POKEMON☆ADVENTURE   作:神爪 勇人

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前回のお話


サトシ「ポケモントレーナーを目指して、旅立てるのだ! そうさ、俺は全世界のポケモンに宣言する。最高のポケモントレーナー・・・いや、ポケモンマスター! いやいや、スーパーマサラ人‼ そうとも、それは俺だッ‼‼」


思い込みはそれなりのサトシ君。
ポケモン、ピカチュウを連れて、マサラタウンを旅立ったまではよかったが・・・


サトシ「来いやぁっ! オニスズメええぇぇぇぇぇぇぇっ‼」

「クエエェェェェェェッ‼」

サトシ「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァッ‼」

―――――――ズガガガガガガガガガァッ‼


ピカチュウ「ピッカチュウゥゥゥッ‼」

―――――――ビリビリビリィッ‼

カスミ「ギャアアアァァァァッ‼ アタシの自転車があああぁぁぁぁぁぁっ!?」


新たな仲間との出会い。


サトシ「飯ぃぃぃぃぃぃっ‼」

ピカチュウ「ピッカアァァァァァァッ‼」

フシギダネ「ダネダネェッ‼」


トキワシティのポケモンセンターで夕飯を食べるのだが、一難去ってまだまだ災難。


ムサシ「このポケモンセンターにあるポケモンは全ていただく!」

アーボ「シャアアァァァァボッ‼」

ドガース「ドガアアァァァァァス・・・」

コジロウ「そのポケモンも、我らがいただいていくぞ!」

ミドリ「お兄ちゃん! ロケット団が来たよ‼ 戦わないと―――――――」

サトシ「ごめん、ちょっと待ってくれ。焼き魚の骨が上手く取れない」

ミドリ「―――そんなことやってる場合じゃないよねぇっ!?」

カスミ「ちょっと、そんなことしてる場合!?」

サトシ「そんな事とは何だ!? 骨が喉に詰まったら危ないだろうがっ‼」

カスミ「そんなの後でいいでしょ‼」

サトシ「後だと遅すぎる! 一体いつやるんだ!? 今でしょ‼」

カスミ「うぜえぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ‼」


ポケモンを狙う、ロケット団の攻撃。


サトシ「飯の敵じゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ‼」

ピカチュウ「ピカピカアアァァァァァァァァァァァッ‼」

フシギダネ「ダネフシイイィィィィィィィィィィッ‼」


を、何とかかんとか切り抜けて、辿り着いたのがトキワの森。


サトシ「行くぜぇっ・・キャタピィィィィィィイイイイイイッ‼」


まずはキャタピーを、


サトシ「キャタピー・・取ったどおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ‼」


そして、ピジョン。


サトシ「よっしゃあぁぁぁ! ピジョンゲットだぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ‼」


でもって、でもって、でもって・・・・


ミドリ「え!? 嘘、コレって・・・・」

カスミ「進化の光よ!」


キャタピーは、トランセルに進化した。



.


第4話 侍少年の挑戦!

 

 

カスミ「きゃあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

 

ミドリ「ど、どうしたのカスミ!?」

 

カスミ「むし! 虫! 蟲! 無視‼」

 

サトシ「牛!」

 

ミドリ「ズコー」

 

 

こんにちは、妹のミドリです。

私とお兄ちゃんがマサラタウンを旅立って、もう7日目。

お兄ちゃんのくだらないダジャレでズッコケつつ、私たちはまだトキワの森をさ迷っています。

お兄ちゃんのスーパーマサラ人っぷりも時が経つにつれ酷くなり、いったいこの兄は何処に向かおうとしているのか、妹の私は凄く心配です。

 

 

サトシ「お、ビードルだ!」

 

 

ノソノソと茂みの奥から現れたビードル。

あ、なんか嫌な予感が・・・・

 

 

カスミ「私が虫嫌いなの知ってるでしょ! 早く追っ払ってよぉ‼」

 

サトシ「おいおい、俺は世界一のスーパーマサラ人ポケモンマスターを目指してんだ。折角見つけたポケモンを見逃したり出来るもんか、当然ゲットだぜぃ!」

 

 

スーパーマサラ人ポケモンマスターってなんだろ、人種なのか、職業なのか、称号なんだろうか、それとも馬鹿の名称なんだろうか?

