あ〜びっくりした。あの子も雄英に合格してたんだ!吾輩嬉しい!それとあの子が吾輩に話しかけてくれたのはもっと嬉しい!吾輩、まだワンリキー時代は人間形態でも小さいからか友達いっぱい居たけど、ゴーリキーになったら人間形態も一気にゴツくなって友達減ったからなぁ…今の友達は切島君と三奈ちゃんと三奈ちゃんの友達の女の子だけ…
「あの子と友達になれるかな?出来るなら友達になりたいなぁ…」
「デク君と友達になりたいの?」
「うん。ん?君は…」
わぁ…丸顔で可愛い。吾輩、実は前世から結構可愛いのが好き。ピカチュウとかガーディとかの小さいポケモンはもちろん、キテルグマとかの大きなポケモンも好き。ハグしたら背骨折られたけど…痛かったなぁアレ…
「あ、私麗日お茶子です!」
「自己紹介ありがとね。吾輩は剛腕怪力雄、呼び方は好きにしてね。力雄でもリッキーでも、なんなら力ちゃんなんて呼び方してもいいよ」
「うん!よろしく!力ちゃん…はちょっと恥ずかしいから力雄君って呼ぶね!」
「こちらこそよろしくね、お茶子ちゃん!」
この子、吾輩から逃げない!さっきも言ったけど吾輩結構ゴツいから大体の人は喧嘩を売りに来るか逃げるのどっちかなのに!吾輩、本日2度目の嬉しい!
「それで…さっき友達になりたいって言ってたけど、力雄君はデク君と友達になりたいの?」
「吾輩、見た目がゴツいから友達が少なくてね、友達が欲しいんだ。あとデク君って?」
「あのモサモサ頭の!」
「あの子デク君って言うんだ。…あ、よく見たらもう50メートル走り終わってた。お茶子ちゃん、デク君の所に行こう?」
「そうだね、労いに行こう!」
◆◇◆◇◆◇
「…はぁ…ふぅ…」
タイムは7.33…中学校の時より思ったより速くなってない…。どうして…?そうか!短期間で筋肉量が急激に増えたから体重が重くなっているのか!
「…はぁ…はぁ…ん…」
いや、それだけじゃない!骨格も僅かに変形し、身体を動かす時に前とは僅かに体重移動が上手くいかなくなってしまっているんだ!だから遅くなってしまっ」
「そんな複雑なことじゃないと思うよ」
「え?」
「お疲れ様だね」「お疲れ様です!」
「あの…えっと…もしかして…」
「うん、途中から声が出てたよ」
「あ…あぁ…!」プシュ~
は、恥ずかしい…!まさか漏れてたとは思ってなかったよ!しかも女子に聞かれるなんて!ドン引きされたかな…
「別に聞かれても恥ずかしがる必要はない内容だと思うけどね。自己分析、自己理解は大事なことだよ」
「そうそう!寧ろ一生懸命に頑張ってる事が伝わるし、胸を張ろう!」
「お茶子ちゃんの言う通り、胸を張ろう!それと…緊張しない事だね」
「緊張しない…?」
「そう、君…デク君でいいんだよね?」
「デク?!え、えっと誰から聞いたの?かっちゃん?」
「吾輩はここにいるお茶子ちゃんから聞いたのだけど…」
「私は爆豪って人がテストの時に…」
かっちゃんだったか…まぁかっちゃんしかいないよね。うん…
「あの…僕は緑谷出久っていって、デクはかっちゃんが小さい頃に付けた名前なんだ」
「そうなの?じゃあ緑谷君って呼ぶね。吾輩は剛腕怪力雄、よろしくね」
「麗日お茶子です!私はデク君って呼ぶね!なんか『頑張れ』って感じがするし!よろしく!」
「あ、あぁえっと…よろしくお願いします!」
友達…が出来たで良いんだよね!じ、女子…麗日さんと筋肉ムキムキの剛腕怪くんの2人、嬉しい!
「それで緑谷君、君は吾輩にさっき何を聞こうとしていたんだい?答えられることなら答えるし協力するよ」
あ、そうだった!
「実は…」
◆◇◆◇◆◇
「ふむ、成る程ね。かくかくシキジカメブキジカという訳で力の制御ができるようになりたいと…」
「或いは制御出来なくても反動で自傷しなくて済む方法があれば教えてほしいんだ」
なに?かくかくシキジカメブキジカって…
「う〜ん…難しい事をいうねぇ緑谷くん…」
「他人の個性の制御の仕方を考えるのってやっぱり難しいのかな…」
「いや、そうじゃなくてね。そもそも…吾輩も個性を制御出来てないからね」
「え?」
「吾輩はこの腹に着けているパワーベルトで個性を抑えることで人間形態を保っているんだよ」
パワーベルト…個性を抑制するサポートアイテムなんて初めて聞いた…ん?!
