【安価スレ】転生者ワイ、家の地下にある代物で色々作れるから楽しもうぜw 作:同感するワイト
『はーい、どうも皆さんこんにちわ。皆さんご存知、世界を敵に回す極悪テロリストことイッチだ』
ISの映像通信や全世界のテレビには、素顔を晒したイッチが映っていた。
これまで招待も表さなかった人物がこの状況に顔すらも晒した。その理由が全員には分からなかったが、千冬を含めたIS学園で起きた大量殺人テロで最後まで意識を保っていた者たちは嫌な予感がした。
『さっき、京都で俺が作った兵器バルテウスをIS学園の英雄サマ方が倒したらしくてねぇー。盛大な拍手送ってやりな?まぁ、これから話すことは、その拍手も歓声も全部無駄になっちゃうことなんだけどね。どうしてかって言うと───』
イッチは少しだけ溜めて、言おうとするが、笑いを堪えられず笑っていた。
何が面白いのか。専用機持ち達はイッチの様子に苛立ちを覚えた。
『フフッ…、アッハハ!あ〜〜、ごめんごめん。面白くって、思わず───フフッ!んんっ!んじゃ、何をするか話させてもらう』
イッチは咳払いをし、切り替えて話を始めた。
そしてそこから放たれた言葉は世を揺るがすものだった。
『この世界で戦争を起こす。俺対人類の戦争を』
その言葉に、空気が凍りついた。
普通の人間からすれば無謀この上ないだろうが、イッチの力を知っている人間からすれば恐怖そのものだった。
『人類を崩壊させ、焼却する───安直に《人類崩却戦争》とでも言おうか。起こすのは2月24日。春の訪れの5日前だ。新たな春と共にこの世界を、人間という存在を無かったことにする大戦争を起こす』
人類崩却戦争。人間という種族そのものを滅ぼす戦争。
それを起こすとイッチは言っていた。
だが、専用機持ち達は、世界中の人はその言葉が理解できなかった。いや、理解を拒んだ。
あまりにもスケールの大きい宣言に、人は思考を放棄してしまった。
『さて、これで宣言は終わりだ。後の期間は好きにしてもらって構わないが、万が一、どこかの国が俺に攻めてきた場合、俺は即座に人間の鏖殺を始める。それだけは気をつけておきな。それじゃ、アディオス』
その言葉を残し、イッチを写す画面は暗くなり、ISからは映像通信が消え、世界中の画面は通常のものに戻った。
残り数ヶ月の僅かな期間。
人間はどう抗うのか。イッチはその行動を楽しみにしていた。全てが灰燼に帰すとわかった時、人間はどうするのかを。
───
──
─
『まぁ、そういうこと。OK?』
「そんなこと承諾できるか!ふざけるな!これまで私たちを騙していたというのか!?」
UAEでは議員たちがUnknown、いやイッチに抗議をしていた。理由は自分たちもイッチに滅ぼされる側だったからだ。
『騙してた?俺はお願いして、それをお前らが承諾しただけだろ?』
「Unknownという偽名を使って私たちを騙していたじゃないか!」
『いやさぁ、そもそもイッチって名前自体が偽名だし、そもそも俺の本来の名前やら正体聞かないお前らが悪いだろ。先生から分からないところはしっかり聞くようにって習わなかったか?』
イッチはムハンマドの言葉や他の議員の言葉を下らなそうに聞き、返した。
『まぁ、いいさ。お前達は用済み。だから消えてもらうだけ。それじゃ』
「なっ!待て!待つんだ!」
ムハンマドはイッチを静止するも、イッチはそれを無視し、消えた。
全員が絶望の底に落ちている中。それでも悪魔は人間を嘲笑い、より深く、絶望へとたたき落とした。
「たっ、大変です!カタフラクトが無人で暴走をはじめました!」
1人の男性が議員たちにそう伝えた。
その瞬間、男は消えた。そう、カタフラクトのキャタピラに巻き込まれて。
何機ものカタフラクトが議事堂に押し寄せ、議員たちを轢き殺して行った。
午後18時54分。UAE、人口の98.1%が死亡。UAE議員は全員死亡し、軍事施設、兵器、IS、全てが破壊された。
その日、UAEは崩壊を迎えた。
それと同時に、時間は進んで行った。
人間の破滅までのタイムリミットが、徐々に、不安を煽るように、無慈悲に進み、世界を恐怖と混沌で埋めつくしていった。
イッチの名前いる?
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いるに決まってんだろ!
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いるわけねぇだろ!
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どっちでもいいだろ!