Yoakeのぼやけ   作:目玉の回游魚

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この物語はフィクションです


#4

僕は家に入って話を聞いた。

なぜ最近休んでいるのかなどを聞いた。

 

ハルノブ「最近休んで大丈夫か?」

 

[あいつにやられた]

 

ハルノブ「あいつ?」

 

[そう、あいつ]

そこで彼は全てを察した。

今の時期は夏だ。

なのに長袖を着ている。

つまり、何か隠したいことがある。

それは身体的にも精神的にもきついものだと瞬時にわかった。

気がつくと彼女を抱きしめていた。

おそらく無意識だ。

彼女の目からは大量の涙が溢れていた。

そこで決心した。

僕は計画を話した。

彼女は震えるような手で紙に文字を書いた。

そこにはこう書いてあった。

 

[あいつを殺して、死ぬこと以上の苦痛を与えて。]

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部長の酒の中に粉状の睡眠薬を仕込んだ。

酔っているから入れられていることも気づかない。

部長が寝た隙に結束バンドとロープで、手足を椅子に固定した。

固定した直後に部長の目が覚めた。

 

部長「なんだ!何も動けない!どうなっているんだ!」

ハルノブ「目が覚めましたか? 部 長 」

部長「お前か!?何をしている!早く縄を解け」

ハルノブ「解くわけないじゃないですか。あなたがその縄と結束バンドで縛った数はあなたが今まで犯した罪の数ですよ!」そのまま噛み締めといてくださいね!

部長「ふざけるな!お前何をしているかわかっているのか!」

 

部長という名前を持ったクズはおそらく、自分が罪のことなんかどうでもいいと思っている。

そいつはきっと保身の術ばかり心得ているのだろう。

今更ながらこんなやつが上司だったことに吐き気を覚える。

僕は淡々と準備を進めた。

 

ハルノブ「何をしているのかだって?そんなことわかっていなかったら、あなたを拘束したりはしませんよ。」

クズ「じゃあなんで俺を縛ったりしたんだ!」

ハルノブ「は?」

クズ「俺を縛ったりしたっていいことなんかないだろ!」

ハルノブ「ふざけんなよ。まじで。」

クズ「お前、誰に向かって言ってんのか分かってんのか!」

ハルノブ「お前こそ、今置かれてる状況を見てから言えよ。なあ!?」

 

あまりのクズっぷりにさすがにキレてしまった。というか今までキレなかった自分を褒めたい。

 

ハルノブ「はっきり言うわ、お前に人権はない。犯罪者が」

    「あんたを拘束したのには訳がある。」

 

そう言って、ハルノブはどこかに電話し始めた。 

 

クズ「おい!どこに電話している!」

ハルノブ「ゲストですよ。」

クズ「ゲスト?」

ハルノブ「はい。今からゲームをするんですよ。」

クズ「ゲームだと?馬鹿馬鹿しい。」

 

ハルノブはクズに一発お見舞いした。歯が数本抜け落ちた音と血の滴る音がした。

数秒後、電話が繋がった。

 

ハルノブ「本人がカメラ通話が希望なので、カメラにしますね。」

 

カメラ通話にしてクズに見せた。

電話の相手は春花だった。

 

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