ドゥルルル...ザザーン
東京湾にある海上高速を中型のスキッパーが走っていた。乗っているのは結城と祐輔。二人は祐輔の故郷である銚子で釣りをしようと向かっていたのだった
「にしても久しぶりっちゃなぁ。2人でどこか行くなんて」
「本当にそうですよ艦長。休みも重なりましたしね」
「さて、ここにするか」
「そうですね〜」
釣りポイントを見つけた2人はさっそく釣り竿を垂らす。そこに2人の少女がやってきた
「先着の人がおったんかぇ」
「まあいても魚は逃げないし良いでしょ」
そういって2人も釣りの用意をする。その時、黒髪の背の高い少女がもう片方の茶髪で背の低い少女に話しかけていた
「ねぇマロン」
「なんでぇ?」
「前から言おうと思っていたんだけど」
「愛の告白?」
その瞬間結城は軽く吹き、ズレた眼鏡を直しながら『唐突だなぁ...』と思っていた。それが聞こえなかったのかはたまた気にしていないだけなのか、黒髪の少女は続けた
「いや......じゃなくて、そろそろそのおかしな喋り方やめたら?」
「なんでーい!マロン別におかしな喋り方なんざしてねぇやい!」
どうやら彼女の言い分的に江戸っ子言葉が気に入らないらしい。そんな思いは次の言葉で確信に的中する
「私は幼馴染だからあんま気にしてなかったけど...それって江戸っ子的なアレだっぺ?おかしいよ私たち千葉県民なのに!!」
「心は生粋の江戸っ子なんでぃ!だっぺなんて言ってられっかい!!」
おうおうどんどんことが大きくなってきているぞと思っていると急に茶髪の少女が落ち着いて話す
「文句ならおじいちゃんに言いねぇ。小っちぇえ頃から一緒に居たんでうつっちまったんでぃ。おじいちゃんは下町生まれらしいし」
「マロンのことよりクロちゃんももう少し訛り直したほうがいいんじゃね?」
「私はそんなに訛ってねえっぺさ」
「訛ってる訛ってる」
「気付かなかった...高校上がるまでにはある程度直したいな」
黒髪の少女は恥ずかしさのあまり顔がカァァっと赤くなっていた
「なァに(ヒュンッ)少しずつ気を付けてりゃ大丈夫でぃ!」
「そうそう」
「無理に方言を直さんでもよかよ」
「だ、誰?」
「ん、あぁうちは倉本結城。福岡出身ばい!」
「(倉本結城ってどこかで聞いたことがある気が...)隣で釣りをしていた人が方言全開とは思わなかった」
「2人は見た感じ中学3年生やなか?」
「「すごい当たってる...」」
そこからは和気あいあいと話し、それぞれ黒木洋美、柳原麻侖と名乗った2人は“和菓子杵崎”と書かれた暖簾を下げた船に乗っていった
ーその後
「ん?なあ祐輔、あれって...」
「ええ。艦長。あれは完全に...ってはや!?」
「刀よし、拳銃よし、祐輔はゴム弾入の小銃を持って、先にブルマーへ連絡「終わってます」よし、突入用意」
ーその頃和菓子杵崎にて
「なあクロちゃん、あれって」
「待って...ほっちゃん、あっちゃん。まずいかも」
「あ、あれは...海賊!?」
さっき結城たちも見ていた“あれ”─それは海賊のボート船団だったのだ
「3隻もいるよ〜!!」
絶体絶命かと誰もが思ったその時
バーン!!
海賊の動きも止まり、麻侖、洋美、美甘、ほまれ、あかねの5人は後ろを振り向く。そこには刀を腰に差し、拳銃を上に向けている男性とその横で小銃を構え、海賊を見渡す男性の2人が居た
「く、倉本さんと永田さん!?」
『海賊に告ぐ、痛い目を見たくなければその場で投降せよ』
結城がスピーカーで呼びかける
「へへっそんなこと知らねぇよ」
海賊は和菓子杵崎へ行く足を止めない。その瞬間
ダダダッ ダンッダン!!
小銃を撃つ音や拳銃を撃つ音が聞こえ、何人かの海賊が倒れる。その後結城が刀を振り回して制圧していた。その後、ブルーマーメイド第三管区横須賀所属の改インディペンデンス級沿海域戦闘艦“あかくら”に海賊の身柄を渡した倉本たち。そしてしかけていた釣り竿が当たりをだしていた
「うおっかかった!」
「お!」
「くっ重い...!祐輔手伝ってくれ!」
「あいよ!」
「網持ってきたわ!」
結城と祐輔が共同で引っ張っているところに洋美が網をもってきた
格闘すること10分、つり上がったのは...
「「「「「「「ま、マグロ!?」」」」」」」
「なんで!?」
そして驚きつつも調理をし、7人で食べた。食後には結城の奢りで団子もね
「それじゃあ帰りますわ。またね」
「いろいろありがとうな!」
「おう!」
そう言って結城たちはスキッパーに乗っていった。帰り道
「「なんかまた会う気がするなぁ」」
とふたりともこぼしたので笑っていた
題名若干適当気味()
次回、初っ端からピンチ(仮)
会話文の前後の行間を1行空けるかどうするか
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見にくいから空けるべき
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このままでいい