もしガルパンに航空機があったら()   作:田舎の異音

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こんにちわ、田舎の異音です。
今回のお話から、戦車道に入っていきます。今回はあまり動きはないかもですが、ゆっくり楽しんでくれますと幸いですっ
それでは第2話、動きます


『Serch&Wash!』

今日は金曜日。おはようのオーディションを済ませて家を出る。髪型もばっちりOK!

明日から休みだが、それ以上に俺の脳汁を分泌させて止まない出来事がある。

 

梓「井波くん、次の授業は倉庫前に集合みたいだね」

 

「分かった!すぐ行こう!」

 

梓「ち、ちょっと!筆記用具忘れてるよー?!」タタタッ

 

何を隠そう、戦車道航空科の授業なのである。ああ、この日をどれほど待ち望んだ事か!

まったく、昨日は寝るのに苦労したぞ!

 

「(結構来てるんだな...案の定男はいない、と)」

 

もう慣れつつあったこの状況。最後の望みは絶たれたらしいな。

1〜3年生が整列している。一番背が高いのは俺のようで、みんな髪を結んでセーラー服を着ている事が分かった。

 

?「ちょっと華!男の子がいるよー!」

 

?「あら、本当ですね。1年生でしょうか?」

 

?「ちょっと話しかけてみちゃう??」

 

?「...いえ、やめておきましょう」

 

?「えーなんでー!?」

 

?「周りが女の子だらけで少々顔が引きつっちゃっていますから」

 

前に生徒会3人組がやってきた。

...なるほど、倉庫を開けて理解したぞ。

みんなは戦車を探せばいいんだな。

要は俺は、航空機を探してこいという事だ!

 

「こらこら、井波くんどこいくのー?」

 

「俺は航空科なので、戦闘機を探してこようかと。」

 

「あー...実はまだ戦闘機とかは買ってないんだ、ごめんね?」

 

ああ、我が生徒会長よ!どうして複葉機の一つでも買っておいてくれなかったのか!?

 

今日はもう帰っていい、戦車は女子達で探すと言われたので、荷物を持って下校する...

 

 

 

 

 

 

.....と、そんな事はしない!澤さん達も必死に探している、俺も探しに行こう!

 

 

カバンに入れてあった体操服に着替える。これは本来ならば、飛行練習服(仮)になる予定だが、まだ先みたいだトホホ。

 

?「井波くんだっけ?よかったら一緒に探しにいこうよ!」

 

オレンジ色のロングヘアー、珍しくニーソックスを履いた女子に誘われた。相当な美人だ、しかしいつ俺の名前を..

 

?「沙織さん、井波さん驚かれてますよ?」

 

少しだけ青みがかった長く綺麗な髪、お淑やかな雰囲気の女子に、

 

?「えーいいじゃん!みぽりんもそう思うよね?」

 

?「う、うん。人数は多ければ楽しいよね!」

 

“みぽりん”と呼ばれる明るい茶髪のショートヘアーの女子...

 

?「早く戦車を見つけるでありますよー!」

 

かなりもっさりヘアーの人もいるな...人柄はとてもよく感じられる。

 

「アッド-モ。俺の名前は...」

 

沙「知ってるよー!井波ユキオだよね?私は武部沙織、2年生だよ!」

 

華「私は五十鈴華と申します。以後お見知り置きを」ペコ

 

み「西住みほっていいます。よろしくね!」

 

ゆ「秋山優花里、2年生であります!」ビシ

 

大洗女子学園は美人の多い学校である。私が保証する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらく歩いて、木々が生茂る場所まで来た。

 

武部さんはあいさつの時こそ元気がよかったが、今やパンツァー・フォー!を

 

沙「パンツのアホ?!」

 

と、間違えてしまうくらい疲れ切ってしまっている。

しかし、五十鈴さんが急に「油の匂いがする」といって歩き出した。

清楚でお淑やかな面とは裏腹に、意外とアクティブなのかもしれない、この人は。

 

 

 

 

五十鈴さんは見事に38t戦車をその嗅覚で探り当ててしまった!

小さいくてサビだらけだが、西住さんいわくまだ使えるらしい。

俺は生まれて初めて実物の戦車を触った。

 

「うおっ、冷たいしギトギトだ...」

 

み「回収車を呼んで学園まで持って帰ろっか。今呼ぶね」ピポパ

 

これで一両目だ、あとも時期に見つかるだろう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学園へ戻ると、色々な戦車が陳列していた。

 

桃「ではこれより、戦車の洗車を行なってもらう!四号は西住、武部..........以上だ。」

 

みんな必死に笑いを堪えている。俺は人生でダジャレをこうも自然に、真面目に、あっさりと言い切った人物を知らない。お茶を口に含んでなくてよかった。

 

 

 

 

 

 

「さぁ!戦車の洗車を始めようか!」

 

梓「ちょっと井波くん、それやめてよー笑」プルプル

 

優「そうだよ〜梓ちゃん笑いすぎて泣いてるじゃん〜。よしよし」

 

「ごめんごめん笑 ちょっと俺もツボっちゃっててアレ」

 

杏「ちゃんと洗車しなきゃだめだよー?早くしないと日が暮れちゃうからさ」

 

「わかりました...って、生徒会長さんじゃないですか。先輩も戦車道を?」

 

杏「まぁねー♪人数合わせで仕方なく、って感じだけどねん」

 

「なんであの時俺に話しかけたんですか?しかも名前まで...」

 

杏「そりゃー大洗女子学園唯一の男子生徒だもん笑 普通は覚えちゃうよねー」

 

「アッ。ヤッパリ」

 

杏「さ!早く洗って洗って!」

 

「ウーッス!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっと戦車が...おっと、洗車が終わった。

あんなに汚れだらけだったのに、今ではなんと美しい事だろう!

案の定秋山さんは群を抜いて目を輝かせている。その輝きたるや、ピカピカの戦車にも負けていない!

 

桃「明日は教官がお見えになるから、失礼のないようにな。それでは解散!」

 

「「「「「お疲れ様でしたー!」」」」」

 

「お疲れ様でした!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

聞いたか俺よ、明日は教官が来られるそうじゃないか。

 

乗るのははまだ先になるそうだが、知識や経験談を頭に入れておいて損はない。

 

なるべく沢山の事を聞こう、後ろに付かれた時の対処法や基本的戦術。

 

心得なんかも聞いてみるといいかもしれないな!

 

そうと決まれば今俺が為すべき事はただ一つ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「熟眠である。」Zzz...

 




お読みいただきありがとうございました!実はダジャレって脳の老化が原因らしいですね。河嶋先輩は苦労人なので仕方ないかもしれません、、笑

それでは次回も乞うご期待!
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