「風太郎~」
「響?」
キッチンいちのせで仕事をしていた風太郎の元に従妹の響が訪ねてきた
何か約束をしていた記憶もなく思い当たるものがなく、何かあっただろうかと思っていたら
響が紙を風太郎に渡してきた
「これ、次のライブの日程表ね」
「またやるのか……………………それだけ?」
「それだけ」
「それだけならLINEでいいじゃん」
「風太郎、LINEみないじゃん」
「それは……そうだな。あと営業中だからもう少し声のボリューム落してくれ」
まだ営業中だったため風太郎に怒られた、響は文句を言いながらカウンター席に座った
「おい、用事は終わったんじゃないのか」
「せっかく、来たから何か頂戴!」
「はぁ~」
何か食わせろとねだられた風太郎はため息をつきながら、試作品のスイーツを出す
「ご飯系じゃないんだ~?」
「ご飯系出しても、お前食わねぇだろ」
「だって不味いし、風太郎のはずれなにのデザート系じゃん」
「お前……………………お前いい加減怒るぞ」
「スイーツ系は美味しいから!これ美味しい~、ラズベリーとイチゴ?」
「ブルベリーも入ってる」
「でさ、次のライブのセトリ何がいいと思う?」
「ライブの日程決めといて、なんでセトリ決めてないんだよ……………………」
「みんなの意見も聞きたいなーって」
「おい、ライブまで後二週間じゃねぇか。あとでグループで決めねぇと不味いだろ」
「うん!」
「うん!じゃねぇよ、どいうテーマにするかだけ決めとけよ」
「えへへ」
ライブが二週間後なのでベースの練習も平行してやらなくてはいけないので何日か、いちのせを休むと母に伝えなければならない
OKはしてくれると思うけどとと風太郎は母への謝罪を考えた
「御馳走様!帰るね!」
スイーツを食べて満足して帰ろうとする響を風太郎は呼び止める
「待て、もう少しで営業終わるから待ってろ。その後送ってやる」
「え~?別に平気だよ?」
「道中なにかあったらどうすんだ、家まで送ってやる」
店のクローズ作業をりんねに任せた風太郎は響を家まで送った
「なんか久しぶりだね~」
「あっ?そうか?」
「ちっちゃい頃よく散歩したじゃん」
「覚えてねぇわ」
「送ってくれるなんてね~、お姉ちゃんうれしいな~」
「誰がお姉ちゃんなんだよ、夜道何かあったら叔父さんと叔母さんがかわいそうだろ、もれなく襲われたら相手が消し炭になんだぞ?」
「あ~確かに、パパやりそう」
「そこまではやらん」
「あっパパ!」
「先生、学校帰りですか?」
「いや、ラケシスからいちのせに行ったと聞いて迎えに来た。悪かったなここまで送ってもらって」
「いえ、夜道何かあったら大変ですから」
「そうか、またな」
「はい、先生。」
「またね~!」
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