂を掴み取る。
「待て…待て! "誰だお前らは"! 私が食べた顔面にお前らは居ないぞ!!」
抵抗する。
振り解こうとする。
怨霊でも、呪霊でも、死の具現でもない。
"なにか"が、外へと引き摺り込んでいく。
「くっ…呪力が練れない…! 離せッ…! 嫌だ…イヤダ! 嫌だァァァァ!!!!」
囲炉裏の燻っていた火が消えた。
残ったのは、暗く冷たい物に満ちた小屋が一つ。
▲▽
「……葬花は呪具だが、元は一人の術師の身体と、残穢が蘇ったなれ果ての"副産物"である」
狼の身体に降りた葬花が、黒く地面に染みついた染みの前に立っていた。
「仕組みは所有者の情報を遺伝に蓄える……が、そんな事をして生き物として成立する訳がない。
そもそも、生きている呪具というのが先ず矛盾している。
では生きている様に振る舞ってるだけかと言えば、そういう訳でもない」
傍らを目を向ける。
引き寄せで到達した場所は何処かの山奥だった。
誰の目も入る事はなく……助けを呼べる距離に人は居ない。
呪詛師が食べようとした術師は、既に赤く染まって倒れ伏していて……これもまた、黒い染みとして地面に溶け出していた。
「"葬花は初代の魂そのもの"。
初代の魂が二度目の死の後、花の形を取った呪具……に限りなく近い、自我の砕けた魂。
"白痴の魂を基底とする。だからこそ幾らでも書き込めて、成長する"」
……一つ、復習をしよう。
初代と呪霊が融合した際、死に際の呪力の発生は呪霊の発生として消費された。
そして呪霊……殆ど残穢でしかないそれは降霊術を利用して初代を不完全に蘇えらせた。
"決して、一族列伝という呪具はその時点で産まれてはないのだ"。
真の意味で一族列伝の基盤が完成したのは、二代目が改造してからの話。
「二代目はそれを取り込んだ。
飢えに耐えかねて
彼岸花の形に。生き物の振る舞いを与えた。そして以降も葬花は改造を繰り返され……そしてこの度、一つの特徴を手に入れていた」
変質を繰り返し、降霊術一つ取ってもその振る舞いは所有者によって変化する。
死者の完全な再現を行う初代、本魂をあの世から降霊する二代目、仮想の情報を降ろす六代目……。
同じ名前。同じ降霊術。
されど世界に一つとして同じ花は無く、必ず差異が生まれる。
「"殺した魂を仮想情報にする"。
六代目の術式に組み込まれた葬花は、その様な力が発生していると判明した。
降霊術・
その上で何かを殺すと、肉体と魂を"感情の型"に変える。
負の感情の溜まり場其の物に変化する……つまり葬花は今、命令を失敗し、達成出来ない状態にある」
病院、墓場、学校……呪霊が発生する負の感情の溜まり場とは、そういう
そして今回の所有者の術式に組み込まれた葬花には、殺した者を"象徴"に変える力が宿っていた。
手順としては狼の術式がアイヌ民族の信仰と繋がったのと同じ理屈。
人々の感情が流れる器を創り、仮想存在を成立させる工程と同一のもの。
「今後定期的に「鵺」と「鵺の被害者」を象徴とした呪霊が発生する様になってしまった。
本体ではなく呪霊による模倣犯だが……これでは呪詛師の殺害という命令は達成出来ない。
結論。次善策の試行。
行動決議。
事実。"葬花が鵺を象徴とした呪霊を殺しても何も起きなかった"。
