夜勤明けの身体はくたびれきっているくせに、頭の芯だけが妙に冴えている。兼定タバラは食卓に肘をつき、こんがり焼けたトーストの端を齧った。牛乳で喉へ流し込むと、胃の中でだけ朝が始まる。
カーテンの向こうはとっくに白んでいるのに、身体に組み込まれた時計はこれから寝ろと告げていた。
「あんたが焼いてって言うからパン出したけどさ。これから寝るってのにふつう食べる?」
「腹が減りすぎると寝れないんだよ」
流しに立った母が呆れ半分に振り返ってくるため、何度か言った覚えのある言葉を返す。実際、夜勤からそのまま布団に潜り込むと胃が空腹を訴えて眠りを妨げるので、それを宥めるにはとにかく食べるのが楽だ。夜と昼が週替わりでひっくり返る職場に勤めて数年、身体を騙す小細工だけは無駄に上手くなった。
トーストの残りを口へ放り込んだとき、天井の方でどたどたと足音がした。続いて階段が軋む。
降りてきたのは妹のキリメと、その一歩後ろで半分眠っている近所の子、橋谷クモンだった。クモンはまだ夢と現の境目にいるらしく瞼が半分落ちている。その手をキリメが引いていた。
「あらあら、仲がいいわねえ」
母が笑うと、キリメの肩がびくりと跳ねた。繋いでいた手が弾かれたように離れる。
「な、なに言ってんだよ。こいつが寝ぼけてっから引っ張ってやっただけだろ」
いつも通りの雑な口調のはずが、微妙に語尾が上ずっている。柄にもなく耳まで赤い。妹が男相手にこんな顔をするのは少なくとも記憶の中には無い。
と、キリメがようやくこちらに気付いた。
「げっ。兄貴いるじゃん」
「悪かったな、いて」
「いや別に、そういうんじゃねーけど」
バツが悪そうに目を逸らす妹に、タバラは肩をすくめてお代わりのパンを手に取る。げっ、の一言に含まれた棘は今に始まったことじゃない。妹が自分を軽んじているのはとうの昔に知っている。昼も夜も無い仕事をして、家に帰ると部屋に籠り、たまに顔を合わせてもろくすっぽ会話の無い兄。呆れられて当然だとは思う。
「ふぁぁ……おはようございます、タバラさん」
「ん。おはよう」
眠気の抜けきらない声で、それでもクモンはきちんと頭を下げてきた。昔から礼儀正しい子供だった。キリメが弟のように面倒を見ているのは知っているし、こうして家に泊まっていくのも今に始まった話ではない。
二人は食卓に着くと、母の出したトーストを並んで齧り始めた。
「クモン、マーガリン取って」
「はい。あ、キリメ姉、口。ジャム付いてる」
「え、どこ」
「そこじゃなくて、こっち」
クモンが自分の口の端を指してみせ、キリメがそこを拭う。何ということもないやり取りなのに、二人ともやたらと距離が近い。肩が触れそうな間隔で、片方が笑えば片方もつられて笑う。
「お前もほら、パンくず付いてるじゃねえか。だらしねえなぁ」
やれやれとでも言いそうな感じでクモンの口元へ指をやるキリメ。クモンはいいって、と言いつつも抵抗はせず、付いたパンくずを取ってもらっていた。取ったパンくずの行方を見ようとしたが、キリメに睨まれて仕方なく目を逸らす。
二人はこんなに仲睦まじくしていただろうか。クモンはまぁいい、子供のやることだし、受動側を悪くはいえない。だがキリメはどうだ。相手小学生だぞ。ちょっと危ないんじゃないか。
