熱気を含んだ檜の香りが、狭い空間の隅々まで満ちていた。
二人も並べばそれ以上は身動きも取れないような、小ぢんまりとした個室サウナの中。薄暗い室内の足元を間接照明の鈍い橙色がぼんやりと照らし、設えられた木製のベンチの上では肌を焼くような熱が渦を巻いているようだった。
その熱気の中、ミトラは白い大判のバスタオルを胴回りへ巻き付け、背板に体をだらんと預けていた。
普段からしまりのない背筋がさらに緩みきり、小柄な身体がぐんにゃりとしている。部屋着で寝転がっている普段と大差ない姿勢だが、ここではそれが正しい過ごし方なのかもしれない。
汗が額から細い筋を作って顎へと滴り落ちていたが本人は手で拭うことすら億劫なようだ。
そんなミトラのすぐ隣で、カルメリエルもベンチに腰を下ろしていた。長いピンクの髪は熱気で痛まぬようハンドタオルを使って頭頂部で器用に巻き上げている。問題は身にまとったバスタオルだった。
備え付けのタオルは並の成人女性であれば十分に胴回りを覆い隠せる寸法で作られていたはずなのだが、カルメリエルの肉体の前にはハンカチと大差のない頼りなさだった。
横幅も縦幅もまるで足りず、結ぶどころか巻きつけることすら叶わない。仕方なく胸の上に引っ掛けるようにして被せる形になっている。豊満な胸部やそこから続く柔らかな腹は隠しているものの、豊かな太腿は隠しきれずに素肌を晒していた。
「ふぅ……」
熱気で赤みを帯びた肌の上に無数の汗の粒が浮かんでは滑り落ちていく。
カルメリエルは目線を僅かに動かし壁に取り付けられていた回転式の砂時計を見やると、ガラスのくびれを通って落ちていた砂がちょうど最後の一粒を落とし終えたところだった。
「ミトラ様」
「んあー?」
カルメリエルは砂時計を指し示しながら、隣のぐったりとした塊へ声を掛ける。まるで空気の抜けた風船のような気の抜けた声がミトラの口から漏れ出た。
億劫そうに指の先を辿って砂時計を見ると、数秒遅れて意味を理解したらしい。
「じゃあ、シャワー浴びましょ。先使っていい?」
「ええ、どうぞ。お気になさらず」
カルメリエルが頷いてみせると、ミトラはよっこらしょと呟きながら立ち上がった。身体に巻いていたバスタオルを無造作に解き、肌に浮かぶ汗を適当にゴシゴシと擦りながらサウナ室の扉を押し開けて出て行く。
扉の向こうへと消えていくその後ろ姿をカルメリエルは見送った。ミトラは肌と同じ調子で、濡れた黒髪をタオルで乱暴に擦っている。あのような粗雑な扱いでは毛先が傷んでしまうのではないかと身の回りの世話を焼く立場としては少々気掛かりではあったが、今は口を挟む野暮を避けて大人しく見守ることにした。
一人きりになった熱気の中で、カルメリエルは静かに息を吐き、改めて周囲の板張りをぐるりと見回す。まさかこのような場所に連れてこられるとは、店に入った瞬間でさえ思いもしなかった。
ゲームセンターを後にしたミトラはそのまましばらく歩き、まだ真新しいこの店の前にやってきた。表通りから一本入った路地に佇む店構えは清潔感のある打ち放しのコンクリートと柔らかな間接照明で彩られ、いかにも都会の若者や流行に敏感な層を惹きつけそうな洗練されたお洒落な佇まいを見せていた。
「ここ入るわよ」
「は?」
GRジョーキーズと書かれた門戸を潜ってミトラが入っていこうとするものだから、カルメリエルは疑いの声と共に足を止めてしまった。
外から眺めただけならミトラが自分から選んで入る場所にはあまりに見えない。本人が見た目に頓着しないというだけで洒落た店が嫌いだと聞いたことはないのだが、それでも意外なものは意外だった。