事実。"この呪霊が術師を殺害した際、「被害者」という型に変わった"
推論。この象徴……呪力溜まりは被害者が増えるほど拡大する」
"永久にあの世に行けない、その上自分は何もできない地縛霊にする力"。
「命令審査。殺人教唆……所有者が目覚めるまでに人を呼び、祓う方法に検討が付かない。
助けた術師はつい先ほど「鵺を模倣した呪霊」により呪力溜まり…仮称「地縛霊」となった。
その為優先すべきは……所有者の安全の確保及び情報の譲渡」
改めて、ここまでの一連の流れはこうだ。
葬花は領域を展開し鵺を殺した。
しかし葬花には相手を「地縛霊」にする力が宿っていた。
急に出来た"象徴に"負の感情が殺到。地縛霊により鵺を模倣した呪霊が発生。
呪霊の不意打ちにより助けた術師が死亡。これもまた「地縛霊」となる。
呪霊を祓った(これは地縛霊にならなかった)後、情報を整理──し終わったのが、今現在である。
「決定。"帳" "魔境複合" "要石" "封印" "簡易式神生成"……次善処理完了」
残り20秒、葬花は呪霊の発生を抑制する結界と封印を実施。
更に発生した呪霊を祓う為の式神を生成。
所有者に情報を残す為に近くの石に文字と絵を掘って対策。
帰り道も地面に矢印を刻んで……狼が意識を取り戻した。
「ぁぅ……?」
目覚めた狼はその後、文字を列伝を参考に読み進め、手厚い情報から無事に鵺の討伐を術師上層部に報告した。
初めこそ半信半疑であったが、その後ピタリと被害が出なくなったことから事実であると認定。
遺された呪力の溜まり場に関しては葬花が些細を書く時間が無かった為に「鵺が遺した爪痕」として処理。
応急処置の上に儀式を重ねて負の感情が近づかない様に処理される。
「……ばぅ…だれも、たすけられ、なかった……おかみ、よわいよわい…」
以上の功績から四級術師 犬飼を二級に昇格。
本人の心情はさておき、正式な術師としての活動を認められる事になり。
そして東京は術師を遊ばせる程の余裕はなく、狼は心休む間もなく次の任務に向かう事になる。
▲▽
1370年。
新たに犬飼という術師が東京に登録された日の……12日後。
「わふ……くらいくらい。さむいさむい」
新月。月が浮かばぬ夜廻りの日。
元は狼。しかし犬飼は人の姿を取り、集団の一人として金銭と共に役割を与えられた。
であれば日々の生活の為にも呪霊祓いは行う必要がある。
『チョウダイ! チョウダイ! チョウ「"ばう"」─…』
「わふ……やっぱり、じゅれいはよわいよわい」
『──』
「…そっちにいるんだ」
その点、犬飼の呪力を宿した遠吠えは強力な手札である。
実質的な呪霊に対して限定された呪言。
その威力たるや、相手が一級中位程度ならば今のように一声で祓い、準二級以下ならば耳に届いても認識出来ないほど細やかな音の揺らぎでも祓う程。
呪術師には一切効かないものの、適当に東京の中心で大声で叫ぶだけで周囲一帯を祓えるのだから破格と言わざる負えないだろう。
『──』
「ありがとう……ここから、おおかみのしごと」
『──』
「んだぁ? このチビ…」
であれば……呪霊に割かなくていい人手も呪詛師の討伐に駆り出せるというもの。
犬飼の仕事は遠吠えと呪詛師の対処が主になりつつあった。
だがそれも……。
ゴッ!
