ChatGPT「ファンタジー世界で虎の威を借る狐ポジションのモブに転生したが、どうやら世界は終わるらしい」   作:椎庵亭

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最終話 わからない未来へ

 産声が上がった瞬間、世界が揺れた気がした。

 

 ――いや、揺れたのは世界じゃない。  人の声だ。

 

 歓声。

 

 それも、今まで何度も聞いてきた、どの産声よりも大きなものだった。

 

「生まれたぞ!」 「無事だ、母子ともに無事だ!」

 

 耳に届くその声は、喜びに満ちている。

 

 俺は、理解するよりも先に泣いていた。

 

 声にならない嗚咽。  赤子の喉からこぼれる、意味を持たない音。

 

 それでも、心の奥ではっきりと分かっていた。

 

 ――終わった。

 

 ◆

 

 泣きながら赤子を抱き上げる父。

 

 何度も、何度も、別の人生で見てきたはずの顔。それなのに、今回はどこか頼りなく、必死で、愛おしそうだった。

 

「……生きてる」

 

 父はそう呟き、何度も頷く。

 

 母は、その腕から赤子――俺を危なげなく受け取り、胸に抱いた。

 

「この子……すごく、力強い声」

 

 震える声でそう言って、微笑む。

 

 その光景を、少し離れた場所から見守っている人物がいた。

 

 ミロクだ。

 

 白衣ではない。研究者の仮面もない。ただ、村の治療師として、静かに立っている。

 

 彼女は、俺と視線が合った気がした。

 

 ――気のせいかもしれない。

 

 それでも、彼女はほんの少しだけ、目を細めた。

 

 ◆

 

 そして、部屋の中にいても分かるほどの歓声が、外から押し寄せてきた。

 

 戸が開く音。

 

 入ってきたのは、今まで見たどの人生でも見たことがないほど、豪華な服を身にまとった男だった。

 

 ミロクの父親。

 

 いや――正確には、“救われた世界”の英雄だ。

 

 彼は部屋を見渡し、赤子を抱いた母と父、そしてミロクを見て、深く息を吐いた。

 

「ありがとう」

 

 静かな声だった。

 

「君と……娘のおかげで、世界は救われたよ」

 

 その言葉は、あまりにもあっさりとしていた。

 

 長い絶望も、無数の死も、やり直しも、すべてをひっくるめて――

 

 たった一言で、終わらせてしまうほどに。

 

 俺は、赤子のまま、呆然としていた。

 

 ◆

 

 ――五年後。

 

 平和な村だった。

 

 本当に、拍子抜けするほどに。

 

 魔物の影もなく、魔力の濃度も感じない。空気は澄み、夜になれば星がはっきりと見える。

 

「とーう!」

 

 木の棒を振り上げて、トラが叫ぶ。

 

「くらえ! 必殺、ゆうしゃぎり!」

 

「ぐあー!」

 

 俺は大げさに倒れ込み、地面に転がった。

 

「やーらーれーたー」

 

 わざと棒読みでそう言うと、トラは満足そうに胸を張る。

 

「ふっ、弱いな魔物!」

 

 その瞬間、影が落ちた。

 

「こらこら」

 

 ミロクだ。

 

 彼女は苦笑しながら俺の手を取り、軽々と引き起こす。

 

「怪我してない?」

 

「してませーん」

 

 俺は笑った。

 

 魔力は、感じない。

 

 幻術も、使えない。

 

 魔物もいない。

 

 原初の混沌は、ミロクの祖父の時代に封印された。

 

 歴史書には、当時の英雄としてその名が記されている。

 

 世界は、変わった。

 

 トラも、俺も、運よく生まれてくることができた。

 

「まぁ……」

 

 俺は空を見上げて呟く。

 

「魔力ゼロの世界じゃ、幻術も使えない。狐以下になっちまったけどな」

 

 トラは首を傾げた。

 

「きつね、もともと弱いだろ?」

 

「うるさい」

 

 ミロクは小さく笑った。

 

 悪い気は、しなかった。

 

 何度も、何度も、やり直して。

 

 失敗して、死んで、絶望して。

 

 それでも、掴み取った成果だ。

 

 ◆

 

 この先、世界がどうなるかは分からない。

 

 戦争が起きるかもしれない。  別の災害が来るかもしれない。

 

 人類は、また過ちを繰り返すかもしれない。

 

 それでも。

 

 「わからない」ということが、こんなにも嬉しいとは、知らなかった。

 

 未来が決まっていないということ。

 

 やり直す必要が、もうないということ。

 

 俺は、ミロクとトラが笑う村を見渡し、静かに目を閉じた。

 

 ――これでいい。

 

 この世界は、ちゃんと生きている。

 

 そして物語は、ここで終わる。




これあれか、1話から10話までを合計2万字で構成しようとしてんのかな?

じゃあ私の頼み方が悪かったわ……チャッピーごめんなさい。
悪いのは私の使い方でした。

でも全く小説とか書いた事の無い妄想おじさんの妄想を文章にしてくれてありがとう。

結論としてはチャッピーでちゃんとした小説書ける人は凄いと思いました。
やっぱ道具は使う人が大事なんだなぁ。

追記:
赤さん、その状態で目ぇ見えてはります?今更か?
あとお前絶望とかしたことないだろ。ループモノの主人公はメンタル最強だと思います。

数時間程度の話し合いでプロットからここまで書いてくれるので、生産力は凄いと思います。展開がそれてきたり、話が進まなくなってきたらプロットから読み直して貰って、これ修正もチャッピーにやってもらったほうが整合性取れるのかな?

整合性チェックもしてもらおう。→上手くいきませんでした。
これほぼチャッピーに書いて貰ったせいで、チャッピー目線だと整合性取れてることになっているみたいですわ。

とりあえずこの実験は一度ここで終了し、別のAIに頼むか、別の妄想をまたチャッピーに書いて貰うかします。
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