 

 

サトシ「ゲットするにはまずは弱らせる!」

 

 

言ってお兄ちゃんは「ハアァァァァァァ・・・」と何やら気を練り始め、

 

 

ミドリ「だからお兄ちゃんマサラ波とか使うの禁止!?」

 

 

いったい何度世界観を崩壊させれば気が済むのだこの馬鹿兄は‼

私が憤慨していると、兄はチッチッチッと「分かってるさ」と呆れた顔をする。

イラッとくる。

 

 

サトシ「ミドリがマサラ波使うなって五月蠅いからな、使わないよ」

 

ミドリ「・・・・・まぁ、使わないならいいけど」

 

 

軽くイラッとくる物言いだったが、ここは我慢だ。

この幼稚な馬鹿兄を相手に一々腹を立てていたら身が持たない。

ここは私が大人の態度で接しなければ!

兄は練り上げた闘気を右手に集中、その気が渦巻き、乱回転を起こして・・・て、おい。

 

 

サトシ「行くぜビードル! 俺のマサラ丸をくらえってばよ‼」

 

ミドリ「マサラ波じゃなかったら何やっても良いって訳じゃないからね!?」

 

 

やっぱり駄目だ、この駄兄相手に我慢とか私には荷が重すぎる‼

 

 

「お主、マサラタウンから来たポケモントレーナーか?」

 

サトシ「あん?」

 

 

ビードル相手に、マサラ丸という名の螺旋丸擬きを撃とうとしているお兄ちゃんの後ろから、何やら鎧を着たおかしな人がやって来た。

あ、この人って確か・・・・

 

 

サトシ「そうだけど、今忙しいんだ、後にしろ」

 

 

けどお兄ちゃんはビードルに集中していて、鎧の人に見向きもしない。

鎧の人の眼光が怪しく光る。

 

 

「見つけたぞ・・・・」

 

 

鎧の人何やら呟くと、腰に差してある刀を抜刀して、て・・・!?

 

 

ミドリ「おn――――」

 

 

お兄ちゃん後ろ!と叫ぼうとするが、鎧の人の方が速い!

鎧の人は抜刀した刀をお兄ちゃんの脳天目掛けて振り下ろす!

 

 

サトシ「殺気‼」

 

 

しかし、お兄ちゃんは身を捻って飛び去り、斬撃を回避した。

お兄ちゃんのマサラ人っぷりが無駄な所で役に立ったようだ。

てゆーか、何で急に人間バトル!?

 

 

サトシ「ああ? んだよお前、金は持ってねぇぞ俺」

 

「拙者は強盗ではござらん!」

 

カスミ「だったら何なのよ!?」

 

 

どう見ても辻斬りの類だ。

 

 

「拙者は侍。この森でポケモントレーナーの修行をしている。拙者とポケモン勝負をするでござる!」

 

カスミ「・・・・刀振り回しといてポケモントレーナーの修行してんの?」

 

 

カスミの言葉も尤もだが、侍はこちらの事は眼中にないようで、「いざ尋常に勝負!」とモンスターボールを取り出した。

いきなり人を後ろから斬りかかっておいて尋常とはどの口が言ってるのだろうか?

 

 

サトシ「あ、ビードル!?」

 

 

そう言えばビードルをゲットしようとしていたことを思い出し兄は視線を変えるが、そこには既にビードルはいなかった。

どうやら逃げてしまったようだ。

 

 

サトシ「おいテメェ、せっかくゲットしようとしてたのに逃げられちまったじゃねぇか!」

 

侍「拙者のせいではござらん。お主の腕が未熟だっただけでござる」

 

 

だから人を後ろから斬りかかって来たアンタが言うな。

 

 

サトシ「言ってくれんじゃねぇか・・・・」

 

 

あ、お兄ちゃんがキレかかってる。

 

 

サトシ「そのポケモン勝負、受けてやるよぉ‼」

 

侍「望むところでござる‼」

 

 

大丈夫かなぁ・・・またマサラ技をぶっ放したりしないだろうか?

キレた拍子にやりかねん。

 

 

◆◆◆

 

 

そしてお兄ちゃんと侍少年の戦いが始まった。

お兄ちゃんの最初のポケモンはピジョン。

侍少年はカイロス。

確か原作だとお兄ちゃんのピジョンが負けたはずなんだけど、どうやら無駄にスーパーマサラ人っぷりを発揮して、カイロスを倒してしまう。

侍少年はトランセルを出してきた。

お兄ちゃんもピジョンを戻して、トランセルを出した。

いやいやいや、これって確か・・・・・・・・

 

 

侍「トランセル、硬くなるでござる!」

 

サトシ「こっちもだ硬くなれ!」

 

 

やっぱりか!

