呪具:一族列伝   作:何処にでもある

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 四級呪霊「魚腕」
 蝿頭が虫のザコ呪霊とするならば、これは魚のザコ呪霊。
 人の肘までの片腕を全体とし、肘の断面に魚の一つ目がある。
 普段は河童みたいにヒレのある手の平を尻尾にして進み、舟を見つけると底を掴み続ける。
 掴むが、陸に舟を上げれば勝手に剥がれて逃げる。
 それ以外は何もないが、舟を水に浮かべたまま放置していると、掴まれた箇所がより早く腐り、穴が開く。
 「舟に穴が空き水が入って沈没した」のなら、もしやすると管理不足だけではなく、この呪霊のせいかも知れない。




970年 三代目候補 幼名 石 雀 小石 小雀

 

 

 970年の春。藤原の一族がこの世の春を謳歌して3年目のこと。

 

(せき)(すずめ)小石(こいし)小雀(こじゃく)。今日はお前達の生得術式について調べようと思う」

 

「……はい」

「はい!」

「あーい」

「はい」

 

 傀塚家では、次代を担う兄姉妹々の呪力量や操作能力の基礎を教え終わり、其々が持つ生得術式の調査を行おうとしていた。

 2〜3歳で行うのは早期だと思うかも知れないが、平安の時代は病と呪霊が蔓延る世。

 特に傀塚家の血は、墓守の親に呪霊が居るのもあって皆が早熟であり、既に7〜8歳程度の肉体に成長を果たしているとなれば、早々に術式に慣れさせる判断が下されることも自然な流れである。

 

 さて、幼名ではあるが紹介するとしよう。

 

「術式……僕の術式かあ」

 

 母に似た容姿と陰の性格を継いだ長男の石。

 

「はい! お母様と同じものが良いです!」

 

 父に似た容姿と兄の陽気さを腹の中で吸ったように元気な長女の雀。

 

「雀姉ちゃんごーよくじゃーん? 特級クラスの術式がほしいーって」

 

 両親の特徴の混ざった容姿の、不真面目な態度を取る次女の小石。

 

「………」

 

 一卵性の双子だからか小石とよく似た容姿だが、上とは逆に真面目な態度を取る三女の小雀。

 

 以上の4人の子供への教育、その中でも人生を大きく左右する事になる生得術式の調査……術師の家系ならばいつ時代、どこであっても盛り上がりを見せる領域の話に、傀塚家は踏み込んでいた。

 

「事前に聞くぞ、みんなは今後家督を争う仲だ。希望があれば今は呪力操作に専念し、他に隠して調べてやれるが……どうする?」

 

「……お願いします」

「今やりたーい!」

「はーい俺もー!」

「私は後にします。まだ呪力操作を掴み切れてませんから」

 

「では石と小雀は後にしよう。私が相手をしている間は好きにするといい。先ずは雀、前に出なさい」

「はーい!」

 

「ふふ、がんばってねー」

 

 大きな術師の家系において、術式は家族に対しても秘匿する事が一般的であるが、傀塚家は新興の家である。

 隠す必要性を子供達は強く意識しておらず、唯一その手の話が通じるハクは旦那の横で静観の構えを取っていた。

 

「構えろ‭─‬‭─呪力を回せ」

 

 戦闘は、傀塚の主による無拍子の踏み込みから始まった。

 

「ッ!」

(焦るな。急接近したように見えるが、父様は術師としては私より圧倒的に弱い。呪術師の戦闘速度と思考能力なら常に見てから動いても間に合う。ここは真横に‭─‬‭─)

 

 瞬間、砂埃が立ち昇り、雀の顎が膝で蹴り上げられる。

 風の吹くタイミングを見計らった意図的な不意打ち。

 

「がッ!」

「前回教えた基礎が成ってないな。相手だけでなく周囲の変化も思考に入れろ」

 

