カスレアクロニクル   作:すばみずる

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Twitter(現X)であげてた立ち絵付き。
気分で増えたりするかもしれない。しないかもしれない。


37 登場カード集2&キャラプロフィール


賭博都市の女帝(エンプレス・オブ・ジャックポット)レディ・ローマ』

 コスト:〈5〉〈光〉〈光〉〈光〉

 タイプ:生命体

・飛翔(この生命体は飛翔を持たない生命体によってはブロックされない)

・早撃ち(この生命体は、早撃ちを持たない生命体より先に戦闘ダメージを与える)

・監視(この生命体は攻撃してもステイしない)

・貫通(攻撃しているこの生命体は余剰の戦闘ダメージをそれが攻撃しているプレイヤーに与えることができる)

・即時行動(この生命体は、あなたのコントロール下でフィールドに出てすぐに攻撃したりステイしたりできる)

・固有領域(火)、固有領域(闇)(この生命体は火と闇に属する発生源によっては、ブロックされず、ダメージを与えられず、術式対象にならない)

 [6/6]


『全てを喰らう大穴』

 コスト:〈4〉〈闇〉〈闇〉〈闇〉

 タイプ:生命体

・飛翔(この生命体は飛翔を持たない生命体によってはブロックされない)

・貫通(攻撃しているこの生命体は余剰の戦闘ダメージをそれが攻撃しているプレイヤーに与えることができる)

・あなたのターン開始時に、これ以外の生命体1体を生け贄に捧げる。そうできない場合、これはあなたに7点のダメージを与える。

 [7/7]


『ロキの賄賂』

 コスト:〈1〉〈闇〉

 タイプ:戦術

・あなたの山札からカードを1枚探してそれをあなたの手札に加え、その後あなたの山札を切り直す。


『柘榴石のルーン台』

 コスト:-

 タイプ:ルーン

・〈T〉,1点のライフを支払う,柘榴石のルーン台を生け贄に捧げる:あなたの山札から闇属ルーンカード1枚か火属ルーンカード1枚を探し、フィールドに出す。その後、山札を切り直す。


『脊界樹の雫』

 コスト:〈0〉

 タイプ:機械

・『脊界樹の雫』を生け贄に捧げる:あなたのマナ・プールに、好きな属性1種のマナ1点を加える。


『隣人の灰』

 コスト:〈闇〉

 タイプ:戦術

・あなたの墓地にある生命体カード1枚を対象とする。それをフィールドに出す。あなたは、その点数で見たマナ・コストに等しい点数のライフを失う。


『トリニティ・ゴリラ』

 コスト:〈2〉〈火〉

・あなたの手札にあるトリニティ・ゴリラを追放する:〈火〉を加える。

 [2/2]


『暗い焔のルーン』

 コスト:-

 タイプ:ルーン

・〈T〉:火属性マナか闇属性マナを1点生み出す。


『屍操術』

 コスト:〈1〉〈闇〉

 タイプ:呪法―術式対象・墓地にいる生命体

・屍操術は場に出た後、術式対象を「墓地にいる生命体」から「屍操術で場に戻した生命体」に変更する。

・墓地にある生命体カード1枚を対象とし、それを場に出す。それを『屍操術』の術式対象にする。

・術式対象となった生命体は-1/-0の修整を受ける。

・屍操術がフィールドを離れたとき、術式対象の生命体を生け贄に捧げる。


『サジタル面切断』

 コスト:〈(闇/B)〉((闇/B)は〈闇〉でも2点のライフでも支払うことができる)

 タイプ:戦略

・いずれかの墓地にある基本ルーンカードでないカード1枚を対象として選ぶ。それの所有者の墓地と手札と山札から、そのカードと同じ名前を持つカードを望む枚数だけ探し、それらを追放する。その後、そのプレイヤーは山札を切り直す。


九脊界・戦乱葦野(ユグド・ミズガルズ)

 コスト:〈2〉〈闇〉〈闇〉

 タイプ:呪法

九脊界・戦乱葦野(ユグド・ミズガルズ)があなたのゲーム開始時の手札にあるなら、これがフィールドに出ている状態でゲームを開始してもよい。

・カードがいずれかから対戦相手の墓地に置かれるなら、代わりにそれを追放する。


 

 

 