「どうかした?」
「いえ、その。ミトラ様、本当にここへ入られるのですか?」
「そう言ってるでしょ。何、なんか文句ある?」
「文句はありませんが。ミトラ様、こちらが何のお店かご存じですか?」
「当たり前でしょ。さっき調べたんだから」
手に持ったスマートフォンをふるふると見せてくるミトラ。カルメリエルがゲームセンターで弾幕に翻弄され機体を景気良く爆散させていたあの時間、ミトラはカルメリエルの醜態を眺めながらこの店の空き情報を確かめていたらしい。
受付の自動精算機まで迷いなくずんずん進み、あっという間に二人部屋の手続きを済ませていくミトラの背中には、カルメリエルも内心で少なからず舌を巻いた。
あれよあれよという間に二人部屋の料金を支払ったミトラはカルメリエルを引き連れて、この個室サウナの部屋へとやってきたのだった。
用意された部屋は機能的で、実によく出来ていた。二人が並んで汗を流せるサウナ室と、天井面に笠のようなオーバーヘッドシャワーを備えたシャワーブース、そして部屋の一角には身体を休めるためなのだろう、背の倒れたメッシュ張りの椅子が二脚並んでいる。それらがコンパクトに、他人の視線を遮断した私的空間としてまとめられている。
「ミトラ様、こちらはどのような……あっ」
もっとも、個室サウナどころかサウナという文化そのものに馴染みの薄いカルメリエルが室内の設備を観察している間に、ミトラはさっさと衣服を脱ぎ捨てていた。軽く汗を流す程度の簡素なシャワーを浴びたかと思うと、もうサウナ室の扉を開けて中へ消えていたのである。
勝手についてきている身であり、その上しれっと自分の分の料金まで出してくれているのだから、カルメリエルに文句を言う筋合いなどどこにもない。
だが、何の説明もなくただ己のやりたいことだけをこなしていくあの人を見ていると、やはりこの御仁には協調性という概念がこれっぽっちも備わっていないのだと、カルメリエルは苦笑交じりに再確認せざるを得なかった。
「けど、ミトラ様にこんな趣味があったなんて……」
経緯を振り返って呟くカルメリエルは、戸に付いた小さな窓越しにミトラがシャワーブースから出てくるのが窺えた。髪から水滴を落としながら顔を拭いている。
カルメリエルはベンチから立ち上がり、胸元に当てていたタオルを手に取ってサウナ室の扉を押した。
一歩外へ出た瞬間、入る前まではなんてことのなかった室温が火照った肌を撫で、思わず小さく吐息が零れる。
そのまま空いたブースへ入り、天井に据え付けられた大きな円形のシャワーヘッドの直下に立ってレバーを捻る。
「んっ……」
真上から落ちてきた冷水が頭を打つ。熱を抱えていた頭皮から肩、背中へ一息に冷たさが走り、思わず呼吸が止まりかけた。冷たい針の束に打たれたような衝撃が頭頂部から肩、背中へと走り、皮膚がキュッと収縮する。思わず喉の奥で息を呑んだが、熱気で芯まで温まっていた身体にはその冷たさが心地よさとなって染み渡っていった。
火照りが急速に鎮まり、頭の奥が澄み渡るような感覚に、カルメリエルは両手で髪をかき上げ水の流れを堪能し、火照りが抜けていく感覚を確かめた。
「石鹸のたぐいは……これですわね」
ひとしきり身体を冷やした後、ブースの棚に置かれていた備え付けのボトルを手に取る。
黒いシックな容器から掌に落としたボディソープは、ボトムレスピットの自宅で普段使っているようなものと比べると明らかに香りが強い。柑橘と針葉樹を混ぜ合わせたような、人工的で洗練されたアロマの香りが狭いブース内に立ち上る。
