初投稿となりますこの作品、
息抜きとして書いていく予定ですので更新頻度は不定期です。
初回はプロローグになります。
これからどうぞよろしくお願いします。
Eの始動/仮面ライダー
「おい、おっさん。こんな夜遅くに何してんだ?残業か?」
頭上に月が見える時間。
木々に囲まれた場所で向き合うスーツの男と青年。
「何だ餓鬼。何か用か」
不機嫌そうな顔をする男。
それとは真逆の笑みを浮かべた青年は語る。
「最近起きている、報道はされていない不可解な殺人事件、金品の盗難などの数々の事件。俺の推理ではお前が最も怪しい」
笑みはそのままに右の手を前に突き出し指を差す。
「警察の関係者か?まあいい。そもそもあれらの事件は何の証拠も残されていない。
残っていたとしても人間には到底不可能な扉の破壊の筈だ。私には不可能だ」
男は余裕を持った表情で返答を返す。
「事件関係者しか知らないような情報をあんたみたいな平社員が知っている時点で自白しているようなもんなんだが」
額に手を置き、やれやれと呆れる青年。
「持ってるんだろ、メモリ」
懐から取り出した大きなUSBメモリのような機械『ガイアメモリ』を見せつける。
「なっ、何故貴様がそれを!?」
急に慌て始める男。
それを余所に青年は言葉を続ける。
「地球の記憶を記録したガイアメモリ。これを使えば超人的な力を手に入れられる。これならアリバイに関係なく、人間には出来ないことも出来るだろ」
追い詰めた。
明らかな動揺と先ほどの発言で確定した犯罪。
言い逃れの出来ない男。
残された道は・・・
「口封じ・・・だよな」
男はメモリを取り出し、スイッチを押して起動する。
《-Key-》
「うおおおおお!!!」
メモリの音声と共に男の咆哮が木霊する。
男の体が光輝き形が崩れて数秒、青年の前には奇妙な姿をした人型の化け物。
それを見て、別段驚くこともなく青年は正面に機械の付いたベルト『ロストドライバー』を巻く。
「変身」
ロストドライバーにメモリを差し込み横に払うようにして起動する。
《-Eternal-》
メモリの起動音がドライバーから聞こえると、青年を囲うように風が巻き起こり、次の瞬間には全身を白く染め、腕の部分を赤い炎のような刻印で覆った一人の戦士が姿をあらわす。
「さっさと終わらすぞ」
白い戦士はドライバーからメモリを抜き、腰の横に付いたマキシマムスロットにメモリを差し込む。
《Eternal-Maximum Drive-》
手に覆われた炎の烙印が実体となり腕にまとわりつく。
「オラッ!」
その場から飛び出し、怪物に向かって殴りかかる。
拳を受けた怪物は爆発を起こし、爆風の中からは意識を失った男とメモリが現れる。
「まずはひとつだな・・・ん?」
男の懐から転がり落ちてきたものを手に取る。
「青い・・・宝石か?何かの研究材料ってことも考えられるな・・・」
《Key-Maximum Drive-》
先程手に入れたメモリをマキシマムスロットに入れて起動する。
すると手のひらに置かれた宝石が光輝き、だんだんと押さえつけられるように光が縮小していく。。
「変な力があったみたいだな。まあこれで危険も無くなったわけだが」
そう言って宝石を手のひらで弄ぶ。
「さて、依頼も解決したし帰るとしますか」
青年はドライバーからメモリを抜き、白い装甲を解くと暗闇の中へ消えていく。
彼の姿を見たものは皆彼のことを口を揃えてこう言う。
正義の執行者、『仮面ライダー』と
亀更新になってしまうと思いますが
今後もよろしくお願いします。
感想などもお待ちしております。