妹の将来を思うと、兄として一言あってしかるべきかもしれない。しかし姉御肌のキリメが年下の少年をぐいぐい引っ張っていく構図は世間で言うところのそういう需要にどんぴしゃで嵌まっているのではないか、だとすれば天然記念物の絶滅危惧種をわざわざ追い払うのも野暮天ではないか。
睡眠を求め続けている頭が妙な方向へ脱線したので、タバラは手に残ったトーストのかけらと一緒に振り払った。
「そういえばさ、キリメ姉」
牛乳のコップを両手で持って、クモンが顔をキリメに向ける。
「今日は朝からボトムレスピット行ける?」
「ああ、他に用事もねえし。たまには一日いるか」
ボトムレスピット。聞き慣れないが、どこかで耳にした覚えのある響きにタバラは耳をそばだてた。
「荷物は昨日持ってきたのがあるから帰る必要ないし、着替えたら一緒に行こうよ」
「はいはい、元気だねお前は。ちゃんとおばさんに連絡いれておけよ」
「あ、キリメ。あのおもちゃ屋隣町でしょ。歩くのなら日傘持っていきなさいよ。今日暑いって」
「いーよ別に。邪魔だし」
母の言葉でようやくタバラも思い出した。たしかに隣町の商店街近くにそんな名前のおもちゃ屋があった。ずいぶん昔に前を通りがかった気もするが、それきり縁のない店だ。あんなところへこの二人で連れ立って行くのか。デートか。デートなのか。おもちゃ屋で?
タバラが不思議に思うその間にも、二人は早々に食器を片付けていく。
「んじゃ、行ってくるわ」
「お世話になりました!」
「はいはい、また来てねー」
バタバタと出て行く二人を母が見送り、タバラは座ったままクモンへ手を振る。玄関の戸が閉まり、家の中が急に静かになる。
眠気がじわりと戻ってくる。だが布団へ向かう前に、タバラはなんとなしにスマホを取り出していた。
ボトムレスピットとその近くの商店街の名を打ち込んで検索する。上の方に店舗のブログらしきページが引っかかった。
そこにはおもちゃの入荷情報に交じってトレーディングカード、しかもエインヘリヤル・クロニクルについての情報が多く並んでいた。ブログ記事には店舗大会のスケジュールや新弾の発売予約情報、先週開かれたという大会のリザルトを几帳面に報告している。看板猫のつぶやきというよく分からない項目は横に置くとして。
「へーぇ。よく大会なんて出来るな」
思わず声が出た。前を通ったのなんて何年も前で店構えの記憶もおぼろげだが、ただのおもちゃ屋だと思い込んでいた。あんなうなぎの寝床みたいに狭そうな店でカード大会をやれるのか。人がまともに卓を囲めるスペースがあるとは思えなかった。
だが記事に添えられた店内の写真には、確かにささやかながら対戦スペースが写っている。金髪や灰色の髪の客もいて、意外と外国人客が多いのだろうか。
一瞬、キリメがまだカードなんぞをやっているのかと思いかけて、いやと打ち消す。小さい頃こそ自分の真似をして遊んでいたが、女子高生にもなった妹が今更やるとも思えない。今日のアレは、大方クモンの付き添いだろう。弟分がカードだか何だかに嵌まっていて、その面倒を見てやっている。そんなところに違いない。
スマホを眺めるタバラの寝ぼけていた目に、少しずつ別の光が差してくる。
(取材したら、動画のネタになるか?)
