呪具:一族列伝   作:何処にでもある

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 式神「偽魂の相」
 1日だけ傀塚墓守そっくりな式神を出す。
 傀塚白が可視化の呪具で、降霊術や胎に宿る魂の動きを観察した結果、1日だけ魂レベルで旦那/傀塚墓守そっくりの幻影の式神が創れるようになった。
 夫を想う気持ちが籠った逃亡用の一品。


 儀式「見立て/呪力溜まり」
 呪力は人々の負の感情が源水である。
 負の感情を抱いた際の場所のイメージに沿った場所に流れ、呪霊が産まれる。
 (場所…病院、学校、墓地などのランドマークに負の感情は溜まりやすい。この流れは沖縄で東京の学校生活の嫌な思い出したとして、その呪力は東京の学校に呪力が流れる…などでは無く、"近くの学校"へと流れる。その為、人口の多い場所程呪力は溜まりやすく、呪霊が産まれ易い)

 つまり、そういったランドマークに似せた建築物、場所には、例え本物でなくてもイメージされた場所に向かおうとする負の感情が流れてくる。
 後はそれらの感情から発生する呪力を使う仕組みさえあれば、呪術的な儀式は成立し得る。
 意図的か偶然か、問わずにだ。

 傀塚家の「儀式」を成立させる呪力は、
 この理論から発展した見立てによる感情集積の儀式場。
 呪霊による規格的な負の感情の呪力変換。
 人口不足を補う負の感情の発生装置であり、呪霊から呪力を抽出し貯蓄する装置である呪具「逆霊四呪」により成立している。




975年 平安京呪霊討伐・道中

 

 

 975年。

 藤の一族に対する「政敵死亡」の禍福操作の余波により、呪霊が平安京に溢れ始めてから8年が経った頃のこと。

 

「照尽、魂は死後に何処へ行くか分かるか?」

「突然ですね。あの世では?」

「そうだ。魂は死後長い時間を掛けて生まれ変わる為、既に生まれ変わった魂を降霊術で呼び出すことは叶わない」

「昔の者は呼び出せない訳ですか」

「試した限り、掘ると稀に見つかる縄模様の土器は無反応。奈良辺りの青銅の剣で半々だな。最も、呼び出せた所でとても人間性は存在しなかったが」

 

 次々と襲い掛かる4〜2級の呪霊を祓い、時には逃げ出して中山の峠を進むこと3日目。

 傀塚の主人とその従者は干し肉を食らい、休息の間に魂について談義を交わしていた。

 

「それは…輪廻の最中なのでは?」

「確定ではないが、ほぼそうだろうな。果たして輪廻が何処に行われているか定かではないが、仮に特定できれば降霊術の新たな領域に踏み込めるだろう」

「浪漫ですか」

「実益だ。流れを読めれば、次に産まれた時も妻と一緒に居られるだろう?」

「浪漫ですね」

「記憶が消えてしまう点はそうだな。呼び出した魂に魂に寄生する呪具を取り付けるなりして、近辺の魂の通り道を一通り確認したりしたが……通り道の使い方は、依然よく分かってないな」

「……ああ、あの呪具を使ったのですね」

 

 呪具「蜘蛛の糸」

 魂そのものに先端を取り付けることで逃亡先を見つけ出す呪具。

 但し長さは有限で全長50m。途中で見失えばそれまでと扱い辛い特性を持つ。

 制作者:照尽、傀塚白。

 

 高等な技術の産物に間違いないが、活かしきれてない呪具の一つである。

 傀塚家の主人は稀にそれを活用しながら領土の魂の道を地図に記したと言う。

 それがどう役に立つかは未知数だが、いずれ役に立つだろうとハクはぼやいていた。

 