呪詛師が瞬きした一瞬を突き、地面を蹴り上げて急接近。
狼の姿に戻って首元を噛みちぎって呪詛師の背後に回り、人の姿で頭部を回し蹴りで叩き付ける。
脳震盪及び首の右半分の欠損。呪力を練る間もない暗殺。
「………─」
「んべ…やっぱり、ぬえとくらべたら、こっちもよわい」
一秒の半分にも満たない二撃必殺。
狼が成長した訳ではない。多少は術の扱いに慣れたとはいえ、あれから戦闘能力は大した成長をしていない。
ただ、純粋に呪詛師の程度が低いのだ。
それもそうだろう。
今は戦国の世とはいえ、呪詛師は戦場に立たなくなってから年単位で時が過ぎた。
現役でもその間遊び呆ければ多少なりとも実力は衰えるし、稀とはいえ二代目三代目が居ようとも実力はお察しの通り。
ましてや「鵺」による術師の減少によって脅威が居ないとくれば、普段は油断と慢心に満ちた物となる。
幾ら戦闘姿勢に入れば強者であろうとも、常在戦場に至った強者は極少数なのだ。
犠牲者を入れた
犬飼は人の姿を得るまでは呪術師の本拠地で狩りをして生きてきた。
そこらの鹿と比べれば、呪詛師に気付かれずに近付くのは余りにも容易い。
「はぁ……」
暗闇に息を垂らす。
横に立つ者は居ない。
目前には終わりの見えない夜が続いている。
立ち塞がる者は居ない。
「……さびしい」
鵺を殺した。
安窓が死んだ。
大事なものが欠けて、同時に余りにも早く立ち塞がる者を殺した。
依然、小さな精霊達は犬飼に復讐をさせようと袖を掴んでいた。
「……のろいって、やだね」
ここは何もない冬の荒野だと、狼は夜を歩んだ。
底に在るのは孤独の末裔。
何人も恐れを忘れる事なかれ。
東の京に氷雪の獣ありき。
罪ある者は決して逃げられない。
例え獣自身であろうとも。
「やあ、いい夜だね。"北精の娘"」
▲▽
後日知った話とあるが。
あの日、六代目は羂索と呪物化の契約を交わした。
それにより六代目は一族列伝の所有権を喪失。
因果の均衡の問題か、新たな一族列伝は"海外"にて芽吹く事になる。
再び日本に……一族列伝を
そこからより詳細を知れる様になったのが1854年。
史上最悪の呪術師である加茂憲倫が創り出した「呪胎九相図」、その母胎となる
しかし1800年代も語れない事もなく、コチラを先に話させて貰おう。
ただし1370〜1800年の430年は人伝……これまで以上に断片的かつ不確かな物となる事をご了承頂きたい。
では……一人目。天元が新たな星漿体を得て間もなくの頃。
推定1510年頃。七代目と思われる一人の男の記録がある地方にて発見された。
中国……当時で言う明の時代。海岸沿いの片田舎。
北の地であるのにも関わらずその地、常夏が如き日差しが降り注いでいたという。
「ビィィィィッグサマァァあ!!!!」
……推定、領域内で夏を再現し、それを一地方を範囲に納めていたらしい。
雪は雨に。寒風は温風に。2018年と違い同時の夏は平均気温が20°程度。
それはそれは過ごしやすい日々を人々に齎したそうな。
死後は夏の神として祀られ、直後の戦争で人々の記憶から消える顛末となる。
「証明はされた……夏仙よ、あなたの力は私が有効活用します」
1590年。二人目となる八代目は、その夏男の隣の領土を治めていた娘であった。
夏男とは祖父孫ほどに年が離れ、どうやって突き止めたか一族列伝が力の源であると看破した。
食事に毒を盛り、彼岸花を喰らい無理矢理術師として覚醒。
術式は不明であるものの、彼女が記録し纏めた「夏明伝」を観るに「確定させる」術式であったようだ。
……封神演義のように、投げた物は確実に相手の頭を割っていた描写からの推測であるが。
しかし、事実としてその快進撃や凄まじく、彼女が死んだ頃には一族は皇帝に並ぶ英華の極みに至っていたそうな。
推定1630年〜1670年代。九代目と十代目はモンゴルに居た可能性が高い。
占星術式による追跡した結果、モンゴル平原に大規模な戦闘跡を発見した。