 そのまま飛び上がった頭を掴み、地面に叩きつける。

 自身の子供であっても容赦はない。

 それも当然、一見致命的であっても呪力を既に纏っている以上、大したダメージにはならない。

 雀が倒れたまま蹴り上げを行うが、主人は既にそれを予測して立ち除いている。

 雀が立ち上がり、両者揃って前を向き合った対立の状況へと変わった。

 お互いに隙を見計らう、対峙の様相。

 

「ハク曰く、術式が宿っているのは頭部らしい。感触はどうだ」

「くらくらする以外‭─‬‭─ないよ!」

 

 雀が踏み込んでダメージ覚悟で殴ろうとする。クロスカウンターの構え。

 

「真正面からの突っ込みか。考え無しの猪突猛進は死ぬぞと言っただろう。高速思考可能な呪術師らしく、複数のパターンを考えて動け」

 

 前方に倒れるようにしゃがみ込み、獣の様に踏み込み、勢い付けて殴ろうとした雀に貫手を行う。

 体格差を活かした射程の急接近による攻撃。武術の型に嵌まらない獣の業。

 雀の喉が潰されてて息が詰まり、地面に転がった。

 纏った呪力の勢いが激しくなる。痛みに対する負の感情による呪力の出力の上昇。練り上げの甘さによる荒々しい動き。

 

「お前が覚えるまで何度でも言うぞ、考えて動け。先の先まで考え抜くんだ」

 

「……ッが…!」

(考えろ考えろって煩いなぁ…! 弱いならそのまま死ねよ。カマクソジジイが……!)

 

「クソジジイと考えてるな。そんな事を考える暇が有ったら相手がどう考えてるか、動きを予想しろ。今、私がやったようにだ」

 

「………ッはい!」

(うっさぃ……そこまで言うなら‭─‬‭─やってやるよ!)

 

 ‭─‬‭─術師ならば共通している事だが、呪力を用いた高速戦闘において、高速で動く身体に制御する思考能力は大前提である。

 それこそ0.000〜と続く刹那の時間でどれだけ考えられるか、相手の手を読めるかは最重要。

 子供だからといって、其処を怠るような者に未来はない。

 父の教育はその為の基礎中の基礎であり‭─‬‭─。

 

 ガコン。

(‭─‬‭─あ…なんか、噛み合った)

 

 故に今回、思考する事を嫌っていた子供が初めて真面目に戦闘に頭を回した瞬間‭─‬‭─深く考える性格であれば早期に動き出していたであろう術式の……考えの歯車が回り始めた。

 

(……これが、私の術式か!)

「‭─‬‭─‬っ!」

 

「頭部から何か生えたな…あれは確か……歯車か」

 

 "観えた通りに呪力を練り上げる"。

 "教えられた歩法に呪力で上げた身体能力を合わせ、一歩で間合いに入る"。

 "父が状況を認識するよりも早く鳩尾を殴り、吹き飛ばした"。

 

 土埃を舞わせながら、吹き飛んだ衝撃を殺し、そのまま追撃の踵落としに対して足を掴んで叩きつけた。事前に"観えた"通りに受け身を取り、衝撃を流す。

 

「初めて受け身が取れたな。その頭部の歯車が出る前とまるで別人のようだ」

「"観えてるからね"!」

 

 蹴りを父が前腕で受け止めて脚に流し、その後続く連撃も捌かれていく。

 

「分かった範囲での術式開示か。動きの違和感が先ほどより小さくなった。さて、このままどれだけ出せるか、検証するとしよう」

 

 呪力を鋭く纏い刃とした手刀を叩き落とし、父は相変わらず静かな眼で私を見据え続けた。

 

 

 

 それからしばらくして。

 

「はぁ……はぁ……ふぁぁ……きっっつ」

 

「ふむ……一先ず、雀の術式は「自身の未来を高精度に計算可能な歯車を出す」術式か。お前の呪力は3級だが、なんの縛りのない状態で約44分間、数十通りの過程(パターン)を自分の視点で観ていたのは良いな。ハクの低燃費性を継いでいる」

 

「なんで……倒す未来が見えたのに……父様ザコいのに……」

 

