ハイスクール・フリート〜風の中の希望〜   作:翔鉄

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なんか名前不思議だなぁ......

私事ですが主は先週中学校卒業しました。これを見てくださっている方で他にも卒業の方はどれぐらいいらっしゃるのでしょうか...?

あと先週お休みしてしまってすみません!どうも体調が優れずうまく進みませんでした。そのかわりと言ってはなんですが、今日は2本立てでお送りします

話めっちゃ変わりますが最近艦これを始めました。いつか小説書きたいなぁ

そんなこんなで第11話、どうぞ


#11 対潜戦闘は意外な作戦で片付けを!

『艦長!晴風よりアクティブソナー発信を現認!!』

 

聴音員が声を上げる

 

「聴音よく聴け。多分それ、モールスだ」

 

『へ?あ、承知致しました!』

 

結城の言ったことに呆気を取られたあと我に返り直ぐ聴音に集中する

 

『艦長、やはりモールスです!内容はコチラ横須賀女子海洋学校所属、航洋艦晴風、貴艦への攻撃意思ハ無イです!』

 

「やっぱりな。でも向こうも学生。そんなことはお構いなしに攻撃してくるだろうな」

 

「そうですね。では?」

 

「あぁ。砲雷長、対魚雷豆爆雷投射用意!」

 

「了解!」

 


 

「晴風よりアクティブソナー発信を確認!」

 

「何!?」

 

アクティブソナー発信...!?そんな事をしていたら攻撃したと疑われる!

 

「艦長!晴風速度落としてます!」

 

レミリアも声を上げる

 

「よし、こちらも速度を落とす。多分聴音をしやすくするためだろうな」

 

「あ、艦長、薩摩より通信です」

 

『こちら薩摩艦長結城だ』

 

「どうかされました?」

 

『向こうはご存知の通り潜高大型と別名で呼ばれる高性能艦。そのため、魚雷1射目は迎撃、2射目以降はこちらも反撃をする。貴艦の安全を最重要として行動してもらいたい。どうせそちらのVLSにはアスロックがあるのだろう?』

 

「...!?なぜわかるのですか!?」

 

『そりゃね......軍属を舐めないでもろて...ってことはどうでもいいからそういう事でよろしく』

 

「了解しました」

 

そう言うと通信が切れる。全く日本海軍の軍人とは恐ろしいものだなぁ

 


 

『目標深度変換、急速に深度を増していますわ』

 

「だから言っただろ!」

 

ましろの怒号が飛ぶ。これで向こうには攻撃をする口実ができてしまったのだから当たり前といえば当たり前である

 

「でも、もしこれでこっちの情報が伝われば...」

 

「それはそうだが...私達はもうお尋ね者なんだぞ!」

 

「やっぱり追ってなんだって!」

 

「は、早く逃げようよ〜...」

 

「リンちゃん、両舷前進微速、ソナーの邪魔にならない速度で」

 

「りょ、両舷前進微速」

 

 

─バシャバシャ......

 

 

 

「伊201ってどんな艦なんだろう?」

 

「ええっとですね......あ、ありました。基準排水量1,070トン、水中速度20ノットはでる高速艦ですね〜」

 

「20ノットって...晴風に比べたら全然遅いよ?」

 

「こっちは水上、向こうは水中でそのぐらいでるのが凄いの。通常の潜水艦は6ノット程度だ」

 

別の意味で疑問を持った明乃にましろは呆れながらも突っ込む

 

「20と6...」

 

「へぇ〜約3倍も速いんだぁ。武装は?」

 

その言葉と共に志摩の視線が明乃と同じ幸子へと向く

 

「53センチ魚雷発射管4門、25ミリ単装機銃2丁、魚雷10本!」

 

『魚雷、3本いらっしゃいました!』

 

「マロンちゃん、出せる限りで最大戦速!」

 

 

「今は手が離せねぇってんでい...クロちゃん頼んだ!」

 

「了解!」

 

 

武装情報を言い終わるとともに待ってましたと言わんばかりに迫る魚雷。そしてそれは海軍艦ならもっと早く気がついているのだった

 

『艦長、伊201の魚雷発射管に注水音。魚雷発射用意かと』

 

「よし、総員魚雷警戒を厳に!」

 

「来ますかね」

 

「絶対に来る。弾頭にもよるが航洋艦ならくらえばひとたまりもない。絶対に当てないようにするよ」

 

「了解!」

 

『艦長!魚雷3本接近!それぞれ1本ずつ本艦、晴風、モンタナを狙っています!』

 

「対魚雷豆爆雷発射!」

 

「了解!対魚雷豆爆雷発射!!」

 

夏美の指示で豆爆雷が発射され、海面を突き進む

 

バンッ!ドッカーン!!