「何故その話を?」

「興味本位で先ほど見かけた魂に試した所、糸がここから空に浮かんでな。もしやすると極楽があるのやもと、ふと思ったのだ」

「それは……可笑しな話ですね。魂は閻魔の沙汰を受けてから地獄なり極楽なり行く物でしょう?」

「私は閻魔は昔居た呪霊か術師だと思うがな。でなければ、彼が居ない時の死者は何処に行ったのだ?」

 

 普段しない話題に不審に思い裏を考え、もしやと指摘する。

 

「‭─‬‭─読めました。弱音ですか」

「バレたか」

「死後は何処を歩けば妻の元へ行けるか、という話ですね」

「さあ行こう。そろそろ襲われるやもだ」

 

 山の先に無数の呪霊の気配……どれも最低準2級レベルのものばかりなのもあるのだろう。

 主人にしては珍しく弱音を吐く姿に仄かな愉悦を覚えながら、照尽は軽く慰めた。

 

「ええ、今になっては死ぬ時は一緒。良かったですね、寂しい思いはしなくて済みそうですよ」

 

 どうせ数多の呪具を持った主人を殺せる程の呪霊なら、従者もまとめて殺すに違いない。

 

 ゴゴォ……。

 

██████████

 

 二つ先の山の影から這い出てきた山すら飲み込める程に巨大で……事実山脈を飲み込み、深い谷底を創りながら自分達と同様に平安京へと進む……腐臭を漂わせる蛞蝓(なめくじ)に似た呪霊を物見遊山の目玉としながら、照尽は心底そう思うのだった。

 

「うーん……あの蛞蝓、今も平安京に向かってますけど戦う事になるんですかね」

「さてな。一応連絡用の式神は飛ばしたし、その内特級術師が来るか、自滅することを願おう。喰らう程に呪力が増し続けている以上、放っておくほど厄介になるだろうしな」

 

 ここは平安までの道すがら。

 2日に一度は特級呪霊と袖合う死出の道なり。

 

 

 

 ▲▽

 

 

 

 平安に向かっていた蛞蝓の特級呪霊が、別の呪霊の領域展開により封じ込められ、そのまま死んだのを確認してから3日後の事。

 

「それにしても死んでくれてよかったですね、あの蛞蝓」

「ああ、代わりに山3つを飲み込む規模の領域展開が行える呪霊を発見してしまったがな」

「見なかった事にしたかったアレに御座いますか……」

「あの黒い太陽の如き呪霊か。最早実力差を考えるのも億劫になるな」

「当たり前の話ですけど、デッカい呪霊ほど領域もデッカいんですね。知りたくなかったそんな事実」

 

 宿の雑魚寝室で会話するのは当然、3日前に見掛けた黒陽の呪霊。

 後に空亡、もしくは特級呪霊「胎榴(たいろ)」と呼ばれる事になる存在の話であった。

 

「しかし、そんな存在でも平安京に行こうとしてるとなると……入れ食いも良い所だな。北の道でこれなら、南はどうなのだろうか」

「太陽の神でも来るんじゃないですか?」

「あの黒陽みたいなものか? なら、私は病と仏が合わさった呪霊にしよう」

「……賭けますか?」

「しないしない。どっちが来ようと相対した時点で私達が死ぬ」

 

 もう笑うしかないと、二人して乾いた笑い声を零す。

 召集されたとはいえ、ここに居るのは2級と補助監督以下の存在。

 これから相対するであろう相手を見ても尚逃げ出さない蛮勇…手にした術師の立場の為に非術師を守ろうとする考えはあるものの、行ったところで何か出来るとは端から考えてなど居なかった。

 

「……一応聞いておきますが、これって奥様の禍福操術のせいじゃないですよね?」

招虎(まねきねこ)。虎要素が欠片もないのでそう言いたくなる気持ちは分かるが、本人の名付けを尊重しなさい。そして、その疑いは検討違いだ。あくまでも政治の見せ札。使えば報復されるからな」

「私にですか」

「そうだ。これまで縛りが破られてなかった以上、使ってないのは感覚で知っているだろう」

「……………」

「幾ら妻が結界と式神が比較的に上手いとはいえ、照尽と違い生得領域に指先も触れられてない術師だ。呪符にも疎い。決して万能ではないと分かってくれ」

 