「そこが未来の観測ではなく計算と断じた点だ。お前の死角から攻撃…想定外の事態は計算出来ていなかった。だが……ふむ、雀、使った感想として、見えた未来の通りに動けたか」

 

「うん……"完璧に出来てた"」

 

「術式使っている間、お前は最後まで疲労を感じさせる動きを見せなかったな。足捌き、呼吸、重心移動、間合い……今まで教え、見てきた中で全てが理想的な動きだった。誇れ、お前は情報収集の手段を得れば化ける素質がある」

 

「にへ……やったあ」

「すずめー、終わったご褒美にお母さんのお膝で寝ようねー」

「……やめて……私もう子供じゃないもん」

「3歳が寝惚けたこと言ってるねー。戦闘で考え過ぎておませになったかなー」

 

「雀、後で望んだ未来を計算出来るかを試しなさい。他の性質も持った歯車を出せるかもな。上手く使えば修行の助けになる」

 

 息も絶え絶えの雀への指導を終えた父親は、ハクによる回収を横目に次の子供を手招きをした。

 小石が深呼吸をしてから前に出る。

 

「父さん休んだら? 流石に疲れたでしょー」

「問題ない。この程度ならばちょっとした散歩みたいなものだ」

「俺さー、弱いものイジメは嫌なんだよね。父さんは強いけど、弱いじゃん」

「先ほどの訓練を見てそれを言える胆力は評価する。だが、過信は身を滅ぼすぞ」

「なら‭─‬‭─確かめてみっかあ!?」

 

 先ほどの雀と打って変わった荒々しく、しかし筋の通った乱撃。

 一撃こそ軽いものの、持ち前の呪力出力により繰り出される高速打撃はほぼ非術師である父親にとっては全てが致死の一撃。それが回避も防御も許すことはないとなると、そこは死の嵐も同然となる。

 

「だが、動きが単調だな。フェイントもリズムの崩しもない攻撃は簡単に読める」

「なっ‭─‬‭─? かるッ!?」

 

 小石の腕を捉え、体重と呪力を乗せた攻撃を放つ。

 衝撃のない一撃……遅れ、衝撃。

 困惑。幾十と与えた攻撃に対しての効果の薄さ、次に衝撃の正体。

 

「なに…ガっ」

「武器だ。鎧通し……短剣の呪具。刃は潰してあるが、中々便利だぞ」

「ウチにそんなの有ったのかよ…」

 

「お母さんが観戦中に適当に作りましたー」

 

「というわけだ」

「なにそれずっる…」

「お前は特に優秀で準2級程の呪力があるからな。4級以下の呪力しかない私では武器がないと話にならない」

「衝撃の正体は…」

「呪霊が術式を開示するとは限らない。お前は戦闘のセンスがある。自分で考えてみろ」

 

(クソッ完全に想定外! 訓練に武器って有りかよ! 傷はないみたいだけど、さっきからずっと痛みが走ってやがる。痛みを増幅させる効果か? まともに動ける気がしねーな)

 

 思考中にも攻撃に転じる。脚を払い、噛み付き、爪を立て……その様はまさに獣。

 しかし……ダメージが軽い。

 短剣が構えられ、反射的に引き下がろうとし、剣に向けられた視線の死角からの手刀を首に貰う。

 頭からが揺れ、よろける。其処に首を短剣により斬られ、痛みに絶叫を上げた。

 

「ア"ア"ァ"ァ"ア"ァ"!!!! イダイイダイダイイダイ!!!」

「攻撃手段ばかりに目を向けるな。痛みは辛いだろうが、気持ちで乗り越えられる範疇だ。現に……この通り、私は斬られても平然としているだろう?」

 

 父が手本を見せるように、平然と小石が斬られた場所と同じ箇所を斬り、そのまま話しかける。

 果たして本当に同じ痛みを感じてるか疑わしくなるほど、その振る舞いに変化はなかった。

 それを見て地面を這いずり、小石は痛みに喘ぎながら奮い立った。

 

「ギッッいっっああア!!」

(化け物クソ親父のクソ野郎がっ!! ちくしょう、一番厄介なのは防御! それから不意打ち! 短剣に意識が持ってかれ過ぎた! 呪霊がこんなテクニカルな事しねーよざけんな! いや一番クソなのはこんな短剣作った母様だな! クソババっっ!!?)

