今日は少し短めというか、個人的にやってみたかったことをするお話です笑
では43話、動きます笑
飛行場にも無事戻り、体が冷めないようにスポーツする。
試合の流れは刻一刻と変化している。みほさんたちは開けた平原を抜け、今や市街地に突入した。市街地は建物もあって爆撃の難易度も高いので、防空を任されていたももがーさんもこれでやっと帰投できるというわけだ!
ね「井波くん!ももがー氏の零戦が...!」
「なにがあったんですか!」
無線機を手に取ると、緊迫した状況であることが瞬時に理解できた。
ももがーさんは、メッサーシュミットの1小隊に補足されてしまったようだ。
まだ5キロほどの距離はあるものの、巡航速度は向こうの方がいくらか速い!
俺はいてもたってもいられなくなって、すぐに自動車部の2年生を呼びつけた。
「いまからすぐに迎撃にあがる!スツーカの準備をしておいてくれ!」
自動車部の皆さんは瞬時に意図を理解し、作業に取り掛かる!
ももがーさんは優秀な零戦パイロットであると同時に、いつも俺のことを空で守ってくれていた大切な仲間である。
彼女が墜とされることによって生じる戦力低下について考えるなど、下らない打算だ!
戦車を攻撃する、パイロットも守る、両方やらなくてはならないのが、航空隊隊長のやりがいなのだ!
スポーツをしている最中にこの報告を聞き、カーッとなってしまったので何も飲めていない。喉がカラカラだ。
「しまった、優しい麦茶のストックが...!?」
今日という日に限って段ボールの優麦が切れてしまった。ジュースを飲んで血糖値が上がるのは論外だ。何か飲むものがないかとその辺をあさってみる。
「こ、これは.....!」
実は決勝戦が始まる前、スタンドに座っている冷泉久子さんと偶然お会いした。
久子さんは〝あの時〟と全く変わらぬ勢いで、開口一番に
『あんたいっつも安物の麦茶飲んでるって聞いたよ。エースなんだからたまにはいいモン飲みな!』
そう言って俺にお~いお茶のプレミアムストロングを手渡してくれたのだ。
飲んだことはないが、プレミアムと書いてあるのだから何かしらの効能があるに違いない!
俺はこれを一気に飲み干し、発進準備が整ったスツーカに飛び乗った。
【黒森峰メッサー小隊】
『よし、あのゼロとは距離が詰まってきているな。必ずここで叩き落すぞ』
『隊長、正面同高度から敵機です。大洗のスツーカのようです』
『大洗のスツーカ....奴に違いない、これは千載一遇のチャンスです!ユキオを堕とせば、大洗の戦力は半減します!』
『....いや、妙だな。俺の知っているユキオはこんな無謀なことをする奴じゃないんだが...』
『大洗にとって零戦は唯一の戦闘機です。向こうにはもう1機スツーカがありますから、逃がすための時間稼ぎでしょう』
『おいおい、あのスツーカ、本当にまっすぐこちらへ突っ込んでくるぞ』
『ほう、もうヤケクソですか。でもたかが『カモ』が一羽、エースパイロットが聞いて呆れますね』
「おれの機体はァァアアア──ッ!!」
『『『『!?!?』』』』
「我が大洗自動車部の最高知能の結晶であり誇りであるゥゥゥ!!つまり!すべてのスツーカを超えたのだァアアアアア!!」
『な、なんなのあいつ!?全機突撃!ヘッドオンで仕留めるわ、調子に乗らないで!!!』
「食らえメッサー!1分間に1600発の徹甲弾を発射可能!あのイリューシンを叩き堕とす12連ガンポッドだァ!!一斉射一斉射の弾幕がァ、諸君らを小隊ごと叩き堕とすッ!!!」
『爆装すらしてないのかァーッ?!』
撃ちてし止まむ。12連装の7.92mm機関銃が切れる頃には、限定的な制空権を勝ち取った。
空になったガンポッドを空中投棄しすぐ帰投!もちろん、爆装するためだ!
帰投してすぐにしたことは、プレミアムストロング茶に含まれていた大量のカフェインを薄めるために、3時のおやつを食べることであった。
すみません、これがやりたかっただけです笑
最近ジョジョを見始めて、めっちゃ親和性高いなって思ったので取り入れました!
次回からは普通に戻ります!
それでは次回も乞うご期待!