 そうして夜分も遅くなり、そろそろ眠りに着こうとしたその時である。

 

「横から失礼。話に加わってもよいだろうか?」

 

 "額に縫い目がある"白髪混じりの女が会話に混ざろうとしたのは。

 

「術師の方に御座いますか」

「…おや、隠したつもりだったのですが」

「今の話題に混ざろうとするのは術師でしょう」

 

 照尽が可視化の術式逆順により"二つの呪力、術式、その内に広がる生得領域及び極の番"を目視して、自分達と同様の2人旅だと判断する。また、片方は小動物のように小さく頭の辺りに居るとも。

 術式は一人一つが原則である以上、小型化か幽体離脱の取り憑きか。

 そういった術式を持った呪霊と戦った事はあるが、人が持っているのは初めて見た。

 

 そうやって珍しいと思いながらも、照尽は眠気から敢えて無視する事とした。

 生来の戦闘への嫌悪に加え、共に宿の場を借りる者同士で争う気もない。

 殺気一つ、警戒すらせずに同席を許した。

 

 白髪混じりの女が座る。

 傀塚の主人を無視し、照尽へと話しかけた。

 

「それもそうだ。道理でしたな。……良ければその黒き太陽の話、聞かせて貰っても?」

「あなたも平安京に?」

「ええ。コレまでにない呪霊の奔流に興味を惹かれまして、少し前から遠巻きに観ていたのです」

「遠巻き? 京には入らないので?」

「まさか! 私なぞが入れば直ぐに死んでしまいますよ。今、あそこは常に3つか4つの特級呪霊の生得領域が展開されているのです。入れば最後、出る事は出来ますまい」

「……魔境極まってますね、とそうだ。黒き太陽の話ですね」

 

 別段隠すつもりも無く、その必要も感じられない。

 躊躇なく照尽は山を飲み込む蛞蝓の呪霊からの経緯に加え、余りにも広大な領域を持つこと、見ただけで精神が狂いそうになった事を話した。

 見た限りでは恐らく夜への恐怖が集まって産まれた呪霊で、"まだ呪胎の状態"だろうとも。

 

「成程…夜への恐怖ならば黒い太陽の姿を取るのも不思議ではない……ですが、どうしてそうお考えに? 呪胎と思った理由は?」

「太陽だから空関係。黒いので夜か闇。見たら心を狂わして来たので月。それも「新月」が象徴の呪霊。内部に呪霊の胎児が見えたので呪胎。大方産まれないのを縛りに術式を強化したと考えただけです」

「なるほど、呪胎は見て確認した……見ると心を狂わすらしいのに、なぜご無事で?」

「気合い」

「気合い」

 

 実の所根拠は「可視化」の術式逆順で観て感じたことが全てなのだが……態々それを説明するより、適当に読み取った結果から逆算してでっち上げた理論で説明する方が楽と照尽は考えたようだ。

 狂気の伝播も挙句の縛りで自分の術式と肉体に被害を集中、完全に焼き切ることで被害を抑えた結果である。

 気合いなど、そんな根性論での解決は全くしていなかった。

 

「はい、気合いです。術式も縛りも…それから呪力総量の半分が吹き飛びましたが、お陰様でこうして無事に御座います」

「……なんと。"呪霊本体を見た"だけで「術式」と「縛り」と「呪力の半分」が消えた!?」

「はい。焼き切れましたし、実際脳が半分燃えて溶けましたよ。私の右半分の髪の毛が灰のように真っ白になっているのが証拠です。……はぁ、縛りも共に消えたお陰で回復できたのが幸いでしたね」

 