決してカルメリエル自身の趣味に合致しているわけではないが、たまにはこうした余所行きの趣に身を委ねるのも悪くはない。
両手の中で豊かな泡を作り出すと、カルメリエルはそれを自身の身体へと滑らせていった。
首筋から肩、そして自慢の胸へと指先を這わせる。両手で乳房を下から持ち上げるようにして泡を行き渡らせ、汗の溜まりやすい胸の谷間や下垂する乳裏の皮膚の折り目へも指先で丁寧に泡の膜を馴染ませていく。
自分自身を美しくするのはカルメリエルにとって責務と言える。それは他者に誇るための身体でもあるからだ。手入れに妥協をするつもりはない。
胸から下まで洗い終えると次はシャンプーを手に取り、頭頂部から髪へ指を潜り込ませて頭皮を揉み解すように洗っていく。最後に水栓を温水へと切り替え、たっぷりの湯で泡を綺麗に洗い流した。
水気をタオルで手早く拭き取り、脱衣棚に用意されていた厚手のワッフル生地のバスローブに腕を通す。
ブースを出ると、隅に並べられたメッシュチェアの片方に既にミトラが深々と身体を沈めていた。バスローブの前をろくに合わせもせず、はだけた胸元から白い鎖骨を覗かせたまま脱力しきった格好で宙を見つめている。
カルメリエルは静かに歩み寄り、空いているもう一脚のチェアへと腰を下ろした。ギシリ、と金具とメッシュが軋む少しばかり心許ない音が響いたが、カルメリエルは気に留めず仰向けに横たわった。
体が沈み込む分だけ、深く息を吐き出す。冷えた肌の奥からじんわりと柔らかな温もりが戻ってくるような、奇妙な浮遊感があった。頭の芯が痺れるように心地よく、重たい手足がそのままメッシュの網目へと溶けていってしまいそうだ。
カルメリエルは天井の淡い間接照明を見つめたまま、隣のミトラへ問い掛ける。
「サウナというのは初めて経験いたしましたが、これで一通りの入浴が済んだ、ということでよろしいのでしょうか」
「んー……いいんじゃない?」
ミトラは頭を動かそうともせず、天井を見つめたまま気だるげに答えた。
「なんか、何回も入ったり出たりを繰り返すのが正しい作法だとか、そういう小難しいこと言う連中もいるらしいけどさ。そんなの、自分が一番気持ち良いようにやるのが一番でしょ。誰に見せるわけでもないんだし」
「ふふ、ごもっともですわね」
カルメリエルは微笑を浮かべ、素直に全身の力を抜いた。
高温の密室で十数分も蒸されたかと思えば、直後に冷水で無理やりに冷やされる。手順で言えば身体に過剰な負荷を掛けているだけであり、お世辞にも健康的とは言い難い所業のように思える。
だが、こうして風呂上がりにバスローブ一枚の半裸で誰に邪魔されることもなく横たわっていられる時間は、確かに得難い贅沢だった。
「本当はさ、外気浴とかいうやつ? ああいうのが一番気持ちいいらしいんだけどね」
ミトラが今にも眠りに落ちそうな、ぼやけた声で呟く。
「これから寒くなっていく時期に、わざわざ外に出て風に吹かれるとか、私には無理。風邪引くだけだし」
「外気浴、ですか」
カルメリエルは天井を仰いだまま、顎に指を添えて思考を巡らせた。外気浴。外の空気で身体を休める行為。聞くだけで確かに身体を冷やしてしまいそうだ。
見上げる天井に空模様を思い浮かべていると、勝手な考えがカルメリエルの頭に巡っていく。
もしも、ボトムレスピットの二階にサウナ室を増設したならどうだろうか。
シラベに頼み込んで浴室の隣あたりに手狭な個室を仕立てさせ、そこでたっぷりと汗を流す。そして火照った身体を冷ました後にこうしてくつろぐ場所として最適なのは、物干し台であるバルコニーだろう。