 

 とすんと、軽く何かが脚に当たる。

 見なくとも何が起きたか理解した。遅れやってくる左脚の痛みが、短剣を投げたと理解させたのだ。

 見逃した対価がやってくる。

 

「ォオオ……!!」

「戦闘中の悪態が長い。余計な事を考えてるのが丸わかりだ。集中しろ」

「何が術式に調べるだ実践みたいなものじゃねーか…!」

「生憎私達は死地で目覚める方法しか知らないからな」

「術のカラクリ教えろよー!」

「いいのか、私から術式開示して。痛みが強くなるぞ」

「やっぱ自分で解く!!!」

 

「それでいい。術式開示は相手が知らない内に明かしてこそ術式を最大限強く出来る。逆を言えば、出し渋ってる内に先に暴いてしまえば、コチラが有利になる。覚えておくといい」

 

 術式開示の要求が悪手の時もあると身に沁みつつ、小石は次の手を考える。

 型のある攻撃は父の領分である以上獣の動きの方がいいと考えたのは正解だった。

 しかし獣のフリをする余り、人として分析する思考を放棄していたらしい。

 考えを改めて、痛みの中で真剣に向き合う。ただ1人、思考の荒波を漕ぐ。

 

 ああしかし……こういう時、自分以上の実力者の知恵が欲しくなるな。

 

 ‭─‬‭─ッフ。

(……? なんだ、急に身体が‭─‬‭─)

 

 誰かに頼りたい。その思考が術式が動くトリガーとなって、小石の身体を変化させた。

 背が高くなり、呪具の薙刀が手の中に現れた。

 

「照尽に変わったな。アイツは今書類仕事中だが……」

 

「‭─‬‭─力が沸いてくるな。今ならマジでヤれそう‭─‬‭─だっ!!」

 

 変化した身体に沁み込んだ術式を発動し、薙刀に炎を灯す。

 灯された炎は刃に変化し、薙ぎ払う一瞬だけ伸びて周囲を燃やさんと盛る。

 あまりの勢いに、小石は照尽とあまり会ったことがないが、本人と敵対しない事を誓った。

 

 誓って‭─‬‭─急に、目の前が暗転した。

 

「全員怪我は」

「‭─‬‭─ない。防御用結界で防げる威力で助かったよ」

「なら良し。念を入れて重ねてくれ。今の攻撃は照尽の縛りを破っているが、縛りまで再現されてるかまだ未知数だ」

「まあ主君への攻撃だもんね。こいしーだいじょーぶー?」

 

 意識が遠のいていく。

 見ず知らずの者の術式を使い、縛りを破った。

 その反動に意識を溺れ、小石は気絶する事となった。

 

 

 

 術式の解明。

 その為の本気の殺し合いは日暮れに小石が目覚め、勢いで全員に攻撃したお仕置きを兼ねた走り込みを終えたことで、漸く終わりを迎えた。

 

「‭─‬‭─だぁーー!! 俺もうげんかーい!」

 

「勢いで味方殺しは言語道断と知るといい。……降霊と構築が合わさった術式かと思ったが、ふむ……小石、念のため聞こう。過去と現在と未来、どれだ?」

 

「あー……"いっちゃん強い時"?」

 

「理解した。「付近にいる術者を万全の状態で再現する」術式だな。縛りが無いからかランダム選出だったみたいだが、お前が使ったのは照尽の術式と普段使いの呪具だ。一瞬だったが、照尽の呪力量と容姿が同じだった。俺に似た術式か」

 

真面(マジ)かー……なんで父さんに負けたんだー!」

 