「剛腕怪くん!そのパワーベルトを一瞬だけでいいから借りることってできないかな!」
「無理」
「即答!力雄君、どうしてもデク君に貸すことができないの?」
「…貸すことが出来れば貸したい所だけど、無理なんだ…いや、外す事自体は出来るんだよ。これを作ったの一応吾輩だから。ただ…」
「ただ…?」
「外すと吾輩の全身が複雑骨折する」
「「なんでっ?!」」
「説明すると…骨が力を解放した筋肉に押し潰されるんだよ。だからベルトを外すと何もしなくても吾輩は瀕死になる。故に外せないし、貸すことも出来ない」
そんなぁ…でもそんな事情があるなら仕方ないよね…そうなると方法は…
「貸すことは出来ないから力を制御する方法を模索するしかないね」
「そうやね。市街地演習だと腕が凄いことになってたし制御出来るようにはならないとね」
うん…1回で使い物にならなくなったらはっきり言って足手まといにになるし…
「…一応、吾輩の力の使い方を参考にできるかな…?」
「!何でもいいよ!ヒントやきっかけが見つかるかもしれないから!」
「吾輩の技で『ギガインパクト』っていうのがあるんだ。これはかなりの威力を誇る代わりに使うと反動で身体がまともに動かなくなるっていうデメリットがある。けどある方法を使えばこの反動をほぼなくすことができるんだ」
「『ギガインパクト』…強そうな名前だね、それでその反動のなくし方はどうするの?」
「端的に言えば、当てると同時に後ろにジャンプして反動を逃がす、護身術みたいな感じだね。因みに吾輩が見たことあるのは反動を利用して後ろに回転し、反動を逃がしながら退避をするのをみたことがあるよ」
成る程…いま思えば僕は前ばかり見過ぎていたのかもしれない。考えてみればオールマイトだってあんなパワーを使ってるんだから反動だって僕の比じゃないはずなんだ。それを上手く受け流しているから今まで現役でプロヒーローを続けて来たんだ。受け流す…これか!
「とは言ったものの、今日はコレが役に立つとは思えないんだよね…」
「え?」
「だって…握力測定、達幅跳び、反復横跳び、ボール投げに持久走…どれも殴る競技じゃないからいま言った殴った反動を受け流す方法は使えないでしょ?」
「あ…本当だ…」
「おっと、次の握力測定は吾輩の番だ。緑谷君、取り敢えずプランBという訳でこっちの方を試そう。切島君、握力計借りるよ」
「ん?力雄か!ほら、力雄はどれくらいいくんだろうな。個性を使えばかなりいくだろ?それと隣にいるのは?」
「緑谷君とお茶子ちゃん。さっき友達になった!」
「緑谷出久です。よろしくお願いします」
「麗日お茶子です!よろしくね!」
「おう!切島鋭児郎だ!力雄の友達なら俺の友達でもあるな!よろしく!」
切島君…快活で初めてのタイプの人だ。仲良くなれるかな…?
「それじゃ自己紹介も済んだ所で…」
「「誰ぇ?!」」
「吾輩だよ。自己紹介中に変身していたんだ」
「おー…何度見てもすげぇ筋肉してんなぁ力雄」
「ありがとう切島君。それはさておき…緑谷君、次の案だけど吾輩が変身する時の力の使い方からヒントを探そう」
「変身する時の力?」
「そう。さっきも言った通り吾輩は力が強すぎて普段は抑制している。緑谷君の場合は使うときの力が強すぎて自傷してしまう、だよね?どっちも力が強すぎて自傷するのは共通してるが明確に違う所がある。それは…」
「常に全力であるか、局所的に全力であるか…ってこと?」
「そう!前者が吾輩で後者が緑谷君、吾輩は普段は力を抑制せているのはさっきも言った通り。だが力を抑制して過ごしているがゆえに力の使い方も普通とは違って『あべこべ』、まぁ何が言いたいかと言うと…力を抜くと力が強くなる」
「力を抜くと力が強くなる…?」
「そう。面倒くさいでしょ?けど慣れたから簡単に切り替えることができるようになった。力を抜くと力が強くなる、コレが緑谷君の力の制御に何かヒントなると嬉しいと思ってるよ」
力を抜くと力が強くなる…はっ…!そうだ!
「…何か思いついたようだね」
「うん!ありがとう剛腕怪くん!」
ギガインパクト反動無し
アニポケでダイパのシンオウリーグスズラン大会でシンジのドラピオンとグライオンの時に使ったやつですね。エアバトルマスターの元で修行して身につけてきたギガインパクトの反動のあと隙をなくすやつ。
除籍するつもりはないので21人になる訳ですがA組だけ21人にする訳には行かないですよね?というわけでB組にオリキャラ入れようと思ってます。どれがいいですか?登場は結構先ですけど…
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