“ちょっと待って、私たちは…!”
コイ「獣に語るべき言葉などない。」
その生徒、神音コイは先生の言葉を遮り、散弾銃を放った。
ユリエ「先生危ない!」
銃撃はユリエが先生を伏せさせることで回避した。
“ユリエ!彼女を正気に戻す方法はないの!?”
ユリエ「…取りあえず抑え込めるだけ抑え込んでみますが、なかなか厳しいかと。」
コイ「ほう?二匹目の獣はなかなかやるらしいな。狩りのしがいがあるというものだ。」
ユリエ「…先生は彼女を止める方法を探して下さい。その間私が彼女を…!」
コイ「ハァッ!!」
ユリエは振り下ろされた斧を躱し、コイを杖で殴る。
ユリエ「くっ!先生早く!!」
“…分かった!待ってて!!”
先生はコイを止める方法を探し、そして見つけた。
??「う、うう…」
赤いブローチを付け、血塗れで倒れ伏す生徒を。
“大丈夫!?”
先生が見たところ、まだ息があるようだ。しかし、傷はかなり深い。
その瞬間、先生は思い出した。
リリ『私たちの好きな曲のオルゴールです!』
“…ごめん、ちょっと待ってて!”
先生は倒れ伏す生徒を端に寝かせ、ユリエのもとへ走った。
ユリエ「くっ!」
ユリエは苦戦していた。ユリエの武器は決定打になりにくく、逆にコイの武器は決定打となりうる。そのうえ、先生がいる以上、ユリエは本気を出すことができない。
コイ「匂い立つなぁ…堪らぬ血で誘うものだ、、えずくじゃあないか…。」
“お待たせ!!”
その時、先生が駆け込んできた。
ユリエ「先生!?」
“コイ!これを聞いて!”
先生は手に持ったオルゴールを鳴らした。すぐに、音楽が流れ出す。
コイ「これ、は?ぐぅっ!あああっっ!!!」
“…戻ってきて!リリのためにも!”
コイ「私は、私は!」
その時、コイの目にユリエの服が映った。
コイ「聖歌隊!貴様らがぁぁ!」
瞬間、コイは人の姿を失う。歯は牙となり、声は獣の鳴き声となり、肌は獣のそれとなった。
“ユリエ!これは!?”
ユリエ「…分かりません!とにかく、もう彼女は止められません!こうなれば、『狩る』しか…!」
“もう、止められないの…?”
コイ「ガァァァァ!!」
ユリエ「くっ!先生、目をつぶって!」
ユリエは先生の前で『秘技』を使うことに決めた。彼女が勝つためには、これを使うしかない。
ユリエは両手を上に掲げ、手にナメクジのようなものを握り、
その交信は、
『成功』した。
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獣狩りの散弾銃
狩人が獣狩りに用いる散弾銃
獣狩りの銃は特別製で、水銀に自らの血を混ぜ
これを弾丸とすることで、獣への威力を確保している
かつてキヴォトスに到来した獣狩りの技術は、キヴォトスの技術と融合を果たし、融合した。
ただ、獣を狩るために。
33話ラストの選択肢
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1
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2