メモアプリを開き、指を滑らせる。「ボトムレスピット/EC取扱/大会あり/要・下見」。とりあえずはこれで、あとはもう少し正気が保てているとき考えよう。
ついでにスマホを触りがてら、動画投稿サイトのユーザーページを開く。積み重なっている閲覧数を見るだけで、どこか心が安らぐ気がするから不思議なものだ。
ユーザー名に表示されているのは『アイラバ☆モヒニ』。それが夜勤明けの冴えない二十代半ばの男が背負う、もう一つの名前だった。ゲーム実況とカード談義を軸にした動画配信者として、そこそこの数の視聴者に見てもらっている。
素性を知る者はこの世に一人もいない、と思う。同僚なんかには話せないし、友達にも内緒だ。妹ですら、兄がただゲームに傾倒しているだけのオタクな社会人だと思っていることだろう。
まさかその妹と年下彼氏が連れ立つ近所のおもちゃ屋が、自分のネタセンサーに引っかかってくるとは。世間は存外に狭い。
もっとも、身内絡みの店を取材するというのもそれはそれで気恥ずかしいものがあるが、だからといって食わず嫌いするのもどうなのだろう。
「なんにせよ、下見してからだ」
メモを閉じて、タバラは大あくびをした。一瞬冴えた頭にようやく本物の眠気が追いついてくる。企画の種は逃げやしない。今はとにかく眠りたかった。
母から投げられる小言を都合よく無視して部屋へ逃げ込みベッドに倒れ込むと、意識は数秒で途切れた。
*
ボトムレスピットの前に立ったのは、それから数日後の、丸一日ぽっかり空いた休みの日だった。
今日のところは下見、というか単なる客だ。店の雰囲気を確かめて、客層と品揃えを見て、もし配信映えしそうな店ならその時に改めて店側へ話を通せばいい。当然カメラは出すような真似はせず、関係値を保てるよう迷惑とは思われないようにしなければならない。
緊張を飲み込み直し、古びたガラス戸を引く。
「い、いらっしゃいませ……!」
涼しい空気と共に掛けられた可愛らしい声の主を探して、タバラは思わず動きを止めた。
カウンターの脇に小さな子供が立っていた。腰まで届く長さの髪は銀糸のように煌めいており、青い瞳も合わさって非現実的な雰囲気を纏っている。同じ年頃の子と比べても頭一つ小柄なのに、真っ白なワンピースの胸元だけがそこだけ大人びて豊かに張り出している。
その子供が、緊張で顔をこわばらせて深々と頭を下げてきたのだ。
あまりに予想外の出迎えに、タバラの思考が一瞬止まった。
「あ……あの、な、なにか、不手際がありましたでしょうか」
立ち尽くす客に、子供の方がおろおろと慌て出す。せっかくの挨拶に反応が返ってこなかったのを、自分の落ち度だと思ったらしい。
「あ、いや」
タバラは慌てて意識を再起動させた。ここでそそくさと移動すれば傷つけてしまうかもしれない。何か返す言葉を考えなければ。
「大丈夫。ええと……家のお手伝い、かな」
努めて柔らかい声を作ってやると、子供はほっと表情を緩めた。
「はい。今日からちょっとだけお手伝いさせてもらうことになったんです。ミーシャと言います。よろしくお願いします」
ミーシャと名乗った子供は、もう一度、今度は少し肩の力の抜けた礼をした。ここの店長の子とか、そのあたりだろうか。いずれにせよ、たどたどしくも懸命に働こうとする姿には好感が持てた。
「ん。よろしく。ゆっくり見させてもらうよ」
そう返して、タバラは店の検分を始めた。
カウンターの内側には、バイトらしき若い男の店員がいた。気怠げな面構えで、しかしその目は店内をちょこまかと動き回るミーシャの背をずっと追っている。危なっかしい新入りを見守っているのだろうか。
当のミーシャは、小さな箒を握りしめて床を掃いている。そして、その後ろを一匹の黒猫が、まるで付き添いのように、つかず離れずでとことこ付いて回っていた。掃いた先へ回り込んでは邪魔になり、抱えて退けられ、また別の場所から付いてくる。その滑稽な行進に、タバラの口元がわずかに緩んだ。