あそこにリクライニングチェアでも持ち出して、薄手の布一枚だけを羽織って身を横たえるのだ。立派な外気浴と言えるだろう。
だが、あそこは目の前の通りや近隣の住宅の窓から丸見えになってしまう恐れがある。もし通り掛かった誰かに、湯上がりの無防備な半裸姿を見咎められてしまったら。
恥じらいに頬を染めながらも、視線に晒されることで得られる倒錯した快感。隠そうとしながらも、自慢の豊満な身体をじっくりと見せつけてしまうような背徳のひと時。それはそれで、存外に心地よい催しになるのではないかしら。
カルメリエルの頭の中で不謹慎極まりない妄想が華々しく咲き乱れていると、くかーと小さく鼻を鳴らすような寝息が隣から聞こえてきた。
「……あら」
ミトラは完全に意識を手放していた。半開きの口から微かな呼吸音を漏らし、無防備極まりない顔を晒して眠りこけている。ここに来るまで蹴ったり笑ったりと散々してきた相手が隣にいるというのに、なんて無防備なのだろう。
主のこういう無様さは嫌いではない。自分を使って見せる主としての格とそれでも抜けたところがあるダメさ加減を併せ持つ有り様は、カルメリエルの好みと合致していた。
そんなカルメリエルの想いなど知る由もないミトラは、むにゃりと寝言を吐いて身じろぎをする。そのまま寝返りを打ちかけたせいでミトラのバスローブの襟元が大きく緩み、腹や太腿がだらしなく露出している。
「もう」
カルメリエルは苦笑しながら身を起こし、ミトラの着た布地を丁寧に引き寄せてやり、はだけた胸元と腹をしっかりと覆い直す。それでもミトラは起きない。
最後に鼻をくすぐっていた黒髪を横へ払ってから、カルメリエルも再び椅子へ身体を預けた。
*
一時間ほどして店を出る頃には、店に差し込む日差しもだいぶ傾いていた。自動ドアを抜けて外へ出ると、夕暮れ時の、昼間より少し熱の引いた空気が湯上がりで温まった肌を優しく冷ましていく。
「んー……っと」
歩道へ出たミトラが両腕を上へ伸ばして背筋を反らせ、満足そうに息を吐いてから腕を下ろした。ミーシャやシラベがいないところでは珍しい、満足げな表情を顔に浮かべている。
カルメリエルは隣へ並びながら声を掛けた。
「帰りに夕食のお買い物をしましょう。ミトラ様、何か召し上がりたいものはございます?」
「ハンバーグ」
「承知いたしました」
主の即答に、頭の中でレシピと冷蔵庫の中身を順に思い出す。挽肉と付け合わせに使えそうな野菜。家にあるものを思い返しながら、足りない分を読み込んでおいたチラシの中で拾っていく。
買い物の順路まで大まかに組み立ててから、カルメリエルは頷いた。
「それでは、駅前のスーパーを経由して帰りましょうか」
「あ、まだ帰らないわよ」
「はい?」
今日だけで何度言ったか分からない疑問の声を背にしながら、ミトラは家やスーパーがある方角とは別向きに歩き出していた。
カルメリエルは足を止め、怪訝そうに首を傾げる。
「帰らない、とおっしゃいますと? こちらのサウナ店へいらっしゃることが、本日の外出の目的だったのではございませんの?」
ミトラは歩道の上でくるりと足を止め、半眼になってカルメリエルを振り返った。
「そんなこと一言も言ってないでしょ。歩いて行ける範囲に新しい店が出来てたからさ。ちょっと気になったから寄ってみただけよ」
「はぁ。では、先ほどまでのは寄り道で?」
「まぁ、そんなとこ。というか散歩だって言ったでしょ。私がどこ行くのも勝手じゃん」