 キャラプロフィール


 押江(おしえ)シラベ

 25歳。177センチ。AT限定免許。

 高校時代にECに出会い没頭する。このころからレヴェローズをデッキに入れていたカジュアルプレイヤー。

 大学時代は学費とTCGのための金を捻出するために昼は肉体労働、夜はホストのバイトをしていた。そのため女性に対して免疫がある。

 大学卒業後、ブラック企業に総合職として就職。横領の濡れ衣を着せられ依願退職を迫られ2年半で退職。

 そこから半年ほど、あの時上司の顔でもぶん殴ってやればよかったなどと出来もしない後悔に費やしつつ貯金をパチンコで崩す日々を送っていた。

 両親には前職を辞めた事すら言えていない。

 実は簿記資格を持っているが、言えば追加の業務を丸投げされそうなので黙っている。

 

 各人への印象

 

 レヴェローズ:

 ポンコツ。あいつの乳に惹かれて使い続けていなかったら学生時代はもうちょい勝率は良かった。契約者云々と鬱陶しいが、こいつが来てから少しはマシな人生になってきた気がする。布団に入ってくるのはやめろ。

 

 ミトラ:

 合法ロリ店長。こいつ自体がサボり続けてるのはどうかと思うけど、理不尽な命令はしないだけまとも。酒盛りに誘えば乗るし、ゲームの付き合いも良いし、友達の家に居候してる気分。俺の部屋で寝落ちするな。

 

 カルメリエル:

 厄ネタの塊。ストーリー的に色んなものの元凶の癖に色々便利使い出来るから怖い。糸目だと思ってたけどよく見ると薄目空いてるのも怖い。そういうところを除けば一番まとも。お前も布団入ってくるのやめろ。

 

 ヒナタ:

 クレイジーサイコレズ。ミトラがいいならいいけど、出来れば出禁にした方がいいと思う。対戦してから別にいがみ合ってるわけじゃないが絡まれると面倒。でもたまに旨い酒持ってくるからそういうときだけ歓迎。

 

 大穴:

 なんか猫になってる。なんで? 何でも食べようとするから地味に目が離せない。結局肩に乗ってるほうがマシ。布団に入ってくると明らかに猫の質量じゃない重みと柔らかさを感じてヤバい。布団を捲って見ると猫に戻っているのが不思議。

 

 レディ・ローマ:

 南無。

 


 

 佐野ミトラ

 

【挿絵表示】

 

 35歳。139センチ。合法。MT免許。

 B68 (AA) / W52 / H70

 黒のパーカーをワンピース代わりにしてトレンカを履くのがお決まりのスタイル。

 30年前、ボトムレスピットでECの取り扱いを始めてからずっとカードに触っている。

 そのまま高校時代まで灰色の学校生活だったが、入学時からヒナタはカードを弄るミトラをある意味無視して言い寄ってきており騒がしくも蒼い日々を送る。

 高校卒業後、ボトムレスピットの手伝いをし始め、20歳の時に父親が他界。そこからずっと二代目店長として切り盛りしつつサボっていた。

 シラベが来るまでは甲賀サブロウの助けを借りつつもなんとか店をやりくりしてきた。思い入れがあると本人は言わないが、この店が無い生活をミトラは知らないため、どうにか残していくためには面倒ごとでも溜め息を吐きながらやる。

 シラベのツラは好みだが認めるのは癪なので言わない。

 

 各人への印象

 

 シラベ:

 真面目に働くから店員としては合格点。厄介な精霊ばかり好かれるのはどうかと思う。一緒にいると楽だし居心地もいいが、それは給与査定には一切影響しない。

 

 レヴェローズ:

 声が大きいし偉そうだし鬱陶しいことこの上ない。店の掃除を文句言いながらもやってくれるようになったのは評価している。大穴といつもシラベの取り合いで喧嘩しているのを見ると、犬か猫の多頭飼いをしている気分になる。

 

 カルメリエル:

 店の事務作業からレジ打ちまで完璧にこなしてくれる最高の従業員。こいつがいれば私はずっとバックヤードでサボっていられるから絶対に手放せない。ただ性格は底なしに悪くてたまに物理でシメる必要があるし、一緒にお風呂に入るとあの無駄にデカい胸を押し付けられて少しだけ腹が立つ。

 

 亜修利ヒナタ:

 高校時代からずっと絡んでくる頭のおかしい令嬢。お金持ちだからたまに差し入れで持ってくる高いお酒やご飯は歓迎するけど、私への重すぎる感情とあの破廉恥な男装は見ていて疲れる。カードゲームの対戦相手としては、いいようにいたぶれるから暇つぶしにはちょうどいい。

 

 全てを喰らう大穴:

 最初は気味が悪い精霊だと思っていたけれど、猫の姿になってからは大人しいし膝に乗せると暖かくて可愛い。何でも口に入れようとする癖だけは店の見栄えが悪いから直させたい。のんびりしているのを見るとたまに少しだけ羨ましくなる時がある。

 

 レディ・ローマ:

 ショーケースに置いてるから誰か買っていくかもね。

 


 

 亜修利(あしゅり)ヒナタ

 

【挿絵表示】

 

 35歳。170センチ。無免許。

 B105 (I) / W62 / H90

 アッシュグレーのショートヘアとモデル顔負けの長身。抜群のプロポーションを持つ女社長。

 高校時代はミトラの同級生であり、カードゲームに没頭する彼女をある意味で無視しつつも、一方的に愛を囁き続ける騒がしい日々を送っていた。

 高校卒業後は海外へ渡航。手に入れた知識とコネクションを活用し、現在はアミューズメント系に力を入れるエンタメ企業を立ち上げている。

 自己愛とミトラへの執着が暴走しており、その優秀な頭脳と資金力を監視カメラの設置や高額カードの窃盗といったストーカー行為に平然と悪用する。

 ファッションは極端で、男装の麗人としての姿や露出狂じみたバニースーツなど、己の魅力を押し付ける奇抜なものを好む。

 一度覚えたルールや処理手順は間違えない高い知能を持つが、柔軟な思考や応用が利かず、対戦ではミトラに一度も勝てていない。

 

 各人への印象

 

 シラベ:

 薄汚い泥棒猫であり愛しのミトラの傍に陣取る不愉快な男。対戦で完膚なきまでに叩きのめされ土下座までさせられた屈辱は忘れていない。営業中は塩対応のくせに、閉店までいると飲みだカードだと誘ってくる態度は嫌いではない。

 

 ミトラ:

 高校時代からずっと愛し続けているただ一人の運命の相手。彼女の凍りつくような冷たい視線も、呆れたように吐き出される説教も、容赦なくこちらの盤面を更地にしてくるプレイングも、そのすべてが最高の快感。いつか必ず自分の圧倒的な力と愛で彼女の要塞を陥落させ手に入れたい。

 

 カルメリエル:

 せっかく自分が仕掛けた完璧な監視カメラの電波を、カードの設定という理不尽な理由で傍受し続けていた忌々しい精霊。しかし彼女が店の裏方を回していることは理解しているので、直接的な敵対は避けたい。薄気味悪い輩。

 

 レヴェローズ:

 シラベに取り憑いているらしい騒々しい精霊。自分の美しさと比べれば大したことはないが、いちいち勝ち誇るように喚き散らして目障りな存在。シラベの所有権を巡って他の精霊と争っているのをよく見る。鬱陶しい。

 

 大穴:

 自分がかつて盗み出し、デッキの相棒として使っていた精霊。あの夜の対戦であっさりとシラベに寝返った薄情者。今はただの黒猫に成り下がってシラベの肩に乗っているのを見ると、自分の元にいた時よりも幸せそうに見えるのが少しだけ癪に障る。

 

 レディ・ローマ:

 共にシラベを排除しようとしたかつての相棒。戦いに敗れたことで制約を受け、二度と会えなくなってしまった悲劇の女帝。彼女の無念を晴らすためにも、いつかミトラの隣に立つという目的は果たさなければならない。

 


 

 レヴェローズ・ドゥブランコ

 

【挿絵表示】

 

 年齢不詳(外見年齢は30代程度)。175センチ。

 B124 (K) / W58 / H96

 カードの精霊。

 シラベがパックから引き当てた一枚、カード『伝結晶総督(クリスタライズ・ガバナー)レヴェローズ・ドゥブランコ』に宿る精霊。

 元々はドゥブランコ王家の三女にして植民地総督を務め、アイデンティティである結晶と共に煌びやかな軍服を纏っていた。

 現在はシラベが近所の衣料品店で買い与えたTシャツとスウェットのショートパンツという極めて庶民的な部屋着を常用している。布一枚では暴力的な質量を隠しきれず、動くたびに破壊的な揺れを生み出す。

 シラベが高校時代にパックから引き当てて以来、ずっと彼のデッキに入れられていた相棒。カードとしてのコストが重く効果は殆どインクの染みだが、その圧倒的なバストに惹かれたシラベに使い続けられた結果、彼が人生のどん底に落ちた際に現実世界へ顕現を果たした。

 性格は尊大で、シラベを契約者と呼んで上から目線で接する。だが実態は生活のすべてを彼に依存しているだけのポンコツ。寒さを理由にシラベの布団へ潜り込むなど甘えきっており、同じような真似を他の者がやるとへそを曲げるなど嫉妬深い一面もある。

