しかし、ユキオにとっての初陣でもあると同時に、戦車道連盟初めての総合戦車道戦となります。
出撃前夜のユキオはどう過ごしているのでしょうか?
ま「Achtung!」
ザッ!!!
ま「明日はいよいよサンダースとの練習試合だ。これまでの訓練通りにやればいい。必ず勝ちにいこう。いいな!」
「「「「「Jawohl!!!」」」」」
ま「それから...」チラッ
「...!」スッ
目線があったので、より背筋を伸ばす。
ま「航空隊諸君は初陣だな。緊張するとは思うが、航空隊の隊長を信じて思い切ってやってくれて構わない。がんばってくれ」
「「「「「Jawohl!!!!!」」」」」」
井・ク「「Jawohl!!」」
ま「解散!」
ゾロゾロ....
「(明日はいよいよ実践だな...)」
航空隊内において、俺の飛行時間は群を抜いている。しかし敵戦闘機と相対する、そう考えると、自然と武者震いが襲い掛かってくる。
明日実戦で飛んでみる事で何か変わるかもしれない。
飛行隊長曰く、サンダースは所有する戦車・航空機数はどの高校よりも多い。
....それはつまり、沢山急降下できる!ということではないかっ!!
「(うおおおお!急に楽しくなってきたぞ!!)」ワナワナ
小「井波くん、いよいよ初陣だね...ってあれ?」
「(最終訓練としてもう一回飛んでこよう!明日が楽しみだ!)」ダダダッ
ま「ユキオはノリノリ、だな」
小「そうみたいですね。他の子たちはかなり緊張してるみたいですけれど...」
ま「...今回は空からの脅威もある。ユキオみたいなパイロットがいると心強い。撃墜数が楽しみだな、小梅」
小「は、はい!(井波くんは急降下爆撃隊だったような気がします、隊長...)」
最終訓練を終えて、倉庫に機体を戻してきた。
クララに機体は任せて、俺は風呂に入るとしよう!
気を付けなければならないのが、お風呂に入る時間である。
黒森峰は女子高な為、男子用の浴場が存在しない。
時刻は午後8時半。ここから30分は男子が使用できる時間
つまるところ、
「俺の為のバジリスタイムだァッッ!!」デンデンデン!ミズノヨウニ~♪...
しかし今日は珍しくお客さんがいた。
彼は航空科整備隊の教官らしく、いつも我がJu87を修理してくれている一人らしい。
?「なぁ、あんたかい?いつもいつも訓練してるってのは」
「はい、今日の夕方に飛んでいたのも自分です」
?「そりゃちょうどいい!明日はあんたの機体専用に改造した爆弾を積んでやるから、楽しみにしといてくれや」
「え、ホントですか?!ありがとうございやす!!」
?「いいんだいいんだ、みんな新鋭機ばっか乗りたがる癖に、時間以外訓練しないんだよ。中々整備の機会がないってもんだ、それじゃ、明日は頑張りな!」
「はい!」
ああ、縁の下の力持ちのなんと
楽しみが増して、自然と体を洗うペースと体温が上がっていく。もうモコモコだ!
就寝前の点呼を終え、自室に戻る。
トントン、と扉が叩かれた。いったい誰だろう?
小「あ!ご、ごめんなさい、こんな夜中に...」
「小梅さん!?どうしたんですか?」
小「あ、あのね、高高度で飛行機に乗ってると体温が下がっちゃうって聞いたから、これ...編んできたの」
「こ、これは...ありがとうございます!!ちょっと寒かったので助かります!」
小「喜んでくれてうれしい!明日は頑張ろうね、井波くん!」
「ええ、明日これを巻いて、小梅さんの所へいきます!」
小「あ、ありがとう//それじゃ、おやすみなさい!」
「おやすみなさい!」
白い手編みのマフラーを頂いた。
しかし、隠していたが小梅さんの指には所々絆創膏が巻いてあった。
黒森峰の教育係というのは、ここまでしてくれるのか...まるで母親のような温かみを感じるぞ!
そうなると、俺の使命は親孝行である。
クララには無理をさせるかもしれないが、ベストなコンデョションで挑めばどうという事はない!
では、明日に向けて今できる事は何か?
「Gute Nacht!」
温かい布団による、熟眠である。
今回はいかがだったでしょうか?
さて!次回からサンダース戦です、初陣がいい作品にできるよう、自分も今から熟眠することにしますZzz...