それだけ言い捨てると、ミトラは再び前を向き、何事もなかったかのように歩き出してしまった。
カルメリエルは開いた口が塞がらずにその小さな背中を見送った。黒い後ろ頭が、気ままに家を出入りしては帰ってこない黒猫と重なって見える。大穴より気ままなのではないだろうか、この人。
呆れを通り越して感心すら覚えながら、カルメリエルは小走りでその後に続いた。
「どちらへ?」
「すぐそこ」
サウナ店からそれほど離れないうちに、ミトラは通りを外れ住宅の合間を抜けていく。
ぐにゃぐにゃと曲がっていった先に、低い塀と瓦屋根が見えてくる。門の脇には寺の名を刻んだ石柱が立ち、その向こうには本堂らしい大きな屋根が覗いていた。
苔むした石段と、黒ずんだ木造の門。住宅街の只中だというのに、世俗から切り離されたような静寂がそこには広がっていた。木々の間からは微かに線香の残り香が漂い、夕暮れの斜光が境内を細長く照らしている。
さっきまで檜香るサウナにいたというのに、今度は線香の匂いがどことなく漂う場所に向かう主の趣向を少し疑うカルメリエル。あまりの落差に戸惑いを覚えている間にも、ミトラは臆することなく門をくぐり、敷地の奥へとずんずんと進んでいった。
本堂の脇を通り抜け、足を踏み入れたのは裏手に広がる墓地だった。
夕暮れの空気が次第に涼しさを増す中で、ミトラは無数に並ぶ墓石の間を慣れた足取りで縫うように歩いていく。カルメリエルは砂利の上でも音を立てぬよう静かにその後を追った。
やがて、ミトラはある一つの区画の前で足を止める。風雨に晒されてわずかに色褪せた、ごく一般的な角型の墓石。その正面には、ミトラも持つ名字が刻まれていた。
「…………」
ミトラは墓石の前へ立ったまま動かない。
手も合わせず、口も開かず、ただ仁王立ちして墓を見ている。先ほど椅子の上で寝息を立てていた時とは別人のように静かだった。
夕方の風が吹き抜け、ミトラの黒い髪をわずかに揺らした。
カルメリエルは、自らの主が何を考えているのか、その横顔から窺うことは出来なかった。
だからこそ、勝手に意味を与える気もなかった。口を挟むことなく、数歩下がった位置で静かに控えていた。
どれほどの時間が流れただろうか。やがてミトラは何の前触れもなく、くるりと踵を返した。
「帰るわよ」
あっさりとした物言いに、カルメリエルは目を瞬かせた。
墓石の足元には落ち葉が幾枚か散らばり、窪みのあたりにもうっすらと汚れが溜まっているのが見えていた。カルメリエルはミトラの背中に、遠慮がちに声を掛ける。
「ミトラ様。お許しいただけるのでしたら、わたくしが水をお持ちして、お墓のお掃除くらいは致しますけれど」
「いい」
ミトラは立ち止まりもせず、手をひらひらと横に振った。
「もう遅いからいいの。線香も花も持ってきてないし、今から水汲んで掃除なんかしてたら暗くなっちゃうでしょ。お腹すいた。早く帰る」
吐き捨てられた子供のような物言いを聞いて、カルメリエルは思わず口元に手を当てた。ふふ、と喉の奥から小さな笑いが零れ落ちる。
洒落た装いの個室のサウナなどに立ち寄ってのんびりと汗を流して時間を潰したのは、他でもないこの人自身だったはずだ。遅くなったと言うなら、その原因の少なくとも一つは自分ではないか。
「……何よ」
背後からの笑い声に気付いたのか、ミトラが眉を寄せて不服そうに振り返った。カルメリエルは糸目のまま手を離し、綻んだままの顔を晒す。
「いいえ。なんでもございませんわ、ミトラ様」
カルメリエルは軽やかな足取りで、夕暮れの墓地を抜けていく主の後を追った。
次回更新は9月29日予定です