これ硬くなる合戦じゃん!

決着つかないじゃん‼

何やってるのお兄ちゃん!?

硬くなる、硬くなる、硬くなる、硬くなる・・・・いったいいつまでやるんだろ?

二人のトランセルはひたすらに硬くなり、硬質化していく。

硬くなりすぎて妙に肌が煌めいている。

一体トランセルは何になろうとしてるんだろ?

 

 

サトシ「まだまだぁっ‼」

 

侍「まだまだまだでござる‼」

 

 

無駄に熱くなる二人だが、当然ながら何も変わらない。

だって硬くなっていってるだけだし。

 

 

カスミ「男の子って強情なんだから、いい加減にしなさいよ・・・」

 

 

流石のカスミも呆れている。

 

 

ミドリ「お兄ちゃん・・・・」

 

 

もう止めたら?と、視線で訴える。

流石の兄もこれ以上は無意味と悟るほどには馬鹿では無いらしく、

 

 

サトシ「おい、侍」

 

侍「何でござるか?」

 

サトシ「これ以上硬くなっても何も変わらん」

 

侍「・・・・・・・・」

 

サトシ「なら、やる事は一つだと思わねぇか?」

 

侍「・・・・・その通りでござるな」

 

 

お兄ちゃんはフッと笑い、侍少年もニヤッと笑う。

・・・・・何なんだろ?

一体何をするつもりだ、この二人は?

 

 

サトシ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおっ‼」

 

侍「はあああああああああああああああああっ‼」

 

 

二人は雄叫びを上げると駆け出し、互いに自分のトランセルをその手に取って、

 

 

サトシ&侍「「死ねやあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ‼‼」」

 

 

互いに手に握ったトランセルで相手に殴り掛かって・・・て、

 

 

ミドリ「いや何やってんのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?」

 

 

何で急に二人してトランセルで殴り掛かってんの!?

私のそんな叫びなど聞く気はないのか、二人はトランセルを振り、ギンッ、ガキンッ、キィンッと何度もトランセルで殴り掛かる。

しかし生物で殴っている音じゃない。

まるで金属同士がぶつかっているような・・・・

 

 

カスミ「そ、そうか! 硬くなりすぎて二人のトランセルがまるで刀のように鋭く金属質になってるんだわ‼」

 

ミドリ「いやカスミまで何言ってんの!?」

 

 

まるでさも当然と言わんばかりに驚愕のリアクションを取ってるけど、驚くところが違うよね!?

二人は未だにガキンガキンッとトランセルでの殴り合い・・・否、斬り合いを続けている。

ギンッと二人のトランセルが鍔競り合い?、ギンッと音を立てて飛び退く。

 

 

サトシ「流石は侍と言った所か・・・俺の魔剣トランセルを相手にここまでやるとは!」

 

侍「フッ、貴様こそ、拙者の妖刀トランセルを相手に斬り合えるとは、流石はマサラタウンのトレーナーでござるな!」

 

ミドリ「いや二人ともおかしいよ!?」

 

 

何を中々やるな的な感じで互いに笑っているのだろうか?

ポケモンで斬りかかるとかどうかしている!

 

 

ミドリ「二人ともポケモンで戦いなさいよ!」

 

サトシ「ああ? 何言ってんだ? ちゃんとポケモンで戦ってんだろうが!」

 

侍「そうでござる! 拙者もこやつもちゃんとポケモンを使って戦っているではござらぬか!」

 

ミドリ「ポケモンを使うの意味が違うわっ‼」

 

 

ダメだ、私だけじゃ馬鹿を説得出来ない!

カスミ! 貴方からも何か言ってやって!

 

 

カスミ「・・・・・・・・(ゴクリ)」

 

 

ダメだ!

カスミの眼が「この勝負分からなくなってきやがったぜ」的な感じになってる。

私だけ!?

この状況をおかしいと感じているのは私だけなの!?