 

「魚雷撃破!」

 

その報は晴風やモンタナでも確認される

 

「魚雷全弾迎撃...Unbelievable!!なんて早い対応だ」

 

「ええ。本当に。日本海軍はとこまでびっくりさせてくれるのやら」

 

とモンタナではルナやユウカが口々にこの早業に唸り、

 

「魚雷全弾迎撃!?」

 

「海軍ってそんなに強いの!?」

 

「なんか見たことないもの発射してたよ!?あれ何!?」

 

と晴風では明乃、ましろ、芽衣の3人が驚きをあらわにしていた

 

「一応秘匿兵器扱いなんだがな。まぁ大丈夫か」

 

「えぇ。大丈夫かと」

 

「さてと、主砲装填、弾頭水中模擬弾」

 

「了解致しました!」

 

そう言うと夏美が伝声管を通して主砲塔に叫ぶ

 

「主砲一二番装填、弾頭水中模擬弾!」

 

そして装填しながら主砲が左舷側へと向く

 

「あ、聴音位置わかる?」

 

『すみません。先ほどの迎撃で見失いました...』

 

「いや大丈夫だ。砲雷長、主砲そのまま、次も左側から来る気がする」

 

『了解!』

 


 

『周囲、何も見えません』

 

見張台からマチコが報告を入れる

 

「1時間経過か...速度差からも十分に距離は開いたでしょう」

 

「そうなの?」

 

ましろの呟きに明乃が聞く

 

「向こうも最高速度でずっと水中を動けるわけじゃない」

 

「じゃあなんとか逃げられたかなぁ」

 

「逃げるなら任せて」

 

「それって自慢するところですかぁ〜」

 

「こ、ココちゃん!」

 

そんな風に和気藹々としている頃、モンタナでは

 

「ユウカ、とりあえず警戒態勢は解いてないけど...いくら日本の伊号潜水艦が高性能艦だとしても追いつかれないんじゃ...?」

 

ルナが尋ねる

 

「そんだけ簡単だったらいいんだけどねぇ〜多分向こうは追いついてくるよ。何となくだけどね。そんな気がする」

 

「ユウカの勘はよく当たるからなぁ...確かに警戒態勢を解かないほうが良さそうね」

 

「どんな基準じゃい!」

 

「「「アッハハハ」」」

 

と笑いがあふれていた

 


 

「万里小路さん、何か聞こえる?」

 

『あら、お許しあそばせ。起きておりますわ』

 

軽く船を漕いでいた楓は少し飛ぶように明乃からの言葉に応える

 

「ごめんね、こんな遅くまで。でももう少しお願い」

 

『かしこまりました』

 

そんな楓を心配する言葉をしつつ警戒を厳とする艦橋。しかし

 

「ふぁ〜あ...ねむ」

 

「あ、はぁーだめだぁー!」

 

という志摩と芽依の言葉で疲れが溜まっているということを実感してくるのであった。それもそのはず、時間はもう深夜帯、普段なら当直以外は寝ているので疲れるのも当たり前といえば当たり前なのだ

 

「そんな皆さんに、杵崎屋特製のどら焼きです」

 

ほまれが五十六の焼き印のついたどら焼きを持ってくる。いや五十六の焼き印どこで作った?(ましろ後日談)

 

そして艦橋、見張台に配り終え、見張台にいるマチコはマストに座って海風に当たりながらどら焼きを食べていた

 

「はっ!?」

 

カラカラカラン

 

『雷跡二、左120°三〇、こちらに向かう!!』

 

ドンドーン!!

