【安価スレ】転生者ワイ、家の地下にある代物で色々作れるから楽しもうぜw   作:同感するワイト

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15話 京都事変・閉幕

バルテウスは挨拶と言わんばかりにミサイルポッドを展開し、ミサイルを放つ。

数は恐らく120。ISでも類を見ないほどの数の誘導ミサイルが専用機持ちたちに襲いかかる。

 

「全員、撃ち落とせ!」

 

千冬の声と共に銃火器を持っている専用機持ちは、ミサイルに向けて弾を放つ。

数十程度は撃ち漏らすものの、殆どは撃ち落とした。

しかし、バルテウスはそれすらも嘲笑うかのように再び誘導ミサイルを放つ。

 

そこで前線に出たのは真耶だった。

 

「これで!」

 

真耶は有線遠隔操作型のシールドを4枚射出し、バルテウスの誘導ミサイルの射線周りに配置する。

バルテウスは少しだけシールドの方を見るも、それを無視し、誘導ミサイルを放つ。

 

「簡単には行きません!」

 

真耶はサブマシンガンを2丁持ち、放つ。

弾は全て誘導ミサイルに当たり、別の方向へと跳弾する。そして跳弾した弾が宙に浮く盾に当たり、また跳弾し、誘導ミサイルを撃ち落とす。

 

銃央矛塵(キリング・シールド)の異名を持つ真耶にとって、特定の誰かを追尾するミサイルを撃ち落とすのは簡単な話だった。

 

「今です!」

 

真耶が後ろに待機している全員に合図を送る。

全員が飛び出し、バルテウスに向け最大火力を叩き込む。だが、バルテウスにはダメージは入っていなかった。全員の最大火力を受けても尚、パルスアーマーは残っていた。

 

「なら、これで!」

 

一夏がイグニッション・ブーストで飛び出す。

そして左手の複合固定装備《雪羅》を格闘用のエネルギーの爪を展開し、バルテウスに叩き込んだ。

電磁波で形成されたパルスアーマーには零落白夜は意味をなさないものの、根本的な威力の高さで押し切り、バルテウスのパルスアーマーを破壊した。

 

バルテウスはパルスアーマーが破壊された際の衝撃からか、軸が少しだけブレるものの、マシンガンとショットガンを一夏に向け、至近距離で放つ。

 

一夏は回避行動を取るも、距離があまりにも近すぎ、回避することが出来ず直撃する。

だが、それをカバーするように楯無が水のシールドで一夏の前方を防ぎ、そのまま一夏を回収した。

 

「一夏くん、大丈夫?」

 

「大丈夫です。それよりも皆は?」

 

「あの大型兵器、バルテウスと戦ってるわ。私達も行きましょう!」

 

そして楯無と一夏は再びバルテウスへと向かって行く。

バルテウスには先程までとは違い、パルスアーマーが展開されておらず、ダメージが機体へと入っていた。

 

「今だ!行ける!」

 

一夏がそう声を上げた。それに呼応するように全員の士気も上がり、攻撃を畳み掛けた。

バルテウスは後退しながら、誘導ミサイルとマシンガンを撃ち続けた。

 

このまま攻め続ければ、勝てる。

そう確信した束の間、バルテウスに再びパルスアーマーが展開された。

しかし、それと同時に全員の目に《高エネルギー反応アリ、回避推奨》と綴られたウィンドウが表示される。

 

全員がバルテウスの方を向けば、バルテウスが展開するパルスアーマが徐々に縮小していき、プラズマが走る。

刹那、パルスアーマーが極光を放つと共に、周りの建築物や、地面、そして専用機持ち達が吹き飛ばされた。

パルスアーマーの電磁波を臨界点まで圧縮し、爆風と共に敵機を攻撃する機能アサルトアーマーだ。

 

「一体何が……」

 

全員が頭を抑えながら立ち上がろうとする。

しかし、実際に立ち上がれたのは一夏、箒、マドカ、千冬だけだった。

アサルトアーマーはショックウェーブによる攻撃であると同時に、電磁パルス爆発と同じく電子機器、インフラにダメージを与え物理的に破壊する作用がある。

第4世代型は耐えられるが、第3世代型の設計ではパイロットの技量、耐久力など関係なくアサルトアーマーの一撃を耐えられる程、耐久性はなかった。

 

「さっきの攻撃、電磁パルス爆発か…!」

 

「機体がうごかせねぇ…!」

 

ラウラとレインが苦虫を噛み潰したような表情をしながら、苦言を吐く。

他もそうだ。機体の回路がショートし、機能停止に陥っていた。

 

「後ろを心配している暇は無い。今はこちらがあの兵器と戦うぞ」

 

「おう!」

 

箒は一夏に声をかけ、全員でバルテウスへ向かった。

バルテウスも誘導ミサイルで迎撃しながら、機体の円状のレールの両端に計2基装備されている武装を前方へ向けた。

何かと思えば、そこから吹き出したのは炎だった。

 

バルテウスは高速移動をしながら、吹き出る炎を振り撒き、一夏たちを攻撃した。

 

「くっ!弾幕の次は炎かッ!」

 

「苦言を吐く暇があるなら攻撃しろ!」

 

炎を振り撒くバルテウスに苛立つマドカに千冬は諭す。

だが、攻撃しようにも近づけば炎の餌食、離れて攻撃してもパルスアーマーに阻まれる。八方塞がりと言わざるを得ない状況だった。

 

「千冬姉、箒、マドカ。俺がゼロ距離でコレ(零落白夜)を撃ち込んで、あのバリアを破る。そしたら最大火力をあいつに撃ち込んでくれ」

 

「なっ!」

 

「一夏、堅実な方法を考えろ!」

 

「………」

 

箒と千冬は一夏の作戦に反対し、マドカは暗黙の了解と言うべきか黙り込む。

一夏は2人の反対を振り切り、イグニッションブーストでバルテウスに突っ込む。バルテウスは火炎放射をしながら一夏に向けて誘導ミサイルを放つ。

 

一夏は、防御をすること無く、雪羅のエネルギーの爪を構えて、突き進んで行った。

 

「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

 

一夏はバルテウスの元まで辿り着き、パルスアーマーにエネルギーの爪を、零落白夜を打ち付けた。

パルスアーマーは蒼い閃光を散らしながら、徐々に削れていき、一夏は左手に全力を注ぎ、パルスアーマーを押し続ける。

 

「これで!終わりだぁぁぁぁぁ!」

 

左手のエネルギーの爪で拳を握り、パルスアーマーに打ち付ける。パルスアーマーは光を失い、粒子となって消えた。その奥で千冬は長射程ビーム砲を、箒は穿千を、マドカはケラウノスをバルテウスの胴体部へ狙いを定め、同時に放った。

 

バルテウスは回避をしようにも、パルスアーマーを破壊された衝撃で動作に自由が効かず、回避ができないまま胴体を撃ち抜かれ、爆炎を上げながら爆発し、塵となった。

 

「これで……終わったのか…?」

 

一夏が息をつく。全員が安堵に包まれた

しかし、そんな時間すらも消すほどの自体が起きた。後方で操作不能となっていた専用機持ちたちのISが謎の再起動を起こし、全員のISに映像通信が表示された。

 

そして、全員はその内容を見て、息が止まった。

 

『はーい、どうも皆さんこんにちわ。皆さんご存知、世界を敵に回す極悪テロリストことイッチだ』

イッチの名前いる?

  • いるに決まってんだろ!
  • いるわけねぇだろ!
  • どっちでもいいだろ!
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