 ボトムレスピットの居候として、近所を視察と言う名の散歩を気ままに行いながら、たまに店内の掃除を手伝う日々を送っている。

 

 各人への印象

 

 シラベ:

 我が愛しの契約者。学生時代から重いコストに目を瞑って自分を使い続けてくれた彼に対し、絶対的な好意と執着を抱いている。口では偉そうなことを言いつつも、彼に構われるのが一番の幸せ。夜な夜な布団に侵入しては煙たがられているが、妻としての特等席を譲る気は微塵もない。

 

 ミトラ:

 契約者を雇い、自分たちに住処を提供してくれている店長。一応の敬意は払っているが、シラベとやけに親しげにしているのを見ると内心穏やかではない。たまにシラベの部屋で寝落ちしているのを発見するので見かけた時はシラベから引き剥がすようにしている。

 

 カルメリエル:

 姉。背景ストーリーにおいて自分を辺境へ追放したらしいが、その策謀を知らなかったため憎しみは薄い。それよりもミトラを洗脳した方がヤバいと思う。現実世界でも底意地の悪さと毒舌にいつも振り回されぎみ。絶対に気を許してはならないと思いつつも、同じ店で働く身としてなんだかんだ腐れ縁の姉妹として適応しつつある。

 

 亜修利ヒナタ:

 正気を疑う格好で店に現れた露出狂の痴女。シラベを泥棒猫扱いした挙句、宴会の後に図々しくも彼の腕の中で寝ていた事実は万死に値すると思っている。最近は男装で店に入り浸り、ミトラに愛を囁いているようだが、隙あらばシラベにも擦り寄ってくる可能性もあるため常に警戒の目を向けている。

 

 全てを喰らう大穴:

 泥棒猫。シラベの肩という特等席を不法占拠し、あまつさえ相棒と呼ばれてライフまで吸い取った憎き怨敵。シラベの愛情と体温を奪い合う最大のライバルであり、たまにモップを片手に威嚇しては彼女をシラベから引き剥がそうと奮闘している。

 

 レディ・ローマ:

 誰?

 


 

 カルメリエル・ドゥブランコ

 

【挿絵表示】

 

 年齢不詳(外見年齢は30代程度)。168センチ。

 B128(L)/W66/H100

 カードの精霊。

 ミトラが今は亡き父親から譲り受けた一枚、カード『伝結晶聖女(クリスタライズ・セインテス)カルメリエル・ドゥブランコ』に宿る精霊。

 エインヘリヤル・クロニクルの背景ストーリーにおいては、ドゥブランコ王家の第二王女にして機械聖教の聖女、さらには『治安維持局(ストレージ・サービス)』局長を兼任する設定。表向きは慈愛に満ちているが、裏では恒久平和の実現のために長女を謀殺し、三女のレヴェローズを辺境へ追放したという黒い過去を持つ厄ネタの塊。その後、洗脳効果を持つ『剛金独鈷シルヴァルナ』の力に魅入られて国が亡びる切欠を作り、敵国ヴラフマに捕らえられてからは改造され薄い本になった。

 現実世界での外見はピンク色の髪にシスター服、常に糸目というミステリアスな容姿だが、その禁欲的な衣服の下にある規格外の質量を隠しきれていない。

 性格は極めて飄々としており、底意地の悪さと毒舌を併せ持つ。ヒナタの仕掛けた盗撮カメラに気付きながら面白半分で一週間も傍受し続けるなど、倫理観はかなり歪んでいる。

 実務能力は極めて高く、ボトムレスピットのほぼ全てのの業務を完璧にこなし、店長であるミトラを完全に甘やかしている。たまに悪ふざけが過ぎてミトラから簀巻きなどの苛烈な折檻を受けるが、本人はどこ吹く風で日常に溶け込んでいる。

 

 各人への印象

 

 シラベ:

 見ていて飽きない面白い人間。厄介事に巻き込まれては溜め息を吐きつつも、結局は面倒を見るお人好しな性質を、からかい甲斐があると思っている。実務面でも頼りになるためそれなりに評価しており、妹への嫌がらせも兼ねてたまに彼の布団へ潜り込んでいる。

 

 ミトラ:

 自身の所有者であり、(一応)絶対の主。彼女が自堕落にサボれるよう完璧に店を回すことに謎の使命感を持っている。一緒に入浴する際、自身の豊満な胸を意図的に押し付けて劣等感を刺激するなど、主であってもからかう手は緩めない。一線を越えると物理的な折檻を受けるが、それも含めて現在の主従関係を楽しんでいる。

