もしガルパンに航空機があったら()   作:田舎の異音

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こんにちは田舎の異音ですぅ!
みなさん、紅茶ってパックから作ったことありますか?
自分はいつも欲張っちゃって、めちゃくちゃ濃い味になります笑 早く淹れ方覚えないとですね笑

さてご承知の通り、今回はお茶会のお話です!
それでは第51話、動きます。


『しばきあそばせ!』

ああ聖グロの、なんとファンキーなことか!

 

まだ寄港日が数日残っていたので、デステニーランドを見に行こうと船を降りたのが間違いだった!

 

?「ユキオさまですわね?我々とお紅茶しばきませんことッ!」

 

俺は危機を察知して脱兎のごとく逃げだす。

 

だがヤツの恐るべき加速により、いまや袋のネズミだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダ「....ローズヒップ、丁重におもてなしするよう言ったはずですわよ?」

 

ロ「お紅茶が冷めてしまわないよう、リミッター解除してきましたわ!」

 

「お紅茶で頭ヤられてるんじゃありませんこと...」ゲンナリ

 

彼女の運転については、ここで語る間でもない。

 

下手すれば、俺の頭がスコーンのように真っ二つになっていたのだ!

 

み「お招きありがとうございます、ダージリンさん。今日はどんな集まりなんですか?」

 

なんと!みほさん達もつれてこられていたのか!

 

ダ「全国大会も無事終わったことですし、互いの親睦を深めようと思いまして。それに...」チラ

 

「(なんかこっち見てら)」

 

ダ「廃校撤回もお祝いしないとなりませんからね」フフ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〝お茶会〟などという洒落た空間は生まれてはじめてだ。しかもそこには女の子しかいない。

俺はすぐに居心地が悪くなり、ペコさんから貰った紅茶を飲んだら飛行訓練に行こうと思った。

 

?「キミも風と一緒にながれてきたのかい?」

 

とりあえず壁の花になって気配を消していたところ、いきなり声をかけられる。

水色に白のストライプが入った制服、継続高校の生徒だ。

 

「ええ、すごい〝突風〟でしたけどね」

 

?「......そうかい。ユキオはパイロットだから、風には慣れていると思ってたよ」ポローン♪

 

「その音...昨日の式場でも」

 

?「ああ、そうさ」~♪

 

「あなたも風来坊ってわけだ」

 

?「ふふ、たまには飛ばされてみるのもいいものだね」~♪

 

?「あー!ミカいた!もーこんなところで何してるの?」

 

ミ「紅茶とお話してるのさ」~♪

 

「(だれが紅茶だ)」

 

ア「もー...あ!きみはもしかしてユキオくん?私はアキ!よろしくね」

 

壁の花がいまや両手に花だ!緊張する、去らねば!

 

「は、はじめまして、よろしくお願いしますっ!」

 

ア「やっぱりただの可愛い男の子で安心したよー!」

 

ミ「...アキ。ひょっとすると、それはユキオにとって忘れたい過去なんじゃないかな」~♪

 

可愛いと言われることにはとうの昔に慣れた。

 

が、ミカさんはひょっとするとその「昔」を知っているのか?

となると大洗に内通者が...

 

はは、まさか!

 

ミ「.....♪」

 

「あ、俺のお茶菓子がない!?」

 

ア「わたしのスコーンも!」

 

ミ「語りかけてきたのさ。私をお食べ、ってね」ポロローン

 

俺はミカさんのお紅茶を目の前で一気飲みし、これで「おあいこ」とした。

その時に見せたミカさんの切なそうな表情については、思い出すべきではない。

 

「(はぁ...早く帰って飛びたいゾ...)」

 

飛行欲ボルテージが最高潮に達しかけていたその時だ。

 

 

 

 

小「井波くん井波くんっ!こっちきて一緒に飲もう♪」

 

「は~い^」

 

小梅さんじゃないか!早速お紅茶しばきあそばせ、麦茶はしばらく飲まなくていいな!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は小梅さんに手招きされて、隣の椅子にちょこんと腰かける。

これから楽しいお茶会が始まるのだ!

 

ダ「あらユキオさん、あなたも一緒にお話ししませんこと?」

アン「そうだぞーユキオ!ところでパスタ食べるか?」

ケ「ハイ、ユキオ!色々アワードおめでとうね!」

カ「このカチューシャと同席することを許してあげるっ」

西「君か!活躍は羅馬から聞いているぞ!」

 

み「み、みなさん!井波くんが壊れちゃいますから...っ!」

 

「......せ」

 

み「せ?」

 

「せっかく小梅さんと2人で話せるとおもったのに....」

 

み「......」コト

 

ケ「(みほがティーカップを置いたわ。たぶん次の瞬間、おそろしいことがおきる)」

 

「(しまった!呼んで(?)おいてもらってこの言い方は失礼だ!」

 

「す、すいません!こういう雰囲気に慣れてなくって...」

 

ま「気持ちは分かる。ユキオは黒森峰に転校してたとき、小梅が教育係だったんだ。なぁ、小梅」

 

小「は、はい!このお茶会も、お友達が少なくて不安で、それで私と...!」

 

ケ「そうよね!もうユキオったら!意外とピュアでかわいいじゃなーい!!」

 

ミ「かわいい....それはユキオにとっt(アキ「ミカは入っていかないのっ!!」グイッ

 

みほさんの様子がおかしかったので、俺は黒森峰で体験した不思議な話やエリカさんの意外な一面について、おもしろおかしく暴露した。

 

テーブルがどっと盛り上がり、とても好ましい雰囲気になる。

よし、これならみほさんも腹筋崩壊間違いなしだ。

 

み「教育係...付きっきり....」

 

時が数分前で止まっているッ!?

 

ま「....! そういえばユキオは、黒森峰では何をモチベーションに訓練に励んでいたんだ」

 

「そ、それはですね....っ!」

 

ま「(チラッ...チラッ....)」

 

さすがみほさんのお姉さんだ。

目下の危機的状況をすぐに察知し、「みほさんのことについて話せ」と目で合図を送ってくれる。

 

「もちろん、早く大洗に帰ってみんなの...あっ違うみほさんの役に立ちたいなって思ってたから頑張れたんです!」

 

み「ほ、ほんと...?」

 

「はい!寝てるときも何ならみほさんの事しか考えてなかったですよほんとマジで!」

 

み「うわぁー!すっごくうれしい!!」パァ

 

ま「.....」グッ

 

まほさんは、無言で親指を立てている。

 

やれやれ。この紅茶の熱が冷めるには、まだまだ時間がかかりそうだ。




お読みいただきありがとうございました!

なんと優雅()なお茶会でせう!
なんとこのお茶会(回)あと1回続きます笑

またユキオはみほさんにクソボケをかましてしまうのか!
それでは次回も、乞うご期待!
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