 白髪の女があんぐりと口を開け、驚愕の意を示す。

 それもそうだろう。見ただけで術式諸共相手を焼く相手など、術師の天敵に他ならない。

 それを生き残ったばかりか、さらりと他人事のように流しているのだ。

 規格外の呪霊もそうだが、その上でまだ平安京に向かおうとしている意思にも、白髪の女は驚愕する事となった。

 

 傀塚の主人が二人の会話に注釈を付ける。

 

「……その時、私もその呪霊を見ようとしたが見れなかった。故に照尽が強く影響を受けたのは産まれないのを縛りにしたのに加え、自分自身を見え辛くして自主的な攻撃を封じたからだろう。罠の要素を強め、必殺とする。初見殺しに特化した縛りなのだろうな」

「ほう、なぜ照尽様は見れたので? そもそも、そうなって尚無事な理由は? もしや……」

 

「見れたのはそういう術式だからだな。他は教えんぞ、そうする義理がないからだ」

 

 その後幾らか取り止めの無い言葉を交わしたが、主題となる会話はこうして打ち切られた。

 反転術式の回復を禁じる縛りからの解放という切り札は、迂闊に話せない事柄だ。

 

 そして朝方……。

 

「ではこれで。昨晩の()()()とのお話、大変面白い物でした。またお会いしましたら茶でも奢りましょう」

「お構いなく。墓で寝入ってる時に茶を渡されても迷惑なので」

 

 白髪の女と和やかに別れた照尽と主人は、その後も討伐可能な呪霊を祓いながら平安京へと進む事となった。

 

「……最後の挨拶。私が主人だと思ってたんですね、あの人」

「呪力や力量は照尽が圧倒的だ。呪術師なら誤解もするだろう」

「身分……いや、雑魚寝の安宿なんかに泊まる呪術師が地方の豪族と考える方が不自然ですか」

「他と違い我が家の税は九民一公の自由市場だからな。金は常にあるようでない。まあ、放ってても良い誤解だろう」

 

 照尽の術式と縛りを全て燃やした「胎榴(たいろ)」が先んじて平安京に辿り着き、事前に報告した情報を元に討伐されたのを知るのは、暫く後の事。

 

 平安京を山中の合間から見えたところで、バサリと鴉の羽ばたく音が訪れた。

 

『カァ、ガァ』

 

「連絡の式神か」

「旦那様、内容は如何様に?」

「照尽が見抜いた情報によって「胎榴(たいろ)」の討伐完了。詳しい因果関係は不明だが、その後呪霊の発生も多少落ち着いたそうだ」

「………特級呪霊が産まれないのを縛りにした結果、"こう産まれたかもしれない"可能性が這い出た…とかですかね」

「さてな。関連付けるなら"産まれない縛りが「胎榴(たいろ)」を不完全ながらも呪物として確立させ、呪霊を産む胎其の物となっていた"……といった所だろう」

 

 読み終えた傀塚の旦那が一筆(したた)め、鴉の式神に括り付ける。

 京へと飛んでいく姿を眺めた後、彼は踵を返して歩き始めた。

 

 ボソリと照尽が所感を呟く。

 

「……傀塚家の儀式に似てますね、なんだか」

「呪胎のままである事を縛りに呪霊を産む呪物と化した呪いと、呪霊と出産を紐付けた儀式だ。何処かしら似るだろうな」

 

 平安京から離れ、立ち止まる様子のない主人を慌てて追いかけている内に、照尽の内に疑問が生じた。

 

「何処に向かうので? 京は目鼻の先に御座いますが」

「どうにも今回渡した情報で満足したらしい。元から京に踏み入れさせたく無かったのだろうな。晴明と蘆屋とは別の偉い呪術師から帰還命令を出された」

「いいのですか? 見た所、向かい側にあの黒い太陽と並ぶ特級呪霊の姿が見えますが……」

「鴉が来る前に言っていた奴か。既に照尽が見破った情報を書いて括っておいた」

「……それなら問題ないですね」

 