 

 

侍「喰らえ! 侍切りぃぃぃぃぃぃぃぃいいいいいいいいいいっ‼」

 

サトシ「なんの! マサラざぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ‼」

 

 

ガキンッ‼と、トランセル同士がぶつかり合う。

いや、ただトランセルで斬りかかってるだけじゃん‼

なんの技でもないよ!?

 

 

サトシ「一気に決めるぜ!」

 

 

馬鹿兄がトランセルを正眼の構えで握る。

なんだ? 何をする気なの!?

 

 

サトシ「必殺! トランセルゥ・・・ビィィィィィィィィィィィィムッ‼」

 

 

ビーム!? トランセルがビーム!?

まさかマサラ波をトランセルで撃つ気なの!?

トランセルの口?だと思われる場所から気が集中し、ブシャアアァァァァァァッ‼と白いモノが、

 

 

ミドリ「いやそれただの糸を吐くじゃん!?」

 

 

吐かれたビーム・・・否、糸を吐くが侍の腕に巻きついて、侍は腕を固定される。

あれじゃ思うようには動けない。

 

 

侍「仕方がないでござるな、これは拙者にとっても禁断の技でござったが・・・」

 

 

言って、侍はトランセルを構えて、

 

 

侍「奥儀! トランセル・・・レェェェェェェザァァァァァァァァァァァッ‼」

 

 

ブシャアアァァァァァァッ‼とトランセルから白いモノが、

 

 

ミドリ「だから糸吐いてるだけじゃん!?」

 

 

侍のトランセルから放たれたレーザーという名の糸が、兄の腕に巻きついた。

 

 

サトシ「くっ! 腕が動かせねぇ!」

 

 

なんて唸ってるけどどうでもいいよ‼

何なのコレ?

何バトルなの!?

少なくともポケモンバトルじゃない事だけは確かだけど‼

 

 

カスミ「・・・・・・・何の音?」

 

 

カスミの呟きに、私は耳を澄ませた。

確かに、何か音が聴こえて来る。

これは・・・・虫の羽ばたく音?

音の咆哮へ目を向けると、その方向の空には・・・・スピアーの群れが!?

 

 

ミドリ「お兄ちゃん‼ 侍さん‼ 戦ってる場合じゃないよ! スピアーの群れが・・・」

 

サトシ&侍「「漢の決闘に口出し無用‼」」

 

ミドリ「いや聴けぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ‼」

 

 

私の叫びに、二人は「ん?」と視線を向ける。

ようやく気付いてくれたようだ。

二人は腕に巻きついている糸を引きちぎって、辺りを包囲しだしたスピアーの群れを見据えた。

 

 

サトシ「んだぁ、こいつ等?」

 

侍「お主が逃したビードルが呼び寄せたのではござらぬか?」

 

サトシ「超ウゼェな」

 

カスミ「そんな呑気に喋ってる場合!?」

 

 

カスミの言うとおりだ。

流石にこれだけの数のスピアーを相手にするのは・・・・

 

 

サトシ「おい、侍」

 

侍「何でござるか?」

 

サトシ「一時休戦にしねぇ? このままじゃ勝負どころじゃねぇし」

 

侍「致し方ないでござるな」

 

 

二人は互いにニヤリと笑い、

 

 

サトシ&侍「「行くぜぇぇぇぇぇぇええええええええええええ‼」」

 

 

トランセルを握り締めてスピアーの群れに突っ込んだ。

そしてトランセルでバッタバッタとスピアー達を殴り飛ばす・・・・て、

 

 

ミドリ「だから何で二人してそんな使い方してるのぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!?」

 

 

ポケモンの使い方じゃない!

どう考えても‼

けれども兄達は確実にスピアーの群れを追い払っている。

ピカチュウも電撃で応戦しているが、それでもトランセルで殴り掛かっている兄達の方が多くスピアーを撃退していた。

もう訳が分からない・・・。

 

 

サトシ「一気に決めるぜ! この技を受けたが最後! 2度と帰っては来れない‼」

 

 

兄はトランセルを振りかぶり、

 

 

サトシ「トランセルゥ・・・ブーメラン‼」

 

 

ブンッ‼と、思いっきりトランセルをブン投げた‼

いや投げるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?

自分のポケモンをブン投げるとか何考えてんの!?