 

「な、なんじゃあ!」

 

その音で医務室にいた少女は飛び起きた。そして美波から服を貰うとそれを着て艦橋へと駆け込んだ

 

「このド下手くそな操艦はなんなんだ!艦長は誰じゃい!この(ふね)はド素人の集まりか!」

 

その怒号に驚きながらも幸子が答える

 

「今潜水艦と戦闘中でして...」

 

「んなことわかっとる!でも艦内照明と航海灯の灯りを落としたのは正解だな」

 

「あぁ、それはそこの海軍とアメリカ艦が...」

 

「ん、あぁ!そういうことじゃったか!まぁええ、取舵一杯!」

 

「取舵いっぱーい!取舵二十度...」

 

「聴音聴く逃すなよ」

 

『かしこまりました』

 

「これで少しは時間が稼げるはずだ」

 

「......お前は誰だ」

 

ずっと静かに横で見ていたましろが聞く

 

「ん、あぁわしは「あ、ドイツ艦の娘だよ〜目が覚めたんだ〜」いや、それより今は戦闘だ。すぐに反撃の準備に移る。潜水艦戦ならわしに任せろ!」

 

「へぇ〜」

 

「潜水艦の本場はドイツだからな!」

 

「さすがドイツ」

 

「どいつ」

 

「そいつ」

 

などと謎の言葉へと導く晴風メンバー。それに気は留めずすぐに金髪の少女は指示を飛ばす

 

「まずはド基本の爆雷で」

 

「1発しかない」

 

「じゃあド定番の対潜迫撃砲を」

 

「そんなの積んでないって」

 

「Mk.32対潜魚雷」

 

「いつの時代だよ!てか知らん!」

 

「じゃあなにがあるじゃい!」

 

この会話に戦闘中とは言え晴風メンバーは笑いをこらえることができないのであった

 

「そう、私たちには何もない、だから助けてほしいの」

 

「水中で何か動k「!?薩摩より発光信号!」」

 

「読み上げて!」

 

ドイツ艦の娘が言い切る前にまゆみが声を上げ、明乃が間髪入れず応答する

 

「本艦後方120度距離一〇に爆雷を投射せよ」

 

「なんでだ...?」

 

『艦長!その前に雷跡見えました!雷跡一、距離二〇、こちらに向かう!』

 

「リンちゃん、面舵一杯!」

 

「面舵いっぱ〜い!面舵二十度!」

 

「タマちゃん、砲戦用意」

 

「うい」

 

「さてとりあえずこれでどうしよ...」

 

『魚雷音聴知、雷数4、真後ろからいらっしゃいました!』

 

『モンタナ、薩摩共に面舵!』

 

明乃が考える暇もなく次の攻撃が来る

 

「おもーかーじ!」

 

「探照灯、照射始め!」

 

明乃は鈴に、ドイツ艦の娘はまゆみへと指示を飛ばす

 

「見つけました!」

 

「面舵いっぱーい!戦闘、右ほーせん!」

 

まゆみの声に合わせて明乃の指示をだす。そして12.7cm連装砲が旋回し、照準を合わせる

 

「てー!」

 

ドン!ドドン!バシャン!バシャン!

 

『潜望鏡視認、右10度二五!』

 

「やっと撃てる!爆雷投射!」

 

その時

 

バン!ドーン!!

 

「なに!?」

 

爆雷が破裂し、付近を明るく照らす。その瞬間

 

ドーン!!!!!

 

海が割れんばかりの音が聞こえ、思わず耳をふさぐ。そしてすぐに晴風メンバーはそれが何か気がつく

 

「「「薩摩が主砲を撃った!?」」」

 

そしてその頃薩摩では

 

「命中まで残り10秒」

 

「聴音外せ。晴風、モンタナにも同様に」

 

「了解!」

 

落ち着いた様子で指示を出す結城。そして命中した砲弾で海面には泡が出始める

 

『伊201号潜の浮上を確認!』

 

「晴風、モンタナに発光信号、我に続け、現海域より離脱する」

 

『伊201号潜より国際救難信号の送信と応答を確認。電測員との照合で東舞校教員艦が30ノットで接近中』

 

「取舵一杯」

 

「取舵一杯宜候!!」

 

「兄上、晴風より発光信号、シュペー乗員が目を覚ましたそうです」

 

「そうか、でももう夜も更けすぎている。また明日にと」

 

「承知致しました」

 

「くぁ〜!さーて少しうちは降りてくる。艦橋(ここ)は任せたぞ」

 

「はい!」




本話もお読みいただきありがとうございました!

少し早いですが、今年御卒業の方、誠におめでとうございます。この先の人生に幸あらんことを


次回、第12話、ドイツと日本(仮)
明日へ向けて、ヨーソロー!

会話文の前後の行間の空け方はこれで大丈夫か

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