「使い手が未熟だからだ。照尽は立場上縛りを幾つも結んでいるのに対し、お前は照尽の縛りも戦い方も把握していなかった。滅多に会わない相手とは言え、生きた相手の模倣を行う以上、人間観察と考察は今後ずっと行い続けろ」

 

「うぇー…」

 

「しかし……死者の再現の子が生者の再現とはな。ランダム選出はハクの血か。持続時間次第では特級呪術師が2人になる……私が死んだ特級を降霊した所で1秒も無理だが……ハクの燃費性能をどれだけ引き継いだかだな。詳細は追って詰め、縛りは慎重にに結びなさい」

 

「………うぃー」

 

 半分寝ている小石を抱え、嫁に渡して振り返る。

 其処には、小石が気絶している間に長引いた小雀の術式調べの間1人呪力を練り上げ続けていた長男、石の姿が有った。

 

「………」

「待たせたな……準備はいいか?」

「……構いません。初見殺しの術式なら、秘匿は重要ですから」

「ふむ…もう察してるとは、勘がいい」

「……答え合わせしても?」

「構わない。それを自力で悟るのも選別の一環だからな」

 

 夕焼けが沈み、夜の暗闇が辺りを包み始める。

 自身が影に沈んでいく中、長男は構えを取った。

 

「……照尽から聞きました。術式は本来、親が違う術式だからと言って、要素が混ざり新しく産まれたりはしないと」

 

「そうだ。確か京に居る……五条の一族が良い例か? 術式は原則、親と全く同じものと同じになる。決して六眼と無下限が合体した術式が産まれないように、術式の形は決まっている。髪色の遺伝と同じように、どちらかが原則だ」

 

「その家がどうかは知りませんけど……僕達の家系はどうやってか"術式が混ざっている"……その為に、あるんですね? "蠱毒の縛り"が」

 

「正式名称は"蟷螂の縛り"、加えて拡張用の縛りの"蛹の縛り"。結論から言えば最年少が7歳になった時、家長になれた者だけ生き残れる縛りだ。生き残りたいなら家長になる必要があるが、その手段は殺し合いでも話し合いでもいい縛りだな」

 

「……例外は」

 

「ない。本来なら子供1人産まれた時、私とハクが死んで終わりなのを引き伸ばしたものだからな。家門を分ければ或いはとも考えたが、そこまでは私達だけでは縛りきれなかった。お前の次代は可能かも知れないが、お前達の代は必ず1人しか生き残れない」

 

「…………」

 

 何故そんなものが。何のために、無視は出来ないのか。

 幾つもの疑問が流れ、しかし母と父から継いだ賢さが、自然とその経緯を読み解いていった。

 

「………………」

 

 長い沈黙が訪れた。

 

 耐えきれず、空を見上げる。

 平安の空は星空がよく見える。

 長男はそれを羨ましいと思った。

 これから6つの星が1つになるまで殺し合うなんて未来が起らず、星空の様にみんな仲良く光ってくれれば良いと願った。

 

 しかしそれは叶わぬ願いだ。

 

「……分かりました。では教えてください……僕が、生き残る方法を」

 

「勿論だ。私が伝えられる限りの全てを教えよう」

 

 

 長男はそれ以来、夜空を嫌悪するようになった。

 

 






 考歯
 今作独自の術式。
 高性能な予測の術式であり、その在り方は使い手次第で多様に変化し得る。
 未来予測は勿論、過去の解明、敵の術式の解明と適応方法の模索、地震や天気の予報、式神操作や結界の構築と維持、24時間羂索追跡装置、反転術式のアウトプット……人の脳の限界を拡張するそれは、使い手次第で幾らでもその性能を引き出し続ける。
 別名、招猫の基礎フォーマット。


 生霊術
 降霊術のコンパチ。
 近くに居る術師と呪具を再現する。再現出来る時間は呪力量で決まる。
 縛りで使い易くすれば便利だが、何処までも周囲依存だし、縛りを知らずに破ってお終いになる危険性がある。
 信頼出来る強い仲間が居れば強い。

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