投稿空いちゃってすみません( ; ; ) 大学関係でアワアワしておりました笑
さて、今回からいよいよ物語の歯車が動きはじめます、ジリジリと。
それでは第53話、動きます。
【表彰式が終わった後の文科省にて】
?「さて....表彰式も無事終わりましたし、そろそろあの件を動かしましょうか」
?「そうですわね」
?「まずは『アレ』を禁止する件ですが...署名は取ってきていただけましたか」
?「ええ、彼の名前で」ヒラ
?「ありがとうございます。今やもっとも実力者である彼の署名があれば、連盟も納得するでしょう」
?「ふふ、これで彼が危ない橋を渡らずに済みますわね」
?「おっしゃる通りですよ。『アレ』は本当に危険ですからねぇ。いくら安全に配慮しているとはいえ、ヒューマンエラーが命取りです」
?「これからも安全な育成環境づくりに力を入れてくださいね、役人さん」
役「お任せください、島田師範。では次に、国際強化指定選手についてですが....これも我々としては彼に行ってもらう方向で検討しています」
千「あらあら、日本からも追い出しちゃうのね。恐ろしいこと」
役「文科省にも面子というものがありますので。彼は少々、歯に衣着せぬ物言いが目立ちます。島田師範のご推薦をいただければと」
千「上下関係を躾けるのも教育の一環....ということですわね。前向きに検討させていただきますわ」
役「ええ、我々は『教育を司る』省庁ですから─────」
【知波単学園にて】
「ヘックション! なぁラバちゃん、そんなわけだから頼むよ~」
羅「ダージリンさんにケンカ売ったお前が悪いんだろ!?ウチを巻き込むなよ!」
「そこを何とか!今回のルールは総合戦車道だから、お前と一緒に飛んでみたいんだよォ...」
...という感じで、現在は俺は、我が校と共に戦ってくれる学校をスカウトしに、知波単の学園艦へスツーカを飛ばしていた。
先日のお茶会───巷ではきゅうり事件と言われているが───で、我が校は聖グロリアーナ女学院と練習試合をすることになってしまった。
どうしても航空機に乗った俺を叩き落したいのだろう、ダージリンさんはわざわざルールを総合戦車道にしてしまった。
「(イギリス人は恋ときゅうりでは手段を選ばないのは本当だったんだな)」
...しかし航空戦力ではウチ4機の相手30機。
本来ならお話にならない戦力差なのだが、
ダ『そこは親善試合。お互いにパートナーとなる学校を一校えらぶのはいかがかしら』
恋ときゅうりでは手段を選ばないのかもしれないが、戦車道では道理を分かってくれて本当によかった!
沙「ちょっと井波くん!聖グロはプラウダと組むんだって!」
やれやれ、きゅうりが絡むとロクなことがないな!
羅「と!も!か!く!俺に相談されても、西隊長に許可していただけるかが問題なんだ!」
「なら話を通してくれよ、いまこそ知波単魂が必要なんだ」
羅「そもそも君はだね!知波単魂とは何たるかを────「そこ、なに話してるの」
振り返ると、知波単には馴染まない青い目をした女子生徒が立っている。
「おい、あの子は誰なんだ?」
ラバちゃんに聞くが、彼は冷静さを失ってしまっている。一体どうしたんだろう?
しょうがないので、俺が代わりに話すことにした。
ちなみに名前を
七「おもしろそう。私から西隊長に申し上げておきます」
「ありがとう。でもね、ラバちゃんが嫌だっていうんだよ」
羅「冗談も休みやすみYeah!俺が親友の頼みを断るわけないだろう!」
七「では私はこれで」
羅「あっ....」シュン
ああラバちゃん、純粋でウブな男よ!
沙織さんや麻子さんから散々クソボケだの言われてる俺でもわかるほどの、顕著な恋情。
俺は彼の肩に腕を組んで、共に沈みゆく夕日を見つめる。
「.......報射さんにエキシビションでいいとこ見せるぞ」
羅「おう.....!」
これが男という生き物、これが男の単純さだ!
今は幸いにも夏休み。ラバちゃんにウチへ泊ってもらい、みっちりと飛行訓練につきあってもらうことにしよう。
ラブラブ作戦の開始だ!
役「さて、こちらも作戦開始といきましょうか。師範には申し訳ありませんが、潰させていただきますよ」
『大洗女子学園』
お読みいただきありがとうございます!
ついに役人の登場ですね。彼の頭の中には、一体どんな恐ろしい計画があるのでしょう?
根回し、忖度。ユキオと違い、役人は無形力を行使してきます。
それでは次回も乞うご期待!