【安価スレ】転生者ワイ、家の地下にある代物で色々作れるから楽しもうぜw   作:同感するワイト

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評価が落ちててだいぶ驚いた。どこ悪かったんだろうか


4話 海へと堕ちる銀の福音

昼の午後13時半。

男はまた、空を眺めていた。

 

「これで1期も終わりかぁ。それに、1スレ目も終わっちゃったし───、終わりが徐々に近づいてるって、こうも感じれるもんなんだな」

 

男はしみじみと何かを噛み締めるように空を見つめる。見つめる際には何も居ない。しかし、そのはるか遠くに男が見つめていたものは居た。

 

背部には天使の翼を想起させるウィング・ユニットがあり、小型で女性の姿に近い外観をしたアメリカが軍事用として開発した白銀の機体《銀の福音(シルバリオ・ゴスペル)》だった。

 

「アメリカの人は───、まぁ乗ってようが乗ってまいが良いか。根幹に関わるわけでもないし」

 

男はそうぶっきらぼうに言う。

そしてスマホを弄り、以前のように配信を始めた。

 

「さて、第1期分のスレが使えなくなって早1週間。調子はどうだった?」

 

:元気だったよ

:暇してたんや、はよやれ

:ちっふーに喧嘩売るってマ?

 

「マジマジ大マジ。先にあの───銀の…福音?だったか?それを潰さなきゃ行けないからな。あと数分だけ待ってて」

 

男はスマホのカメラを海の方へ向けながら、アマルガム・イディオットの待機状態である、腕時計を取り出し、福音が男の望む位置に着くのを今か今かと待つ。

 

福音を堕とすのに最適な場所。天使の公開処刑をするための位置。ゲスト様方(専用機持ち)サプライズをする(喧嘩を売る)ための位置に。

 

「あと30秒程度か」

 

そう呟き、男はアマルガム・イディオットを展開し、70-31式電磁加農砲を構え、福音に標準を合わせる。

 

距離は約1.5Km。ブラジルの時と比べれば大したことは無い数字だった。故に、男が弾を外すことは無いに等しかった。

 

「───7、6、5、4……」

 

男は呟きながらトリガーを握る手の力を強める。

福音は直線に超音速で飛行していた。そしてその正面からは2機のIS、一夏が乗る《白式》と、箒が乗る《紅椿》だった。

 

あくまで狙いは福音。手前の2人には当てないように慎重に射角、方向調整を行い、照準を合わせる。

 

「3、2、1───!」

 

男はフルフェイスヘルメットの様に顔全体を覆う頭部ユニットの中で不敵な笑みを浮かべ、トリガーに掛けている指に一気に力を入れた。

 

「0ッ!」

 

ドォン───!

 

空間を震わせ、腹の底に響くような凄まじい轟音が辺りに響き渡る。

 

放たれた弾はソニックブームを出しながら突き進み、一夏と箒の頭上を通り過ぎる。

弾の先端は福音の顔を正確に捉えており、福音が気づく間もなく、弾は無慈悲にも頭部を貫いた。

 

「んーー、パイロットはいないのか。良いのやら、悪いのやら」

 

福音の頭部は吹き飛んだものの、血飛沫の一つもない。完全に自律で動き、暴走しているだけかと少し残念に思いながら、海に力無く堕ちる福音を横目に、70-31式電磁加農砲を格納し、その場にただただ棒立ちで、何が起こったのか理解できていない2人を眺めていた。まるで愉悦に浸っているかのように。

 

「さて、ここからが最高潮(メインディッシュ)だ。観客(オーディエンス)もいるし、存分に楽しもうじゃあないか」

 

アマルガムは黒い光を放った。明るくも、暗闇のように見える光を。

アマルガムの姿は変わり、大きなスラスターとウィング・ユニットが背部にあり、機体各所には近接武装と遠距離武装が積まれている、黒と赤を主体に金の差し色が入った機体《アマルガム・フルアダプト》へと、変化していた。

 

「悪いことしてるなとは思うけど、生涯恨まないでくれよなぁ」

 

男はそんな事を少し心配そうに呟きながら、2本の大剣《ロードロングソード》と《グランドスラム》を握り、専用機持ちとの、織斑千冬との戦いを待ち望んだ。

イッチの名前いる?

  • いるに決まってんだろ!
  • いるわけねぇだろ!
  • どっちでもいいだろ!
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