新世界での誕生証明   作:泣面道化

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評価、感想、誤字報告ありがとうございます。
誤字脱字報告のシステム便利ですね、ワンタッチで修正してくれてた。
今回は誤字でした。
主人公、俺はエンブリオが孵るまでパーティー組まないんだぜ。
キリッってしてたけど組んどるやんか、ワレ。
寸劇は置いといて初の共闘?です。
追記:この話を書き終わって投稿してるあいだにたくさん誤字脱字報告が来てました。ありがとうございます。


〈死霊の森〉

栄冠(クラウン)】レン・クロウ

 

 ホントに酒場から直で来たよ〈死霊の森〉。

 〈死霊の森〉近くの町で賞金首のリスト見てたところに話しかけられたから、まあ近いわな距離は。

 初の共闘だよ、ほとんど情報を落としてないけど作戦会議ぐらいしようぜ。

 ここくるまでもアリスやマッソーが無駄遣いしてるとか、風が自由すぎるとか、ヴァッサが頼りないとかほぼほぼ火燐の愚痴だったし。

 

「到着したわね」

「ああ、そうだな。これからどうすんだ?」

 

 日中なのにイヤに暗い薄気味悪い森の前で火燐に返事をする。

 

「何って?UBM退治よ」

 

 何を今更、馬鹿な事をという顔でコチラを見るな。

 頭、痛くなってきた。

 

「すまんのう、火燐は脳筋なんじゃ」

「脳筋とはなによ、脳筋とはッ!ワタシにも考えがあるのよッ!」

 

 アリスがそう言うと火燐が食ってかかった。

 

「あのその考えを共有してほしいだけど」

 

 オマエらは今まで一緒にいて言わなくてもわかるかもしれんが俺は初参加だ。

 作戦があるなら愚痴より前に教えてくれよ。

 

「簡単よッ!アンデッドは火が弱点なのよッ!ワタシのエンブリオで一撃よッ!」

 

 火燐は妙に波打った剣を掲げ叫んだ。

 ・・・脳筋だ。

 

「すまんのう」

「ああ、わかった」

 

 再びアリスが謝ってきた。

 俺は思わず痛みを感じた頭を抑えた。

 

「とりあえず、それは後にしましょう。ぼく、あ、おれのウンディーネで聖水をここから流してアンデッドをある程度、弱体化か無力化をします」

「その後はワシの出番じゃ。聖水を含んだ土で作品を創り上げる」

「次はボクねっ!シルフに乗って中を偵察して【テレパシーカフス】で情報を共有するからっ!」

「【テレパシーカフス】?」

 

 ヴァッサ、アリス、風の順番で話てきたが知らない単語が出てきた。

 

「あれ?知らない?フレンドと離れててもお話出来るアイテムだよっ!ほらコレ」

 

 風はそう言って耳を見せてきた。

 何か付いてますねぇ、ぼっちの俺は知らない物ですねぇ。

 フレンドなんていたことないやい、何故か視界が滲んできた。

 アレ、雨かな?

 

「アーっ!そういえばフレンド登録してなかったっ!ほらほらみんなもっ!あとコレあまりの【テレパシーカフス】ね」

 

 風はそう言って【テレパシーカフス】を渡してきてフレンド登録してきた。

 続けてみんなともフレンド登録した。

 ついにデンドロでフレンドが!

 

【聞こえるー?】

【聞こえる】

 

 コイツ脳内に直接っ・・・。

 

「良かったっ!えーとなんだっけ?」

「すまない話の腰を折って、【テレパシーカフス】で情報共有まで話していた」

「じゃあボクの話しは終わりっ!」

 

 風はどこまで話したか首を傾げていたが、話しは終わっていたみたいだ。

 

「それでは私の番ですね。この美しい筋肉を骨と皮と腐った肉の軟弱共に見せつけてやります」

 

 マッソーがポージングをしながらそう言ってきた。

 ブレねえなコイツ、てか蛮戦士系統でも就いてるのかまだ上裸なんだけど。

 

「いえ、純魔法職で固めてますよ」

 

 !なんだ【テレパシーカフス】で俺の考え届いたのか!?

 

「ああ、念話ではないです。そのように顔に描いてありました」

 

 どんな顔だよッ!

 

「あは、は、マッソーさんは遊撃です。抜けそうなところや手薄のところに手助けに向かってもらいます。相手の動きを確実に止められるのは時間稼ぎに最適ですから」

 

 ヴァッサが補足するように伝えてきた。

 

「そしてワ・タ・シがッ!剣でアンデッドどもズッパズッパと斬り伏せるのさッ!」

 

 剣を掲げて馬鹿みたいだったヤツがいつの間にか戻ってきて作戦会議に参加してた。

 

「火燐は強敵要員ですね、ただ継続戦闘で火力が上がるんで打ち漏らしの雑魚を倒しながら準備してもらいますが」

「ああ、もちろんッ!」

 

 このパーティーはヴァッサが参謀なんだな、ちゃんと作戦になってる。

 火燐が腕組んでウンウン頷いてるがわかってんのかコイツ。

 エンブリオはわからんが確か舞剣士系統は踊りを続けるというか戦闘継続で確か時間比例ステータス強化があったはずだ。

 確かスキル名は《剣舞(ソードダンス)》だったか?

 

「作戦は理解した。それで決行は?」

「〈死霊の森〉に日の光はあまり関係ないらしいですがアンデッドには日の光も有効ですから、今がベストでしょう」

 

 俺が問いかけるとヴァッサはそう答えた。

 

「さて皆さん、準備は良いですか?」

 

 ヴァッサが俺たちを見渡し、そう訊く。

 

「おう」「ああ」「ハーイっ!」「フンッ!」「ああ、もちろんッ!」

 

 各々が返事をした。

 ヴァッサは隣に水瓶を肩に担いだ水で出来た人魚を侍らせ、アリスは女戦士のフィギュアを大事そうに置いた地面の前に両手をつけ、俺は短刀を握り直し、風は板に乗りゴーグルを着け筒のような物を横向きに口に咥え、マッソーはポージングをして、火燐は剣を構えた。

 何人か何してんだ?

 これから戦闘開始なのに気が抜けそうになる。

 

「それじゃあ、お願いっ!ウンディーネっ!」

 

 ウンディーネがヴァッサに応えるように水瓶を傾ける。

 

「《寄せては返す激流(ダイダルウェイブ)》っ!」

 

 明らかに中に入って無かっただろう量の水が一気に流れ出て木々を押し流しながら森の中に入ってゆく。

 コレがエンブリオの力か、思わず短刀を握る手に力が入る。

 

「Gyaaaaa!」

 

 亡者の断末魔が聞こえた気がした。




0)>UBMまで行かず

0)<没にした特典武具〜

0)>魔収虹晶 ジェムル 伝説級武具
スキル 魔法記録 魔法を記録する
 収魔虹線 まとめた魔法を光線にして一気に放つ
イメージとしてはなくならないジェム

0)>没にした理由はアクシデントサークルで飛ばされて運よく傷を癒してたエレメント型UBMの上に落ちて倒すというまるでご都合主義が過ぎたので止めました。

0)<まあ、特典武具も増やし過ぎちゃうので減らさないとは思ってはいます。

0)>次回はUBM戦の予定です。

0)<ではまた
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