ChatGPT「ファンタジー世界で虎の威を借る狐ポジションのモブに転生したが、どうやら世界は終わるらしい」 作:椎庵亭
――添乗員が案内する資料館にはショーケースに飾られた紙製の手記がある。
研究では、原初の隕石の付近で発見されたため、強力な魔力の余波により微生物の分解を免れた現生人類の残した遺物だとされ、未知の言語で書かれている。
◆
正直に書こうと思う。
どうして俺が“勇者”と呼ばれているのか、今でもよく分からない。
剣の腕が飛び抜けているわけでもない。魔法が使えるわけでもない。特別な血筋があると告げられたこともない。ただ、運がよかったのだと思う。魔物に襲われた村で、たまたま生き残り、たまたま剣を握り、たまたま隣に強い仲間がいた。それだけだ。
それでも人は期待する。
“勇者なら何とかしてくれる” “勇者なら世界を救える”
そう言われるたびに、胸の奥がひりつく。
◆
今日も野盗討伐だった。
……いや、正確には“野盗と呼ばれる人たち”だ。
かつては農民で、商人で、職人で、普通に家族と暮らしていた人々。魔物に追われ、土地を失い、食うために剣を取っただけの人たち。
分かっている。
放っておけば、彼らは弱い村を襲う。子供や老人が犠牲になる。だから討たなければならない。
それでも剣を振るうたびに思う。
――本当に、これでいいのか。
時代が悪いのか。 世界が悪いのか。 それとも、俺たちが弱いだけなのか。
◆
トラ君は、相変わらず強い。
前に出て、魔物を殴り飛ばし、野盗を威圧し、敵味方まとめて戦場を制圧する。半分魔物になっているなんて噂もあるが、少なくとも俺の目には、誰よりも“人間臭い”男に見える。
キツネ君は、その逆だ。
戦場ではほとんど剣を振らない。後ろにいて、全体を見て、指示を出す。時々、幻術で敵を惑わし、被害を最小限に抑える。
彼は、怖い。
感情がないわけじゃない。むしろ、ありすぎるのに、それを表に出さない。まるで、すでに結末を知っているかのような目をする時がある。
◆
ミロク君という研究者がいる。
癒し手であり、学者であり、どこか浮世離れした少女だ。
彼女は戦場に立たない。だが、彼女がいなければ、俺たちはとっくに全滅している。
傷を癒し、病を抑え、魔力の流れを解析し、次に何が起きるかを予測する。
彼女は言った。
「世界は、もう限界です」
淡々とした声だった。
感情を交えず、事実として告げるように。
◆
最近、奇妙な感覚がある。
同じような光景を、何度も見ている気がする。
初めて訪れたはずの村。 初めて戦ったはずの魔物。 初めて聞いたはずの作戦。
なのに、心のどこかで“知っている”。
夢だろうか。 それとも、これが勇者の資質なのだろうか。
キツネ君を見ると、その感覚が強くなる。
彼は、俺よりも多くを知っている。
◆
今日、連合軍から正式な通達があった。
原初の混沌――隕石の中枢に、最終的な討伐隊を送り込む。
生きて帰れる保証はない。
それでも行くしかない。
誰かが行かなければ、世界は終わる。
それが俺である理由は分からないが、選ばれた以上、逃げるつもりはない。
◆
もし、この手記を読む誰かがいるなら。
覚えておいてほしい。
英雄は、最初から英雄だったわけじゃない。
ただの人間が、迷いながら、間違えながら、それでも前に進んだだけだ。
そして――
もし、この世界が救われたのなら。
それは、俺のおかげじゃない。
前に立ってくれたトラ君。 後ろを支えてくれたキツネ君。 希望を捨てなかったミロク君。
その全てが揃った、奇跡の結果だ。
◆
明日、出発する。
勝つにしろ、負けるにしろ、これが最後の日記になるだろう。
それでも、願わくば――
この世界が、誰かにとって“終わらない物語”であってほしい。
これタイトルもほとんどチャッピーが付けてくれてるんだけど、
統一感が有るような無いような微妙な感じがする。
””もだけど微妙な余白も気になる。
追記:私の脳内勇者君はこの世界最強人類なのだが?
剣の腕も飛びぬけてるし魔法も使えるのだが?
まぁ、その辺はちゃんとチャッピーとお話ししろって事ですね。
勇者の仲間ルートだとトラ君は魔物化してないので。
ところどころ「これってどういう意味~?」となる文章が挟まる。
まだまだチャッピーとの話し合いが足りないということ?