西側陣営if日本召喚    作:鯉のペンペン

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第三話 会談

この日、クワトイネ公国は、日本国との会談で、次のようなことが確認された。

 

・日本国は正式に、クワ・トイネ公国の領空を侵犯してしまったことに謝罪する

・クワ・トイネ公国は上を今後一切不問とする

・日本国とクワ・トイネ公国は正式に国交を樹立する

・クワ・トイネ公国は日本の必要とする量の食糧を輸出する

・日本国の艦船は軍公民かかわらずクワ・トイネ公国の港に出入りできる

・見返りとして日本は、クワ・トイネ公国の鉄道、道路、水道をはじめとする、各種インフラ整備を支援し日本国防軍を駐留し、クワ・トイネ公国の治安を維持する

・日本国はクワ・トイネ公国からの使節団を受け入れる

・日本国とクワ・トイネ公国の間に日桑修好通商条約、並びに日桑安全保障条約を結ぶ

・これらの条約は中央暦1639年1月6日(会談翌日)より施行される。

 

その後日本の大使は、この世界について簡単に学んだ

 

この世界にはまず大きく3つの文明圏があり

 

世界最強の帝国のある第一文明圏

 

世界2位のこの世界では異質な機械を主に扱う国のある第二文明圏

 

ロデニアス大陸の隣の大陸と言えるところにある第三文明圏

 

そしてクワ・トイネ公国や、隣国のロウリア王国、クイラ王国などの文明圏外国家

 

の大きく四つに分けられてる

 

そして彼らにとって衝撃だったのは

 

この世界では

 

ほとんどが魔法によって成り立っている

ワイバーンや地竜をはじめとするいわば生物兵器とも呼べるようなものが平気でいいること

人間以外にもエルフやオーク、ドワーフ、竜人などもいること

 

などであった

 

あとはムー大陸という何とも都市伝説にありそうな大陸の国々は科学文明が主であるところが多いとのこと

 

そしてこの世界を地球で表すなら万国公法時代の地球である。

万国公法は、第二次世界大戦後、国連憲章が制定されるまでという、比較的近代後半まで使われていた「基本となる国際法」だが、その実態は極めて古典的かつ差別的であり「ヨーロッパのキリスト教徒がもっとも徳が高く文明的である」「アングロ・サクソン(つまり白人)がもっとも優秀で文明的な人種であり、それ以外は白人から離れるほど野蛮で非文明的で、白人や白人に類するヨーロッパ民族の国を一等国とし、上位の国は下位の国を好き勝手にしていいが、同等の国同士で争わんよーに」という内容である。

 

つまり中央・第二・第三圏のほとんどは、いずれも自身より格下の国の生殺与奪権を自分たちが握っている(と思い込んでる)点があるとのことだ。

 

日本にとって警戒しなければならないのは、北のパーパルディア皇国のようだ。

 

しかし、今クワ・トイネ公国にとって一番の問題はロウリア王国がこのロデニウス大陸を統一し亜人撲滅、つまり人ならざるエルフやドワーフなどを皆殺しにしようとしているということだ。

 

ということはクワ・トイネ公国から食糧を輸入したい日本は大事な食糧の供給源が絶たれてしまいかねないということだ。

 

その証拠にこの6年間の間に無駄な攻撃などを行わず、軍備を増強させ続けているということ。

そしてその軍が国境戦に少しずつ集まりつつあるとのこと。

 

クワ・トイネ公国の見立てではあと3ヶ月ほどで侵攻してくると見ているとのこと

 

そのため日本はクワ・トイネ公国、隣国のクイラ王国を防衛しなければならない。

 

クイラ王国は作物が育たない不毛の地のようだが、彼らにとっては何の使い道のない黒い水が大量に取れるとのこと。

 

つまり日本としてはこのままでは枯渇すると思われた石油の供給源があるかもしれない。

 

そして大使たちはクイラ王国ともクワ・トイネ公国と同じような条約を結び、日本国防軍は来る対呂戦、対パ戦に備えるのであった。

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