今回は主人公のエンブリオが孵化します。
主人公のエンブリオは原作や他の二次創作から見てもツマラナイと思える性能だと感じています。
オリジナルのエンブリオタイプか出ます。
苦手な方はブラウザバックをお願いします。
【
初めてプレイを開始したからデンドロ内で10ヶ月と1週間以上の月日、現実では3ヶ月と少し。
俺は今、レジェンダリアの秘境探索をしている。
胸に輝くいくつかの剣で冠のような形をデザインしているブローチ【剣冠賢勲 ゴブキネル】のおかげでもある。
スキル《
今のメインジョブは【栄冠】、そのスキル《
【百奇面 ノーフィス】で上級魔法職を複数サブジョブにしてあるので状況に応じて奥義を使用できるようになった。
前までジェムを貯蔵するために上級魔法職を複数獲得しておいて良かった。
「さてと、反応はこの辺りのはずだが?」
今回は《
「アンタたちはもう行きな。この傷じゃもう無理じゃ」
「オババ様を置いてはいけねえ、こうなったら」
「アンタ、ソレはッ!」
嗄れた女性の声と決意を込めた男性の声が聞こえてきた。
女性が男性を止めとしているようだが?
そちらに目を向けると、ボロボロの婆さんと薄汚れた狩人風の格好のした人々がいて、モンスターの集団に囲まれていた。
そのうちの1人の男性をビンを取り出し少し傾け何かを呑んだ。
「馬鹿な真似を・・・」
婆さんは無念そうに呟く。
男性から赤黒い湯気が立ち上がった。
「力が溢れてくる。コレならッ!《リーダーアロー》ッ!」
男性は持っていた弓に矢を番え引きモンスターたちに向ける。
スキル名を叫んだ瞬間、矢に火を纏った。
ゴウゴウと聞こえてくるような猛火だ。
弓の向きはコチラを向いている。
「ヤッバい」
《トリック》【ジェムーボトムレスピット】を取り出し落とす。
魔法を唱えるより慣れ親しみ反射的に出来る行動をする。
ジェムが地面についた瞬間に浮遊感が自分を襲う。
《ボトムレスピット》は地属性魔法で足元に落とし穴を作る。
緊急回避が成功し、上を火の矢が飛んで行った。
「アッツッ」
余波でもかなり熱かった。
《隠潜》を使い、落とし穴が閉じる前に穴から飛び出る。
先ほどの男性が胸を掻きむしるように苦しみ血反吐を吐き気を失うように倒れた。
周りの狩人たちが倒れた彼、オババ様と呼ばれた女性、傷だらけの人を抱えて拓いた活路に逃げようとしている。
囲っている輪の1部でが欠けたくらいで周りのモンスターは輪を縮めようとしている。
しゃーない大盤振る舞いだ。
《ショータイム》《トリック》、溜め込んでいたジェムを放出する。
モンスターには攻撃を、狩人たちには回復を。
狩人たちは驚きながらフラフラだった足取りをしっかりとして活路を駆けていく。
重症だと思われる3人にはあまり効果が無いようだ。
狩人たちはモンスターたちの輪から抜けきり逃げていく、その後を追うモンスターを狩りながら彼らについて行く。
しばらくすると追ってくるモンスターが減って行き、ついにいなくなり彼らの住んでいるであろう集落についた。
樹の上に家々がある、雰囲気のある集落だ。
「ありったけの薬を!オババ様とボウ、アーチが重症だ」
集落に着くと団体の先頭をかけていた狩人が叫んだ。
辺りは騒然となりながら、彼らの元に薬が届けられる。
だがどうやら効果は無いようだ。
辺りにモンスターの気配はない。
「おい、アンタたち」
俺が近づいて声をかけると幾人かの狩人がコチラに弓を向けた。
「何奴だッ!」
「ちょっと待ってくれッ!彼らが危ないんだろう、助ける手段があるんだ。1人しか無理だが」
狩人の鋭い声に、両手を挙げ、敵意の無いことを表現する。
「アンタら、おヤメ。ゴホッ、このボウを治してくれるかい?次代の【
オババ様と呼ばれた女性が絞り出すように咳き込みながらそう言ってきた。
《トリック》でボロボロの薄汚れた布を取り出す。
そして一息にボウと呼ばれた男性をぐるぐる巻きのミイラのようにする。
【不蝕布 イーウル】、スキルは《
時間はかかるが部位欠損も癒せる特典武具だ。
「う、うッ、ここは?」
男性が目を覚ましたようだ。
かなり辛そうではあるが意識を保っているようだ。
「ヒッヒッヒ、ありがとうねぇ。ボウ、アンタは馬鹿な事をしたね」
オババ様は苦しそうに笑いながら、ボウに向け喋りかけた。
「オババ様、申し訳ございません」
「ハァ、次代を担うアンタが捨鉢になっちゃイカンよ」
苦しそうに会話を続ける。
命が失われていくのがわかる。
「ボウ、この方に御礼を言いな。アンタの命はこの方のおかげでつながっている」
「なっ、なぜ俺を!?俺よりもオババ様をッ!ぐぅッ!」
優しげに伝えるオババ様に焦り俺に詰め寄ろうとするボウ。
近づく前に苦しそうに胸を抑え止まる。
「ヒッヒッヒ、バカだねぇ。老い先短い老いぼれよ。若い命をつなぐのは当たり前さね。だが、アーチにも何か出来れば良いんじゃが」
「オババ様。そんな、そうだ俺よりもアーチだッ!御礼は何でもするアーチも助けてくれ、こんなアイテムがあるんだッ!何とかならないかッ!」
オババ様が消え入りそうな声で呟き、ボウが叫ぶ。
苦しいだろうに身体を引きずりながら俺に縋るように頼み込む。
何とかしてやりたい、だが。
ステータスを改めて確認する。
エンブリオが孵っていた。
Type:メイデンアポストルwithテリトリー。
ステータス補正はなく、スキルは読めずにこう表記されていた《
手袋を外す。
頭に王冠を被る蛇と翼の生えた蛇が絡みつくように向かい合い輪になっている。
長く待っていたエンブリオは何の能力もスキルも持っていないただの双蛇の入墨。
その銘は【原天回姫 ウロボロス】
0)>エンブリオ登場。
0)<孵化の条件は感情のトリガーでも条件でもなくデンドロ時間での十月十日が経つ事。
0)>エンブリオの活躍はしばらく無いです。
0)<没にしたジョブ〜
ウィッチクラフト 特殊な生産物を作成できる
魔女の一撃 次のダメージを倍加する
0)>没にした理由はカルディナの議長が魔女と呼ばれていたため
0)<今回のオババ様が就いていた予定でした
0)>次回はUBM戦予定です
0)<ではまた