 

 レヴェローズ:

 背景ストーリーにおいては祖国から実質追放した愚かな妹。現実世界でも事あるごとに口喧嘩を仕掛けてくるため、そのたびに毒舌で返り討ちにしている。うるさくて手のかかる存在だとは思いつつも、同じ店舗で働く同僚として、かつての因縁を抜きにした奇妙な姉妹関係を適当に楽しんでいる。

 

 ヒナタ:

 最高の娯楽を提供してくれた滑稽なお嬢さん。彼女が仕掛けた監視カメラの通信を勝手に傍受し、一週間も観察して楽しんでいた。男装して店に通い詰める現在も、ミトラに玉砕し続ける無様な姿を特等席で眺められるため、良い見世物として密かに歓迎している。

 

 全てを喰らう大穴:

 食欲に忠実な獣程度の認識。残飯を漁ろうとする意地汚さは店の品格に関わるため、見栄えの良い食事を与えるようしっかりと管理している。シラベの肩に陣取ってレヴェローズを発狂させている現状については、非常に面白い構図だと内心で手を叩いて喜んでいる。

 

 レディ・ローマ:

 誰?

 


 

 全てを喰らう大穴

 年齢不詳。150センチ程度から可変。

 B101(I)/W58/H75 (可変)

 カード『全てを喰らう大穴』に宿る精霊。

 エインヘリヤルクロニクルの背景ストーリーにおいては明確なキャラクターとしては未登場。初期版のカードイラストは荒野に開いた底知れぬ巨大な亀裂であり、設定上も世界を蝕む虚無の空間や、近づく者すべてを呑み込む災厄の穴といった自然現象や概念的な存在として扱われていた。

 しかし、再録時のコスメティック版イラストで唐突に擬人化され、現在の姿となった。

 現実世界での外見は、夜空よりも深い闇色の肌と黒髪を持ち、ボロボロの布切れ一枚を辛うじて纏っただけのトランジスタグラマーな少女。

 性格は無口で、本能と食欲に忠実。ヒナタのデッキに組み込まれ、共にシラベと対戦した際にレディ・ローマと共にリアニメイト用の捨て札にされたが、シラベの呪法によってコントロールを奪われた。

 その際、かつて自分の入っていたデッキをボロカスに言ったシラベが自分は特別で相棒だとに頭を撫でられたことで渇望していた承認欲求が爆発。彼へ懐いてしまった。

 現在は猫変化のカードを誤飲した影響で、普段は星屑の瞳を持つ黒猫の姿に落ち着いている。維持コストも無効化されシラベの肩を特等席としているが、夜になって布団へ潜り込むと元の姿に戻り、その質量と冷たい肌で彼を悩ませている。

 

 各人への印象

 

 シラベ:

 相棒。自分を肯定し、共に戦ってくれた大好きな所有者。彼の肩の上や布団の中は自分の定位置であり、誰にも譲る気はない。猫の姿で撫でられるのも心地よいが、たまに元の姿に戻って彼のライフを直接味わいたくなる。

 

 ミトラ:

 シラベの隣によくいる店長。自分を気味悪がらず、床のゴミを漁ろうとすると見栄えの良い食べ物を出してくれるため、ご飯をくれる人としてそれなりに懐いている。

 

 ヒナタ:

 元所有者。彼女に執着していたのはレディローマであり、自分は一緒に付いて言っただけだったという事にしている。たまに店にやってきては負けて帰っていく姿を見ても、もはや何の感情も湧かない。

 

 レヴェローズ:

 シラベの隣を陣取ろうとするうるさい精霊。事あるごとに自分を泥棒猫呼ばわりして引き剥がそうとしてくるため、威嚇して追い払っている。シラベの愛情と体温を巡る最大のライバル。

 

 カルメリエル:

 毎朝ご飯を用意してくれる便利なご飯係。自分がシラベの肩に乗ってレヴェローズが喚き散らしている時、いつも楽しそうに眺めているのが少し不思議だが、ご飯をくれるので悪い奴ではないと思っている。

 

 レディ・ローマ:

 ヒナタのデッキで一緒だった、同じ構築済セットのカードに宿った光の女帝。自我と影の薄い自分は常に彼女に張り付いているのが定位置だと思い、彼女の言うように構築済みデッキで使われるのが正しいと思っていた。今はアンティのルールで出てこれなくなってしまったが、自分にはシラベという最高の相棒ができたため、特に寂しいとは思っていない。

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