宝りんの息子の料理激マズ概念   作:西山希龍

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アンケートの通り子世代について次回まとめますね


本日のお客様:風雅おじいちゃんとアトロポス叔母さん

「やぁ、風太郎買い物かい?」

 

「アトちゃん! 任務帰り?……………………相変わらずそれ、好きなんだね」

 

「そうだよ。 これ美味しいからね」

 

次の試食相手(被害者)に食べてもらう料理の構成を考えるために町を歩いていた風太郎は、任務帰りのアトロポスに遭遇した

アトロポスの手にはスペシャルいちごショートケーキマキアートホイップマシマシが握られている

 

「それ、お母さんも飲んでた…………オレの作ったストロベリームースフラペチーノは飲んでくれないのに」

 

「…………ノーコメントだよ」

 

風太郎の作るスイーツやデザートは外れがないのだが、カロリーが高いため運動量が減った、りんねは遠慮しているのを知っているアトロポスは苦笑いしていた

 

「ねぇねぇ、アトちゃん! 錬金術見てよ! 」

 

「ん、いいよ。 じゃあおじいちゃん家行こうか」

 

「うん! 」

 

「パパ、ただいま」

 

「おじゃましまーす!」

 

「おかえり、アトロポス、いらっしゃい風太郎」

 

「おじいちゃん!」

 

「おっと…………風太郎、危ないよ、遊びに来たのか?」

 

「アトちゃんに錬金術見てもらうの!実験室借りて良い?」

 

「ああいいとも、ケガしないようにな」

 

「はーい!」

 

九堂邸に入るなり抱き着く風太郎を風雅は優しく受け止めた

りんねが結婚した後はアトロポスとクロトーが一緒に住んでるため、さみしくはないが孫が来るとやはりうれしいと風雅は感じる

 

 

「パパ、これ報告書」

 

「ああ、ありがとう…………やはり扉が各地に急激に表れてるのか……………………宝太郎くんに出てもらわなければいけなさそうだ」

 

「また、風太郎が拗ねそうだね」

 

「む、我慢してもらおう。 さて風太郎の錬金術師を見るのだろう?言って来るといい」

 

「うん」

 

アトロポスが風雅に任務の報告書を渡して、実験室に入ると、風太郎が既に準備を終えていた

 

「さて、僕は何を見ればいいんだい?」

 

「ケミ―と人間の多重錬成!」

 

「ケミ―…………ああ、確か今はアカデミーではレプリケミ―を二体まで渡されるんだっけ?」

 

「うん!…………道具扱いみたいで気に食わないけど……………………」

 

「そういう所は宝太郎義兄さん譲りだね、とりあえずやってごらん」

 

「うん!よろしく!ユニコン!ザ・サン!」

 

『ユニ!』

 

『サン!』

 

「(あれ?レプリケミーって自我がほとんどないはずなんだけど、風太郎のレプリケミーなんか、自我強くない?)」

 

『ユニー!』

 

『サン!』

 

「あれ?絵柄が変わった?……………………まっ!いっか!」

 

「待って待って待って!?やっぱりその二体、自我あるよね!?パパーーーーー!!!!!?」

 

「どうかーーーーそのケミ―は……………………?」

 

風太郎がケミ―と人間による多重錬成を見てもらおうと、レプリケミーを出すと、かつてを思い出して懐かしい気分になっていたアトロポスだが、二体のケミ―が再錬成を行ったことでそのなつかしさは消しとんだ

 

レプリケミーにあるまじき自我の強さと再錬成に落ち着きがなくなっていくアトロポスは、風雅に助けを求めると丁度飲み物を持ってきた風雅が驚いていた

 

「……………………本当にレプリケミーが?」

 

「ああ、僕が見たときはレプリケミーだったよ、彼ら自我が強くない?」

 

「普通のケミ―トほぼ同じだな……………………風太郎の影響下もしれない、レプリケミーも所持者の影響を受けるところがある」

 

「風太郎が強烈すぎてケミーが自我を獲得したと……………………昔じゃありえなかったことだけど」

 

「これもまた、若者の可能性か」

 

『ユニコン!ドーン!』

 

『ザ・サン!ドーン!』

 

「えっと…………こうだっけ」

 

「ちょっ!?まだ調べ終ってないからーーー!?」

 

風太郎が量産型ガッチャ―ドライバーに装填して変身しようとしたところ、ケミ―側のエネルギーが強かったのか失敗し、ドライバーが爆発した

 

「えっほ、えっほ。大丈夫?サン、ユニ」

 

『ユニ!』

 

『サン!』

 

「そりゃそうだよ」

 

量産型ガッチャ―ドライバーは学生向けに風雅が作ったもので、出力が宝太郎のもつオリジナルと比べてかなり落ちているため、錬成されレベルX並みの力を得た二体のエネルギに―耐えることができなかったらしい

 

「兎に角!しばらく変身は禁止!再錬成しないように」

 

「はぁーい」

 

アトロポスに音階錬金を見てもらって、悪くないと評価をもらった風太郎はお礼に料理をすると台所へと引きこもった

 

「祖父としてうれしいんじゃない?」

 

「料理もそうだが、先ほどの音階錬金もよかった、頭の固い私では思いつかないものだ」

 

「でも、根本にあるのはパパの教えだよ。風太郎に『もっと自由に思うがままやってみなさい』って教えたのパパだろう?」

 

「そうだな…………子供は成長が早いな」

 

「できたよ!パンケーキ風太郎スペシャル!」

 

「ほう……………………これは」

 

「この黒いのは…………私達?」

 

「うん!アトちゃんたちとおじいちゃんの色を入れてみたの!冥黒の三姉妹って黒い服装なんでしょ?」

 

「……………………風太郎それでれから聞いた?」

 

「え?響から」

 

「……………………そっか、どうやらお話しないといけない姪がいるね」

 

あの頃から成長したアトロポスからしたらかつての服装は恥ずかしく、黒歴史というものでありそれをしゃべったであろう、姪とお話をしなけらばと決めた

※成長してからは普通の恰好をしていて、三姉妹はあの服を封印しています

 

 

 

 

 

 

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