fate/崩壊スターレイル   作:好きなことして生きたい

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本編(現代)
穹。冬木の地に立つ。


あれから10年くらいの月日が経った。この10年の話を大雑把に言うと、第4次聖杯戦争はオルガマリーの手によって止められて、聖杯は解体された。次にオルガマリーは間桐雁夜を後押しして間桐家の当主にして、事実上支柱に納めた。

 

間桐雁夜は桜を助けるためにオルガマリーと協力して、その見返りに間桐家の権利を手に入れたオルガマリは―は穂群原学園のPTA会長になり。早速権力を使って、学園を都市化させて、新しい学問を作った。

 

そのクラスは魔術はもちろんのこと宇宙系の学部を作り出した。オルガマリーは人類を宇宙進出させるのが目的のため。子供の頃から才能のある生徒を秘密裏に教育していた。

 

また新たに多数に学者の英霊を呼び出し宇宙船や宇宙コロニーの研究や開発をさせていた。学園の都市化だけでもかなりの金銭がかかるが、アインツベルン家と遠坂家に同盟を組ませて多額の投資をさせている。まぁそれでも宇宙開発には資金が全然足りていない。

 

そして、アニムスフィアの名を捨てて新たにオルガマリー・K・デミウルゴスと名のっていた。本当はキュレネの名を苗字にしたかったのだが、苗字ぽくないので、もう一つの方の名を苗字にして、せめてもで真ん中にKのキュレネの隠し名を入れた。

 

そのせいで彼女は非常に微妙で複雑な立場に置かれている。アニムスフィア家を抜けたことによって、魔術協会も自動的に追放されて、フリー魔術師になるのがじょうせきなのだが、彼女を野放しにするには危険すぎるため、一応形上ではまだ協会に所属していることになっている。

 

まぁ、だからと言って今の彼女をどうこうすることはできないし。彼女は今数多くのサーヴァントに守られているうえに、単純に記憶の指令としての彼女自身が強すぎる。捕まえる事はできないが、今の彼女は封印指定にもされて、少なくとも魔法使い同じ強さを持っている。当の本人は別にどちらでも良いと感じで興味がない。

 

そして今は莫大な資産をどう生み出すかひび頭を抱えていた。そんなある日だった。いつものように頭を抱えていた時だった。記憶の英霊アタランテがまるで捨て猫のように首根っこを掴んで気を失っている男を突き出してきた。

 

「何よそいつ?」

「不審者です」

「はぁ?」

 

彼は星穹列車の開拓者。穹だった。なぜ彼が地球にいるかと言うと、さかのぼること数時間前。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふふ、ふへへへ…ゴ、ゴミキング…」

「おい…」

 

俺の名前は穹。銀河をまたにかける星穹列車の開拓者だ。そんな俺は今いい夢を見ていたが、そんな俺を起こそうとしている奴がいる。なのか丹恒だろうけど、声がやたら高いし幼く聞こえる。もしかしてフックの親分か?いつの間に列車に乗ってきたんだ?と思いつつ起きてみると、そこには全く知らない女児がいた。

 

「誰だ?」

「俺っちの名前は嶽間沢龍子!冬木の虫取り王ってのはうちの事だ!」

「な、何だって!?お前があの伝説の虫取り王者だと!?そんなバカな!?」

「ふふ!疑うならこれを見よ!夏休みなのに朝か早く捕まえたこの虫を!」

「あ、ありえない!いやいや行く夏休みの朝のラジオ体操のスタンプイベントがあっても3日で飽きて4日目からお昼近くまで寝るのが定石なのに自発的に早起きして虫取りだと!?くっ!これが若さか、お、俺にはもう早起きする気力がない!」

 

彼女の圧倒的な意識の高さに、自分がどれだけ自堕落な生活をしているのか再確認されて、思わずショックで膝から崩れ落ちる。

 

「早起きしたいか?」

 

崩れ落ちる俺に龍子と言う女児は問いかける。

 

「お、おきたいです!」

「なら!うちが明日の早起きできるようにしてやる!」

「本当ですか!?」

「ああ!俺はできない約束はしねえ!任せて俺っちについて来い!」

「はい!先生!」

 

 

 

 

 

 

「と言うわけで連れて来た!」

「連れてこられた!」

 

ただいまは夏休み中で遊ぶ約束をしていたイリア達。どう言うわけか龍子が腕を組んで仁王立ちしているお兄さん(穹)の肩に乗って同じく腕を組んで仁王立ちしていた。そして、穹をみて龍子の友達達は全員思った。誰だと。

 

「誰ー!?」

「アッハハ!驚いているな野郎共!コイツは…誰だお前!?」

「押忍!!龍子の一番弟子の穹です!普段は銀河をまたにかける開拓者やらせてもらってます!押忍!」

「龍子も知らなかったのかよ!?」

「わかった!行け! 舎弟1号!イリア達に目を見せてやれ!」

「ちゃんと名前呼んであげて!」

「押忍!」

 

そして、穹はイリア達に向かって走り出して来た。イリア達は訳もわからず取り敢えず逃げ出した。

 

「何で追いかけ回されてるの!?」

「知らないわよ!」

「止めろ!バカたっつん!その変質者止めろ!」

「てか、なんて龍子振り落とされてないんだよ!?」

「はッははは!俺っちもよく分からん!」

「押忍!任せてください!俺は頭に箒のせて走っても全力疾走できます!だから師匠は立ってるだけで大丈夫です!」

「なんだ地味に凄すぎるバランス感覚は!」

「はぁ!はぁ!私!もダメかも!」

「バカ走り続けろ美々!何されるかわからないぞ!」

「で、でも!も限界!はぁ!はぁ!」

「くそう!こうなったら!クロっち!」

「OK~!合わせるわ!那奈亀!」

 