クルクル回りながら飛んでいくトランセルはスピアーの群れを蹴散らしていく。

そして森の奥までクルクルと飛んでいき・・・・・・・・戻ってこなかった。

 

 

ミドリ「どの辺がブーメランなの!? トランセル戻ってこないじゃん‼」

 

サトシ「言ったろ、2度と帰ってこれないってな‼」

 

ミドリ「そっちかい‼」

 

 

自分のポケモンを何だと思ってるんだ‼

私が憤慨していると、なにやらガンッ‼と大きな音が聴こえて来た。

目を向けると、さっきお兄ちゃんがブン投げたトランセルがクルクルと回転しながら戻って来た!

 

 

サトシ「フッ、流石は俺のトランセル・・・信じてたぜ!」

 

カスミ「アンタさっき2度と帰ってこないとか言ってなかった?」

 

 

カスミのツッコミもどこ吹く風と、兄は聴く気はないようだ。

けど何で戻ってこれたんだろ?

そう疑問を抱いていると、

 

 

「「「やな感じ~~~~~~~‼」」」

 

 

何やら聞き覚えのある声が空から聞こえて来た。

観ると、星が一つ輝いていた。

もしかしてロケット団に当たって跳ね返って戻って来たのだろうか?

だとしたらなんという幸運。

無駄にスーパーマサラ人のスペックを発揮している。

そしてまたもやロクに出番も無く退場するロケット団。

いいとこ無しだ。

いや、元々いいとこなんてないけど・・・・。

 

 

サトシ「うし、終わり!」

 

 

私がロケット団に同情している間に、何時の間にか皆でスピアーを追い払ってしまったようだ。

そして、ピカァッ‼と、お兄ちゃんのトランセルが光り輝いて・・・・

 

 

「フリィフリィィィィィ」

 

 

お兄ちゃんのトランセルが、バタフリーに進化した!?

 

 

カスミ「進化したんだわ!」

 

ピカチュウ「ピィカァッ!」

 

 

いや、ちょっと待って!

何で進化したの?

だってバトルしてないじゃん!

侍さんとのバトルだってただ硬くなってただけじゃん!

その後はただお兄ちゃんに振り回されてただけだし‼

まさかとは思うけどそれで進化したの!?

確かに侍さんのトランセル相手にぶつかってたり、スピアーの群れを薙ぎ倒してたけど、アレどっちかっていうと戦ってたのお兄ちゃんだよね!?

もしかしてロケット団を吹っ飛ばしたから?

それはそれでどうかと思うけど‼

 

 

◆◆◆

 

 

侍「この道を行けばニビシティでござる」

 

 

その後、侍少年の案内で、私達はトキワの森の出口らしき場所に辿り着いた。

 

 

サトシ「サンキュー。でもまだお前とのポケモン勝負、ケリついてねぇぜ?」

 

 

アレをポケモン勝負と言い張るのか。

 

 

侍「拙者は負けと分かってる勝負はせぬ主義、バタフリーを使いこなせるようになる為、この森で修行を続けるでござる」

 

サトシ「また勝負できる日を楽しみにしてるぜ!」

 

侍「拙者もでござる!」

 

カスミ「その時はトランセル対トランセルだけは止めてよね」

 

 

確かに、またポケモン勝負という名の斬り合いを始めるとか勘弁だ。

私達は、侍さんに別れを告げて、歩き始める。

再開を約束したけど、たぶん会うことないんだろうなぁ・・・・・。

 

 

こうして、無事トキワの森を抜けたサトシ達は、一同ニビシティを目指す。

 

 

兄の一言

「『剣‐トランセル‐』からバタフリーか・・・・これってもしかして卍解?」

 

妹の一言

「いや、絶対違うから・・・・」

 

 

 

.




次回予告

暗いトキワの森を抜け、やって来ましたニビシティ!
さぁ、グレーバッジを賭けてジムトレーナーのタケシに挑戦だ!
と思ったら、なんか怪しいオッサンに俺のピカチュウじゃタケシに勝てないとか言われた。
おいおい舐めてくれるなよ?
岩地面のポケモンなんて、スプリンクラーで水浸しにした後電撃撃てば勝てるんだよ‼
え? 何だミドリ?
それは反則?
おいおい何言ってんだ?
原作通りだろうが!
勝った奴が正義なんだよ、どんな勝ち方だろうとなぁ‼

次回、ポケットモンスター。
ニビジムの戦い!

皆も、ポケモン勝負に手段は選ぶなよ‼


.
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