父「おいユキオー」
父が俺に珍しく話しかけてきた。まいったな、今はゲーム中なんだが...
「なに?ちょっと今忙しい」
父「お前昔戦車道をしたいって言ってたよな?」
あ~...かっこいい!やりたい!って思ったけど、流石に気が引けた。なんせ
「言ったよ。でも”乙女の嗜み”をするつもりはないかなー、」
今でも忘れないさ、小学生の参観日。将来の夢発表で『戦車道で世界一になる!』なんて熱く語っちゃってさ...
それからは、トラウマで戦車を避けてきたさ。もう思い出すのもこりごりだ。
「なんかな、募集がきてるんだよ」ペラッ
俺は自分の目を疑った。
「戦車道に航空機...?パイロット募集、中...?」
「ち、ちょっとよく見せてくれ!!」
父「お、おう」
なになに?
『戦車道連盟は来年度より、航空機を用いて試合を行う新たなルールを設けます。そこで我々は、戦闘機・攻撃機・爆撃機(中型・戦略型除く)の操縦を学ぶ学科を新たに設置することを決定しました―――――――――――――男子学生であっても本科を履修でき、各大会に参加可能となります。』
つまり、それってことわよォ...俺も戦車道ができるって事なのか!?ヤッホゥ!最高だぜッッ!!!こんなの履修しない理由がないぜ!!!
「父さん、俺戦車道航空科に進学することにきめたよ」
父「そ、そうか。父さんは進路が決まって嬉しいぞ!」
「俺も嬉しいよ!ところで、ここら辺に戦車道やってる高校ってあるの?」
父「...実は四国にはないらしいんだ、戦車道やってる高校」
まじかよ?!四国田舎過ぎないか?!
「で、でも鉄道とかバスとかで割と遠くでも行ける気がするけど?」
「ああ、確かにそうだ。交通網の発達は目覚ましい!しかし、これを見てくれ」ペラ
そういうと父さんはおもむろにでっかい地図を俺の前で広げる。あ、今しれっとP〇4の電源切りやがった!
父「ユキオ、地図にのってる高校の名前を声に出して読みなさい。」
...こりゃ参った!音読は小学5年生からサボってたから人前で読むのは苦手なんだ!
「え~っと...大洗女子学園に黒森峰女学園に聖グロリアーナ女学院...って他も全部女子高じゃねーかッ!!」
今日はよく目を疑っちまう日らしい。
てっきり俺は、戦車道というのは共学の高校にある学科の事だと思っていたがそうではなかったようである!ああ、俺は昔からどうして物事を深く知ろうとはしないのだろうか!!
「だ、大丈夫だ。今回の募集で全国から男子が集まる。きっと何人かは男子がいるはずだぞ?」
違う、そういう問題じゃないんだ父よ...俺は人間関係はフラットだからそういうのは気にしない。しかし環境がそれを許さないのだ!
「父さん、俺は女子高という環境がダメなんだ。無駄に小綺麗な教室、共学のときより香る香水達、(etc...」
「なんだそんな事か。安心しろ、今朝のニュースで航空科ができる学校は本格的に改装されるらしい。お前も安心して生活できる」
「決めたよ父さん。俺、航空科に入る」キリッ
さて、資料は一通りそろった。どうやら航空科ができるのは
・黒森峰女学園
・サンダース大学付属高校
・プラウダ高校
・聖グロリアーナ女学院
・アンツィオ高校
・BC自由学園
・知波単学園
・継続高校(今は検討中)
・大洗女子学園
らしい。
どうだろう?
今の能力と、地域の特色とかで見てみると
・黒森峰女学園→偏差値・倍率・入学後の競争率が高く、行きたいけど最難関。
・サンダース大学付属高校→めちゃめちゃオープンな校風って聞くけど、大学は別に行きたいからNG。
・プラウダ高校→四国出身に、極寒・暴風雪は耐えられない!
・聖グロリアーナ女学院→学科関係なく、紅茶の淹れ方からテーブルマナーまで受講させる予定らしい。俺は麦茶派。
・アンツィオ高校→毎日学園祭みたいな屋台が出てるらしい。でも偏差値は低く、結構貧乏らしい。
・BC自由学園→お嬢様学校で、エレベーター組と高校から組がある。現在2つの派閥が争ってるらしい。自由ってなんだ()
・知波単学園→偏差値もそこそこで、少し昭和な雰囲気の高校。でも突撃しまくって毎回初戦負けなんだとか...
・継続高校(今は検討中)→謎。
「いやなんでこんなにクセ強いの?!いや、逆に考えよう、個性的であると...(←一緒)」
「ん~寒さなら慣れれば大丈夫だからプラウダ高校にしようかn」
その時、電源が落とされて真っ暗なテレビが自動的に地上波放送に切り替わった。どうやらお昼の食べ歩き番組で、茨城県のあんこう鍋を食べている。
「茨城...あっ大洗女子学園忘れてた。」
俺は大洗女子学園に入学した。
ご無沙汰です田舎の異音です!
いやー、気が付いたら大学生になってました笑
まだ惑星現役バリバリです!A-10ちょっと最高すぎませんか?笑
そんなこんなでまたよろしくお願いします('ω')