「ハハ! 楽しいなぁ旦那ぁ! お前が血を飲み干すが先か! 俺がお前を雲に変えちまうのが先か! 勝負と行こうじゃないか!!」
跡からして構築術式と放出系。平原の一部は常に雨雲から降っている事から、変換は消えない雲。
「雨を殺せ! あの呪いの雨水を海に逃さねば、俺達は共倒れだ!!」
不自然に直線的な谷や河が多い事から、放出もかなりの威力であったようだ。
1670年頃。十一代目はインド……ムガル帝国の
厄災の魔女、名を言ってはならない者、心に留める程寿命を減らす悪魔。
よって、遺された記録はごく僅か。白い彼岸花を頭に咲かせていたと記述されている事から辿り着いた者。
「ア"ー…ガチウケるわ。マジで……トモ見殺しにしたアンタら全員、
推定、術式は「呪詛返し」に関わるもの。
自身を知る事を条件にした無差別な呪詛返しだと推定される。
当時の人口9割が謎の不審死を遂げた事から、社会全体に対し深い憎悪を持っていたと見受けられる。
1790年頃。十一と十二代目の間は世代が途切れていた可能性が高い。
故に連続した世代は十二から十五代。
というのも、この時代は随分と短期間で交代していたようで、海外としては異常な数の術師の痕跡が集中して残っているのだ。
一族列伝由来か、はたまたそれに当てられか……自由と革命が叫ばれていた時の渦中。
フランス革命真っ只中のヨーロッパ全土に渡り、相当な事が起きていたのは間違いない。
例えばそう……ある記録を引用するならば。
「君は運命を信じる? 僕は信じてる──賭けは僕の勝ちだとも」
悪魔の賭博師の逸話。賭けに負けた物は等しく死体となり、輪郭を星座のように遺し消失したとされる。
「罪人諸君! 未来に希望を持つならばどうか共感を! 共にありとあらゆる
その悪魔を打ち倒したとされる革命家。レギオンとも呼ばれた、自身の話に共感させた者を悪魔に……呪霊に変えていたとされる者。
「それでぇー? さんざ暴れた落とし前、キッチリ耳揃えて払って貰おうか」
革命家を殺したと噂されるあるマフィアのボス。裏社会の者である為どの様な術師だったか不明だが、国を跨いで一帯を支配した事実は揺るぎない。
「にゃあ♪」
揺るぎないが……噂では飼っていた猫に首を噛みちぎられて死んだそうだ。
そして一族列伝も共に奪われており……。
「いい子だね、よくやってくれた。さーて! 船旅を華やかにする白い花と、非常食の猫を得た。行くか──
1800年。アメリカ大陸を覆うまで拡張していた天元の結界の端。
イギリスからアメリカ大陸に送られる移民船の一つにて、若い男と共に一族列伝の存在は確認される
ツル──ガン!
……事となったが、一族列伝が大陸に辿り着いた時には世代は交代されていた。
船舶での転倒。打ちどころ悪く……不幸な事故であった。
「今すごい音しなかった?」
「あー、ネコちゃん」
「あ、倒れ……死んでる……っ!」
「なにこの花ー? おいしそー。ねーね、分けて食べよー?」
「ねぇ……あれ、なに?」
「えい」
「ングッ……ゴクン!?」
「…! ごくん…まず…うわ、なにあれ」
「チェス盤みたいな道化師だね」
1800年。
「ダニエル・ウェブスター号事件」
後の「メアリー・セレスト号」に改名された船に起きた第一の悲劇。
無傷でアメリカ大陸に漂着した船に居た幼い姉妹と共に、一族列伝は新たな大陸に降り立つこととなる……。
『──ゲヒッ!』
……と、言うには彼女達は非力なまま、前所有者……特級怨霊「道化」を祓う必要があるだろう。
一族列伝は食べて受け継いでも、術師の身体に作り変えるには時間が必要なのだから。
天元(2018年版)
原作に居る人。呪霊と人の形態があり、1800年では人の身体である。
今作の語り部であり、認識外に一族列伝が行くと落丁が発生する。
が、所有者が全員派手に暴れたお陰でことなきを得た。
結界術の頂点であり、居なくなれば日本の呪術は千年衰退するとも。
今作では何に触発されたかじわじわと強くなり続けている。