(……画になるな、これは)
特に猫ネタは動画でも食いつきがいい。女の子を出すのは権利的にもセンシティブ判定的にも危ういが、黒猫だけでも出演を依頼したいくらいだ。
店の中は外から見た印象とそれほど変わらず、やはりうなぎの寝床のように細長い形だった。細長い店内を真ん中に棚が置かれ、おおよそ二つに分けている。片側は昔ながらのおもちゃのコーナー。もう片側が、狭いながらもきちんと卓の据えられた対戦スペースだ。
おもちゃの棚の一角には駄菓子まで置かれていた。駄菓子と書かれたポップは真新しく、最近入荷し始めたのだろうか。透明な容器に詰められた麩菓子や、糸の先に飴玉の付いたくじ。色褪せた包装のそれらを見ていると、ふいに古い記憶が浮かんだ。
子供の頃、キリメと通った駄菓子屋があった。少ない小遣いを握りしめ、あれこれ真剣に悩んで、当たりくじで一喜一憂して。妹と二人で半分こにして食べたり、じゃんけんの勝ち負けで奪い合ったり。
あの店がいつの間にか潰れていたと知ったのはもうずいぶん前のことだ。無くなったと聞いた時ですら既に足が遠のいて久しく、あんなに通ったくせに店主の顔もろくに思い出せなかった。
タバラは小さく息を吐いて、駄菓子の棚から目を逸らす。柄にもなく浸ってしまった。
気を取り直してカードコーナーへ移る。他に客の姿はなく、おかげでゆっくり見物することができる。
ガラスのショーケースにはエインヘリヤル・クロニクルのカードがずらりと並んでいた。目の利く者が選んだと分かる品揃えだ。壁際には安価な在庫を無造作に詰めたストレージボックスのコーナーがあり、そちらの在庫は思いのほか豊富らしい。スペースの端にはこれはまた懐かしい、その昔に刊行されたエインヘリヤル・クロニクルのコミックスまで並べてある。
更に視線を巡らせていると、壁に大会スケジュールを記したチラシが貼られていることに気付く。
タバラは夜勤と昼勤が入り乱れる勤め人だ。生活の時間が世間とずれている都合上、深夜帯にこそ活動的になる同類が集う場所には縁が深い。仕事上がりの社会人がふらりと立ち寄れる、他店舗の深夜定例大会──通称ミッドナイトクロニクル。あの行事の常連としては、店舗大会というもの自体に馴染みがある。
もっとも、この店のチラシに深夜の枠はなかった。開催はもっぱら健全な昼と夕方。夜遅くまで店を開ける気のない、店主の意図が読み取れた。だからこそ深夜大会の情報だけを追っていた自分の網からはこの店がすっぽり抜け落ちていたわけだ。
時間が合えばここの大会も出てみるか。そんなことを考えながら、タバラの視線と足は自然とストレージボックスのコーナーへ吸い寄せられていった。
あとは品揃えの目利きだ、などと下見の建前を掲げつつ、その実、指はもう箱の中のカードをいそいそと繰り始めている。昔の弾のカードが多めに詰まっているのが堪らない。今では手に入りにくい古いレアリティを見つけるたび、腹の底で小さく歓声が上がる。
夢中で箱をひっくり返しているうちに、時間の感覚が溶けていった。
どれくらい経った頃だろう。ガラス戸が引かれる音がした。何気なく目をやったタバラは次の瞬間、ぎくりと背を強張らせる。
(やべ)
入ってきたのはキリメとクモンだった。仲良さそうにキリメはクモンの手を引っ張っており、クモンは引っ張らなくてもちゃんと歩けるよと愚痴っているのが小さく聞こえた気がする。
とっさに壁の方へ体を向け、棚の陰へ半身を隠すタバラ。妹が行った店をこっそり突き止めてそこで鉢合わせるなど、格好がつかないにも程がある。
「キリメ姉足早いって……あ、ミーシャちゃん! やっぱりここの子だったんだ!」
「クモンさん! また会えてうれしいです! えっと、そちらの方は……」
