時間が空いたらまた執筆します。
学校へつくと、武士道プランの話題で持ちきりだった。
義経は可愛かったが、那須与一や武蔵坊弁慶はどうなのかという、邪まな話題なのだが。とまぁそんなこんなで、緊急に朝会が開かれ全校生徒がグランドへ集り、編入生の紹介を終えたわけなのだが、編入生の紹介をしよう。
エントリーナンバー1。葉桜清楚。
名前もそうなのだが、立ち振る舞いからして、清楚という言葉は彼女のためにあるようなものではないだろうか。
趣味は読書らしい。その容姿やしぐさから、絵になりそうなほど似合うところが安易に想像できる。
ちなみに、自分はどんな英雄かを聞かされていないらしく、25歳になったら教えてもらえるとのことだ。
エントリーナンバー2。武蔵坊弁慶。
武蔵坊弁慶というと、筋肉質な女性を思い浮かべるが、彼女はまったく別物だった。
あの胸……化け物か! と冗談はさておき、身長が高く、くせっ毛のある髪が特徴的な彼女は、趣味は川神水を飲むことらしく、全校生徒の前にもかかわらず、瓢箪の中に入っている川神水を飲み始めやがった。朱色に染めている表情は、絵になるほどで、男子はさらにザワついたことは言うまでもない。
雰囲気から、マイペースな部類に入るのではないだろうか。彼女とは何故か、仲良くなれそうな気がする。
さてさてエントリーナンバー3。源義経。
彼女のスピーチを聞く限り、まじめな人物なのだろう。が、マイクが切れていない状態で私語話すあたり、どこか抜けている感じもしないでもない。なんだかいじられキャラの立ち位置なような気がする。
そしてエントリーナンバー4。那須与一……は、ボイコット。まぁ男だからスルーしておくとして、九鬼家の末っ子である九鬼紋白。
ウィー○交響楽団のBGMをバックにし、燕尾服を着たいかにも怖い人達のアーチの上を歩いて登場するあたり、我が学年の代表であるあの九鬼家の人物だと、誰もが察したほどだ。あの家系は静かにならないのだろうか。いや、静かになったらなったで気持ち悪いが、それはそれで見てみたい気がする。
そして最後の転入生であるヒューム・ヘルシング。
武道の世界では知らないものはいない。吸血鬼を倒したエイブラハム・ヴァン・ヘルシングの子孫であり、かつて川神鉄心のライバルであった人物だ。まさかあの歳で、この川神学園に入学してくるとは、誰が予想できただろうか。
未だに最強と謳われているその腕前は健在らしく、自己紹介中に一瞬にて武神・川神百代の背後を取るほどだ。あんなのと対峙したくないね。
さて、そんなこんなで騒がしい一日が過ぎたのだが、1-Sに編入した九鬼紋白はそのクラスを掌握したことや、放課後に2-Sと3-Sの教室の前に人だかりが出来た以外は、何も変わらぬ一日だった。
お前らクローンが来たんだからもっと騒げよな。
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