 来いと言われたかと思えば、京の土を一切踏めずに帰れと言われる。

 向こうとて一枚岩ではないのだろう。そんな気配を感じた命令の変更だ。

 しかし術師としては従う(ほか)にない相手の言葉でもある。

 

「帰りしょうか。奥様の様子が心配です。急ぎましょう」

「そうだな。道中祓いながら進んだせいで随分と時間を掛けてしまった……帰る頃には、産気づく頃か」

 

 随分と長く歩いて疲れた体に鞭打って、彼らは改めて道を引き返す事となった。

 立ち入らせすらしない事に多少の不満を感じつつも、どこか魔境に突入せずに済んだ事を喜びを覚えながら、照尽は主人の3歩後ろに控えた。

 

 

 薙刀を取り出しながら。

 

(……不幸中の幸いか。僥倖にも私に結ばれていた全ての縛りが焼け溶けた。

 呪力が半減した代わりに前よりもずっと呪力の最適化が出来たのもそうだが、重要なのは"今の私が禍福操術の対象外"であること。ここで旦那様を殺しても私が死ぬ事はない。

 お上からの帰還指示が降った以上、もう生かす理由もない。

 ……この儀式は後の世に残して行けないものだ。8年を共に過ごした情はあるが、それはそれ。

 

 藤原家の為にも、呪術師の端くれとしても‭─‬‭─死ぬべき者を、殺さない理由にはならない)

 

 

 ‭─‬‭─ヒュ。

 

 軽い空気が切り裂かれる音と共に、血が舞った。

 

「‭─‬‭─カハ」

 

 ズレていく首を抑えるも、立つ力も直ぐに消え失せた。

 8年の因縁の、呆気ない終わりだった。

 

「な…ぜ…」

 

 

 

「呪具「爛れ波」、反転術式を無効化出来るだけの(なまくら)だ」

 

 ()()()()()()()の上に重なって死んだ者への冥土の土産を渡し、首と死体を抱えて先へと進んでいく。

 

「最初に会った時から殺す用意はしていた。手紙を見てその時が来たと悟った」

 

 京を気にする必要がないならば、儀式を進めるとしよう。

 照尽の死も無駄にはしない。その立場、死体、髪一本に至るまで最善を尽くして活用しよう。

 ……まだ向けるべき言葉があったか……ああ、そうだ。

 

「皮肉な物だな。全て観れる傍観者のお前が、自分が見られている自覚が無いが故に終わるとは」

 

 私達がその内心とあり得た可能性を観て考えていたのを自覚していれば、まだその正しさを貫けたかも知れぬというのに。

 

 






 芻霊呪法
 原作では野薔薇が使用していた術式。
 呪いの藁人形。人型の物を刺す工程があれば道具はなんでもいい。
 「胎榴(たいろ)」は臍の緒を釘に、人形を己として、縛りとの組み合わせで「あらゆる呪霊を己と見做して擬似的な自己の生誕と格上げ」を繰り返していた。胎榴(たいろ)の使い方、正しく無いよ。
 しかし"呪いの藁人形は夜に隠れてやる物"、"藁人形を燃やし呪いを断つ"イメージから、拡張術式として自己の隠蔽と見た者を呪炎で燃やしていた辺り、呪いの才覚は有ったのは間違いない。


 胎榴(たいろ)
 飢え、隣人に飯を食している怨み、総じて食への独占欲の特級呪霊。
 正確な見た目は黒い太陽ではなく、燃えるタンブルウィード……稲の塊を表層に、無数に分裂した呪胎が入っている。
 通常時は風に流されて浮かんでおり、術式を用いて近くに居た呪霊の無差別な再構築、強化、思考を蝗化しての食い荒らしをしている。
 正しい対処法としてはそこにいる前提でヤマ勘貼っての広範囲の遠距離攻撃。
 何処に居るか認知すると呪力も術式も全て"燃やし喰われ"て術師として終わる。
 しかし所詮胎児なので脆く弱い。殺し方さえ判れば4級にすら殺され得る。

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