このままでは捕まるのは時間の問題だと二人は連携技で穹を封じ込めようとしたが、穹は赤子の手をひねるように簡単に二人をさばいていなした。

 

「な、なに~!?」

「うちらの連携が全くきかない!?」

「無駄にスペックの高い二人をいとも簡単にいなしやがった!しかも足手まといでしかない龍子を乗せながら!」

「あわわ!二人とも大丈夫!?」

「イリアこうなったら!」

「う、うん!」

 

美遊とイリアは皆にバレないようにカレイドステッキに魔力を流して省エネモード時の変身をして身体能力を上げた。とある世界では、キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグよって、作られた魔術礼装だが、この世界では、記憶の英霊の技術者チームが作り上げた似たものになっている。一般人にはきずかれないであろうが穹は、そのわずかな魔力にきずいた。

 

「む?そこの二人から何やら未知の力を感じる」

「未知の力?なんだよれは!?」

「押忍!わかりません師匠!俺も力を開放する必要がありそうです!」

「オウ!良くわからないが任せた!」

「押忍!ぁああああああ!!!!」

 

すると穹は拳を握りしめて奇声を上げて、そのあまりの気魄に押されてイリア達もたちろいでしまう。そして、穹は一通り気合を入れて、ふ~と息を吐いてから、落ち着いて自分の体をまさぐってあるものを探し始めた。

 

「あれ~?どこやったけな?」

「何してるんですか?」

「変身アイテムを探してる」

「…奇声を上げた意味は?」

「特にないぞ」

「なら普通に変身してよ!ビックリするじゃない!」

「まてイリア。まず変身しようと思っている時点でツッコミを入れないと。できわけないだから」

「アッハタイム!」

 

その瞬間に穹が仮面をつけると、崩壊スターレイルではおなじみのゴミ星人に姿を変えた。そして『本当に変身したぁああああ!?』と一同そろってまた驚いた瞬間だった。

 

「お、おい!いったいどうやったんだ!?」

「説明しろ龍子!」

「はっははは…!ど、どう、なってるの…?」

 

『龍子が怯えている!!』再びイリア一同も衝撃を受ける。いつものんきで空気が読めなくて、恐れ知らずの龍子でもこの状況は怖いみたいだ。

 

「たしまいらもでんひうょしのいかいたでんえくらうそに!すでむいたはっあるよんめかのゃしく!いお」

 

『突然変な言語をしゃべりだしたー!?』ゴミ星人は話す言葉は反対になってしまう特徴があるためはたから聞いたら変な言語になってしまってる。初めて聞くイリア達には何を言っているかわからなかった。

 

『押忍!愚者の仮面よるアッハタイムです!二相楽園で大会の優勝標品でもらいました』って言ってるわ」

「美遊わかるの!?」

「うん。たぶんだけど反対側から話してる」

「そ、そうなの?」

「流石美遊ちゃん!」

「時々美遊ってば変なもののわかりてになるよな」

 

ここからは美遊の通訳の元話を進めさせていただきます。

 

「元々これはアッハがアイオーンに一分間だけなれる仮面だったはずなんだけど、実際は一分間だけゴミ星人になれると元の商品より素晴らしい仮面だったのだ」って言ってるよ」

「どうしよう何言ってるかわからないだけど」

「大丈夫だ。何言ってるか私たちもわからねぇから」

「てか、やばい!龍子が怖がりすぎて震えが限界突破してやがる!そろそろ助けないとヤバい!」

「とわ言ってもよけるので!背一杯だよ!」

「私達4人がかりでも近づくことすらできない」

「…ゴミ投げたら不法投棄だよ…。あとどこからそんなにゴミを出してるの?」

「本格的にヤバい!龍子があまりにも恐怖に普通の事を言っている!」

「普通の事を言ってる事が異常て何?」って言ってるよ」

「なんか変人が普通に心配してるんてるんですけど!そんなに普通に心配できるならもうゴミを投げつけてるのやめて欲しいですけど!」

「それはそれ。これはこれ。なので無理です」って言ってるよ」

「やっぱり変人だよー!」

「第一投目!行きまーす」って言ってるよ」

「それ一投目じゃやいよね!?あと美遊!通訳はもういいから!」

 

そして、穹が再びゴミを投げようとした瞬間にゴミ箱のボディーが凹むほどの衝撃で蹴られて吹き飛ばされて、龍子は落ちそうになるが何者かにキャッチされた。龍子を助けた人物は、イリア達の担任教師であるアタランテ先生だった。彼女もマリーが呼び出した記憶英霊の1人だ。

 

普通に考えたらイカれている話だが、型破りすぎるマリーの考えによって実現された。彼女の他にも英霊達もそれぞれ働かせている。彼女は戦闘員兼小学生教師も兼任している。子供好きな彼女からしたら小学生の教師は転職ともいえよう。

 

優しくともちゃんと怒る時には怒る。美人教師として生徒だけでもなく親御さんからもも大人気の先生だ。そんな彼女は生徒の危機を駆けつけて助けに来た訳だ。

 

「私の生徒に何をする?」

 

そして、穹の意識はそこでなくなり。アタランテはマリーの元に連行して来て今に至る。

 




いろいろとツッコミどころはあると思いますが、オリジナル設定ですのでそこもご了承いただけると嬉しいです。コメントとかアドバイスくれると嬉しいです。

それでは読んでくださりありがとうございました。
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