「……兼定キリメ。クモンと一緒にここ通ってる。見ない顔だけど」
「はい! 今日からお店の手伝いをさせてもらえるようになったんです! あ、申し遅れました、ミーシャです。今後ともよろしくお願いします」
「ああうん、よろしく。……マジでデカいんだ」
「えっ? ……あっ……えっと……」
「おいキリメ、ミーシャをいじめんなよ。セクハラだぞ」
「いじめてねーよ! 仕方ないだろこんなん見せられたらぽろっと出るって!」
「それは分かる」
「おとう──シラベさんッ!?」
先ほどのミーシャとクモンが顔見知りだったのか、会話が弾んでいるらしい。これなら急いで出て行かなくとも、こちらが息を潜めていれば気付かれないかもしれない。
様子を伺うと、キリメのデリカシーの無い言葉にミーシャが顔を赤らめて大きな胸を隠すように縮こまっており、それを店員に責められているらしい。随分と仲睦まじいが、結構通い慣れているのだろう。
じゃれ合いのような会話の後も、幸い二人はこちらに気付く様子は無かった。勝手知ったる足取りで対戦スペースへ向かい、定位置らしい卓に着いてデッキケースを取り出す。
「さてと、今日の分やっちまうか」
「うん。今日は僕が勝つからね」
「はいはい、言ってろ」
軽口を叩き合いながら、二人はカードを並べ始めた。
タバラは棚の陰から、そっとその様子を盗み見た。
キリメがカードをやっている。それも、仕方なく壁打ちに付き合うなどではない。手札を繰る指も、カードを捲る所作も、盤面を睨む目つきも、何もかもが堂に入っている。
子供の頃、自分の後ろで見様見真似に真似ていたあのおぼつかない手つきとはまるで違う。いつの間にこんなに、と、タバラは間の抜けた驚きに立ち尽くした。
目を凝らして盤面を追ううちに、タバラはあるものに気付いた。キリメの手元に並んだカードの中に一枚、見覚えのある古いカードが交じっている。
忘れるはずもない。まだ小さかった妹に、自分がカードを教えてやった時のことだ。余ったカードを寄せ集めて適当に組んでやった初めてのデッキ。あの中に、せっかくなら入れてやろうと選んだレアカードがあった。
『
当時からトップレアだったが、今でも型落ちしていない一級品。それでも子供の頃のことだ。どんなカードだろうととっくに捨てたか部屋の奥で埃を被っているとばかり思っていた。
それが今も、妹のデッキに入ってくれている。喉から名前の付けようもないものがゆっくりと滲み出てくるようだった。嬉しいような、こそばゆいような、それでいて少しだけ吐き気を伴う緊張感。兄を見て顔をしかめる妹があの頃と同じカードを握って、あの頃よりずっと上手くなって少年と笑い合っている。
これ以上盗み見をしているのは、なんだか気恥ずかしくなってきた。タバラは物色していたストレージから数枚を抜き、ついでにおもちゃの棚から駄菓子をいくつか掴んで、二人に背を向けたままカウンターへ向かった。バイト店員が気怠げに会計を済ませてくれる間も、対戦の方を振り返らないよう気をつけた。
「ありがとうございましたー」
「またのご来店をお待ちしております!」
バイト店員とミーシャの重なる見送りに軽く手を上げて、タバラはそそくさと店を後にした。
外はもう夕暮れに差しかかっている。背にした戸の向こうでは、妹とその弟分がまだ勝負に興じているはずだった。
退店することばかり考えて、取材の許可を店に取るのを忘れていたことにタバラは気付く。下見に来た目的を妹の衝撃に食われてしまったが、まあいい。あの店は逃げやしない。妹を抜きにしても色々濃そうな店だ。計画はもう少し考え直そう。
袋から糸の付いた飴玉を一つ引き抜き、口に放り込む。舌の上に広がった安っぽい甘さはしんみりするには少し陽気で、昔と同じ味がした気がした。
タラバではない。念のため
ギリメカラ→キリメ
アイラーヴァタ→タバラ